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【投資契約の落とし穴】GoogleドキュメントはNG?投資家に一目置かれる「Word管理」や「NDA交渉」の鉄則【スタートアップ法律相談所 vol.22】
2026-04-21 24:19

【投資契約の落とし穴】GoogleドキュメントはNG?投資家に一目置かれる「Word管理」や「NDA交渉」の鉄則【スタートアップ法律相談所 vol.22】

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今回は、AZX総合法律事務所の杉山 友朔弁護士にお越しいただき、

”投資交渉前に必ず押さえておきたい”NDA(秘密保持契約)からタームシート、契約書交渉までの実務作法を解説します。


・NDAは本当に必要?どこまで守られる?

・「秘密情報」の定義で損するパターン

・タームシートで詰めないと起きる地雷

・契約交渉がこじれるNG行動

・実務で差がつくファイル管理・修正のコツ

など、”起業家が見落としがちな“地味だけど重要な論点”を網羅。

資金調達をスムーズに進めたい方は、

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【動画目次】

ダイジェスト

今回のテーマ

面談・投資交渉前の注意点

面談・投資交渉中の注意点

実際のタームシートの操作画面

面談・投資交渉後の注意点

視聴者にメッセージ


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◯近藤 絵水 Gazelle Capital株式会社 プリンシパル

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Facebook▶︎https://www.facebook.com/emi.kondo.0208

京都出身。双子の姉。

当時シリーズAのスタートアップ企業であったMicoworks株式会社に新卒一期生として入社。CSとして顧客の目標達成に尽力。

その後、2021年7月よりGazelle Capitalに従事。

プレシード・シード期の起業家さんに頼られるVCを目指している。

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◯杉山 友朔 AZX Professionals Group パートナー 

2014年 中央大学法学部法律学科 卒業

2016年 中央大学法科大学院 卒業

司法試験合格 司法研修所 入所

2018年 AZX Professionals Group 入所

2025年 AZX Professionals Group パートナー 就任

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制作 株式会社Suneight

YouTube運用・撮影・動画制作のご要望あればお気軽にご相談ください。

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サマリー

本エピソードでは、スタートアップの資金調達における投資契約の落とし穴と、その交渉における重要な作法について、AZX総合法律事務所の杉山友朔弁護士が解説します。まず、投資交渉前に不可欠なNDA(秘密保持契約)の重要性について、不正競争防止法による保護の限界と契約によるカバー範囲の広がりを説明。秘密情報の定義における「明示」の要件や、目的・開示範囲の限定の重要性、そして違反時の立証の難しさについても触れます。次に、投資交渉前に準備すべき法務関連書類として、株主名簿、履歴事項全部証明書、過去の投資契約書の整理の必要性を説き、特に定款のワード版管理や登記漏れの確認の重要性を強調します。交渉段階では、タームシートでの条件交渉の重要性と、リード投資家との交渉から進める順序、ファイル管理の工夫について解説。GoogleドキュメントではなくWordでの管理を推奨し、修正履歴やコメント機能の活用、新しいウィンドウ機能や比較機能といったWordの具体的な使い方をデモンストレーションを交えて紹介します。最後に、契約締結後のワード版の保存の重要性や、AZXの無料投資家紹介サービス「シリーズエジクス」についても触れ、起業家がスムーズに資金調達を進めるための実践的なアドバイスを提供しています。

投資交渉前の契約作法:NDAの重要性と定義
投資契約前後に関わるような必須作法ですけど、
投資交渉前に知っておくべき契約作法について。
積極的な論点は、秘密です。
明示する動画が要件になっているので、
ファームシートで交渉しなかったところ、
ドラッグの契約のタイミングで交渉すると、
交渉が当然遠隔に行わないというところで、
ファームシートになると、
最低限、こういった作業をして、
投資家さんにも交渉するということはお見せできる。
はい、みなさんこんにちは。
スタートアップ法律相談所、ガゼルキャピタルの近藤です。
今回はですね、
NDAも含む投資交渉前に知っておくべき契約作法について
お話をいただければと思っております。
改めて杉山先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
自己紹介お願いでもよろしいでしょうか。
はい、エジクス総合法律事務所の弁護士の杉山と申します。
エジクスはスタートアップですとか、
VCさんの支援をしている事務所になりまして、
今回テーマとして挙げさせていただいているような、
投資交渉というところも非常に多くの知見があります。
実際、企業家さんも体験してみないとわからないような
目的的なところがあると思いますので、
今回はそういったところもお伝えできればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
まさに投資契約、おそらく前後に関わるような必須作法ですけど、
まずは早速一つのですね、
投資契約の前に注意をするべきところからお話いただければと思いますが、
まずメインとなりますのはNDAですよね。
基礎中の基礎の話ですが、
NDAって何ですかってところをお伺いしたいんですが、いかがでしょうか。
はい、NDAって英語での契約の名称、頭文字を取っているんですけど、
Non Disclosure AgreementというところでNDAということですね。
いわゆる秘密保持契約というところが、
日本語的な契約書のタイトルにはなってきます。
投資文脈で申し上げると、
投資家が投資を検討するに際して、
企業家さんから当然情報解除を受けるということになりますので、
その情報の取扱いについて定めた秘密保持契約を
どのように適切としていくかというところが、
今回のテーマになるかなと思います。
企業家の皆さんでもNDAを、
巻かれる方と巻かれない方、
必要志向の違いがあるのかなと思うんですけれども、
NDAってどれほど重要なものになるんでしょうか。
まずですね、NDAがなくても一定の営業秘密については、
不正競争防止法という法律で保護される可能性があります。
今、不正競争防止法上の営業秘密については、
図解がされているかなと思いますが、
この営業秘密というのは少し保護される要件が、
このように難しくなっています。
そこで契約で手当たりをしたほうが、
より広い情報についてカバーをできるということになります。
また、不正競争防止法上の営業秘密の文脈でいうと、
非公知性という要件がありまして、
ある種NDAで公表しないといけないというところを
定めていくということが、
この不正競争防止法上の営業秘密としても
保護される可能性を高めるというところもありますので、
そういった意味でNDAは提起されたほうが、
企業家さんとして望ましいということになるかなと思います。
NDAにおける秘密情報だったりですとか、
そういった契約情報でどう定義をされるものになるんですかね。
まず一番重要なところが、
秘密情報とは何ですかとおっしゃっていただいた
定解のところになります。
典型的な論点は、
秘密ですと明示するかどうかが
余計になっているかというところですね。
多くの投資家さんから出てくるNDAにおいては、
明示することが必要となっているケースが多いと思います。
というのも、
企業投資家さんとしては情報をもらう側なので、
秘密情報として管理しなければいけない情報の範囲というのは
狭いほうが当然有利になってきますので、
コンフィデンシャルですとか、秘密情報とかそういったところを
書面のところに明示したものに限って秘密情報として扱いますというふうにしたほうが有利なので、
そういうふうになっているケースが多いです。
プラスに、開示方法についての手続き率も細かく定められている場合があります。
例えば、口頭で開示したときには、
その開示した内容を書面化して、
何日以内にこれが秘密情報になりますよというその範囲を指定しないと、
口頭開示の情報は秘密情報として保護されない
というようなことが定められているときになるので、
そういった記述が入っているときには、
それを受け入れてちゃんと運用として守っていくのか、
あるいは、そういった手続きを踏まなくても秘密情報として保護されるように
契約書で手当てをするということを検討することになります。
さまざまな秘密と一言で置いたとしても、
定義とか範囲というのの限りがあるんですね。
そうですね。
今申し上げたのは、
投資家さんとしてはなるべく限定したいというところで
テクニカルに調整をしているケースなので、
そういった運用をしたくないということであれば、
シンプルに開示した一切の情報、
世の中に出ている公表されているものを除いて、
基本的に秘密情報に該当すると、
提供したものは秘密情報だというふうに、
契約を書で修正をかけていくということになるかなと思います。
ちなみに、こういった雛型AZXさんにもありますよね。
そうですね。
弊社のウェブサイトでは、
企業家さんも含めてスタートアップの関係者の方に使っていただけるような
NDAの雛型ですとか、
あるいは株式の同種の手続きに関する書類ですとか、
そういったものを公表しているところがありますので、
概要欄にリンクがあると思いますので、
よろしければご一読いただいて、
その中にあるNDAも使っていただければなと思います。
他にもNDAの規定の中で、
気にしないといけない部分ってありますかね。
重要なところで言うと、
目的の限定というところと、
開示範囲の限定というところが、
あらゆるNDAにおいて検討すべき事項になります。
目的の限定については、
投資の文脈で言うと、
投資検討のために限って渡すもので、
検討以外の目的では使わないでね、
そういうところを明示することが。
わかりやすいですね。
厳密に対応するときには、
投資検討って一緒に書いてしまうと、
ある種同じような業種をやっている、
別の会社に投資するときに、
その投資検討のために使われるというふうに、
ちょっと変靴な読み方をすれば、
そういった目的でも使われる可能性があるので、
あくまでその投資家さんと当該企業家の間の、
投資検討のために使えるというところまで明示する。
投資者まで明示するというところが、
細かいですが重要な点になってきます。
あともう一つは開示範囲の限定でしたっけ。
通常これはNDAに通常入っているものかなと思います。
基本的には開示投資者、
受料投資者とその役職員のみというところで、
限定されているケースが多いかなと思います。
他方で前々回の動画で深掘りさせていただいた、
VCさんの場合には、
例えばCVCファンドのときには、
グループ会社がLPさんにいて、
そこに情報を開示しなきゃいけない。
あるいはグループ会社から協業の提案をするときに、
そういった目的で使いたいといった可能性もありますので、
そういった用途で開示範囲としては、
その裏にいるグループ会社にも開示できるようにするケースもありますし、
そうじゃないファンドの場合であっても、
例えばLPさんに何か報告をするときに、
利点の情報を開示したりするケースがあるので、
そういった範囲で、
合理的に必要な範囲に限って、
開示できるようにしているケースもあるかなと思います。
ということは、秘密の定義が一種決まって、
目的の限定と開示範囲の限定ができれば、
企業家の皆さんとしては、少しほっといて安心なんですかね。
他にもおこまくのところがありますが、
重要なところとしては、そこがある程度、
意図通りの規定になれば問題ないのかなと思います。
投資交渉前の準備:必要書類の整理と管理
一方で例えばNDAを、
そんな風に綺麗に取り決めたとしても、
違反をしてしまった場合って、
どこまでスタートアップの方々が、
それを追求できるんですかね。
意外と実務上は難しいところがありまして、
そもそもNDAに違反する行為があったのかっていう、
立証の問題と、
違反があったとして、
どんな損害が生じたのかっていう、
損害の立証の問題っていうところがありまして、
損害の立証をしないといけないんですね。
損害って日本語的には、
損をこむたと言えば、
損があるんじゃないかと思うんですけど、
日本の裁判的なところで申し上げると、
金銭に換算できる損害がいくらあったのか、
っていうところまで立証しきらないと、
損害賠償をすることができないということになります。
NDAを撒くのはもちろん大前提とは言いつつも、
プライベートどうしたらいいんですか。
そうですね。
そこが本当に信頼の問題になってくると思いますし、
皆さんご理解されてるかなと思いますけど、
これがそのまま競合とかに、
もし渡ってしまったらすごい困るっていう、
コアな情報については、
開示する範囲とかを、
すごい慎重に検討するっていうところが、
非常に重要になってくるかなと思います。
投資家さんによっては、
NDAは締結が難しいっていうスタンスのところもありますので、
そういった場合には同様に、
開示すべき情報、
これが秘密情報として保護されないっていう前提で、
対応するっていうところも、
検討いただく必要があるということです。
今までNDAについてお話いただきましたが、
もちろんNDA以外にもですね、
投資契約交渉前に対応しないといけない、
準備をしないといけないものって、
たくさんあるんですよね。
最低限の投資家さんとして、
投資検討するにあたって、
いろいろ資料を開示してくれって言われるものがあります。
もちろん財務支障費用とか、
そういったものもあると思うんですが、
法務の観点でお伝えすると、
例えば株主名簿、
あとは履歴事項全部証明書、
あとは提案。
過去に投資を受けているのであれば、
その投資に関する契約書っていうところも整理をして、
いつでも提出できるようにしておくっていうことが、
重要になってきます。
ちなみに資本政策ではなく、
株主名簿なんですね。
そうですね。
資本政策表も各社さん当然作られてると思うんですけど、
株主名簿というのは、
会社法上作らなきゃいけないもので、
微妙に項目が、
資本政策表と異なっているケースがあったりするので、
株主名簿で作っていただくというところは、
重要になってくるかなと思います。
ちなみにどういう項目が違っているんですか?
今こちらに出ていると思いますが、
このような事項が法定事項として定められていますので、
このような記載が入っている株主名簿を作る必要があるということになります。
特に資本政策でない項目漏れている可能性があるというところで言うと、
例えば名称が不正確っていうことがあります。
例えば個人の投資家さんから出資をしてもらっているという時に、
資本政策だと個人の方の氏名が入っているケースが多いと思うんですけど、
実は資産管理会社から投資を受けているケースには、
実際に持っている主体が個人でないと法人だったりするので、
こういう話をしなければ厳密に記載が書けなければいけないということになりますし、
そもそも資本政策機構では住所の記載もないケースが多いかなと思います。
そのあたりについての記載も網羅されている書類を作っておくというところが重要になるかなと思います。
あと先ほどのお話の中で、
定管とか過去の投資契約書とか履歴事項全部証明書とか、
必要だって話だったと思うんですが、
それらにおいても気を付けておくべきことってあったりしますでしょうか?
はい。定管なんですけど、
割と出来立ての会社だとPDFだけで管理しているというケースが多いですよね。
私も面談させていただく企業家さんは、
割とPDFで定管を出していただくことが多いんですけど、
それだと今後の手続きに困ることがあります。
具体的には、例えば優先株で投資を受けるという場合には、
定管変更をして優先株式の内容を定管の中に書き込んでいくという作業が必要なんですね。
そうするとPDFは基本修正が難しいので、
オリジナルのワード版を確保しておくということが、
スムーズに手続きを進める上では必須ということになります。
特に司法書士さんにご依頼されて設置されているということも多いかなと思うんですが、
そういったケースだとPDFだけで最終版ですということで教育を受けているケースがどうやらあるようで、
その時には当然ワード版もPDFを作っているので、
ベースになっているワード版が絶対あるはずなので、
そこももらうようにしておくというところが大事です。
司法書士さんとのやり取りがなくなっていたとしても、
問い合わせをすれば当時のワード版をくれるケースというのは非常に多いので、
一旦いただくことが重要かなと思います。
次に履歴事項・デム証明書なんですけど、
これを取得すれば提供できるということになるかなと思います。
ただし、登記漏れがないかというところは、
改めて確認をしていただくことが大事かなと思います。
典型的には、役員を従任しなければいけないと。
役員任期は2年程度になっていることが多いんですけれど、
2年後の任期が終わっていて、
占理し直さなければいけないのにそれができていないというところは、
割と面倒させていただく記憶の中ではあったりするので、
そういった漏れがあると、
投資契約書に厳密に違反するという、
開示した内容が正しくないということで、
違反するということにもなってしまうので、
改めて最新のものが記載されているかというところは、
精査いただく必要があるかなと思います。
過去の投資関連契約というところも、
何が注意するということではないですが、
実際提携していた内容をちゃんと把握をして、
それをまとめて漏れなく解除するというところを、
しっかりやっていただく必要があるかなと思います。
おそらく投資を受けるときって、
いろいろスケジュールとか他の仕事もあって、
元々慣れない仕事だし、バタバタしちゃうと思うんですけど、
実際どこが最終で提携したのかというのは、
分からなくなっちゃうというケースもあるので、
しっかり住所とか名前とかも全部埋めた、
ファイナル版というところを、
しっかり管理をしておくというところが重要かなと思います。
そこの管理って一部、
社内でしか見えない部分と言いますか、
社会からは、特にVC側からは見えない部分だと思うので、
改めて今回の動画を見ていただいている方は、
皆さんの情報管理のところを、
見直してみられるのもいいのかもしれないですね。
そうですね。
今までは投資交渉前についてお話いただいていましたが、
投資交渉中の注意点:タームシートとファイル管理
ここからは投資交渉編と題しまして、
実際に投資交渉時についての具体的なハウであったりですとか、
作法についてお伺いしたいなと思っています。
まずは、出資検討が前向きに進んだ場合、
VCの方々から一番最初にいただかれるのはタームシートですよね。
タームシートというのは、
投資契約の主要な条項をまとめた書類になります。
なんでこんなものが出てくるかというと、
いきなり契約書の作成作業に入ってしまうと、
普通の投資契約書って、
重いものですと50ページ超えてくるというものもあるので、
それをいきなり擦り合わせもなく作ってしまうと、
全然方向性が違うものができなかった時に、
この直す工数が余計にかかってしまうというところがありますので、
主要な条項を合意するというところで、
タームシートという箇条書になっているようなものが出されてきて、
その中で簡易に交渉するというところがあります。
まさにそこの段階で、
投資条件についてをよりディスカッションするような機会になってくると思うんですね。
そうですね。
タームシートはノンバインディング、
法的な拘束力がないという前提で、
交渉するということになりますが、
当然、フィックスしたタームシートをベースに、
投資家さんが社内あるいは外部の専門家を使って、
契約書の作成を進めていくということになるので、
タームシートで交渉していなかったところを、
あとのドラフトの契約書のタイミングで交渉するとなってしまうと、
結構信頼関係にも影響しますし、
交渉が当然円滑に進まないということになりますので、
タームシート段階でしっかり交渉しておく。
あるいはこの点は契約の段階で交渉させてくださいというところで、
しっかり認識を吸い寄せておくということが大事になると思います。
私のお勧めとしては、
もし外部の専門家に相談されるというふうに検定されているのであれば、
タームシートの段階でご相談いただいたほうが、
初期のところから方向性は間違わないということなので、
この対面でご検討いただくのが良いのかなと思っています。
実際に交渉がもし発生しましたとなった場合、
この場合ってどのように進めていくのがベストなんでしょうか?
考え方として、
投資家が一社だけということであれば、
そんなに複雑ではないんですけど、
典型的にはリードの投資家という、
契約の交渉条件とか、
そのラウンドを主体となって進めていく投資家がいます。
そのラウンドにおいて、
投資額が一番多い投資家であったり、
あるいは元々既存の投資家で、
シェアが一番多い投資家さんというところが、
リード投資家になることが多いです。
なので、そういった交渉条件を主に進めていくところのリード投資家さんと、
まずは交渉するということになります。
その後にフォロー投資家といいますが、
リード投資家以外の投資家になりますかねと、
交渉をして、ある程度合意をすると。
最後に既存の投資家も含めて株主に、
このような内容で投資契約を提携する予定だというところで、
展開をいただいて、
合意を得ていくということになります。
場合によっては、もちろん既存の投資家さんが、
次の投資のサポートもしてくれるよというところで、
相談になってくれているケースもあるので、
必ずしも今みたいな順番に、
絶対やらなきゃいけないということではもちろんないです。
ただ、いろんな方が同じ契約書に対して、
いろいろな修正をかけてくると、
それをまとめるという作業が大変になってきます。
例えば似たような修正なんだけど、
この投資家Aさんはこうやって言っている、
投資家Bさんはこうやって言っているというところが、
いろいろ重なってしまうと、
じゃあどの人のものを採用して、
どのファイルをベースに交渉しちゃう方がいいのかというところが、
だいぶ錯綜しますので、
そこを整理するという意味で、
リード投資家、フォロー投資家、既存投資家という順に、
お話しいただく方がスムーズに、
交渉が進むのではないかなと思っています。
ちなみにこの交渉ごとの中でも、
ハックと言いますか、
気にするべきところであったり、
工夫するというところが一つあるかなと思います。
どの投資家が、
いつ時点でコメントしてきたものなのかというところが、
ちゃんと分かるように。
基本は投資家さんもそこを気にして、
ファイル名に日付を入れてくれたりしていると思いますが、
そこを費用家さんとしても、
どのタイミングのものかというのが分かるように、
ファイル名を工夫するというところも大事です。
あとは最新の投資契約書を把握するというところは、
さっきの過去の契約書の把握というところでも、
お話しさせていただきましたが、
契約中も同じ話がありまして、
もうすでにこのファイルでの工夫は終わっている。
別のファイルでの工夫に移っているという中で、
それが残っていて、
仮に間違えて古いものを使ってしまうと、
またこれも工夫が錯綜してしまうということになるので、
ちゃんと適宜オールドフォルダに移して、
最新のものがどれかというのが分かるようにしておくというところは重要かなと思います。
まさに例えばハブルみたいな、
契約書のバージョン更新を支援するようなサービスを使ってみるというのも、
ありなのかもしれないですし、
一方で手元で情報管理をしていくということもできるかなと思うんですが、
どういうふうにして足元の情報の修正とか、
クリーンバーの管理を弁護士の先生だとされておられるんですか?
WindowsのPCで管理をしていることが多いので、
その中で一番最上位層には新しいものが来るようにしているとか、
古いものはオールドフォルダに入れるとか、
複数の同志家さんからコメントがあったときには、
どのファイルをベースにして、
違うファイルについては参考資料と位置づけて、
適宜そこの修正を反映するというところを分かるように、
ファイル名とか書く場所について気をつけているということになっています。
実際に情報の具体の交渉についても、
契約書の内容って何かしらやられることが多いんですよね?
Wordでの契約書管理と交渉テクニック
そうですね。まず前提としてお伝えしたいのが、
Googleドキュメントを使われる企業さんも非常に多いのかなと思うんですが、
こと投資契約に関しては、
Googleドキュメントを使うのは非推奨ということになります。
皆さんワードをベースにドキュメントを作られているので、
Googleドキュメントで作業してしまうと、
インデントが崩れたりとか、
組織がおかしくなったりとかすると、
そうすると交番号が全部消えてしまったりとか、
ドキュメントに不具合が生じるということがあります。
あと、そもそも登記申請のタイミングでミスにつながるというリスクもあります。
例えば優先株式の内容、かなり複雑なんですけれど、
分数式が使われたりするんですね。
その分数式のバーが組織が変わってしまうと、
人形になってしまったりとか、
位置がバラバラとバラけてしまって分からなくなってしまったりとか、
それを気づかずに登記申請してしまうと、
契約の内容と違う登記申請になったりというところも、
場合によってはあり得るので、
ワードで作業をいただくというところが、
どうしても必要かなとは思っています。
ちょっと脱線するんですけど、
杉山先生はどう日々企業家の皆さんと契約書の修正、
交渉等のご支援されているかって見れたりしますか?
はい、実際のものは応答することはできないんですけれど、
弊社のウェブサイトでタームシートのひな形を公表していますので、
それをベースに最低限こういった作業をして、
投資家さんとの交渉を進めるというところはお見せできればと思います。
いくつかお話できればと思いますが、
まず一つ目は修正履歴の機能を活用するというところですね。
実際こういう弁護士の先生の手元を見たことがないので、
非常に新鮮なんですけど、
まずはこういったタームシートがあった場合、
どう修正完了されていかれるんでしょうか?
例えば特に設定をせずに修正をかけてしまうと、
どこを直したかがわからない状態になってしまいます。
なので修正履歴の機能がありますので、
それを使うことが大事です。
これWindowsのバードになりますが、
右上にこの修というところがありますので、
ここでレビューという表示にしていただきます。
そうすると修正したときに、
どこがどう修正されたかというのがわかるようになります。
削除するとこのような真ん中に線が入りますし、
同じように検討と追加すると下線が入るような形で色がついてくるので、
どこをどう修正したかわかるということになります。
なのでこの修正履歴の機能を使って修正するということは必須になります。
みんなが条項に対して何かしら提案をするとか、
並行並行の交渉をするときってどういうふうにして書かれるんですかね?
その場合には例えばコメント機能を使うというところが考えられまして、
公閲というタブから行くんですが、新しいコメントを打っていただくと、
どの項目に対してこういう趣旨で修正しましたというところを、
窓の右端にコメントとして残すことができます。
基本的には条項の細かな修正というのは、
こういうコメントの機能を使って、
かつその次見られる方はそこに返信をするような形で
修正をされていかれるのが普通なんですか?
そうですね。例えばここで仮にアッとしますけど、
これに対して返信でどんどん繋いでいくということですね。
こういったところを使っていただくということもあります。
あと、投資家さん等で弁護士用を使われているときには、
この契約書本文の中で、スミカッコって言うんですかね。
これでこのスミカッコを活用して、
このような形で本文内にコメントをしていくということもあります。
ただこれだと最後に本文のコメントを削除しきらなきゃいけないので、
もし企業家さんの方でこれをファイナライズするということであれば、
このコメント機能を使っていただいた方がやりやすいのかなと思います。
その他、普段使っておられるのはワードの機能とか、
ちょっとしたノウハウってあったりしますか?
すごいたくさんあるので、語ろうと思ったら何時間でもかかるんですけど、
ここでちょっとお話しすることで言うと、
新しいウィンドウの機能っていうところがあるかなと思います。
これは例えばタームシートのページ数もかなり多いんですけど、
1ページ目を見ながら後ろの方のページを直したいみたいなときがあると思うんですね。
こういったときには同時から新しいウィンドウを開くとしていただくと、
両方とも見れますね。
両方とも見れます。
これは独立したファイルを2個開いているのではなくて、
全く同じファイルを2画面で開いているってことになりますので、
例えば左側で修正したものが即時右側で更新されますので、
これを使っていただいて、別の情報を収集しながら、
他の情報を直すっていうところができますので、
覚えておいていただくといいのかなと思います。
他には比較機能っていうところも活用いただくといいかなと思います。
このように修正履歴を付していけば、
どこを誰が直したかっていうところは明らかなんですけれど、
たまに履歴が残らない形で直されちゃってるっていうケースも稀にあります。
これは交渉上、作法的にはやらないほうがいいので、
記憶相談の皆さまにはやらないようにしていただければと思いますが、
もしそういうことを疑われるときには、比較をするということが考えられます。
具体的にこの比較という高越から比較がありますので、
こうしていただいて、この元の文章を選んでいただいて、
新しい文章をここに入れていただくと、
どの点が修正されたかっていうのが、
この修正記録が残る形で表示されますので、
これを活用いただいて、差分をチェックしていくっていうところが、
不当な情報をチレッと入れられないためには重要な点かなと思います。
ちなみに同時契約の交渉後に入っちゃいますが、
まずは契約書をクリーンにしていかないといけないといいますか、
最終版にしていかないといけないと思うんですけど、
そこもなんかチラッと入れたりしますか。
はい。その時にはですね、まずこのようなコメントが入っていると問題になりますので、
コメントを一括削除することが必要です。
高越タブから削除で、もう一括で消えちゃうので消すことができますので、
一つ消さなくてもこれで消すことができます。
あとはこの内部のコメントを消し込んでいったりですとか、
最後この修正履歴を反映しなきゃいけないので、
これについても全ての変更を反映ということで、
押していただくと最終化できるということになります。
今のがワードでやらなきゃいけない手続きというか作業にはなりますが、
具体的にはこの今黒丸になっちゃってますけど、
ファイナライズする前に署名欄とか後で補充する前提で
ブランクになっている箇所もあるかなと思いますので、
そういったところの漏れがないかというところも
全体を通して見ていただいて確認をするということになるかなと思います。
ファイナライズするというところでもう少しお伝えすると、
例えば修正履歴が反映する過程で気づかない改行があったりとか
しまって交番号がずれたりするということもあるんですね。
なのでそういった改行のずれがないかというところは
左側の番号を見ていただくとか、
重なっちゃってないというところは最後ざっと見ていただくと
ミスなくできるかなと思います。
最後ブランクになっているところを確認をして
ファイナライズするという中で、
署名欄というところも確認いただくことになると思います。
ファンドの場合は前々回の動画を見ていただければと思うんですが、
誰が主体になるのか、代表者が誰になるのかというところが
非常に複雑に入り組んでいるケースがあるので、
そこについては工事課さんと事前に
どういった情報が必要かというところを確認をいただいて
適切に提供する等で入力していただくというところが
重要になってくるかなと思います。
あとは契約書の内容以外で気をつけておくべきことって
最後にあったりしますかね。
最後に交渉した後には当然契約を締結していただくと思いますが、
その後に必ず締結したバージョンのPDFだけではなくてですね、
そのPDFの元となったワード版もしっかり合わせて
保存しておくというところが大事かなと思います。
最終版のワードがないと次の到達の時にどれをベースにしたらいいか
というところで苦労されるケースがあるので、
そこはご注意いただければなと思います。
改めて今回の動画では投資交渉前、投資交渉中、
契約締結後の対応とAZXのサービス紹介
投資交渉後のそれぞれのですね、
おさほであったりどういった形でコミュニケーションするべきか
というところも含めてお伺いすることができました。
ありがとうございます。
ぜひ最後までお付き合いいただいた企業家の皆さんに
一言いただければと思いますが、お願いしてもよろしいでしょうか。
企業家の皆様にとってはこのような投資の交渉するという機会は
それほど多くはないかなと思いますので、
本日の動画を見ていただいて、少し事前に知識を得ていただいて
臨んでいただければスムーズに交渉に進めるのかなと思っております。
我々も日々投資のサポートをしていますので、
もし何か踏み込みがあればご連絡いただければと思っております。
あとエジェクスさんの新たな取り組みで
シリーズエジェクスなるものをやっておられるかなと思いますが、
ぜひそこのアナウンスも皆さんにお願いします。
シリーズエジェクスというですね、資金調達を希望する企業家さんに
投資家さんを無料でご紹介するというサービスをしています。
こちらに興味のある方は概要欄にリンクがあると思いますので、
ご覧いただければと思います。
ありがとうございます。
皆さんのぜひ体験談、雇用作法を知らなくて困ったと思われば
ぜひコメントにいただけると非常に嬉しいです。
また概要欄のお便りフォームからもですね、ご意見を募集をしております。
ぜひ資金調達のご相談でしたりですとか、
企業に関するお悩み、法律に関するお悩みがあればですね、
ぜひ気軽に送ってみていただければと思います。
改めて関山先生3回にわたってご読みいただきましてありがとうございました。
ぜひ視聴者の皆さん、最後まで見てくださった方は
グッドボタン、チャンネル登録、コメントもどしどしお待ちをしております。
それでは次の動画で、さよなら。
この度、2026年3月でスタートアップ投資TVは6周年を迎えました。
6周年を記念しまして、アンケートに回答してくれた方に
Amazonギフト券を抽選でプレゼントさせていただきたいと思っています。
アンケートに回答いただくと、番組にしっかり反映させていただければと思いますので、
概要欄にあるURLからぜひご回答いただければ幸いです。
引き続きご視聴ください。
スタートアップ投資TVでは、ポッドキャストも始めました。
映像は見れないけど耳で聞きたいなという時は、ぜひポッドキャストの方をご利用いただきつつ、
またYouTubeでは流せなかったノーカット版とか、
ちょっと面白いことも喋ったり喋らなかったりしてるかもしれないので、
ぜひポッドキャストの方でもご覧ください。
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