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AIを使いこなす人は何が違う?Claude Code・40万件の分析から考える
2026-10-18 06:08

AIを使いこなす人は何が違う?Claude Code・40万件の分析から考える

AIが作業するようになっても、人の経験や仕事の理解は何に役立つか。
自分がよく知る仕事で、正常な場面と困る場面を一つずつ書く。
その差が分かる結果をAIへ頼み、作ったものへ同じ例を当てる。
研究上の成功と、自分の現場で役立ったかは別々に確かめる。


今回のポイント
・Claude Codeの利用研究が調べた成功と、調べていない成果
・予約時間の重なりや片付け時間を、AIへの依頼へ変える例
・正常な場面と困る場面を渡し、作ったものへ同じ条件を当てる方法

▼ 今回の特典「自分の仕事の知識をAIへの依頼に変えるシート」
公式LINEに登録後、トークで「経験を依頼に」と送ってください。
https://line.me/R/ti/p/@953mvaom
受け取ったら、自分がよく知る仕事で、正常な場面と困る場面を一つずつ書いてみてください。

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【発信者】ソウタ(岡田颯太)/株式会社S.Line代表
AIを発信・制作・SNSマーケティングの仕事に活かす方法を届けています。

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AIがコードを書いてくれるなら、プログラミングを知らない人でも作れる。
だったら、経験のある人との差は、どこに残るんでしょうか?
Claude Codeの約40万件の利用を調べた研究に、面白い手がかりがあります。
コードを書く職業かどうかと、作ろうとしているものを分かっているか、
この2つは同じではなかったんです。
今日は予約を管理する道具を説明例にして、
どんな条件を伝えると、完成後に何を確かめればよいかまで決められるのか、
コードの知識がないから、自分には関係ない。
と思っていた人ほど、自分が普段やっている仕事の見方が少し変わるかもしれません。
研究はアンソロフィックが6月に公表したもので、10月に出た新発表ではありません。
Claude Codeの利用セッションを分析し、
仕事の種類や取り組む課題への理解と、セッション内での成功との関係を見ています。
コードの職種に限らず、課題を分かっていることが結果と結びついていた、というのが今回見る点です。
この研究で言う理解の深さは、資格や職歴だけで決めたものではなく、
依頼の具体性や確かめ方を会話から推定したものです。
それがセッション内の成功と結びついていました。
経験年数が長ければ必ず成功するとは読みません。
中程度の理解と専門家の差は比較的小さく、最初から何年も学ばないと使えないという話でもありません。
なお、実際の売上や利用者全員の満足を図った研究ではありません。
では、課題を分かっているとはどういうことか。
ここからは、僕が説明のために作った予約管理の例です。
研究で僕の店舗を調べたわけでも、この場でシステムを完成させた実績でもありません。
同じ時刻に予約が重なると困る、という身近な問題で考えます。
1人目は、使いやすい予約アプリを作って、と頼みます。
日付を調べて、名前を入力できて、予約一覧も出る。
画面はそれらしくできるかもしれません。
でも、その画面を見て、現場で使えるかどうか、何を試せばいいでしょうか。
見た目が整っているだけでは、肝心なことがまだわかりません。
予約アプリをAIへ頼むなら、例えばこう伝えます。
1人の担当者が1時間の予約を受ける。
10時から11時の予約があるとき、10時半の予約は重ねて入れられないようにしたい。
同じ時刻かどうかだけではなく、時間の重なりを見てほしい。
この人が渡しているのは、プログラムの書き方ではなく、使う概念で困ることです。
10時と10時半は、数字としては違います。
だから、同じ時刻の予約だけを止める作りだと、見逃すかもしれない。
でも、現場を知っている人には、その30分後は、まだ前のお客さんの対応中だとわかる。
こういう、普段なら当たり前に判断していることが、AIへ渡すときには大事な材料になります。
次に、11時からの予約はどうでしょう。
前の予約が11時で終わるなら入れられるのか、それとも片付けの時間が必要なのか。
もし、15分の準備が要る仕事なら、11時15分からにしたい。
この違いは、AIが一般的に賢いだけでは決められません。
自分の現場でどうするかという知識です。
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ここまで伝えると、完成した後に試すことも具体的になります。
説明用の10時から11時の予約を1件だけ置いて、10時半、11時、11時15分を1つずつ試します。
毎回、最初の1件だけの状態に戻して比べます。
15分の準備が必要なら、10時半と11時は受け付けず、11時15分は受け付けるかを見る。
全部実際のお客さんの情報を入れなくても、説明用の名前で確かめられます。
何を作るかと、できたかをどう見るかが繋がるわけです。
さらに、間違えたときの直し方も変わります。
何か違う、使いにくいだけでは、どこを変えるか分かりづらい。
10時から11時の予約があるのに、10時半も入ったので、時間が重なる場合を直してほしい。
こう言えれば、AIへ渡す修正の対象がはっきりします。
専門用語がたくさん使えるかより、起きたことを具体的に説明できるかです。
コードが書けないことと、何を作りたいか分からないことは別です。
予約が重なると困る。準備時間が必要。
キャンセルしたら枠を戻したい。
現場で分かっていることを起こる場面として渡せるなら、それはAIと物を作るときにも使えます。
今までの経験を、コードが書けないから価値がないと考える必要はありません。
では、経験が浅い人はどう始めればいいのか。
いきなり全部の仕事を管理する大きな道具にしなくていいと思います。
まず1つ、困る場所を決める。
予約が重ならないようにしたいなら、その1つで試す。
自分が分からない条件は、詳しい人へ聞くか、今使っている手順を確かめる。
分からないまま、全部AIに正解として決めてもらわなくていいんです。
逆に、経験がある人にも落とし穴はあります。
頭の中では、当然だから伝えなくてもわかるだろうと省いてしまうことです。
予約の後の15分の準備も、いつも自分でやっていると予約の条件だと意識しないかもしれません。
慣れている仕事ほど、誰かへ初めて引き継ぐつもりで、具体的な1日を説明すると抜けが見つかります。
この考え方を自分の仕事から書き出せるシートにしました。
概要欄のラインで、経験を依頼にと送ってください。
最後に、AIへ渡すものを増やすときに、何を覚えると良さそうかを整理します。
新しい機能名を全部追いかける以外にもできることがあります。
今回なら、画面が出ることより、時間の重なりを防げることが必要でした。
そのために、10時半は受けない。
片付けが終わる11時15分なら受けると、場面で渡す。
完成したら、その2つを試す。
経験をAIへ渡すというのは、難しい専門用語を増やすより、こういう普段の判断を言葉にすることなんです。
自分の仕事で、ここを間違えると困るとすぐ思い浮かぶことはありませんか?
今日なら同じ時刻ではなく、時間が重なる予約でした。
その1つを起こる場面と、どうなれば良いかに分けて書いてみてください。
AIの使い方を覚えることと、自分の経験をAIへ渡せる形にすること。
この両方が揃うと、今までの仕事の知識も新しい道具を作るための材料になります。
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