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2022-03-13 21:49

自腹レビュー?「それって買ってるんですか?」への回答

すいません、9回目でした。たまに「それってちゃんと買ってレビューしているんですか?」と聞かれることがあります。
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Sounds by monolith。 今回で8回目、おそらく8回目の配信になるかと思います。
えーとですね、今回は メディアのですね
今よく聞かれる質問かなと。20年ぐらいメディアやってるんですけど その中で、まぁ年に何回か聞くなぁという
ことを 先日たまたま聞かれて、久々聞いたなぁと思いながら
そんな話をしたいと思います。 まあメディアの種類にもよりますが
基本的に モノ系のメディアをずっと長く、テクノロジーとか
プロジェクト系のものとかサービス系のものを紹介するってことを長くやってきたので
そのいう中だとよく聞かれるんですけど 何か製品について伝えたり、製品サービスについて伝えたり
製品サービスのレビューをしたりというようなことをやるとですね
読者、視聴者の方からですね その製品本当に買ったんですか?とか
自分で買っていってんですか?とかっていうことを聞かれるんですよ
でその度に毎回
どういうことを
意図しているのかって、相手の意図している意味合いは分かりますけど だけど答え方って結構あれだなっていつも思うんですけど
買ってたとしたら何なんですか?っていつも思うんですね
その質問本当に買ったんですか?の質問には
言葉をもうちょっと噛み砕くと
記事なりレビューなり動画なりを見た方がですよ
こいつ本音本当に言ってるんですか?って疑いの目でメディアを見ている ということじゃないですか
で メディアが発信する情報に対して
疑いの目で見るっていうのは僕は正しい 今の時代特に正しい
ユーザーのあり方だなと思ってるんですけど それとは別に
別にあの まあ先に結論から言っちゃうと
製品を買ってやろうが メーカーから借りてやろうが
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メーカーから 製品サービスのサンプル提供を受けてやろうが
その評価を下し方とかが変わることはないんですよね
うん そこで評価が変わるような
人は職業としてメディアをやってない人だったりもするので
なんていうかこう 多分
多分ですけど
その質問そういう質問される方というのは おそらく
メーカーから借りたりとか サンプル提供を受けて
何かを紹介すると
メーカーとか
いいことをメーカーが伝えてほしいことを ただ代わりに伝えてるんじゃねーかと
おそらく思っていると思うんですけど 多分その前提が間違ってるんですよ
職業としてメディアやってる人の話ですよ 例えばブロガーさんとかそういう人たちとはまたちょっと
副業的にやってる人でまたちょっとスタンスが違うので
ほらのこう ビジネスの構造を見てもらえるといいんですけど
メーカーさんのですね 製品借りて
とかサンプル提供を受けて やった時に
言ってしまえば 借りる程度のことで
サンプル品を提供してもらう程度のことで 相手のこと別に褒めることもなきゃギリにも感じないんですね
なんでかというと 僕らは広告でのビジネスをやってたりとか
雑誌とかでとかだったらこう
お客さんが 製品としての雑誌とかを買うっていう
行為をして初めてそこでお金を得ているわけです それとは別に広告
購入とかがないんであればサブスクとか購入とかがないんであれば 基本は広告なんです
だとすると 広告で
何十万なのか何百万何千万なのかそのバジェットいろいろありますが にせよですよ
初めて広告タイプになった時に そういうことは考えますけど
製品を借りるとか
サンプル品を提供してもらうとかで 物の評価変わることは
逆に自分の首を絞めていることにもなるんですね
ごくたまに 自腹レビューとかそういうのをやってる
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方とかもまぁいらっしゃるんですよ
でも逆に言うとですよ もうその人の製品を借りたりとかサンプル提供を受けた
レビューなんて 全く無価値になりますよね
自腹レビューってわざわざ打ち出して言うってことは自腹じゃないとその人は本音が 言えない人だっていうことですよね
職業人としてメディアをやってる人は
多分そこに価値を身に出してないので
借りようが サンプル提供を受けようが
会社の経費で買おうが お客様である読者とか視聴者に届ける情報が変わっているようだと
これ商売にならないですよね
商売にならないことはあんまりやらないんですよ 仕事だから
そういう意味で
その製品買ったんですかサービス本当に自腹でやってるんですかとか言われると
自腹でやってたとしたらどうなんだっていうのは正直思うんですよ そういうところで商売してないんです
例えば
ブログとかyoutubeとかそうなのかわかんないですけど 製品を提供しますとかそういうのありますよ
ありますけど
それに嬉しがっているようだと 1円もお金になってないんですよその時点で
メーカーさんとかクライアントになるいろんな会社さんが広告出向いただいて初めて
収入になったりするんで
あんまりその 借りる云々で
お金なんでなっていうか正直なところなんですよ
そこでその製品についていいぞいいぞって言っても 本当に良くないのにですよ仮に本当は良くないのに
この製品いいぞいいぞということにメリットがないんですよ
あの 読者とか視聴者って言われている人たちを
僕はお客さんをすごく近い仲間のような感覚でも思ってますけど
裏切ることになるので
そういうとこで色はつけないんですよ それが職業人なんですよ
もうちょっと踏み込んで言うと 広告タイアップとかでお仕事を受けた場合ですね
その受けたメーカーさんなり何なりの製品サービスについて良いところを最大限持ち上げるようにするんですよ
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良いところにフォーカスしてこの良いところをいかに
普段接している読者だったり視聴者の人たちにこれほらいいでしょって言った時に
ああすごいねって言ってもらえる部分を探してそれをより良いと思ってもらえるように伝えるっていうのが広告タイアップだったりするんですね
広告タイアップであれ嘘をつけないんですよ なぜなら待機もらって嘘ついたらその後読者の人とか
視聴者の人たちを裏切ってしまうことになるのでそれはしないんですよね
そこが僕らの生命線だから 読者の人がいて視聴者の人がいて初めて成立するお仕事なのでその人たちを裏切ることまずしないんです
その人たちにどうやって届けるかっていうのを一番熟知しているから 広告タイアップとかをやった場合に
そこに 適切な
形で 情報を伝えられるんですよ
例えば モノ系のメディアを長くやってたこともあるんですけど
そういった場合だとお客さんも目が超えて 情報を詳しく持っている人たちがたくさんいるんですよ
そういう人たちにはより深い情報を
ご提供しつつこの部分がネックだよねとかをちゃんと伝えてあげた方が
よりよく伝わるんですよ
もうちょっと一般層に近い人たちがお客さんであれば その深い情報よりもむしろ網羅的に
この製品の良い情報をまとめてお伝えする方がいいという場合もあれば ただ一つ
この製品の最も良いところだけをちゃんと紹介するというような形で わかりやすさに努めるとかね
いろいろ伝え方を変えたりはしますけど 基本的に嘘をついて何かをやるってことは
自分の国を占めることにつながるので 基本やらないんですね
広告タイプでさえそうなので 基本的にいわゆる編集コンテンツで普通に
広告と広告関係なく出しているものについてはですね 買ってやろうが借りてやろうがもらってやろうが
評価の そこで評価がぶれるようなことがあってはならないし
あるようだと正直信用にならないじゃないですか なんでしないんですよ首絞めることになるんで自分の
まあ定期的にこの手の話で出るんですね 自腹レビューとよくあったりするんで
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自腹レビューと書いてあるものはね
そういう話になった時にたまたま
外資系のメディアに行った時にですね 同僚のイギリス人に聞いたことがあって
イギリスでも この製品買ったのとか
自腹なのかとか聞かれることってあるのって言われたらまぁ 気もないみたいな感じだったんですけど
ただそのイギリス人がいてて面白いなと思ったのは イギリス人の感覚で言うと
自分で自腹で購入したものをレビューするってことはまああんまりないと
自分がその製品を気に入って買った まあ思い入れとか
がいっぱいあるわけじゃないですか ってことは自分で買ったお気に入りのものを紹介してるって時点で
公平じゃなくないっていうのは彼らの感覚だったりするみたいで なんで日本のユーザーは結構
自腹レビューっていうのを 打ち出すのみたいな話のことを言ってて
なるほどなぁ
その価値観も確かになるなというふうに思ったことがあります まあ一応付け加えておくと自腹レビューの全部ダメっつってる話じゃないですよ
なんでかというと レビューって言われるものにもいろいろパターンがあってですね
要はこの製品の良いところと悪いところと
並べつつ こんな人にはこういうのは向いてるよ
と思いますよっていうレビューの仕方もあれば
わしがこれを買ったと これはこうでこうだから
使えるとこれはこうでこうだから使えないっていうことを はっきり言うタイプの
レビューもあれば
レビューとは違うんだけど 買い物したワクワクを共有すると
新しいもの買ったワクワクを共有するタイプの レビューってのもあるんですよ
買い物レポートに近いんですかねぇ この部分のこの製品のここがいいっていうのを
結構まあ言ってしまえば盲目的に伝えることで
読んでいる側が同じようにたくさん買い物をする人だったりとか そのワクワクを共有できる関係性ができている場合に
そうそうあるあると思ったりとかそうそうでもあの部分が嫌なんだよねーとか ちょっとイマイチの部分あってとかすごい値段高いんだよねとかいう共感を
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どんどん増やしていくってタイプの 記事とかのスタイルもあるので
一概に自腹レビューは全部ダメとかっていう話でもないんだけど ただ自腹レビューっていう言葉だけを
を使って 本音でやってますって言うだけのことを本当に打ち出すんだとすれば
だとすればですよ その人の書いてるものって自腹じゃなかったらじゃあ
本音じゃないんだって話になっちゃうじゃないですか 首しめちゃうんじゃないですか
っていうのもあって その製品本当に買ったんすかとか言われると
いやー 買ったとしたらどうなんだろうこの人何を
買ったって言ってほしいのか 借りたよって言ったときにほら見ろ借りたんじゃないかとか言うのか
どういう意図を持って言ってるのかなっていうのをいつも思うんですよ
つけ加えとくと 借りてやる場合とか
サンプル提供を受けたものでレビューするってことは僕は伝えるタイプなんですね 隠す必要はないから
借りてこれレビューしてますとかこれ サンプル提供受けたのでこれやりますつって文句言うんですよ
本当に全然普通に文句言うんですね 今編集長なので
他のスタッフにもそれは正直にやってくれて構わない
メーカーに忖度する必要ないんですよ なぜなら僕たちのお客さんは
読者の方だったり視聴者の方だったりするので 客が違うんで
そういうことしないっていうだけなんですけど
そういうこともあってですね何かのレビューの時に
実際に言われてたとおりやったけど 全然できないと
うまくいかないと
こうやって使うとこうなるっていう結果が こうやって使ったけどこうならなかったっていうことにしかならなかったことがあるんですよ
レビューやった時 自分がやったんじゃなくてスタッフがやったんですけど
これはそのまま載せるべきかみたいな感じのことになったので 載せていいですよって言って
何回かやってそうだったんですよ だとすれば
そうだったっていうことは伝えていいです
ただし メーカーさんとかに
それがうまくいく方法があるんであれば
ちゃんと後から情報追記するなりなんだりして ちゃんと伝えてくれればいいよと
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読者・視聴者の人たちにとって有益な情報を届けるのがお仕事なので 有益につながる情報は全然届けていいと
いうふうな感じで掲載した時に メーカーさんからすげー懸幕で怒られたんですよ
よくあるんですけど怒られること
製品提供したのかなそれは貸し出しだったかどっちかだかわかんないですけど してこのレビューは何だ
というふうなお叱りをいただいたんですけど
お叱りいただいたらすいませんでもうち 読者・視聴者のために媒体やってるんで
うまくいかなかったらうまくいかなかったって伝えますけど 逆にメーカーさん側から
こうやればうまくいくって情報があればそれも読者に伝えますよっていうのを伝えて でもご納得いただけずだいぶ怒ってね
メーカーさんもいまして だけど別に
それもそのまま 消すこともなく残ってるんですよね
何度も何度も
メーカーさんとはやり取りしましたけど それぐらい
僕らは割と徹底してそういうことをやるので 仮にですけど
製品を借りようが貰おうが
ダメなものはダメって言うし 良いものは良いって言うし
こういう人にとっては良いよねっていうことも言うし とかっていうのはまあ
普通にやることだったりするので 毎度その辺のスタンスの違いとか温度の
温度差みたいなのを その製品本当に買ったのかという人には
感じるところかなと思います
まあまあでもそういったいろんなこう 疑問が出てくるっていうのは
一つにはメディア全体にとって
いかにも本音を言ってないようなレビューが 多かったりするっていうところもまああるのかなと
あとメディア全体への信頼度が低いとかね
あるんだろうなと思うんですよ
一応意識にはそこはね急に改善されたりはしないんで
一つ小さなメディアをやってるだけの人間ですけど 自分たちは少なくともちゃんと
お客さんである人たちをちゃんと見てお客さんで ある人たちのために情報を出しましょう
いうふうにやっているという感じですね
はいちょっと今日長くなっちゃったのとちょっと真面目会話みたいな話になりましたけど まあまあそういうスタンスでやっていると
21:00
いうことをお伝えできたら良かったかなと思います はいこんな感じでサウンズバイモノリス
たまに やっておりますのでぜひよかったら
チャンネル登録って言うのかわかんないですけどまぁ フォローしていただけると
ありがたいです アンカーだったり
アップルポッドキャスティングだったり スポッティファイだったりとかで
サウンズバイモノリス聞けますんでお好きなところで聞いていただけたらなと思います 今日はこの辺でありがとうございました
21:49

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