ただ、陽光炉のシーンはやりたかったんだろうなっていう、ただそれだけなんですけど。
あれのせいでT2に見えるみたいなのは、T2よりかは丁寧にアイリスとエウレカの描写はやってるから。
劣化コピーとは言わないかな、僕は。
だから、それをどう撮るかなんだと思うんですよね。
あの陽光炉が気になっちゃって、ちらついちゃって集中できなかったという意味なんだろうなという感じはするんですけど。
そういう人も発生しかねないシーンではありますよね。
ああいうオマージュを入れるというの。
オマージュを入れるとね、結果的にそういうことが起きうるっていう。
別に意識してなくても、ちょうど同タイミングにエヴァという巨大な作品があったわけじゃないですか。
エヴァを意識してるシーンはめちゃくちゃありましたからね。
あれは意識したのか、単純に偶然重なったのか、それはわからないじゃないですか正直、タイミング的に。
冒頭の山が吹っ飛ぶシーンとか。
もうあれはね、確かにね。
ポーズも全部そうなんで、あれで広角圏がエヴァを意識してないですからって言われたら、はーって感じになるんで。
やっぱりね、難しいんですよ。だからそういう部分でね。
ああいうシーンを出してしまっている以上、他のシーンも関連づけられちゃうよね。それは仕方ないよねとは思います。
そうなんですよね、今回に関してはね。
ただ、別にそれが悪い方向だけに働いているかというとそうでもないし、
で、アイリスとエウレカの交流とかはすごく丁寧にやってて、面白いし納得いくものなので。
そうだね、あのロードムービーのシーンとか非常にいいなって思いました。
あの逃げ方はね、毎回カードとシムを割ってるシーンは良かったですよね。
いいですね。
なんかアイリスが心を開くまでの工程をギリギリ、
あ、この子可愛くねえなっていう感じがね、だんだん可愛くなっていくバランスとかも非常にギリギリで良かったな。
これ以上やるとこの子のことあんまり好きになれないかもしれない、ギリギリみたいな。
グズるのもグズり方のね、あのイラつく手前で止まるのがねっていうのがね、あるんですけど。
その辺はやっぱり上手だなと思って楽しいなと思って見れるところがありましたね。
好きなものと好きなものと好きなものが混じってる感じの作品なんですよね。
だからその混ざり方がバランスがいいかっていうとちょっと違うかなと思うんですけど。
そうですね。個人的にはすごくバランスがすごく悪いと思います。僕は個人的にはね。
ただ、あの本当もうなんかプラモデルで頭のパーツと胴体のパーツそれぞれ別々見るとめっちゃできひんじゃんこのプラモってなんですけど、
合体させてみるとあれ頭でっけえな、足ちっちゃえなみたいなそういうなんかいびつ感は出ちゃったなーって思って。
それはやっぱり最後の方のコロニーが落ちるじゃないけど移民船が落ちるみたいな。
移民船の話が出てきたのも急だし、みんなね特攻してさらばか逆襲かわかんないけど特攻して押せ押せみたいになってるところも、
移民船が出てきてからがあまりにもその展開が早いんで、あれをやるぐらいのキャラクターたちの力の入れようってのを見てる側が納得するためには、
もうちょっと時間とか尺とか描写が必要だと思うんですよ。ためがいると思うんですよ。
ホランドにしたってそうですよ。
だからホランドの特攻があまりにも唐突に見えちゃうわけですよね。
思うんですけど、絶対ホランドの扱い途中で変わったんじゃないかなって思っちゃうんですよね。
あそこであんな特攻させるなら、車の中でよし月光ステート最終決戦みたいなことやってるシーン作るか?って思っちゃうぐらいに。
でもそれぞれのシーン別にそのシーンだけ抜き出したらかっこいいシーンではあるんですよ。
そこまでの流れがうんってなったりするんですけど、シーン抜き出すと演出もカメラ割りとか展開とかも全然変なことしてないんですけど、
繋げるとっていうのがすごい気になるんですよね、この作品。
なんかこう、やりたいことを全部詰めるか、ある程度削いできれいに直すかっていう二択を迫られた時に、
いや、全部入れたいっていう方に振ったんだろうなっていう感じがある。
これが最後だからね、ある種。
やりたいことのすべてっていうのはね、何をやりたかったのかっていうのは非常に感じ取れるので、そこはすごく好きなんですよね。
ただ、情報量が多い。
そうですね。
あと、リュウィに関しては完全に描写が足りないと思っちゃいます、これは。
リュウィはね、リュウィをどう受け取るかっていうところが、
だってリュウィの言葉もメタ的な部分があったりとかするじゃないですか、物語を受け取る視聴者と、みたいな感じの部分も含めて。
そうですね。ただ、メタ的じゃないところも含めて、
あの人がそこまでエウレカを必要に追いかけて、民族自決じゃないけど、
そういうことをするっていうところまで行ってしまった過程が表現されているのが、
もうそれこそ、夜寝て起きたら世界がなくなってるかと思って寝れなかった。
でもエウレカの存在を知ったら、それがなくなったんだっていう、そこの2カ所だけなので。
まあそれは言ってしまえば、その前のアンネモネの中からつながっているといえばそうなわけですけどね、結局はね。
でも、それを視聴者がパッて理解できるかって言われたら、
リュウィの苦しみを理解することが…
理解することはできるんですけど、共感できるまでいかない。
その時間が足りないって感じかな。
ただ、すごくエウレカを追い詰めるだけの悪役みたいになっちゃってるのは残念だったかなっていう感じはありますよね。
まあ、はしょったみたいな受け取り方をされるようなリュウィの暖気の減り方があったじゃないですか。
あそことかも、でもああいうシーンで、ああいう戦いがあったんだよってやっとかないと、
アイリスとエウレカのあそこまでの密接な関係っていうのはならなかったんだろうなってところにかかってくるんで、
別にあのカットの、こんなことがありました、こんなことがありました、ポンポンって出す、
あの編集は俺は間違ってないと思うんですよね。
必要だからね、絶対ね。
それで別にヨーコールを逆的に入れても別にいいと思うんですよ。
ただそういう倒したっていうところだけじゃなくて、ちょっとクスッするところを混ぜた。
T2が好きだっていうのもあるからっていうのだったらすごく納得がいくんですけど、
そこだけ見るとやっぱり全然悪くないんですよね。
でもリュウィを全体で見ると、こいつ足りなくないかなってすごく思っちゃう。
リュウィの苦しみを視聴者が共感したいんだよ。
共感したいんです。したいんですけど、させてくれないんですよね。
ヤマちゃんの熱縁を共感したいんだよ。
そうですね、モノローグがとてもとてもとてもいいのに。
めっちゃ分かるんですよ、分かりたいんですよ。
あの、そこまでするだろうっていう気持ちになりたいんだよ。
そんなことがあったんだったら、自分は一体何者なんだっていうことをずっと考えてるわけでしょ?
そう、ずっと考えてるんだったら、じゃあそれだったらそこに何か、
例えば、自分たちが死ぬことでしか非存物っていう設定を覆せる行動がないっていう結論に至る前に、
じゃあ、エウレカと君は今同じ次元に存在して別々に行動して、
エウレカに危害を加えるようなこともできる存在になってるんだから、