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さて、それでは、ボチボチ始めます。
前回の収録で、準備をしっかりやる人、全然やらん人、私は後者という話をしておりましたが、
その話を半数する中で、ことわざの部類に入ると思うんですが、
人事、あ、ことわざではない、人事を尽くして天命を待つという言葉がふっと頭に浮かびまして、
今日はこの言葉について、ちょっと語ってみようかなと思いました。
人事を尽くして天命を待つ、やることは、準備できることの全てをやり尽くしたら、
あとはことを成してうまくいくかどうかは、天命運次第だと、ある意味思言でございまして、
もうですね、これ以上はないというぐらい準備をしても、
結果、普通、そこまでやれば、大概のことは上手くいくんですが、
まれにかどうか、確率論的なことは別にして、それでもなお、
天候ですとかですね、事象の起こるタイミングとかによって、
うまくいかない結果が出ないということも、
人生あるいは長い歴史の中においてはあるんだよということを示唆する言葉なんだろうと思います。
なので、ことを成すにあたって、しっかり準備をしなさいよという言いましめ、
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とともに、もうこれ以上はないという準備をしても、うまくいかない。
それはうまくいかない。そういうこともあるもんだ。
これはおそらく、それでもうまくいかない。
これ以上はない準備をしてもうまくいかないというのは、
相当いろいろなところでレベルの高い仕事をしている人たちに当てはまる言葉だと思うんですが、
そんなこともある。
人事を尽くして天命を待った結果、
それでも思うようにいかなかった。
これがリアスケートの羽生ゆずる選手の最後のオリンピックのあれですね。
4回転、アクセルジャンプがうまくいかなかった。
ご本人の演技を終えて、インタビューのコーナーを通り過ぎるときの言葉。
いまだに印象に残っていますが、
ポツリと一言。
それでもうまくいかないことってあるんだな、
っていうことをポッと漏らしていたように記憶しております。
羽生ゆずる選手のような非常に高いレベルの場所で勝負をしている人ほど、
人事を尽くした後の天命の要素が大きいんじゃないかな、
そのとき強く感じたのであります。
一般庶民、ましてや僕のように、
人生怠け者体質でなかなか人に比べたら準備の量が少ないものにとっては、
天命についてまずどれだけ準備をできるかというのが結果を左右するので、
怠け者なりにできることは精一杯やろうなんてことをそのときは強く心に誓ったはずなんですが、
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どうでしょう、それから数年、10%ぐらいは良くなっているのかなと思いつつ、
これから残された生きる時間、もう少しやれることはやれるように頑張ってみようと思った朝でございます。
それでは今日はこのへんで、バイバイ。