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2024-10-17 25:31

カップ焼きそば三大悲劇から僕たちが学ぶこと【第196号音声版】

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カップ焼きそば三大悲劇から僕たちが学ぶこと【第196号】→ https://steam.theletter.jp/posts/50cacaf0-7107-11ef-9ecc-b970fb321698

 

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いちです。おはようございます。
今回のエピソードの音は、
カップ焼きそば三大悲劇から僕たちが学ぶことというタイトルでお送りをしたいと思います。
このポッドキャストは、僕が毎週お送りしているニュースレター、
STEAMニュースの音声版です。
STEAMニュースでは、科学、技術、工学、アート、数学に関する話題を毎週お届けしています。
STEAMニュースは、STEAMボートの取組員のご協力でお送りしています。
このエピソードは、2024年10月16日に収録しています。
内容は、STEAMニュース第196号からとなります。
コロナから復帰しまして、
長い後悔は、長崎大学の長崎丸という練習生の後悔から帰ってきまして、
STEAM FM再開いたしました。
そしてですね、この再開第2号になるのかな、
STEAMニュースのバックナンバーから、
もうお届けできなかった内容を改めてピックアップしてお送りしていっています。
このエピソードでは改めてご紹介しますと、
STEAMニュース第196号からカップ焼きそば三大悲劇から
僕たちが学ぶことについてお届けをします。
実はですね、STEAMニュースに寄せられたコメントの中から、
BGMのバランスが悪いのではないかということでね、
ご指摘をいただきまして、実は以前僕がYouTuberをさせていただいていたときも、
ちょっとBGMのバランスが悪いんじゃないかとご指摘をいただいて修正したことがあったんですが、
過去ね、ポッドキャストに関しても差し替えを随時行っています。
実は僕、右の耳と左の耳でどうも聴覚バランスが悪いみたいで、
目に関してもそうなんですね。片目の方が四季角が違って色の区別がつきにくかったりするんですが、
耳の方も音量バランスがどうも違うみたいで皆様にはご迷惑をおかけしております。
本当に大変申し訳ないです。できるだけ健常者の方と同じバランスになるように調整して、
音量の再調整をしていますので、ぜひ改めてダウンロードして聴いていただければと思います。
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さて今週のテーマ、過去のブランクの文を取り返そうと思って、
できるだけ多く、一週間に何回かアップロードしようと思っているんですが、
このエピソードでは、カップ焼きそば三大悲劇から僕たちが学ぶことについてお届けしたいと思います。
このスティームニュースの元原稿は、ちょうどエジプトからタイへ移動する間に
飛行機の中で書かせていただいた内容なので、ちょっと短めなんですが、
今週も、今回も25分でお届けしたいと思います。
こういうエジプト、タイという日本から離れた土地でありがたいのが、インスタント食品ということで、
個人の移動では重なるし持っていくことはあまりないのですが、
チームで移動する場合には、僕も日本のインスタント食品というのを
10個とかまとめて箱で持っていくことがあります。
インスタント食品の代名詞といえば、カップラーメン、そしてカップ焼きそば。
僕は大阪府立なので、ペヤングではなくてUFO、日清UFOなんですが、
このUFO三大悲劇というのが大阪でよく言われていて、
これはカップ焼きそば三大悲劇という風に言い直さないといけないのかなと思って、
カップ焼きそば三大悲劇という風にお届け、タイトルをさせていただいたんですが、
僕の内心はUFO三大悲劇です。
なぜこの3つの悲劇なのかというと、三大悲劇というので語呂がいいのかなというだけなんですが、
実際に3つの悲劇があります。
このエピソードでは、その3つの悲劇、悲劇1、悲劇2、悲劇3、
そして、もし時間があれば、その後、XQツイッターのコメントでいただいた、
実はもう一つ悲劇があるんじゃないかということについても話をさせていただければなと思っています。
悲劇その1、早速参りましょう。
悲劇その1、お湯が足りない。
UFO三大悲劇、カップ焼きそば三大悲劇その1はお湯が足りない悲劇です。
カップ焼きそば、UFOってお湯をカップにひたひたに入れて3分とか待つわけですよね。
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夜間からポットにお湯を注ぐわけなんですが、
その時ですね、夜間の中にあるいは湯沸かしポットの中にお湯が足りなかったことってないですかね。
僕はしょっちゅうあります。
カップ焼きそばを作りたくてお湯を入れ始めてしまったのに、中途半端なところでお湯がなくなってしまった。
これ以上の悲劇っていうのはもうないんじゃないかなって僕は思うんですが、
その後ね、暴れてお湯を沸かそうにもお湯が沸く頃には、
このカップ焼きそばUFOの下半分がもう出来上がってるというか、
もうしなしなになってるということがありますよね。
つまりお湯が途中でなくなった時点で、将棋で言えば罪という状況なんですね。
このギリシャの大哲学者アリストテレスは、悲劇の主人公は観客より優れたもの、
悲劇の主人公は観客より劣ったものと言ったんですが、
お湯が足りなかったあなた、十分に悲劇の主人公ではないでしょうか。
その悲劇その一から得られる教訓は、
お湯を沸かす前にいつでもやかんやポットを満たしておくことなんですね。
水がこのぐらい入っているから大丈夫だろうとか、
お湯が余ったらもったいないなとかいう邪念、これは今すぐ捨ててください。
この教訓なんですが、そのままエンジニアへの教訓にもなっているんですね。
かつてコンピューターのデータをテープにバックアップする、
カセットテープとかビデオテープとかのテープですね。
テープにバックアップすることが一般的だった時代に、
テープの残りがこのぐらいあるから大丈夫だろうというふうにバックアップを開始して、
途中でテープが足りなくなって泣きを見たエンジニアたくさんいたんですね。
その結果、バックアップには毎回新品のテープを使えという格言が生まれたんです。
この格言は書籍、エンジニアのための時間管理術という本にも書かれていたように思います。
他にも毎週月曜日にガソリンを満タンにしろとか、
非常識は定期購入して余ったら食えなんていうバリエーションも
存在します。
これ僕が強調したいところなんですが、
カップ焼きそばを作るのに夜間やポットに水を毎回いっぱいまで入れる、
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手間を省略しようという怠りですね。
この怠りは僕たちの天敵です。
注意したいところです。
では悲劇その2に行きましょう。
悲劇その2、麺がこぼれた。
UFOサンダー悲劇その2は雪切り中に麺がこぼれた悲劇です。
もう思い出すだけでも頭抱えたくなります。
本当に悲しいですよね。
今まさに食べようとしていた麺が勢いよく排水溝へ向かって流れていく様子。
いやもうこれ悲しすぎますよね。
1999年以降のUFOには雪切り機構に工夫ができて、いわゆるターボ雪切りですね。
第三次というのは滅多に起こらなくなったんですが、
昔のUFOですね、かなり気合を入れて蓋をきっちり抑えるか、
これ蓋熱いんですけどね。
蓋をきっちり抑えるか、あるいはそれなりのテクニックを駆使して
雪切りをしないと麺がこぼれるという事件がありました。
関東の方、東日本の方ですとペヤングがUFOでも人気だと思うんですが、
ペヤングは2015年にパッケージ変更があり、
この第三次というのはかなり避けられるようになったそうです。
がですね、2015年というのはインターネット普及後のことですので、
今でもネット検索でね、キーワードペヤングだバーで調べてみると
事故の写真というのはたくさん出てきます。
UFOはネット普及直前にパッケージ切り替えたので、
ギリギリ助かったというところでしょうかね。
で、普段のお仕事にも一つや二つあるんじゃないかなと思うんです。
気合を入れないと事故る仕事、あるいは運用でカバーしているお仕事。
もうね、これを繰り返し言わせていただきます。
もうほんとね、強調したいです。
人間はですね、もう僕たち人間はですね、
カップ焼きそばを作るという単純でかつモチベーション最大です。
カップ焼きそば食べたいというモチベーション最大の仕事でさえ、
気合と運用で持続させることができないんですね。
僕たちはカップ焼きそばさえ、UFOさえ、ペヤングさえ作り間違えるのに、
気合と運用で他の仕事を維持できるかというと、できるわけないんですよ。
できると思うという心、その心こそがおごりというものだと思うんですね。いいですか。
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一つ目の悲劇からはおこたりの曲を得ました。
そして二つ目の悲劇からはおごりの曲を得ました。
これね、武田信玄が言ったという説もあるんですけれども、
本当かどうかわかりませんが、
おごりとおこたり、これはもう厳に今しめないといけないということですね。
もし毎日のお仕事でここは気合で乗り切っているなとか、
ここは運用でカバーしているのかなとかいうことがあれば、
そこで仕組み化することを考えてください。
これが悲劇その2から得られる教訓です。
では、悲劇その3に行きましょう。
UFO三大悲劇その3は、
お湯を捨てた後、蓋を開けたら袋入りのふりかけやソースが出てきた悲劇です。
取り出すのを忘れちゃったというケースですね。
カップ焼きそばやカップ麺の粉末スープとか液体スープとかは、
必ずしも味のためだけに別パッケージになっているわけではないそうです。
一つは製造分業するためですね。
この粉末スープを別の工場で生産する、
液体スープを別の工場で生産するというため。
そしてもう一つは調理感を演出するためなんだそうです。
お湯を注ぐ以外にも何か産業をさせることで、
より美味しく感じさせる効果を期待するものなんですね。
これは自分で組み立てることで家具に愛着が湧くという
イケヤ効果の一種かもしれません。
UFOの場合は雪りんごにソースを混ぜてふりかけをかけるんですが、
ペヤングの場合はかやくが小袋に入っているので、
さらにひと手間が必要になります。
UFOよりも酵素が多いのでその分、
事故の可能性も高まっています。
悲劇その3というのは酵素の多さの問題と
カップ焼きそば、UFOなりペヤングなりを作る過程でのことですから、
早く食べたいと思います。
例えば3分待てと言われますが、皆さん3分待てますか?
僕はだいたい1分で食べ始めちゃうんですけれども、
3分待てる間の焦りが生じるという問題があります。
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悲劇その3というのは酵素の多さの問題と、
いち早く麺を食べたいという僕たちの焦りから生じている悲劇なんですね。
身の回りの仕事で無駄に酵素が多いものがあるかもしれません。
もちろん手間をかけることで、これは極端な表現なんですが、
カルマが向上するみたいな話は、
計算機科学、コンピュータサイエンスにすらあるんですが、
ただ手間をかければいいというものではありません。
特に僕たち日本人というのは、
手間をかければかけるほど品質が向上するという神話を
ちょっと信じがちな部分もあるので、
手間をかけがちなことではあるのですが、
そんなときはこのユーフォー三大悲劇、
カップ麺三大悲劇を思い出してみてもらえればと思います。
無駄に酵素の多い仕事というのは、
できれば酵素を減らしたいところなんですが、
急には減らせないことも多いんじゃないかと思います。
そんなとき、どうしても酵素を減らせないときというのは、
僕自身のオススメのエラーを防ぐメソッドというのは、
お品書きをあらかじめ書いておくこと。
お品書きというのはこの手順ですね。
アルゴリズムをあらかじめ紙、あるいはネットじゃないですね、
デジタルのメモ帳に書いておくということですね。
ユーフォーであれば、パッケージをはがす、
中身を取り出す、お湯を入れる、
そしてかやく、ソースをふりかける、
という手順をあらかじめ書いておくことで、
このエラーというのをある程度防げるんじゃないかなと思います。
僕はデザインの仕事もさせていただいた経験から言わせてもらうと、
そんなもんユーフォーやペヤングの箱に書いとけと、
パッケージに書いといてくれやというふうには思います。
そんなことも思ったことを書かせていただいた
スティーブニュース第196号でした。
よろしければ、ニュースレターの方も無料で読みいただけますので、
ご登録の上、読みいただければと思います。
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このスティーブニュース第196号をお送りした後ですね、
ネットでのコメントとかをいただきまして、
実は三大悲劇というのは他にもう一つあるんじゃないか。
3番目の取り出すのを忘れたという悲劇とは違って、
逆に湯切り前に、つまりお湯を入れた状態でソースを入れてしまったという悲劇があるんじゃないかというご指摘を多数いただきました。
どういうことかというと、ペヤングあるいはUFOを作っているところを想像していただきたいんですが、
蓋を開けました。パッケージをはがしてね。
蓋を開けました。お湯も十分な量を沸かしました。
そしてパッケージを開けて、かやく、UFOの場合だったらかやく、
そしてソース、ペヤングの場合はソースだけを取り出しました。
そしてお湯を注ぎます。お湯を注いで、おそらく3分待つんでしょうね。
待ちました。麺が出来上がりました。
本来ならここで湯切りをしないといけないんですが、
この湯切りでダバ事件というのもあるんですが、一旦それを置いといて、
湯切り前に、本来なら湯切り後に投入しないといけないソースを入れちゃったという悲劇があるというご指摘なんですね。
つまり、ちょうどお湯を入れた状態ですから、ラーメンみたいな状態になっているわけですね。
UFOならかやくなし、ペヤングならかやくが入った状態で、
ラーメンみたいな状態で湯切り前に間違ってソースを入れてしまった。
早く食べたいという焦りから来ているのかもしれませんし、
マニュアルの書き方もパッケージに書かれているマニュアルが字も小さいですし、
分かりづらかったということもあるのかもしれません。
湯切り前にソースを入れてしまって、その後湯切りをするとソースが流れていってしまいますから味が薄くなるわけですね。
その時点で気づくわけですよ。あれ、味薄いんじゃないっていうね。
それでパッケージをよく見たら、パッケージを捨てていなければですけれどもね、
よく見たら湯切り後にソースを混ぜてくださいって書いてあったことが分かって、
なんじゃこりゃーって思うわけなんですけど、ここらへんね。
調理感という意味でいうと、ある程度ユーザー、食べる人に作業させた方がいいという面もあるし、
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間違いを減らすという意味では、ソースを麺に練り込んでおいた方がいいんじゃないかということもありますし、
国によっても設計が違うと思いますし、商品によってもこれがラーメンなのか、
焼きそばなのか、焼き飯なのかということによっても違うと思うんですが、
そこらへんね、ここはデザイナーの仕事だと思うんですが、
マニュアルと合わせて、調理方法と合わせて設計し直していかないといけない部分なのかもしれません。
そういったことも含めて、UFO三大悲劇、カップ焼きそば三大悲劇から僕たちが学ぶことということで、
これは特にエンジニアたちの曲にもなると思ってご紹介をさせていただきました。
UFO三大悲劇、カップ焼きそば三大悲劇の話題でした。
どうでしょう、カップ焼きそば、カップラーメンって、
大体10代から20代前半が一番食べる時期かなと僕は思っているんですが、皆さんどうでしょうか。
僕はちょうど20代前半というのは、プラズマ物理の研究室に在籍させていただいていて、
そこにはプラズマを発生する装置があって、お湯が足りないということはなかったんですね。
お湯が足りなくなると、プラズマ発生装置の冷却機構を使って、
一瞬でお湯が沸くので、僕はプラズマ湯沸かし器と呼んでいたんですが、
カップ麺、カップ焼きそばを作ることができました。
ただ若い男同士、作っているカップ麺を勝手に冷蔵庫に入れるとか、
嫌がらせというか、いたずらをしてお互い足を引っ張ったりもしたことがありました。
ごめんなさい、余計な話ばっかりしました。
このSteamFMでは、科学、技術、工学、アート、数学に関する話題をできるだけ毎週お届けしています。
お相手はSteamFM1でした。
ではまた次のエピソードでお会いしましょう。
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次のエピソードでお会いしましょう。
次のエピソードでお会いしましょう。
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