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声を思いを世界中に届けるこえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、神の水を飲んでいる開運・美熊野牛を飼育・加工されていらっしゃる西村茂之さんにお話を伺いたいと思います。
西村さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
はい、まず最初にご紹介させていただいたのが、美熊野牛を飼育・加工されていらっしゃるということは、美熊野牛というのはどういった種類の牛なんでしょうか。
はい、美熊野牛は黒毛和牛の二数種というふうに定義で書かれているんですけども。
実は美熊野牛を飼っているのは弊社の牧場だけなんですね。
そうなんですか。
通常、全国に200異動物というブランド牛は、たくさんの農家さんが一つのブランド牛を大切に育てているんですけども、弊社の場合は一軒の農家だけで飼っているので、少し珍しい。
そうなんですね。これは何か、メリットとしてはどういった部分があるんですか。一軒でやっているというか。
そうですね。一軒でやりますと、やはり同じ餌、同じお水、同じ環境で育つので、味の統一ができるんですね。
そうか。だから、いろんなところで育っていると、同じなんとか牛って言っても品質とか飼育の仕方が違う場合があるっていうことなんですかね。
そうですね。農家さんごとに与えている餌の配合の比率ですとか、環境も環境にあるのか、例えば街中に住居が建っている中にあるのか、
そういったところでも騒音があるとかないとか、環境でもやはり肉質っていうのが変わってきます。
そうなんですね。じゃあ結構牛の肉質っていうのは、環境だったりさらにいろんな要因でいろいろ変わってくるものなんですね。
変わりますね。なぜそれが言えるかと言いますと、いつも実は自分の牛をいろんな買い方でどういったお肉になるかっていうのを試したくて、
今の山頂にある牛舎ではなく、もっと街中のところで空いた土地に、たまたま昔使ってた牛舎を借りることができたので、そこで実験をしたことがあるんですね。
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餌は一緒ですけども、やはり環境が違うので、出来上がったお肉の味が違ったんですね。
へー、そうなんですね。じゃあそこもしっかりと実験されて、違いがあるんだなっていうのをもう体感されて、今の環境で育ってらっしゃるっていうことなんですね。
じゃあかなりいろいろこだわりを持って、今育ってらっしゃるっていうことなんでしょうか。
そうですね。やはり牛は家畜として生まれてきたわけなんですけども、
格子を買いに行って、自分のところの牧場に連れてきて、そこから育てていく段階で、ここへ来てよかったなって思ってもらえる。
そういった思いをスタッフみんなで、人たちに思ってもらえるような形で毎日話しかけながら。
じゃあ牛にとっても過ごしやすい環境をしっかりと提供されてらっしゃるっていうことなんですかね。
そこを心がけております。
そうすると、牛の最後出来上がったお肉の時って、やっぱり変化が見られて違いがあるなっていうのは大きく感じられますか。
そうですね。やはり油の質ですね。
溶けが良いとか、そういったのは、いかにストレスがかかってなかったかどうかっていうのに対応されると思います。
やっぱりストレスっていうのは、牛にとってもあまり良くないし、牛では肉質にとってもあまり良くないものになってしまうということなんですかね。
良くないですね。
今はお肉としてはどういったお肉にしていこうっていうのは心がけていらっしゃることって何かあるんですか。
そうですね。今和牛を飼っている農家さんというのは、やはり霜降りをたくさん入れて英語東急の牛を作る。
なぜかというと、それが高値で取引されるから。ですのでそちらの方に注力する。これはもう当然のことだと思うんですね。
ただ弊社では外部出荷を一切やっておりませんので、自分ところのお肉屋さんで販売をする。
その場合に無理に霜降りを入れて、油っこいお肉。
岡田さんももしかしたらご経験あるかもしれないんですけども、すごく高価で手がびっしりしてて、本当に芸術的な綺麗なお肉を食べたんですけど、何か二切れでいいかなとか。
そうですね。ありますね。
よくありますか。
翌日にちょっと何か胃もたれしてるかなって。しばらくお肉も食べなくていいかなみたいな。
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せっかく高いお金出していいお肉買ってきたのに何かもったいないなって。私もそういった経験があるので。
本当に美味しいものって、翌日も昨日食べたあれ美味しかったなって。また仕事頑張って高かったけど、あそこにまた食べに行きたいなって。
それが本当に美味しいものだと思ったので。
じゃあ翌日もまた食べたいねって思えるような、こういった肉作りをやろうということで。
そうなんですね。
それでも無理に下振りを入れることをやめて。
そうなんですね。下振りを多く入れるっていうことは、牛にとってもまた影響はあったりとかするんですか。
下振りを入れるということは、牛の体内にあるビタミンAを徐々に少なくしていくことによって下振りが入るんですね。
でもそうすると、やはりビタミンというのは生きていく上での必須栄養素なので、減っていくとどうしてもやっぱりしんどい。
健康障害が起きてきたりとか。
人間でいうと、ビタミンが少ないと風邪を引きやすくなったりとか、そういったことが起こってきますので、やっぱり牛もしんどくなる。
負担がかかるので、そうではなく、逆にビタミンを入れてあげて元気に。
できるだけ獣医さんのお世話にならなくていい。
そういった健康的な育て方をしてあげたいなというふうに思った。
だから牛にとっても健康的に育って、油は少し抑えながら美味しく、人間が食べた時も翌日もまた食べたいなって思えるような、そういったお肉にこだわって作ってらっしゃるということなんですね。
あともう一つ、最初にご紹介させていただいた、紙の水を飲んでいる海雲ということなんですけど、どういった環境になるんですか。
実はですね、熊野市には花の岩屋神社という日本最古と言われる神社があるんですね。
これは日本書紀にも記されているんですけども、実はその花の岩屋神社が所有している山があるんですけども、
ちょうどその山の前にうちの牧場があるんですね。
そうなんですね。
つまり裏山が花の岩屋神社の所有している山なんですけども、実はそこからお水が湧き出ておりまして、そのお水を牛舎に引かせていただいてるんですね。
なるほど。
ですんで、神様からいただいたお水を飲んでいるということで。
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すごい土地で飼育されてらっしゃるんですね。
そうですね、ありがたいことに。
ちょっと不思議なこととかもございまして、結構山頂なのでカラスとかも割と多いんです。
カラスが牛の背中を突いたりして、牛の背中、穴開いてしまったりすることもあるんです。
それを獣医さんが薬を塗ってくれて治療してくれるわけなんですが、他の牧場でもそういったことってあるらしいんですけども、
傷の治りが異様に早いらしいんですよ。
そうなんですね。
獣医さんが、お宅の牛はすごく怪我とか治りが早いんやけど、なんでかなとか言われたことがあったので、
先生、浦山川、花之谷神社の所有地でそこから湧き出てるお水を飲んでるんで、
牛にとってもすごいパワースポットになってるのか、怪我も治りやすかったりということで、すごく不思議なこともある。
そういった環境で育ててらっしゃるんですね。
そうですね。ありがたいことに。
あと、季節の変わり目にどうしても死んでしまう牛とか言うんですけども、それが1年に本当に1頭とか、一番長い時で5年に1頭とか、
それはもう獣医さんもすごい、そんなに牛が死なないっていうのはなかなかないことだっていうふうには。
獣医さんも認める、他と比べてもそういった亡くなる牛が少ない環境になるわけなんですね。
はい、そのようです。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ西村さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。
そうですね、やっぱり人間というのは、物を食べて、自分の筋肉になったり、髪の毛になったりっていうふうに成長していくわけなんですけども、
食べることによって、元気になっていかないといけないと思うんです。
私たちは牛を育ててお肉を提供しているので、お肉を食べて皆さんに元気になっていただきたい。
皆さんに元気になっていただくたびには、やっぱり牛が元気でないとダメだと思うんですね。
まずは私たちは元気な牛を育てて、元気な牛のお肉を食べていただいて、皆さんに元気になっていただく。
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そういったようにして社会に貢献したいというふうに考えております。
そうですね、だから牛も元気になって、皆さんも元気になって、そういった循環が生まれていくっていうことなんですね。
今日のお話を聞いて、ぜひ興味あるなという方がいらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄にインスタグラムのURLを掲載させていただきますので、ぜひそこからチェックいただきたいなと思います。
インスタグラムではどんな発信されていらっしゃるんでしょうか。
そうですね、牧場のインスタグラム、焼肉店のインスタグラム、製肉店のインスタグラムがあるんですけども、
例えば牧場のインスタグラムでは、今日の牛がこのように生活してました、こんな寝方でヒリネをしているみたいな、そういった発信とかをさせていただきます。
じゃあ牧場の最新の様子なんか、牛の様子なんかも、そういったところも拝見できるってわけなんですね。
ぜひそういったところもチェックいただけたらなと思います。
はい、よろしくお願いします。
今回は牧場の水を飲んでいるカユム、肉まの牛を飼育、加工されていらっしゃる西村茂之さんにお話を伺いました。西村さんどうもありがとうございました。
どうも岡田さんありがとうございました。