ペルソナ設定の重要性
こんにちは。今回はですね、お預かりしたペルソナ設計インスタグラム運用成功の羅針盤という資料をもとに、
インスタグラム運用で、あのペルソナ設定ってこれがいかに大事かという話を深掘りしていきたいなと思っています。
頑張って投稿作っても、なんか届かないな、みたいなことありますよね。その原因が、もしかしたらこのペルソナにあるのかもしれない、と。
そうですね。よく言うターゲット設定とはまたちょっと違うんですよね。なんでその具体的な1人、つまりペルソナをしっかり描くことが大事なのか。
その本質に迫るのが今日のテーマかなと。
まさに漠然とした誰かじゃなくて、本当に届けたいたった1人。これをくっきりさせる、と。
じゃあ始めていきましょうか。まず、そもそもペルソナ設定って何なのか。資料には商品やサービスを届けたい理想の顧客像を架空の1人として詳細に定義するとありますけど。
年齢とか性別だけじゃなくて、もっと深くライフスタイルとか価値観、あるいは悩みとか夢とか、そういうレベルまで具体的に考えることですね。
かなり踏み込みますね。
そこまでやるからこそ質の高い投稿とか、あと一貫性ですね。これを保つための第一歩になる。資料で言うところの羅針盤っていうのはそういう意味合いなんですよ。
なるほど。羅針盤。これがないとどこに向かってるかわからなくなっちゃう。
そうなんです。で、結構深く設定できてない方が多くて、結果的に的外れなユーザーに情報を届けてしまって、うまくいかないみたいなケースはやっぱり多いんですよね。
なるほど。じゃあ逆にこの羅針盤、つまりペルソノをしっくり設定すると、具体的にはどんな良いことがあるんでしょうか。
資料では主に4つの効果が挙げられてますね。まず1つ目は、やっぱり届けたい相手が明確になる。これですね。
顔が見える1人をイメージできるんで、発信の方向性が定まるわけです。
方向性が定まる。
そうすると自然と2つ目の効果、コンテンツの一貫性も出てくる。
あー繋がってますね。
アカウント全体で、この人に話しかけてるんだなっていう軸ができる。資料では北極星みたいな役割だって言ってましたけど。
北極星、わかりやすいですね。ブレなくなると。
そういうことです。で3つ目がですね、顧客視点の獲得。
顧客視点。
これつい自分が伝えたいことを発信したくなっちゃうじゃないですか。
あーありますね。特に最初の頃とか。
ええ。でもペルソナがいれば、この人は今何に困ってるかなとか、どんな情報があったら嬉しいだろうって相手の立場で考えられるようになるんです。
なるほど。自分が言いたいことじゃなくて相手が求めていることか。
ええ。これは初心者が陥りやすい罠を避ける意味でもすごく大事ですね。
確かに。それで4つ目が競合との差別化ですね。
そうなんです。例えばよくある20代女性みたいな広いくくりだと、どうしても似たような発信に埋もれがちですけど、
うーん。
ペルソナを深く掘り下げていくと、その特定の人にだけグッと響くようなユニークな切り口が見えてくる。
なるほど。一本の矢を研ぎ澄ますみたいな感じですかね。
深い理解と顧客視点
まさにそういうイメージです。
ここでさっき少し出ましたけど、ターゲットとペルソナってよく混同されますよね。この違いはやっぱりちゃんと理解しておくべきだと。
ああ、それはめちゃくちゃ重要ですね。ここを曖昧にしちゃうとせっかく設定しても効果が半減してしまうというか。
ですよね。ターゲットはあくまで広く漠然とした層。
ええ。属性のグループ分けみたいな表面的ですよね。
で、ペルソナはその中から選び抜いた特定の一人、リアルな人物像、価値観とか悩みとかそういう物語がある。
そうなんです。物語を深く理解する上でさらに重要になってくるのが、健在ニーズと潜在ニーズっていう考え方なんですよ。
健在ニーズと潜在ニーズ。健在っていうのは本人がこうなりたいとか、これが困ってるって自覚してるもの?
そうですそうです。言葉にできるニーズ。資料で言う氷山の一角ですね。
なるほど。じゃあ、潜在ニーズっていうのは?
これは本人が自覚してないか、あるいは漠然としか感じてないようなもっと奥深くにある欲求とか課題?
へえ。自覚してないニーズ?
例えばですけど、時間を節約したいっていうのは健在ニーズかもしれないけど、そのもっと奥には本当はもっと家族とのんびり過ごしたいんだみたいな潜在ニーズ。そういうのがあるかもしれない。
わあ、なるほど。そっちか。その本人が気づいてないところに寄り添えると、これは確かにグッときますよね。
そうなんです。そこを理解して発信できると、他のアカウントにはない深い共感とか繋がりが生まれる可能性があるわけです。
資料にはこの深い理解がアルゴリズムにも良い影響を与えるって書いてありましたね。
要は、このコンテンツはこの人たちにすごく響いてるぞと判断されて、熱量の高いフォロワーに優先的に届くようになるかもしれないと。
その視点はすごく大事だと思います。アルゴリズムも結局はユーザーが満足するかどうかを見てますからね。
実際にペルソナを設計していくプロセスですけど、資料では目的の明確化から始まって、ジャンル選定、ペルソナ具体化、悩みの深掘り、投稿アイデア化、運用軸化といくつかステップが示されてますね。
今日は全部を細かく覆うのは難しいですけども、大事なのはこの一連のプロセスを通して、本当にこの人に届けたいっていう思いを具体的なコンテンツに落とし込んでいくことなんだと思います。
単なる作業じゃなくて、届けたい相手への想像力を働かせるプロセスそのものなんですね。
まさにその通りです。
いやー、今回の探求でペルソナ設定ってただのマーケティング用語じゃないんだなぁと、インスタでちゃんと意味のあるつながりを作るための心のコンパスみたいなものなんだなっていうのがすごく分かりました。
そのたった一人に向けて深く響くような発信を考えていくことが、結果的にはたくさんの人の心を動かすことにつながるんですよね。
特にその潜在ニーズに触れることができれば、他にない信頼関係が築けるかもしれない。
常に自分は一体誰に何を届けたいんだっけって問い続けることがやっぱり重要になってくると思います。
資料の究極の北極性っていう言葉印象的でしたね。
コンテンツの指針になるだけじゃなくて、そのたった一人を深く心に描くことが、もしかしたら普段のコミュニケーションとかコミュニティのあり方自体にも、なんか新しい視点を与えてくれるかもしれないですね。
ちょっと立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれません。
本日はどうもありがとうございました。