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のんきのノホホンラジオ、おはようございます。
今日は3月11日、あの東北大震災から11年目。
11年前のあの日、あの時、私は仕事場におりまして、
5階建てのビルの4階で大きな横揺れに、およそ5分間、
これは床が抜けて死ぬんではないかという恐怖とともに、
机の下で悪くなっておりました。
北関東とはいえ、生まれて初めての震度5強の揺れ、
それが5分近く続いたこともあって、その間生きた心地はしませんでしたが、
幸いなことに家族もけがなく、住む場所も無事で、
その後報道され続けた津波の遺像や火災、
さらにその後起こった原発のメルトダウンなど、
現地で実際に被災した方の大変さを思うと、
11年たった今でも平穏な暮らしをしている。
自分はなんて幸せなのかとありがたく思う今日この日であります。
日本という国はその立地上災害大国でありますから、
今日の平穏が明日必ず訪れるという保証は100%ではありません。
99%は大丈夫にしても、残り1%の災害に遭う確率は、
日本に住んでいる限り無くならないわけです。
今の平穏に感謝しつつ、個人的に具体的には何をできるというわけでもない。
身の上でいますから、未だ不幸半ばという皆様の心からの応援をもって、
今日の放送を終わりたいと思います。
お耳拝借ありがとうございます。
ではでは。