それではちょっと色々とお伺いをしていきたいところなんですけれども、
そもそもうちのYouTube見ていただいていたということは、
おそらくスタートアップの情報とか好きな方なんじゃないかなと思うんですが、
簡単に北島さんのご経歴というか、
どんな職歴で今に至るみたいな感じなんでしょうか。
私は2000年に大学を卒業して、
新卒で大和創建に行って、
その後KPMGのグループのリスクコンサルティングというか、
コンサルティング部門で仕事をしていて、
2006年から高校の時の先輩に誘われて、
スタートアップの会社を作ったというのが、
僕の企業、そういうスタートアップ人生の始まりです。
その当時はどんな会社をやっていたんですか?
当時の環境で言うと、
まだスタートアップという言葉はそんななくて、
ベンチャー企業みたいな言い方はしていたんですけど、
あとイケてるというか、やっぱり柄系の時代だったので、
当時は柄系のSNSとか、
そういう環境がある中で、
僕らはソーシャルゲームを最初から、
その時期に立ち上げていたというような会社でした。
結果、その一番最初に、
高校の先輩と創業したスタートアップも、
うまくいったという感じなんですか?
そうですね。2006年、2007年ぐらいでは、
まだいわゆるSNSのオープン化みたいなのがされていなくて、
モバゲーとかグリードが出る前だったって感じなんですか?
出てたけどオープン化していなくて、
なので僕らは柄系の単発のゲームを作っていて、
要はサーフィンで言うと沖で待ってた状態で、
波は来ていないけど、そこでゲームを作っていたみたいなところから、
各ミクシーとかグリードとかがオープン化して、
波が来て、そこから柄系のソーシャルゲームを伸びていったみたいな、
そういうようなタイミングで。
携帯向けのソーシャゲ会社から、
現状のダイレクトエクスペンチャーさんの親会社さんは、
L.E.E.S.B.という会社ですけど、
L.E.E.S.B.の取締役CFOになるって、
全然違うコミュニティな気はしなくはないんですけど、
どういうふうにその後、キャリアを変遷していくんですか?
僕がそこでやってたのは、2018年。
10年ぐらいやっていて。
結構、ソーシャゲの会社を長くやってたんですね。
そうですね。
創業で一緒にやらせていただいてましたし、
すごく良いチームというか、良い組織でやってたので。
でもちょっとスマートフォンで、
アプリも技能化というか、なってきて、
僕もそのタイミングで、
ゲームではなくて、もう少しロジカルなビジネスをやりたいと思いまして。
そこから、SaaSと呼ばれるB2Bの仕事を2018年からやっていて、
2020年にL.E.E.S.B.に入ったというような感じです。
結局、約5年ほど前に現L.E.E.S.B.さんに入社されるわけですけれども、
改めて、そもそも何をやっている会社で、
当時だとどんなステータスだったんですか?
そうですね。僕が入社したのが2020年の冬でして、
事業内容は既に今の機関となっている、
ビジネスチャットのダイレクトというのを、
SaaSの形態で提供しているんですけれども、
事業内容で言ったら、現場に特化したSaaSのビジネスをしていて、
2020年の段階では、売上高が6億円ぐらい。
社員数が50名。
ちょうど主幹事商権を選定するタイミングで、
上場準備のために入ったみたいな、そういうタイミングでした。
そこからは、想定通りというか、計画通り上場も果たされて、
今みたいな感じなんですかね?
そうですね。予定より1年長くかかりましたけど、
ほぼほぼ予定通りで、予定通りといっても、
いろいろ市場環境的には、SaaSの調達バブルが弾けたりとか、
そういうタイミングがあったんですけども、
比較的順調に上場まで行ったのかなというふうに思います。
ってなると、北島さんご自身も、
今は上場企業のCFOでもいらっしゃいますけど、
未上場時点から当然いらっしゃったので、
ご自身も、普通に1スタートアップとして、
資金調達もされていらっしゃった?
そこをリードされていたって感じだったんですか?
そうですね。もともと言ったら、ゲームの会社でも何度か調達はしましたし、
2020年から、このL.E.S.B.という会社でも、
3回目の資金調達で、上場直前のレーターと言っていいと思うんですけど、
そこで10億円ほど資金調達をしたという経験があります。
まだどちらかと言ったら、投資家か調達する側かで言ったら、
スタートアップの気持ちの方が大きいかなと思います。
へー、ありがとうございます。
ゆうてCVCではあると思うので、どういうラウンドのスタートアップに投資をすると言いますか?
それこそ北島さんは、L.E.S.B.さんとしてはレイターラウンドをCFOとして引っ張ってらっしゃったと思うんですけど、
実際どのぐらいのラウンドが一番フィットするなみたいなイメージでいらっしゃるんですか?
フェーズというか、それぞれごとにいい面もあって、ちょっと怖い面もあると思うんですけど、
対象としては、SEEDからミドルレイターまで両方ともやっていきたいと思います。
SEEDの方は、やっぱりどうなっていくかまだ分からないというところもあるんですけど、
その分応援しがいもあるなと思いますし、逆にミドルだと、出資直後から例えば、
営業協力とか一緒にマーケティングしましょうみたいな話もできるので、
それはそれでいいかなというふうに思います。
なるほどですね。
ダイレクトエクスベンチャーズさんが仮に株主になっていただいた上だと、
どういう連携をどこまで期待してよかろうみたいなところって、
北島さんとしてはどういうふうにお考えだったりするんでしょうか?
一番分かりやすい例で言うと、親会社のLSEEは、建設業の中でも大手のゼネコンさんですとか、
サブコンさんといった比較的大手企業に深く入っているので、
そういうところにニーズがあるかとか、実際に商談してみますかみたいな、
そういう営業的な協力はできると思いますし、既にやったりしています。
あとは、僕らは年間でビジネス展示会に20回ぐらい出ているので、
そういうところにブースのスペースをお渡しして、
ちょっと物を置いてみますかみたいな、マーケティングでも一緒にやっています。
僕らも普段一緒にファンド運営させていただいているので、
よく思うのが、結構投資面談中とかに営業のチームの方とか会議室の中に入ってきて、
企業家の方々のサービス、営業風の方が検討のフェーズから触ったりしてるじゃないですか。
実際に投資に至った場合は、この方々の手触り感がやっぱりあるかないかみたいな、
現時点でセールスお客さんの目の前で生感を持っている営業のチームの方が、
ちゃんと手触り感があるかどうかを検討のプロセスで出てくるって、
よっぽどなって個人的には良い意味で思ったりはしてますね。
でもそれで言ったら、やっぱりトップダウンでこれを売ろうって言ってもなかなか売らないですし、
逆に営業がこのプロダクト好きとか、このスタートアップのこの人好きみたいな、
関係になると言わなくても売ってくるので、そういう関係づくりはちょっとした方がいいなというふうに思ってます。
なるほどですね。ありがとうございます。
ちょっともう少しL.E.S.Bさんというか、ダイレクトエクスペンシャルズの投資方針みたいなところ、
こんな企業家、こんなビジネスモデルでも全然構わないんですけれども、
今なんか投資していきたいなとか、魅力を感じるなみたいな部分って、どんなところで今のところは言語化して整理されてらっしゃるんですか?
企業家さんで言いますと、やっぱり成功してらっしゃる方々を見ると、
皆さんやっぱりその癖が強いというか、あんまり周囲にゲイゴーしてないというか、
そういう方々が非常に多くて、人付き合いとしてはどうかみたいな人であっても、
ものすごくビジネスに対して執着心があったりとか、
成功に対して貪欲だったりする人っていうのが、成功されてらっしゃるなと思いますので、
キャラが立ってるというか、個性の強い方にお会いできたら嬉しいなと思います。
ちなみに、それで言うと横井さんって、創業者の横井さんですね。どんな人なんですか? それで言うとだいぶ変な人なんですか?
外に対しても社内に対しても、あんまり裏表がなくて、成熟した大人だなと思いますので、
キャラ強いというよりかは、ちゃんとしてるなって身内ながら思います。
役割分担で言ったら、横井はやはり営業の方面でやってて、僕はコーポレートとか財務面をやってましたので、
完全にそこは切り分けて、横井はあんまり会社にいなくて。
お客さんのところにいるんですよね? そうですね。お客さんのところにずっといるようなタイプです。
ぜひ、エルイズビーさんの例え話でいろいろお伺いしたいんですけど、それこそ北島さんが入社されてからの約5年間で言うと、
エルイズビーさん目線でこういうハードシングスあったなとか、こういうふうなめちゃめちゃこれでだいぶ逆転したわ、みたいなところってどんな話があったりするんですか?
やはり上場前の資金調達が。 10億円したんですね。
だいたい当時で時価総額で言ったら50億円に対して10億円ぐらいでの調達を。
プレが50億円ぐらいだったんですか?
ポストで50億円。 その調達活動はやっぱりそんなに簡単ではなくて、
当時はまだSARSの時価総額というか評価は高くついていた時期なんですけど、
いずれにしてもレーターステージで調達するっていうのは確実に何年後、3年後とか、もしくは4年後に3倍になりますよねっていうのは、
そこから入ってくるので、あんまり将来の夢とかはあんまり関係なくて。
現実が問題なんですね。
3年後の上場時の時価総額がいくらだからその3分の1ぐらいのバリエーションみたいな形なので、
なかなかこの確実性とかそういったことを伝えるのは非常に難しかったですし、逆転ではないですけど、
当時僕らビジネスチャットはずっとやってたんですけど、まだフィールドワーカーに特化してなくて。
2020年当時ですか?
そうです。
売れるところに全部売るみたいな形でデスクワーカーにも売っていたりとかしてたんですけど、
その調達活動でVCの方々と面談するうちに、スラックに勝てるのかとか、Teamsに勝てるのかみたいな話をディスカッションして。
そうだったんだ。
その結果、たまたま当時から建設業でも何社か入っていたので、建設業に全振りしますみたいな戦略の転換をして、
それが結果的に良かったなというふうに思いますね。
ある意味ではVCさんとのファイナンスの時のディスカッション通じて、より戦略がシャープになっていったって感じだったんですね。
そうですね。なので調達前と後では全然違うと思いますね。
そうだった。
ビジネス面の数字面でもやっぱり現場にフォーカスしたことで、より売りやすくなったというか、成長しやすくなったというところなんですか?
そうですね。例えばマーケティングとか営業の投資も建設業向けにしましたし、
営業のロールプレイングというか売り方も全部その事例の頭に覚えるのも全部建設業とか、そういうふうにしたので、
VCさんとの調達っていろんなこと言われるんですけど、
いろんなこと言われる。
確かに真摯に受け止めて真剣に考えるとおっしゃる通りみたいなことも結構あって。
大体みんな正論言ってきますからね。
最初はうんって思うんですけど、でも確かに考えるとその通りかもみたいな学びにはすごくなりました。
そういった方々と話したりとか接点持てるとすごく僕としても嬉しいです。
改めてダイレクトXベンチャーズとして、
1号ファンドの新規投資組入期間でいうと、
向こう1年から2年間ぐらいとかで1号ファンドとしては満了していくのかなと思うんですが、
この1号ファンドとして、
北島さん的にはこういうところとかこういうトレンドはあるんじゃないか、
ポテンシャルありそうみたいなところでどういうご意見をお持ちなんでしょうか。
事業領域で言ったら、先ほどフィールドワーカー向けとか現場向けって申し上げましたけど、
最近特に関心があるのは、ソフトウェアで完結していないようなビジネスを展開していて、
なぜかというと、ソフトウェア完結型だとLGBTでもできるかもしれないとか、
自分たちの能力でできるかもしれなくて、
そこに例えばハードウェアとか人材とか、
いろんな専門領域、実業とかを掛け合わせていくと、
その会社にしかできないことになるので、
ぜひそういった会社とは一緒にご出資という形でさせていただいて、
一緒に成長したいなと思います。
ありがとうございます。
ぜひ最後に企業家の方に向けて、
DirectX Ventures としてこんなビジョンでやっとるから、
こんな企業家問い合わせしてきてくれよみたいなお話を、
カメラ目線で最後にいただければと思いますが、お願いしてもよろしいでしょうか。
DirectX Ventures は今年まだ立ち上げて半年ぐらいのベンチャーキャピタルでして、
LGBT という現場特化型の現場にフォーカスした DX を提供している会社の CVC でやっています。
そういう意味だとフィールドワーカーとか現場っていうキーワードに、
少しでも接点がある企業家の方々がいらっしゃれば、
ぜひともご連絡いただきたいと思いますし、
一緒にどうやって成長するかも含めて、
一緒に悩んだりとか考えたりして成長していけたらいいなと思いますので、
ぜひお声掛けください。よろしくお願いします。
ありがとうございます。もちろん北島さんの SNS アカウントであるとか、
DirectX Ventures さんのホームページ等からの問い合わせもいただければと思いますし、
一緒にガズレルキャピタルと運営させていただいているファンドですので、
弊社側に直接 DirectX Ventures さんに検討してもらいたいんだが、
みたいな感じでご連絡いただいても全く構いませんので、
どちらかというと前さばきは僕らの方がやることが多いのかなと思うので、
そちらの方の方がスムーズかも分かりませんが、
2B とか現場向け、ないしは SaaS ソフトウェア系のスタートアップの方は、
もしかしたらご縁は繋がるか繋がらないか当初なら分かりませんが、
ご面談いただく、ディスカッションいただくだけでも、
ブラッシュアップして学びになる機会にもなるかと思いますので、
ぜひご連絡いただければなと思っております。