はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を。この番組は私、アートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2026年8月号をお届けいたします。 さあ始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をするArt Watchingの58回目でございます。
今月もマルさんと一緒に美術について話をしていきたいと思います。 よろしくお願いします。
さあ、マルさん、8月もね、もう終わりということですけれども、何かありましたか、今月は。 今月は夏休みお盆だったので、夏休みいただいて、北海道に行ってきました。
北海道って広いからね、どのへん。
東のほうで、九州路空港から入って、阿寒湖とか、あと九州路湖とか。
九州路湖って九州路川の源流なんですけど、
カヌーで湖から入って、源流の川まで入って、途中まで九州路川を下るっていうカヌーに乗ったんですけど、
それがすっごい良かった。
それやっぱり涼しいの、体験としては。
涼しいです。
天気は、ちょうど台風が来てるぐらいの時だったかぶっちゃったんで、
お天気はそんなにずっと曇りみたいな感じだったんですけど、
ちょっと寒いぐらい、20℃とか、17℃とか。
へー、まあでもなんか、秘書としてはなんかすごい良さそうだなって思うし、
源流に近いってことはやっぱ水は綺麗なもんなんですか、それは。
ものすごい綺麗です。
ものすごい、あ、そう、へー。
そう、すっごい透き通ってて、野生のシカとかキツツキとか、あとお魚もいたりして、
なんか大自然って感じ。
へー、なんかマルサは定期的に夏休み、だから大自然に行くんだね。
そうなんですよ、自然に触れてないとちょっと具合悪くなってくるから。
チューニングというか、夏休みの。
そうなんです、そう。
あとね、シャケが川に帰ってくっていう姿を見ました。
あ、いや、なんだろう、事実としては知ってるけど見たことないもんね、そんなの。
そうそう、私も見たことなかったんですけど、桜の滝っていう滝があって、
桜が綺麗なところなのかなって思って行ったんですけど、
その桜マスが帰ってくる滝で。
あ、その桜なんだ。
そうなんです、だから滝が流れてるところをジャンプして、
滝を飛び越えようと頑張ってシャケたちが、
へー。
あの、そう、ジャンプして泳ぐみたいな。
ジャンプって滝の上に行こうとするみたいなことなんだ。
滝の上に行こうとしてるんですけど、結構まあまあな滝なので、
あの、3000匹ぐらいこのシーズンで帰ろうとするみたいなんですけど、
1割ぐらいしか成功しないみたいです。
すごい、サスケみたいな感じなんですよね。
第一ステージに入ったりみたいな。
なんかそんな姿見たことないからあれだけど、
よくね、まあその別に無理矢理美術にくっつけるわけじゃないけど、
ほら、東流門みたいな、恋が滝登ってみたいな日本美術って見るけど、
でも実際恋があんなの見たことないけど、シャケなんだ、実際そんなことやってるのは。
そうなんです、すごいんですよ。
ちょっとあの、またインスタかなんかでポストします。
あ、見たい見たい。
面白くてちょっと笑っちゃいました。
いや、シャケは必死なんだろうけどね、生命の神秘みたいな。
いや、本当だったのかって。
本当だって何が、滝登りするっていうのが。
そうそうそう、帰ってくるって、こんな本能ってすごいなって。
なんかでもそれを見た後のイクラはさぞ美味しくというか、感じる。
貴重に感じる。
ありがたいよね。
これは貴重な経験だ、夏休み。
はい、そうなんです。
トニーさんはどうですか、最近。
僕はもう夏休みとかの概念がないので、別に、要するに休みを取りたいとも思わないというか、
なんかしてたいタイプだから、あれなんだけど、
ちょっと今回珍しく、大阪で仕事があったんですね。
その翌々日にフェルメルテンの内覧会がちょうどあるというので、お誘いいただけたので、
連泊して大阪と奈良をちょっと見てきましたけど、
今日収録日がフェルメルテンの初日ですから、昨日前日に見てきたばかりということで、
見てきましたね。
ほやほやの感想はどうですか。
ほやほや。
いや、まず、本当に率直に言うと、このツコクチケット争奪戦になってる。
今、本当になかなかチケット取れないっていう中で、やっぱり行かせていただいたっていうのは本当にもうありがたいね。
こういう機会をいただけて本当にありがたいですし、それはね、
何だろう、行ってきたぜってなかなか言いづらい。
実は、8月18日かな、コネクトっていうラジオでフェルメールについて話したんですよ。
大阪からちょっと中継しなきゃいけなかった。
そこで台本上では、ちょっとフォロッとディレクターさんには内覧会行ってくるんでってこそっと言っちゃってたから、
台本上ではこの後内覧会行きますって書いてあったんだけど、それはもう放送では言いたくないって言って。
反感書いたくないしみたいな。
だから今後もたぶんテレビ番組とかラジオに出させてもらったら言うのをやめようと思うけど、
このポッドキャストは温かい方が聞いてくれてるから、ここだけで言おうと思ってます。
だから皆さんもあんまりトニーが内覧会行って浮かれてたとか言わない。
特権使いやがってみたいな。
そうなんですよ。本当そう思う。
なぜなら、だって昨日見てきて、これからちょっと説明します。
でも見させてもらって、今日初日のポストを見たんですよ、X情の。
もう会場が本当にパンパン。予約制だって言ってる割に、それでももうあふれんばかりに人がいて。
もう本当だから、昨日の内覧会の状態と今日からは全然違うから、それでも本当にありがたいなと思ったんだけど。
まずね、何よりも真珠の海飾りの少女が来るのは14年ぶり。
10年前に東京都美術館のマウリッツハイス美術館展で見てたから、正直また来るってなったけど、見てたしなみたいな感じで。
本当は別にそこまで興味なかったんですけど。
本当はね、今回たまたま行く機会があったから行ったけど、わざわざ大阪まで行かなくていいかなと思ってたの、最初。
でも本当に最初に言っちゃうと、やっぱり14年ぶりに見ましたけど、やっぱり名作だなと思いました。
本当にやっぱり素晴らしい作品。これはもう本当にこれ見るためだけにね、行く価値はあるぐらいやっぱり素晴らしかったんだけど、
面白かったのがね、全部で12点あるから、最初10点、レンブラントの作品とか、ヤンステンとか17世紀のオランダの教室の作品があって、
その後にフェルメールの映像全長20mの巨大なスクリーンでフェルメールの生涯とか、全作品を映像で紹介。
その後にパネルで作品が等身大に並んでる37点バーッとあるコーナーがある。で、いよいよフェルメールコーナーが始まる。
だからなかなかこう、ギラシギラシして、ようやく来たなと思うと、今度まずはフェルメールの初期の神話が出るリアナとニンフたちっていうね、作品がまず飾る。
一部屋、広い部屋にひとつドンと飾られてるんですよ。
で、それもそれで名作だなと思うから見て、そしたら、いよいよカウントしてたら次、もうラスト、12点目、フェルメール、死の神風の象徴だなと思って、
ほんでね、次の展示室に向かおうと思うと、スロープがあるんすよ。
なんかこう、青い通路があって、スロープでちょっと上に上がってくの。
展示室次があるはずなのに、なんでちょっと上がってくの?みたいな感じで、スロープ上がってくるんすよ、たたたたたと。結構長い距離。
で、突き当たって右を向くと、今度展示室、フェルメールの青い、死の神風の象徴の展示室。
そしたら、スロープで上がってるから、結構高い位置にいる状態。で、今度そこから今度スロープが2段階で下がってって、だからより緩やかな、2段階で下がって下まで行くと、
下のフロアというか、床のフロアになってフェルメールと対峙できるってことなんだけど、つまりそのスロープのおかげで、
たぶんまあ列ができるけども、その列の間も見えるんですよ。
あ〜そういうことか。
高さができてるから。だから、あのなんかディズニーランドのアトラクションの待ち時間みたいな感じで、その待ってる間もなんかフェルメールの見どころみたいなものを、
今回公式アンバサダーでミフィが、あのキャラクターでいうから、ミフィが見どころを教えてくれたりする。
待ってる時間もたぶん楽しめるようにというか、で、下のフロアに行くとフェルメールといよいよこう対面できる。
まあ下のフロアに行かなくても、なんかすごい抜けた空間、広い空間にポツンとあるから、遠くからでも見えるように楽しめるっていうね、そのね、その作り方はすごくうまいなと思って、
まあよかったんだけど、個人的にちょっとどこに注目したかっていうと、もちろんフェルメールね、素晴らしかったんですが、
この11点ですよ、今回来たね。で、まあレンブラントとかヤンステインとかもあるんだけど、
まあ言ったらさ、そのバーターみたいなの来ちゃった、来ちゃったとか意識しないけど、なんかよくわからないのも来てるわけですが、
実はその中の作品に見応えあるのがあったなと僕は思って、一つがね、パウル・スポッテルっていう作家がいるんですよ。
これがね、動物画家として活躍した人らしくて、28歳で病死しちゃってるから、100点ぐらいしか作品が残ってないんだけど、
この人が描いた水に映る牛っていう、なんか牛とか羊とか、家畜たちがこう自然の中にいて、画面左側に池なのかな、川なのかな、みたいなのがあって、
そこにこう牛がいるんだけど、その牛がまあ聖地に描かれてるんだけど、その水にも反射して映ってるみたいな感じのね、
これをどうも18世紀イギリスを代表するレノルズって画家が見て、絶賛したと、オランダで見てね、絶賛したという作品が来てて、
これ結構いいなと思ったのと、それからもう一点ね、マリア・パン・オースト・テル・ウェイクという画家の花の絵が飾ってあったんですが、
実はこの人、17世紀としては珍しい女性画家なんですね、マリアっていうぐらいですから。
で、いい絵だったの、その花の絵がね、花瓶、壺に花がいっぱい、ひまわりとかね、多分いろんな花が飾ってある絵なんだけど、
気になって調べたら、この人の作品も減存する作品は30点ほどだそうで、当時ね、女性画家にしてはすごく活躍してたんだけど減存数少なくて、
調べたら、これは店内に書いてなかったんで、書いてきてから調べたんだけど、
2023年にアムステルダムの国立美術館が彼女の作品を2点入手したんだ、30点ほどしかない中の2点を入手して、今現地で話題となっている、そうなんですね。
ですから、このパウルス・ポッテルとマリア・パン・オースト・テル・ウェイク、これがもしかしたら次のペルメールになるかもしれない。
【茅】名前が覚えられない。 【おだしょー】覚えられない。でも、ペルメールもだって最初に来た時はレンブラントとその仲間たちみたいな感じで来てた、
無名の画家が50年経ってこれだけのね、大阪を分けての展覧会みたいになってるから、もちろんそれがメインで行くんだけど、
やっぱり残りの10点か、ペルメールの作品じゃない10点の中の、しかもレンブラントとかヤンステンとか知られてない作家も何人かいるから、
これをわざわざマウリッツ・ハイスが送り込んできたということは、次を狙ってんじゃないかなと深読みをしまして、
ぜひそれもね、見ていただきたいなと思って、ちょっと紹介したんだけど、だから火の打ち所のない点なんかなんだけど、唯一ちょっと意味が分かんなかったのが、
唯一だけど、全作品12点なんですよ。何度も言ってるように。なのに、章立てが6章立てで、第5章、室内が1点、6章、動物が1点、
なんかもうそれって章立てなのかなみたいな、章って何みたいな、何の意味があるんだろうみたいな。
その作品名でいいじゃんみたいな。
いいじゃん、12点しかないのに、なんで章立てしたの、しかも6章みたいな感じで、それだけが唯一意味がよく分からなかったですけど、
でも見に行けてよかったなと思いましたね、これは本当に。
おー、なかなか行きづらい展覧会ですけど。
でもリセールも出るそうですし、これからも追加、また抽選もあるそうですので、皆さん諦めないでいただけて見ていただいて。
だから本当に、もちろんフェルメールも素晴らしいのは当然なんだけど、何度も言ってるように、その絵以外の作家さんが意外とよかったなと思って。
そういう意味でも、掘り出し物、フェルメール展でそっちにも目が行ったのは、ちょっと自分の中でもびっくりしましたねっていう。
ただなんかすごいグッズのね、売れてても大変なことになってるらしいんで、グッズがどれだけ残るかわかりませんけども。
ミフィちゃんとかね。
コラボがね、そうそうそう。かわいかったですけどね。
そう、ということで、もし関西方面行く機会があれば皆さんちょっと行って。
これはお祭りですよ、これは本当に。なんか展覧会と思って行っちゃうと、あまりに人が多いし、なんかうんざりしちゃうと思うんで。
でもお祭りと思って行ったらね、たぶんほらネプタ祭りとか観光で行こうとしたときに、お客さんがスカスカだったら逆に、せっかく祭りに来たのにってなっちゃうから。
これはもう祭りと思って皆さん行ってくださいっていう感じがしました。
さあ、ということで、すみません、オープニングが長くなってしまいましたから、お便りもね、たくさん来ているということですので、ここからお便り紹介をしたいと思います。
はい。先月のアートウォッチング会へ反響をいただいたのでご紹介します。
はい。
じゃあ、むねこさんからです。
世田谷美術館2人のアフリカ、手仕事の宇宙、行きました。
ポッドキャスト7月号の放送前日でした。そして私も川さんの作品がたくさん見れると思ってました。
はいはい、その話しましたね、確かに。
はい。でもでも期待を裏切る素晴らしい展示で感動しました。
栽培植物と文化の関係とか、民族ごとの色彩の認識とか、もともと興味があったので面白かったのですが、
籠の編み目の細かさや、細い手織り布をはぎ合わせるセンスなど目を見張るばかり、博物館ではなく美術館での展示という点が良かったです。
手仕事は美しいけれど生活に漏れて、もしかしたら工業製品に押されて消えていってしまうかも。
過去にこんな道具があったんだよ、じゃなくて、ほらこんなに綺麗でしょって提案できたら、手仕事からアートが生まれたらいいなと思います。
ありがとうございます。
確かにね、美術館での展覧会、博物館の展覧会ではなくて、美術館展覧会だったっていうのが確かに良かったなっていう。
良かったですね。そこの美に焦点を当てられたというか。
いや、素敵な感想、ありがたいですね。
ありがとうございます。
はい、さあ続いて。
はい、続いてトイカズミさんからです。
はい。
トニーさん、マルさん、こんにちは。4月の放送ではオススメ美術館を紹介していただきありがとうございました。
その中でまず行けそうだった東山記念館に行ってきました。
聞いていたエピソードなどを思い出しながらじっくり見学できました。
確かにお金持ちの堂楽的なカビさは全くなく、でも細部にわたるこだわりが随所に見られ、建築好きは必見ですね。
余談ですが帰りには地元の名物のすったて岸面をいただきましたが、こちらも絶品でした。
残りの2館もいつか行ってみたいです。これからも楽しいトークと情報をお願いします。また公開放送やってほしいな。
ありがとうございます。
すったて岸面が気になっちゃって。
すったて岸面は初めて来ましたね。
すったてうどんみたいなのなかったかな。確かにすったてと呼ばれるものをこの近くにあるのは聞いた気がするけど、食べてないな。
でもやっぱこういうことだよね。やっぱり自分は効率的に展覧会ばっかり見に行っちゃってるけど、展覧会とか美術館とグルメね。
これはなんかいいですね。
すったてという郷土料理があるらしくて、それが冷や汁みたいなやつですって。
すりたてからすったてっていうことなの。
おいしそう確かに。夏にごまのお汁みたいなやつですね。
これいいですね。
ありがとうございます。
貴重な情報ありがとうございます。
公開放送もねまた。
そうですね。意外とやってないもんね。
だいぶ経っちゃいましたね。
そうだね。それからの聞いてくれてる方も結構いらっしゃると思うんでね。
またやりたいですね。
じゃあ次。ステップアップさんからです。
前回地方のおすすめの美術館のお話がありましたね。
私は滋賀県在住ですが、佐川美術館をおすすめします。
とにかく建物も水庭も素晴らしい。晴れの日と雨の日では楽しみ方が違う。
四季折々の風景が素晴らしいのです。
貯蔵品も好きですが、そういったハードウェアが好きです。
私のかかりつけ美術館です。
もし来られたことがないようでしたら、ぜひお二人に来ていただきたいです。
お待ちしています。
ということです。ありがとうございます。
いいですね。かかりつけ美術館というのがいいですね。
すごい素敵な言葉。
ないな。かかりつけ美術館というものが。
かかりつけ美術館か。
もう一箇所だけじゃなくて、まんべんなくめちゃめちゃ言ってますもんね。
自分はたぶんいろんなところに行ってるけど、かかりつけという言葉のフレーズとしては、
これを見ると心が癒されるから、定期的に行こう。
丸さんの自然みたいな感じでね。
もしかしたらステップアップさん、大阪美術館の何かに定期的に行くのがあるのかもしれないですよね。
建物とか空間がもしかしたらいいのかも。
私は行ったことないんですけど、行ってみたい美術館の一つです。
佐賀美術館。僕はたぶん最近またリニューアルしたと思うんだけど、リニューアルしてからは行けてないんですけど、
何年くらい前かな、10年、6、7年前か行ってますね。
滋賀県の美術館なんですけど、意外と京都から行った方が早いというかね。
京都駅まで新幹線で行っちゃって、そこからたぶん20分くらいで確か電車で最寄駅までは行けたはずなんで。
そんな近いんですね。
そうそう。意外とアクセスいいんですよ。
本当建物が素晴らしくて、覚えてるのが楽吉財門さんってね。
仙乗りっていうから続く楽ジャバンの楽家のずっとね、代々一代でっていう。
楽さんの館みたいな楽吉財門館っていうのがあるんですよ。
それこそ水庭で水盤が広い水盤があって、水の庭があって、その奥、本館みたいな建物の奥のから水庭挟んで、遠くに見えるんですよ。
で、あそこどうやって行くんだろうみたいな。
もうあまりに水の中に浮かんでる感じだからどうやって行くんだろうと思ったら、地下通路みたいなのが伝わっていくんですよ。
だから一回水の庭の下を潜って地下道みたいに通っていくと、そっちに着くみたいな。
すごいですね。
あれがすごかった。だから建物がとにかく面白いなっていう。
たぶん建物もいろいろとこだわりがあって作られてるんで、建築的にもすごく面白かったな。
なんか巨大なイメージで土管みたいなのがあって、みたいなスペースというかね、丸い巨大な空間があって、上が空が抜けてるんですよ。
だから別にジェームズ・スタレルじゃないけど、なんかでかい土管みたいな部屋みたいなのがあって、上を見ると空が見えるんだけど、
これがたぶん気になる方はGoogleマップとかで見ていただくと、そこだけ水の水面の中に丸い穴が開いてるんですよ。
水の庭でくり抜いて、そういう部屋を作ってて。
だからいろんな仕掛けがあって、面白かった。
田中も面白いんだよね、ここは。だから行きたいんだけど、なかなかね、確かにちょっと。
京都行くとね、また京都で行きたいとこがいっぱいありすぎて、ちょっとなかなか行ってないんですけど、今聞いて改めてもう一回行きたくなりましたね。
次は行きたい。ありがとうございます。
これでも皆さんもぜひこのかかりつけ美術館。
かかりつけ知りたい。
いいですね、このかかりつけ美術館という言葉が流行ればいいなと思います。
ありがとうございます、いい言葉を。
なんかうちの番組のもののように使っちゃってますけど。
いや、すみません。
すみません。
まるしい、まるしいですよ。
まるしいステップアップさん。ステップアップさんプレゼンツ、私のかかりつけ美術館というコーナーがこれから始まるかもしれません。
皆さんもぜひ、ぜひ私のかかりつけ美術館を送っていただきたいなというふうに思います。
ということで、ウェブページへのお便りやハッシュタグのそろそろ美術の話しようの投稿を引き続きお願いいたします。
かかりつけ美術館に限らず、美術に関わるメッセージであれば何でも受け付けますのでよろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース。
このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントをするコーナーです。
じゃあまずこちらですね。美術施設長で8月14日付けで講じられたニュースです。
補給美術館が豪雨により浸水被害当面の間臨時休館ということで。
先週の金曜日に講じられて、今21日を収録してますけど、この時点でもまだ臨時休館中ということで。
千葉県でね、その豪雨がありまして。
補給美術館浸水しちゃったの知らなかったです。
これは、そっかそっか。まず豪雨のニュースというかね、あれが本当にびっくりして。
いくつか浸水被害がひどいところがありましたけど、そのうちの一つの八千代市っていうのが、僕地元の市で、
多分前回も八千代市で講演してきたんですよ、みたく。
このたぶん13日がたぶん浸水というか大雨の日、豪雨の日。
で、俺15日がまた講演だったんですよ。
だから、えーっと思って、明後日行くのにと思ってて。
ネットでも今どうなってんだろうなと思ってみたら、八千代市民ギャラリーっていうところの最寄り駅が、
東横速鉄道っていう電車の村上って駅なんですけど、村上の駅がやっぱり前が浸水しちゃって、車が立ち往生しちゃってる。
2日後は水はさすがに引いてたんですけど、やっぱりハザード台って言って動けない車が何台かありましたんで。
やっぱりすごい大変だったんですよね、本当に。
だから、やっぱり千葉県出身としてはちょっと胸が痛む事件、災害だなと思ってたんですけど。
ホキ美術館さんはもうすぐ心配したんですよ。すぐ心配したっていうのを。
千葉県立美術館とか千葉市美術館さんとか、やっぱ千葉の美術館は本当にみんな大丈夫かなと思って。
その中でもホキさんは数年前に浸水があったんで、
そういう一件があったんですよ、昔。何年か前にね。
ホキ美術館があるところって、住宅街のほんとど真ん中にポンとあるんだけど、
建物が地上2階、地下2階みたいな建物なので、地下の搬入口に向かって地下に水が一気に住宅街の水が流れ込んできちゃったっていうね、過去に。
一件があって、大雨の時。今回ほとんど大雨じゃないんだけど、住宅街の雨が全部そこに入っちゃったみたいな。
その時に、地下2階に電気板とかがすべて地下にあったから、それで電気板とかも経度もダメになっちゃって、っていうことがあったんですよ。
結局その後、復活した後に館長さんに取材したことがあったんだけど、心が一回やめちゃおうかなと思ったんだって。
もう無理かもって。でもそこ、やっぱりちょっとファンが多いね、美術館の人たち専門の美術館として頑張っていかなきゃっていうのがあって、
何ヶ月かかけてその電気系統をすべて2階に持ってって、それからそのスロープも何かあったら水止めれるように。
なんかね、聞いた話だと、地下鉄って大雨でもそんなに水が入ってこないのが止めれる最終的なね、そういう止水板みたいなのがあるらしい。
それを導入したって言ってたから、今度雨があっても大丈夫なようにしたっていうのは知ってたけど、
それでも今こうなってるってことは多分その想定すら超えてきちゃったんだと思うんですよ。
なるほど。でも電気系統を2階にあげといてよかったですね。
よかったんだけど、ただやっぱり地下にも展示作品があったり収蔵庫とかもあるだろうから、ちょっとほんとそれが心配で。
前回の時には3点ぐらい作品がダメになったっていう話だったんだけど、
でもその時に聞いてちょっとびっくりした話が1個あったのが、よく写実の絵画のね、特に超写実絵画って言われる作品、
油彩で本当に積み重ねるように絵を描いていくっていうね、肌を描くんだとしたら、
まず血管の色を描いて肉の色というか、その上に肌の色を乗せていくみたいな、積み重ねていくっていう。
そういうのをよく堅牢な画面っていう言い方をするんですよ。堅牢に描きますみたいな。
で、これ笑い話として言ってたわけじゃないんだけどね、館長は決してね。
前回の時に水没しちゃって、保管庫みたいなところで見に行ったら、ある作品。
やっぱちゃんとその巨匠が描いた、ね、写実の巨匠が描いた堅牢な画面の絵は、キャンバスから絵の具が剥がれて絵の具の層だけが浮いてたんだって。
だからもうそれだけで成立してるんだって。その絵の具だけで。
だから最終的にキャンバスにもう一回戻してその絵は何事もなかった今展示されてる。
どの絵かは僕は分からない、教えてもらわなかったんだけど、それぐらいしっかり作り込んでるから、キャンバスから絵の具が剥がれても、その画面として残ってそのまんま。
え、嘘。
描けない。
四角で剥がれてるってことですか。
そういうことです。絵の具の面だけが剥がれて、だからキャンバスは水没してるんだけど、難しい言い方だけど、絵の具だけが水のところにぷかぷか浮いてた。
えー。
だからちゃんとした人が、やっぱりちゃんとした写実の画家が描くと浮くもんだよって館長が言ってたけど。
もう二度とそんなことはしないほしいけど、たぶん今回ももしかしたら。
笑ってはいけないけど。
笑っちゃいけないけど、これがさささっと描いてるとそんなことにならないんだけど、ちゃんと堅牢になってるから、今回もそうであってほしい。
なんか水が入っちゃったかもしれないけど。
あとでもう一回キャンバスに戻してくれやね。
そんなことは思いましたけど、本当にこの被害もね、まだ収まってないですから。
早く復旧を祈るばかりですね。
本当にね、北京美術館限らずね、生活苦しい人も大変な人もいると思うんで、本当に心から悔やみ申し上げるというか、
やっぱり地元だからね、やっぱりちょっと自分も何か手伝えることがあったら手伝いたいなと本当に思ってますということですね。
はい。
そしてもう一つニュースがあります。
これ朝日新聞でも応じられました。朝日新聞限らずね、全部の新聞で応じられましたけど、
山田五郎さんがね、死去67歳、西洋美術の魅力を紹介ということで、西洋美術の魅力をわかりやすい言葉で伝える評論家の山田五郎さんが、
7月14日にお亡くなりになってしまったというニュースです。
この番組は明るい番組で言いたいので、あまり誰かが亡くなったとかっていう話は、もちろん気持ちとしては思ってても、
番組で取り上げなくてもいいのかなってちょっと思ってはいたんですけど、でもちょっとどうしてもと思いました。
真莉さんどうでした?ちなみにこのニュース。
びっくりしたのと、あと山田五郎さんって本名じゃなかったんだっていうのに、
本名竹田正彦さんだったんだっていうのにもびっくりしました。
それは今じゃちょっと違うと思う。そうかもしれんけど。びっくりはするかもですけど。
不法でもびっくりしましたけど、名前もびっくりしました。
山田さんはね、僕は意識は当然せざるを得ない人で、この仕事やるようになって、やっぱり比べられるわけじゃないですけど、
最初にやり始めた時に、やっぱり山田五郎さんみたいになるのとかね、その関係者、美術館の方とかに言われて、
いや別にそういうわけじゃないんですよとか言いながら、アートテラーって何なんだろうなみたいな。
そうやって意識せざるを得ない人だなと僕は思ってたんですけど、
なんでこの番組取り上げたかったかっていうと、この番組があるのは山田五郎さんのある意味おかげだなっていうのがあって、
この番組5年前に番組プロデューサーからポッドキャストやらないって僕に声かけてくれて、
最初はゴッホとかピカソとかそういう画家をね、紹介する、そういうポッドキャスト番組っていうアイディアでいただいたんです。
だけどその時にもうよぎったのはもう山田五郎さんのYouTubeだったんですね、僕の中で。
だから山田五郎さんがやってることを、後追いで僕がやってどうすんだろうなみたいな。
ああいうふうにできるのかなっていうのもあったし、しかもYouTubeに対して音声だけで、
果たしてその面白さに勝てるとは言わないけど、匹敵できるのかなって悩んで。
まあそれもあって、どうせやるならそういう番組じゃなくて、ゲストを招いてのトークのポッドキャストにしたいっていうのがあって。
だからもし山田五郎さんがあれやってなかったら、たぶんそっちのような番組になってたと思うし、
そうやってたらたぶんこんな長続きこの番組してなかったと思うんで、
やっぱ山田五郎さんっていう人がいないとこの番組成立してなかったなっていうのと、
あと山田五郎さんがああいう解説番組をやってるから、
自分は違うことをしていかなきゃなってずっと思ってたのもあって。
でもね、やっぱり仕事から解説するタイミングも結構あるから、
僕が番組とかに出て作品について紹介するみたいなことも未だにあるんで。
でなると、山田さんと僕が何か別の番組でバッティングすることってまずないんですよ。
当たり前ですけど、だって同じカテゴリーの人間だから。
一番組に解説者二人もいらないし、山田さんが出てる以上僕は呼ばれないし、みたいな感じだったんですけど、
2年前に一度だけ山田さんと共演できる機会があって、
それが春画をテーマにしたドキュメンタリーの映画があって、
それのトークショーを山田五郎さんと春画を研究している研究者の方が対談をするっていう、
これのMCを僕がやるっていう。
それで初めて山田五郎さんとお会いして、
結構恐る恐る、今日よろしくお願いしますって言った後に、
僕のことなんか知らないと思いますけどって言った第一声で、知ってるよって普通に言われたのがすごく嬉しかったんですよ。
なんか、当然知ってるよみたいな感じで言ってくれて。
で、その時僕も結構緊張、あんましない方だけど、山田五郎さんの前で変なことできないなと思ったし。
でもそこでいろんなちょっとだけ10分ぐらい雑談もさせてもらって、
そういうことがあって、またなんかあったらご一緒できるといいですねって話をして、
それからもう一回会う機会はなかったんだけど、
もう一個だけニアミスしたことがあったのを最近思い出したんだけど、
去年、これ言っちゃっていいのかわかんないですけど、去年スクラップっていう謎解きのね、
地下謎っていう地下鉄で謎解きみたいな、あれを依頼が去年あって、
その地下謎の最新シリーズではいろんな職のプロとか建築のプロとかが案内して、
街の魅力を新たに紹介していくみたいな、ちょっと新規軸だったんです。
で、アートの旅っていう8個ぐらい旅がある中の一つがアートだったんですね。
で、これのコメントの依頼がスクラップさんから来たんですけど、
それがなんかね、8月何日かに依頼が来て、
可否、この受け入れできるかどうかの可否がその日までで、
しかもコメントを2日後に欲しいっていう、めちゃくちゃとんでもない、
そんな急に来るものなの?と思ったのがあって、
でもありがたい状態だから引き受けたんですよ。
企画書すぐ送りますって言って、送られてきた企画書にこういう感じで、
こういう感じになりますんでっていうラフみたいなのがあったんだけど、
そのラフのトニーが写る写真のとこに山田五郎って書いてあったの。
これ山田さんが確実に蹴った仕事が俺に来たのって、その時思って。
で、だからギリギリだったしみたいな。
それは多分他の仕事だったらちょっと嫌な気持ちになると思うの。
でもなんか山田五郎さんの蹴った仕事、
蹴ったのじゃなくてもしかしたら体調で、だから蹴ったっていうそんなひどい人じゃないと思うんだけど、
山田さんがしなかった仕事がこっちに来たんだっていうのがすごく自分としては嬉しくて、
なんかそういう人だったなって思ってた上で、
ちょっと話が長くなっちゃったあれだったんですけど、
山田さんがやってるYouTube動画もたまに興味深いものは見させていただいたんですけど、
最後の動画がなくなってから最後のやつが上がる。
それがテーマがメメントモリっていう。
要するに死を思うっていうテーマを、
本当に見ててつらくなるぐらい山田さんが、だってなくなる数日前に撮ってるからもう鼻からチューブをして、
すごくもう衰弱、いつものしゃべりじゃないぐらい弱々しい感じなんだけど、
もうその人生をかけて最後の講座、アートについて話す。
エンターテインメントとして話してる動画を見て、
たびたびこの番組で、僕は早く死にたいとか、別に死にたいわけじゃないんだけど、
そういうことをたまに言って心配されるんですよ、この番組。
トニーさんが死にたい死にたい、別に死にたいって言ってるわけじゃないんだけど、
いつまでこの仕事やるのかなって思って、ずっと活動してるんだけど、
一つの回答例というか、自分もこうなりたいなと思いましたね。
ならなきゃなと思ったというか、やっぱり最後の最後まで、
アートを伝えるってこういうことなんだなって思って、
勇気をもらったっていう言い方は変なのかもしれないけど、
山田五郎さんは別にそんなつもりはないのかもしれないけど、
山田五郎さんの仕事が来て、地下謎のコメントを去年したように、
何かまた新しいパスをもらった感じがして、
何かしなきゃな、やらなきゃいけないなっていうのをすごく思わされましたね。
だから、
最後の番組がそうだったんですね。
それは多分自分でもわかってて、これだって決めて、
メメントモリっていう言葉は展覧会でも見るし、常識としては知ってたけど、
やっぱ、あの山田五郎さんの状態で言われると、
こんなに実感を込められる解説はないよって思ったなっていう。
ちょっと重みが違いますよね。
そうなんだ、ちょっと。
だから、自分がメメントモリやったら、山田五郎さんと同じことやってると思われるから、
自分がやるのは、たぶん雷合図とかね、
別の詩をテーマにした作品にしなきゃいけないなって、
だから今からもう考えとかなきゃなって。
アミラ雷合図でやったほうがよかった。
まだいいですよ。
このポッドキャストの最後はどうするのかなとか、いろいろ考えながらでしたけど。
まだいいですよ。
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます。
はい、じゃあ丸さんからいきましょうか。
はい。竹田龍さんの幸福の霧という展覧会が、
京橋の工作かねちかギャラリーで、9月19日まで開催中です。
これどんな展覧会なんですか。
竹田龍さんってまだ1989年生まれで、かなり若い作家さんなんですけど、
私結構好きで、近年注目してる作家さんで、
竹田さんといえば結構プリミティブな筆色、プリミティブな印象を受ける絵画の作品が思い浮かぶんですけど、
今回は絵画も大きめの絵画と、あとセラミックの作品も立体もあって、
なんかセラミックもやるんだと思ったら、竹田さんって彫刻学科を出てて、
もともとはってことですか。
もともとはそうなんですよ。豊さんとか。
豊修行さんですかね。木材をチェーン層でね。
そうですね。に指示されてたそうで、
だから絵画も偶然にできたシミとか傷とか手がかりに、そこから浮かんでくるイメージを掘り出すように描いていくっていうやり方でやってるんですけど、
これが途中までの絵ですみたいな、最初こんなだったんですよって見せてもらったんですけど、完成した絵と全然違うんですよ。
変わっていくんだ、どんどん。
そう、どんどん変わっていくんです。
イメージが。
塗り重ねてて、だから最初にここにあったのがもう全部塗りつぶされてまた違うイメージみたいになってたりするし、
セラミックの方も手の感覚とか、石とか自然物を押し当てたりとかして、できた後からまたそこから発展させてとか、そういうふうに作ってるみたいで、
プロセスも含めて面白いと思います。
まだ若い作家さんだから、これからもね、まだ期待できる作家さんだし。
若いけど、作品はちょっと巨匠っぽいですよ。
本人はどんな感じの人なんですか。
本人はね、ひょうひょうとしたお兄さん。
お兄さん。
いい感じの人。
いい感じの人なんだろうけど。
いい感じの人です。
そうね。竹田龍さん。
竹田龍さん、おすすめです。
はい、ちょっと期待。僕はちょっと存じ上げなかったので、ちょっと行ってみたいと思いました。
はい。じゃあトニーさんどうですか。
そうですね、今月あんまり大きな展覧会始まってなくて、ペルメル展がメインだから、最初に話しても疲れ果たしたというか、もう疲れきた気がしたんですけど、
寝りまくりつ美術館で今コレクション展が2つ同時開催してて、1つが若林沙男さんという結構カリスマ的彫刻家、鉄の彫刻家の展覧会。
ダウン&レストという展覧会と、それから写真作品を発表している寺田真由美さんというね、若林さんはもうお亡くなりになってますけど、
寺田さんは今現役でニューヨークで在住して活動している寺田真由美さんの不在の存在という展覧会が同時開催されてるんですけども、
寝りまくりつ美術館の話、多分何回か前にね、本当は平田昭久さんというね、
経営の建築家によって新しい建物になる予定だったのが、区長が変わったことによって、新しい区長になったので、既存の建物を使い続けることになりましたっていう。
だから、それを一発目の展覧会に行ったんですよ。で、何気なくね、案内状を聞いてたから行こうかなぐらいの感じで行って、
なんていうんですかね、言葉を選びながら言いますけども。展覧会すごい面白かったんですけど、
若林さんの作品はすごく無言のイメージと言いますかね、鉄でこう、
本当になんかシンプルな形の鉄のぶっきらぼうな彫刻みたいなものが、それがドンとあって、
今回それとドローイングが寄贈されたので、そういう展示されてるっていう感じのね、型や展示室。
で、もう片方は寺田真由美さんっていうのは、室内の写真が並んでるんだけど、それは室内に見えるんだけど、実は建築模型を作って、その建築模型を撮ってるっていうね。
不思議な、ちょっとコンセプチャルな作品を作ってるんですけど、
たまたま僕が行った時がそうだったのかもしれないですけど、お客さんがそんなにいらっしゃらなくて、
なんとなくだけど、練馬芸術美術館って行くとまずロビーがバーンとあって、それで今回展示室が2階の展示室を2つ使ってるんだけど、
そのロビーにも誰もいなくて、なんかいつも、今までだったら誰かが座れる場所だから街の人が座ってたりとかしたんだけど、
なんかたまたま行ったら誰もいなくて、なんか受付で少し声を出したら、なんかそれが響いちゃうぐらいの感じ。
で、上の階行ってもお客さんほとんどいなくて、なんか本当に失礼なけど葬式みたいだなと思った。
あんな楽しく、本当は楽しくなる予定だったはずなのに、なんかお葬式みたいだぞ、みたいな。
思ったんですけど、この展覧会ね、実はこの番組に何度も出ていただいた番組のファンなら、
オノ様こと、オノさんの展覧会ですから、オノひろこさん学芸員の展覧会なんですけど、
実はオノさんが、ただこれオノさんがですね、これ展覧会やることは知ってたんですけど、
オノさんは今年の4月から実は富山県美術館に移動されまして、新展示で今頑張ってらっしゃるんですね。
これはもう別に公式に発表されてるから全然いいんですけど、だからオノさんの手から離れた展覧会だと思ってたんですよ。
4月にはもう練馬じゃないから。で、葬式みたいな展覧会だなと思いながら、一応さ、
図録があったから、図録が会場にあるから、図録読んでたら、その図録にオノさんのコメントとか、それぞれ一冊ずつ図録が作られてる。
コメントしてるんですよ。文明はぜひ皆さん読んでほしいんですけど、
私はもうこの美術館から去りましたか、みたいな感じで、もう去ったことも書いてあるわけ。
だから、だいたい一人が不在の存在ってタイトルなんだけど、オノさんがいなくなった、ほんと葬式みたいな展覧会だった。
それも含めて。そもそも若林さんの作品っていうのが、横須賀美術館に若林さんのでかい作品が外にあるんですよ。
そういう通路みたくなってて、鉄の通路があって、バレー、谷になってて、その間を人が通過できて、それで美術館に向かっていくっていうアプローチみたいなね、
銅線みたいな作品なんだけど、それのちっちゃいバージョンって、これ犬のためのものができてる。横須賀美術館はでかくて人用だけど、それよりちっちゃい犬用の通路。
だから人は通っちゃいけないけど犬用なんですよ。これが実は新しい練馬区立美術館のどっかに置かれる予定だったらしい。犬のための通路を作ろう。
それもオノさんも、展覧会楽しい、新しい美術館作るのに携わってたから、さあどこに、多分建築家と一緒に考えながら、その作品どこに設置しようとやる予定だったのがなくなりました、みたいなことが書いてあるわけ。
一つはね、悲しい。寺田真由美さんは、オノさんが初めて練馬区立美術館の展覧会をやったときも寺田さんだったんだって。
それが何年ぶりにまたやることになった。それがまさか自分の練馬での最後の展覧会になるなんて、みたいな。
本当そういうのも含めて、なんか切なくなってきて。で、オノさんに、展覧会見ましたって送ったら、すぐレスが来て、どうでしたって書いてあったから。
葬式みたいでしたとは言えなかったけど、いろいろと感極まる展覧会でございました。
ズロークを送りますからって送っていただいたんですけど。
オノさんのことを知らなくてもね、でも展覧会としては、狙っているか狙っていないかわかんないけど、若林さんの作品も言ったら、
人が通らないための井戸の通路だし、片っぽは寺田真由美さんも不在っていうテーマにしてるから、当然会場としてもやっぱりセンチメンタルな空気になるから、
狙ったのか、いろんなコレクションがあるのかから、この二人を選んだっていうのが、すごく僕は意味があることのように思って、
あの明るいオノさんがいなくなっちゃったしな、みたいな。そのタイトル、寺田真由美不在の存在っていうのが、もう思わせぶりすぎて。
これはこの番組のリスナーさんには伝えなきゃなと思って、今回紹介しました。
10月18日までやっていますので、作品としては寺田真由美さんの作品、僕はすごい去年だか一昨年だか、トップコレクションかな。
東京の写真協図館で見て、すごいいいなと思った。本当に作品としても素敵な作品だったので。
私も好きです。
誰もいない感じの部屋なんだけど、誰もいない感じなんだけど、誰もいない感じってわかるってことは、
人が存在していたんだなっていう感覚が、感覚的になぜかわかるっていう、なんかその絶妙のラインのね、その写真作品が素晴らしいので、
なんかそのなんですよ、小野さんはここにはいないんだけど、小野さんがどこかにいたな。
だから幽霊のような感じで言っても、元気にはやってらっしゃるからなんだけど、練馬の幽霊みたくなっちゃってる。
それも含めてね、なんか非常に感慨深い展覧会でしたね。
それで練馬の展覧会もね、良かったんですけど、ちょっと2つとも、いわゆる大型展ではないから、
練馬さんとかにしてるギャリーの展覧会とかあれなんで、ちょっと大きな展覧会で良かったなと思うやつを1つ紹介、最後させてもらっていいですか。
宇都宮美術館で開催しているカンディンスキー世界は鳴り響くという展覧会が、これ9月3日までです。
今オンエアが8月29日で配信が、9月3日までかよと思われて、あれなんですけど、
実はこれ巡回しますので、この後宮城県美術館に9月12日から巡回して、その後長野県立美術館にこの11月に巡回します。
カンディンスキーという抽象画の父と言われている人ですね。
この番組ではマルさんがすごい好きだった、ヒルマー・フクリントという、抽象画はもっと早い人がいたんじゃないかみたいなあれがありましたけど、
暫定的にそういう話もなってますが、一応美術自治体はそれまでカンディンスキーという人が抽象画を作ったと言われています。
このカンディンスキーの展覧会を、今は宇都宮美術館でやってるんですけど、3館の美術館で企画した展覧会なんですけど、
カンディンスキーの展覧会としては、国内ではなんと四半世紀ぶり、東京国立近代美術館で開催されて以来、ほぼ25年以上ぶりに開催するそうです。
面白いのがカンディンスキーって、抽象画の父と言われてるけど、抽象画家になる前が当然あるわけですね。
いきなり抽象画家になるわけじゃないから。だから最初は印象派の影響を受けてるような絵を描いてるんだけど、
そこから抽象画に目覚めて抽象画家になって、最後パリに今度行って、パリ時代の作品。
ちょっと画風がそれなりに変遷するんですが、今回の展覧会の一番のポイントは、全て国内のコレクションだけでやる。
だから日本に実はカンディンスキーの名品がかなりあるし、しかもちゃんとどの時代のものもあるっていうことに、今回企画しただけじゃなくて、気づいて。
しかも、どうも一番大事と言われてるムルナウっていう、ミュウヘン近くのムルナウってところに滞在した時に、カンディンスキーは抽象画にちょっとなったんじゃないかと。
起点となるようなエポックメイキングな時があるんですけど、そこのコレクションを数年前にアーティスト美術館さんがご購入しましてね。
あれを見た時に、学院さんピースが揃った。これでいけると。これで作れるってなって、今回展覧会が開催されるということなんですけど。
だからそういう意味で、日本国内のだけでできちゃうっていうね。
カンディンスキーが意外に日本に影響を与えたいろんな美術館が持ってるのを集めて、だからオール日本で頑張ったっていうところ。
すごい良い展覧会なんですよ。
カンディンスキーのメインのコレクションを持ってるところっていうのが宮城県美術館なんですよ。
実はこの番組で、前に朝日新聞の竹部さん、たらおの中の竹部さんと、それから磯井さんって学院さんが出てくれた時が出演してくれた会があって。
磯井さんが宮城県美術館のコレクション展を、コレクション見てこれは面白いからやりたいって言ってやった。
その時のメインがやっぱカンディンスキーの作品だったんですよ。
だからその時にもね、ちょっとカンディンスキーの話出てるんですけど、今回そういうことでね、カンディンスキーの作品を集めた展なんかやってたんですけど、
これがね、なんで今回紹介したいかっていうと、宇都宮と宮城と長野っていうことは、
まずこれ東京圏でもやらなければ関西圏、大阪京都でもやらないし、名古屋とかね、中京圏の角となるところでもやらない。
要するに3大都市を全部回避してる展覧会。すごい良い展覧会なんだけど、やっぱり企画した3館が名乗り上げたのがその3館なので、
全て地方都市なんですよ。っていうのもあったのか、その宇都宮美術館でもプレス向けの内覧会は特にやらなかったから、
なかったんだけど、どうしても右に来たくて、一般内覧会で取材させてもらったので、その日プレス対応しますと言ってくださったんで見に行って、
すっごいいい展覧会だったんだけど、いわゆる主要な美術メディアは誰も来てなかったの。
だから多分これあんまり報じられてないんですよ、この展覧会。こんなにいい展覧会なのにと思って。
まあそれもあってね、ちょっと紹介したいなと思って。何が一番僕は面白かったかっていうと、カンディンスキーってね、
中小絵画の父って言われてて、すごく理論派っていうイメージが一般的にはあるんですよ。すごく理論もすごく得意な人だったから。
なんだけど、この展覧会はね、一応テーマとして、カンディンスキーはプレスリリースの、プレスリリースってのが来たときに、
キャッチコピーじゃないけど、展覧会の見どころはここみたいな感じで、3個4個ぐらい出るじゃないですか。
それがね、カンディンスキー、ロマンティック、びっくりマークみたいな、どういうこと?みたいな、何これ?みたいな感じがあったんだけど、
とにかく実はカンディンスキーってロマンティックな人だったっていうね。これプレスリリースの言葉そのまま読むんですけど、
リチのタガをはめなければ収集がつかなくなるほどのロマンティシズムがその作品にはあふれています。
カンディンスキーってすごくリチ的な人と思われてるけど、実はリチ的って自分でやんないと、もうあの人はロマンティックがあふれちゃうっていうね。
そんな人なんだっていうことです。
で、これがね、展覧会に行くとよくわかるんですよ。やっぱりその最初のね、その印象派自体、
自分が画家を目指すから、当時流行っているものを自分なりに勉強している時期があって、
でも自分なりのルールとかわかってきて、自分でこうやってやりたいっていうのがあるんだけど、
なんかね、ちょっとやっぱりムズムズするのか、何ていうんですかね、たまにはめを外したくなるんですよ、この人は。
順番で見ていくと。真面目にやるんだけど、やっぱり気を抜くとなんか弾けちゃう。
で、そのカンディンスキーのいわゆる有名なカンディンスキーっぽい絵っていう、
多分皆さんがイメージする絵っていうのがあると思うんだけど、一回彼はね、ロシアに戻るんですよ。
抽象画をやり始めて、抽象画っていうのがない時代だから、すごい新しいの出たと思われて、ロシアに戻るんですよ。
もう意気揚々と自分の国に戻って、自分はパリで最先端でやってきたんだって思ったら、
ロシアは、いわゆるロシアアバンギャルドっていうのがもう先行してあったから、
マレービチとかそういう画家たちが抽象的なのをやってるから、逆にカンディンスキー時代遅れだった。
時刻に戻ったら。っていう、ちょっと暗い時期もある。その自分が、もっと音楽的な作品を作ったらいいんだってパンってなったのが、
今回でいうとポーラー美術館が所蔵してる作品であったり、すごい派手やかなやつになったり。
なんか、見た瞬間、要するに順番でね、画風の変遷とかをちゃんと今回日本の作品、
所蔵品だけで追えるから追って、順番で見ていくと、急にこの人明るくなったなっていうのがよくわかる。
なんか、あ、こいつようやくテンション上がったわ、みたいな感じで見れるというか。
今までの展覧会ってカンディンスキーってあっても1点、2点なんですよね。
グループ展の中の1点とか2点だから、キャラがわかりづらかったんですよ。抽象が1点、2点だけあると。
でもそれがやっぱり順番に並んでいくと、ここでこいつはしゃいだな、みたいな。
学園さんと一緒に回りながら見てたんだけど、2人でキャッキャッキャッキャッ、
あ、ここでこの人急にロマンティックと爆発しましたね、みたいな感じで。
大好きですよ、みたいな感じで、学園さん見てたけど。あれは面白かった。
なんか、抽象画ってほら、要するに感覚だからさ、別に意味があるか。
まあ意味がある抽象画もあるんだけど、どっちかというと感覚じゃない。
だからやっぱりその人のテンションがよくわかる。並べてみると。
だからそういう機会って意外とこれまでありそうでなかったから、
なんか学園好きで、名前は知ってるけど、どんな性格なんだろうってあんまり考えたことなかったけど。
確かに、それを知るともっとね、楽しいですよね。
これ楽しかった。
ちょっと見たくなりました。
本当だったらね、先月伝えたらよかったんでしょうけど、
夏休み、これ子供たち楽しいだろうなと思いましたね。
行ったらね。だってわからなくて楽しいんだもん、感覚だからっていう。
なんかそれこそワークショップ、この間の生活抜きとかもやってたんですけど、
その時にアートちょっと見せるんですよ、最初に。
カンディースキーの作品見せたりします。子供も結構好きですよ。
そう、だから今度もしやるとしたら、
カンディースキーの暗い時期のやつを1個2個挟んでポンと見せると、
よりカンディースキーの華やかさがよりわかるかもね。
同じ人の作品って思えれないかも。
でもそうかもそうかも。
こういう真面目に作った展覧会がやっぱり、
もちろんフェルメルテンすごくね、最初に冒頭で言ったように面白いし、
それなりにお金もかかってて、やっぱり華やかな展覧会であった一方で、
やっぱり国内のコレクションだけで展覧会がやってて、
これがやっぱりなかなか応じられないっていう現状があるので、
まあこういう展覧会、どちらがいいどちらが悪いじゃないんだけど、
どっちも注目してほしいなと思って、最後こちらを紹介させていただきました。
ありがとうございます。