おじさんいらっしゃいます。
ありがとうございます。
今日はご覧いただいてありがとうございます。
なんかとっても素敵な外観で、なんか美味しそうなコーヒーの匂いがしたんで入ってきちゃいました。
そうなんですよ、自慢のコーヒーを出してまして。
美味しいです、ありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっとブラジルから痺れてますね。
そうなんですね、そうかなと思いました。
おりあさん最近はまってるものとかありますか?
最近というか前からなんですけど、ミュージカルがすごく大好きで、
高校時代から、高校の文化祭でミュージカルをやるのがあって、
そこで自分でミュージカル、俳優としてというか、
そうして出させていただいて、ところから劇団式とか大好きで、
娘が生まれてすぐはなかなか一緒に行けたりとかしなかったんです。
もう4歳になったんで、2、3回ぐらい、3回ぐらいですかね、見に行って、
あなゆきとかミターパンとか、そこで私一番大好きなウェキストって2個であるんですけど、
魔女が出てるんですか?
そうなんです。オスの魔法使いの前のやつということで、
いい魔女、悪い魔女っていうのが、西の魔女と東の魔女みたいな、
なぜいい魔女と悪い魔女が生まれたのかっていうことを題材にしてるんですけど、
これすごくたぶんみなさん好きだと思うんですけど、
みんなから見えてる目線っていうのは違うよっていうことなんですよね。
見た目が緑の魔女のほうが、実はとても動物だったり、いろんな人のことを考えていたりとかするんだけれども、
悪い魔女と言われてしまうんですね。
当時結構アメリカ大楽戦争、そういうときに、
見えてるものと善と悪って人によって違うよねみたいな、
そういうところから生まれてるらしいんですけど、
見れば見るほど足が出てくる演目なんですけど、
それが映画がね、もうアメリカでは常連してるんですけど、
日本で3月7日からなので、
もう見たくて見たくてしょうがなくて、
ハマってるというよりは、それが楽しみでしょうがないっていう感じですね。
なるほど。そこが、じゃあ3月7日楽しみですね、これね。
3月8日にちょっと、友人の女性起業家と一緒に見に行こうっていうのを、
昨日取り付けました。
もう行く予定もできてるというか。
そうなんで、そのあとアフターヌーティン行って。
いいですね。
コースばっちりですね。
そうなんですよ。もう嬉しくてしょうがない。
なんか好きなことにまっすぐな感じがしますね。
楽しいこと大好き。好きな人と一緒にいたり、
はい、感じですね。
じゃあそういえばポリエさんって普段どういったことをされていらっしゃるんですか?
仕事内容についてちょっとご紹介したいなと思うんですけれども、
スリール株式会社の代表をしておりますポリエ篤子と申します。
うちの会社は2010年、15年前に立ち上がった人材育成の会社でございまして、
企業様向けの女性活躍とか、DIの研修やコンサルテーションと、
学生向けのキャリア教育の授業を行っています。
学生向けのキャリア教育の授業から実は始まってるんですけれども、
子育て体験のプログラムっていうのをやっておりまして、
仕事と子育ての両立を実際に遠距離のお家に学生に行ってもらって、
リアルに学んでいくっていうプログラムなんですね。
学生さんが子育て中の家庭に行くっていうプログラムですか?
そうなんです。やっぱりプライベートも含めた大人の姿って、
親しか見たことがないので、1サンプルしかないんですよね。
そうすると、自分の人生選択肢が狭まってしまうんですよね。
なんですけど、プライベートも含めた生き方とか、働き方とか、
そういうところを家に出てもらうことによって、
多様な生き方サンプル、いろんな生き方、働き方、子育ての仕方、
パートナーシップのあり方、あるんだっていうふうに思っていくっていうところで、
自分のライフキャリアの選択肢をたくさん広げていくだとか、
子育てっていうのに関わっていくと、いろんな社会課題が見えてくるんですよね。
子どもの食べてるこれって安心安全なのかなとか、
この道って危なくないかなとか、働き方ってこれでいいのかなっていうふうな、
そういった子育てを基点にして、社会課題について考えて、
それを解決するアイデアまでプレゼンするみたいな感じがですね、
長期的なプログラムを、行政の少子化対策のプログラムとか、
学校の、授業の、大学のPBLのプログラムとかに入れてもらったりしながら実施をしています。
ちなみに、見えてくる社会課題ってどういうものがあったりするんですか?
やっぱりこの働き方の問題ですよね。
だったりとか、やっぱり子育て支援サポートの話だったりとか、
自分が子どもの時のことを考えた時に、
今の子どもと教育全然変わってないじゃんみたいなところで、
教育の課題とかって、本当に学生がそれぞれある意味、全部にとって自分ごとなんですよね。
自分の過去を振り返ることにもなるし、
未来10年、15年後どうしていくんだろうってことを考えることにもつながるので、
それぞれによって、課題の側面は変わってくるんですけど、
すべて生活に即したというか、課題が多いですね。
学生ファンさんからすると、その時々で過去と未来とで、いろんな課題が見えてくるってことですね。
本当に聞きしますね。
なので、長期的なプログラムだと、4人の学生がチームになってプレゼンしていくんですけど、
そこでやっぱり、自分の家庭環境のことの話にもなったりするんですよね。
やっぱり、どちらか片羽だらけで、どっちかがすごく長時間労働していて、あまり会えなかったみたいな話があったりとか、
親との関係性が実はあんまりだったりとか、自分が受けてきた教育について、いろいろやっぱり対話をするんですけど、
それを実は対話する機会ってほとんどないんですよね。
だから、自分の家庭が全て当たり前であって、そこで例えばしつけとかが厳しくされてたとしたら、それが当たり前だと思うんですけど、
他のうち行ってみると、全然そんなこと言われてない家庭があったりとか、別に自由に育ってもそれでいいじゃんっていう風になって、
それぞれの価値観によって全然家庭のあり方が多様なんだっていう風になるんですよね。
そうすると、実は親子関係があんまり良くない子ももちろんいますし、もちろん良好な子もたくさんいるんですけど、
過去、逆対を受けた、いろんな範囲での経験がある子たちとかも、やっぱりすごく重大なと思うのが、
自分の親を1サンプルに思えるというか、自分の親も悩みながら自分と関わってたんだなってことに気づくんですよね。
自分が大人として子供と関わる経験をすることによって、答えてないじゃないですか、子供が聞いてきた質問に対して。
でも伝わるようになったりとか、ある意味良かれと思って話していく。
でも子供にとったら、親から言われたこと全部正解だったりとか、それしなきゃいけないことだっていう風に思い込んでしまう。
だから結構親からの呪いが解けない人とか多いんですけど、親が言ってることって全部聞かなくていいんだ。
自分は自分の人生を歩んでいいから、親も悩みながら言ってくれた。
それはもちろん一つの意見として捉えるけれども、自分はどうしたいかってことを考えられるようになりましたっていう風にいう子がやっぱり多いんですよね。
これってやっぱり学生自体に親を自分と切り離せるかどうかってすごく重要だと思っていて、
社会人になってもそこにとらわれてしまって、とても多いじゃないですか、多いですよね。
っていうところがあるので、やっぱりその学生の時代にそれをやれることによって自分の選択肢が広がっていくっていうことをやっていったり、
そういったいろんな人と関わる、親以外のいろんな大人に関わることによって、いろんな人に頼る経験をすることによって、
自立をしていくっていうことを促していくような、そういった本質的なキャリア教育をやっていると信じてやっております。
相対的にいろんなそのご家庭を見ることで、自分自身のこの生き方とかを振り返ったりとか、
自分で気づいていくみたいなこととか、さらにそこで頼るみたいな経験もしていくっていう。
長期的なプログラムだと、その社会人のミンターさんがついてたりとかもするので、
そういうふうに自分が入ったご家庭といろんな話をしていくだけじゃなくて、いろんなやっぱり大人との触れ合いをするってことによって、
やっぱり大人が喜んでくれるのって、自分が成功した時とかではなくて、自分がチャレンジした時なんだってことに気づくんですよね。
いろんな人に頼りながら、まずはやってみようっていう、結構学生たちって失敗しちゃいけないみたいな思いがちなんだけれども、
いろんな大人が見守ってくれることによって、安心感が上で挑戦できる、安心感の上で挑戦するっていう経験をしていくと、
もう15年やってるんで、当時学生だった子たちみんな30代とかでて、4人子供ができたりとか、見てた子供たちもう成人してるんですよ。
今年成人した子すごく多かったんですけど、感動じゃないですか。
子供たち成人した子たち、結構海外行ってたりとか、自分で何かちょっと新しいこと始めてたりとかするんですよね。
だから、ほんと循環してるなってすごく思っていて、でも昔は当たり前にあったと思うんですよね。
いろんな大人がいて、親映画にもいろんな働いてる人もいて、いろんな役にも来ててっていう、
いやいや、でもね。
ソーシャルハイブ、ウェイティングカフェ、天秤の子。
新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
うれさんがもう一つおっしゃってた、女性活躍みたいな文脈も一つあられたと思うんですけど、
その辺は今、どういう取り組みをされているんですか。
ありがとうございます。
それこそね、2010年から始めたので、女性活躍も、DIも、キャリア供給も、
その言葉すべてなかった時代から始めてるんですけども、
女性活躍企業向けに、しっかりとやり始められた2015年ぐらいからですね、
女性活躍推進法ができてからぐらいで出るんですけども、
企業様向けに実施をしているのは、女性管理職のパイプラインを作っていくために、
管理職だったりとか、役員指定層とかに出ていくためのコンサルテーションだったりですとか、
リサーチだったりですとか、研修っていうのを実施をしています。
ただですね、女性活躍というふうに、から始まるんですけど、
結局は、昭和の働き方を令和に持ち込まずに変革していくためのドライブとして、女性活躍を入れているってことなんですよね。
人事制度の在り方が、昭和の人数がたくさんいて、出産とか介護とかで休む人なんていなかった。
でもすごくたくさん人が居すぎるから、奮いにかけて、いろんなところに転勤させて、それでも這い上がってくるやつを上に上げるみたいな、
その昭和型の仕組み、プラス製造業の頂き方っていうのが基礎になっているところから、
今これだけ労働力人口が減っていて、介護も育児も別に男女ともにやっていくっていう中の、
働き方なり評価制度なりっていうのが、全部うまくいかなくなっているものを改善していくためのコンサルテーションをやっているという感じですね。
具体的にどういうコンサルテーションをされているんですか?
コンサルっていうところでいくと、いくつかあるんですけど、
実際に会社にとって10年後、この状態でいることが難しいかどうかということを、まずは的な状態を実は見せていくっていうところから始まって、
そこから実際の推進体制の仕組みだったりとか、ポリシーを作ったりとか、
化粧やったりとかやるんですけど、危機感を与えていくっていうのは、社員構成費とかを出していただくんですね。
で、それが同じように実施をした採用と育成と退職というのが実際に同じようになっていたときに、
10年後はどんなふうになっているだろうっていうことを見ていくと、実は今すでに、
最初女性活躍って課題からくるんですけど、20代の男性のほうがやめてくれたりするんですね。
実は働きづらい環境だったりとか、経験が与えられるのが遅い環境だったりとか、
ごまをすらないと売り上がれない評価制度っていうのは、むしろ若手の男性も嫌気がさしてるんですね。
かつ、10年後を見てみると、20,30代ぐらいのミドルマネジメントをしてる世代がほぼいなくなり、
50,60代がほとんどいなくなっていくんですね。
ボリューム増?
ボリューム増。もちろんそれは人口がそうだからしょうがないんですけど、
ザ・日本企業はもう、さらにそれが、もうすでに今50代の人が3割以上でいる会社ほとんどなので、
そうなんですね。
そう。
なので、いかにもうほんと5年10年で、この今の働き方だったり戦い方では、
授業運営さえもできなくなってくるっていうことが目の当たりにされる、
そういう時にやっぱり今の若い世代とか、育児層だったりとかっていうところもしっかり取り込んで活躍していくような状態にしていかないと、
先がないんですよっていうところを、まずもう具体的に見える形で見せていく。
可視化して今どういう状態かを共有していくっていうところ。
そうですね。
そういうところから始まって、そこがやっぱり経営層の説得にもつながるので、
そこから経営につなげた人材戦略ですね。経営戦略との中の人材戦略、授業戦略ってことをしっかりと作った上で、
人材戦略の中にちゃんとDIを入れていって、それを社長直下、経営層直下で進められるような推進体制を作ったりとか、
ロードマップ作ったりっていうところをコンサルテーションしていき、
研修をしたり、あと評価制度をちょっと変えていったりとか、そういうところまで行いますね。
じゃあ女性活躍っていうのは切り口だけであって、全体的に皆さんが働きやすい状態を作っていくみたいな取り組みをされてるってことなんですね。
そうなんです。ただ誰もが働きやすい環境づくりとか言うとバクッとするじゃないですか。
確かに。
上司に対しても大橋オネジメントで全員になると、何をフォーカスして聞けばいいのか、どうヒアリングしてどうスタッフを押していけばいいのかみたいなこととかって、
やっぱりわからないので、まずは自分とは違う背景を持った人のことを想像できるようにしましょうっていうところで、
じゃあプライベートの状態をこういう切り口でヒアリングしましょうとか、こういうふうにスタッフを押していきましょうみたいな話をしています。
具体的にさっき言ってた子育て体験のプログラム、学生向けの子育て体験のプログラム、ワークラフィッターンって言うんですけど、それと同じものを管理職に向けてやったりもするんですね。
イクボスブートキャンプって言うんですけど、管理職の方とか役員の方に5時で仕事を終えてもらって、そこから保育園に迎えに行ってもらったり、ご飯作ってもらったりとかしていくんですね。
育児体験をその年でやってみると。
そういうことです。それをすると、まず5時で仕事をやるってどれだけ生産性高くやらなきゃいけないのか、どれだけ生産性高い会議をしなきゃいけないのかとか、権限をしなきゃいけないのかってことを体感してもらいながら、
まず社員って別に仕事ずっとしてるわけじゃなくて、生活があるんですよって当たり前のことをちゃんと体感してもらう。
やっぱり管理職、特に部長とかそれ以上になると、ずっとそのことが頭がいっぱいで、家庭がある、生活があるっていうことをあまり想像できなかったりするんですよね。
それが育児の人だけじゃなくて、仕事が終わった後、生活があって、そこで何かがあった上で、もう1回会社に来てくれてるんだっていうふうに、こんなことを体感すると、この会社でどう働いてもらうのかっていう仕事をしてもらい方が全然変わるんですよね。
働いてもらう側の視点を得られるというか。
そうです。だからやっぱり7時から打ち合わせ、8時から打ち合わせは、それはダメですよねとか、連絡が来ること自体もダメですよねとかっていうこととか。
でもそれをしなくたって本当は回るよねと。延々に時間があると思ってるから、ダラダラと会議してるだけだよねっていうこととか、やっぱり体感していただいて、社内の働き方改革とかに活かしていただくってこともしてます。
小川さん、働き方の話が出てましたけど、聞いてみていかがですか?
そうですね。どこから話せばいいか。
いろんな思いが。
共感ポイントがたくさんあったけど、どうでしょうね。時間に関して言うと、私、病院の勤務が長かったので、帰って時間の区切りっていうのはすごく明確だったんですよね。
なるほど。
仕事が決まってますもんね。
そうですね。看護師さんが3交代で、私は3交代の勤務したことないんですけど、時間で終わらすっていう意識はすごく強かったので、
そこはたぶん、一般企業との残業が当たり前とか、誰かが帰るまで帰れないとかっていうのが一切なかったんですよね。
あそこらへんは、結構業界でかなり違うし、医療業界はそういうとこ、私がいた病院はってことなんですけど、結構見え方違うんだなって。
そうですね。ただやっぱり、医療業界もやっぱりありますよね。
まあね。
シフトで勤務されてる方々とはいいけれども、それ以上のところになってくると、
お医者さんとかは、だからほんとに、
MRさんとの打ち合わせがよくあるとか、その会議が後ろのほうに、夜のほうにあったりとか。
あと、若手のお医者さんの連続勤務、当直勤務とか、
アルバイト勤務とかね。
もう実態としては、ほんとにブラックみたいなことはあるし、
たまにそういう方でね、自らみたいな話とかで上がってくる。
ありますよね。
だから、それはたぶん、見えない声っていうか、あると思うので、
ただ一方で、今ちょっと労働組合って、いろいろまたフォーカスされてるけど、
病院に勤務してるときは、わりと労働組合が強いというか、あって、
きちんと労使交渉するみたいな雰囲気はあったようにも。
だから、ごまわするとか、お気に入りとか、そういうのはやっぱりあるけれども、
一方で、結構男女問わず、わりと公平性はあったようにも。
もちろんね、そうじゃないところもあったけど、
ちょっとだから、一般企業と医療業界とか福祉業界は、また少し近畿違うのかな。
そうですね。そもそもやっぱり担い手が多い。
特に看護師さんとかのところはまた違うのと、スキルがそもそも備わってるので違うんですけど、
一般企業とかだと、育休でのギャップみたいなのが出てくるというか、
この前も賃金が50%弱ぐらい、やっぱり育休を取った人と取ってない人と変わるみたいなニュースが出てましたけれども、
やっぱりそもそもの昇格要件のところに、育休が入ることによって昇格がやっぱり難しいような、
要件が若干入っていたりする、連続2年以上絵を撮らなきゃいけないとか、
それが育休の期間が入ってるか入ってないかとか、そういうのも出てきたりとか、
そういう評価の自体、体制自体、要件自体はクリアしてるんだけれども、
例えば、すごく細かい話なんですけど、評価の時ってまずは評価面談4月にして、
そこで目標設定をして、そこでまた3月にフィードバックして査定が決まるとかなんですけど、
だいたい育休復旧の時ってならし保育とかやるので、5月とかに戻ってくるんですよね。
そうすると4月の面談で、面談できてないから、その後5月からずっと11ヶ月働いてるのに評価がなしになってるみたいな、
これはバイアスの問題とかも掛け合わさってたりとかするんですけど、
でもしょうがないよね、育児してたんだから、みたいな感じで平均して3年ぐらい、
同じように入社して同じように評価されてた人たちが、3年ぐらいやっぱり女性の方が遅く昇格してるっていうところだったりとか、
あと経験をさせる部署数っていうのが、男性の方が多くさせたりとか、
昇格にあったところにいってる、みたいなことがよくよく見てみるとある。
ただそれって別に単独だけじゃなくて、キャリア採用の人とかも同じようにマイノリティーになってたりとか、中途採用ですね。
中途採用の人も、やっぱり普通の診察の人たちよりも情報が入りづらくなってたりとか、評価が遅れてたりとかっていうのもあったり、
実は会社の中にはいろんなマイノリティーがあって、すごく同質性の人たちだけが上がっていくような仕組みになってる、みたいなところがやっぱり見えてくるので、
ざっくり誰もが働きやすいとかなると、ふわっとしちゃうんですけど、一回フォーカスをすると、実は同じようなことが他でも起こってるよねっていうことが見えていくと、
本当に公平なやり方、評価の仕方ってどうなんだろうっていうのを考えていくきっかけになっていくので、
一つの問いで、そもそも働きやすいのってどうなんだろうみたいなところまで目が向きそうです。
まあですね。
それをいろんな方が見えてきて、現場でやられてきてるかと思うんですけども、それに対して取り組んでみようと思ったきっかけとか、何で取り組もうと思ったっていうところってありますか?
2段階で話をお願いします。
まず一番最初、中学時代ぐらいまで遡るんですけど、
まず、私、とっても子供が大好きで、小学校5、6年生ぐらいの時から同じマンションにハーフなんかじゃんがいて、かわいそうでほしいみたいな感じで、どんどんどんでドアの腰を伸ばしてもらうっていうところから始まって、
学生時代から200人以上ベビーシッターをしてきたりとか、
で、中学時代にそれだけじゃなくて、学校の授業の一環で、児童養護施設に行ったことがきっかけになって、児童養護施設で親がいない子が入るかと思ったら、そうじゃなくて、9割以上が虐待で、親がいるけれども入ってるっていう人たちだってことですごく衝撃を受けた。
すごく子供が好きなのに、そんなことってあるんだっていうところから、いろんな社会課題というか、ボランティア活動みたいなのにすごい興味を持ち始めて、そこから、保育園だったりとか、ダウン症の障害を持っている子の学級教室とか、あと介護予防とか、ギャップがある人の報理とか、本当、国内があと30施設以上でボランティアをしたんですね。
その時にすごく、海外も含めて見て感じたのが、日本って行きづらいなって思ったんですよ。もちろん、安心安全な国で、全然住みやすい、素晴らしいと思うんですけど、すごく排他的な国だなって思ったんですよね。健康な大人の視点でしか作られてないんだってことにご痛感した。
たとえば、子供を持つとか、介護をするとか、そういった結構当たり前なライフステージの変化であっても、そうなった瞬間に、やっぱり自分らしく働いたりとか、生きていくっていうことがなかなか難しくなる。さらにハンディキャップがある人たちっていうのは、本当隔離政策じゃないですけど、小学校からどんどん隔離をされていくっていう。
やっぱり、北欧とかは、みんな厚生医としていることが当たり前の中で社会が作られているにもかかわらず、なんでこんなに一部の人の目線でしか作られていないんだろうっていうことに、やっぱり衝撃を受けたんですよね。
その時に、やっぱり自分は自分らしく生きていきたいっていう思いがあって、自分はどんな状態になっても自分らしく生きていきたいっていうふうに思って、もちろん介護とかもすごい興味があったんですけど、やっぱりずっと子どもも好きだったっていうのもあって、やっぱり第一歩である子育てをしながらキャリアアップするって普通なことというか、にもかかわらず、それができていないっていうことからまずは始めていこうっていうふうに思ったんですね。
で、なんでそこにフォーカスしたのかっていうのは一つ、職場での出来事が、それが二つ目の話なんですけど、二段階目の話なんですけど、前職楽天でお会社に行って、今は結構働きやすい会社にはなっていると思うんですけど、当時はまあまあ楽しく長時間労働させてもらってた。
もうめっちゃ長時間労働してた時代ですよね。ほんと楽しかったんですけど、そんな時代の中でワーキングマザーが結構珍しくいたんですよね。で、その方にヒアリングした時に、5時で帰って保育園に向かいに行くってことをしてた方なんですけど、働きやすいとは言いづらいかなみたいな、5時で帰ってから働きやすいと言いづらいかなって話をしたんですね。
で、彼女は元々営業成績トップの人で、同じ部署に旦那さんもいて、旦那さんよりも成績が上っていう方だったんですね。だけど5時に帰るようになって、営業アシスタントになぜかさせられ、上司に言ったみたいですね。なんでこんなに成績が下がるんだって言ったら、いやー5時で帰ってるからしょうがないよねって言われてしまったってことを聞いた時に、まずショックだったんですよ。そういった状態ってあるのかなっていうところ思いつつ、
やっぱりこの人がダメなんだったら無理ゲーだなって思ったわけですよね。めちゃめちゃ能力が高い人がたった5時で帰るっていうだけで評価が下げられる。これ別に男女関係ないし、自分でもそれを対応するのは難しいなっていうふうに思った時に、この自分がコサートを寄せるタイミングにはこの会社を変えていきたいなって思ったんですよね。
ただ育児中の人が声を上げても聞いてもらえないので、じゃあちょっと若い世代に声かけりゃいいかと思って、同期50人ぐらいにたらきやすい環境づくりしていこうよみたいな感じで呼びかけしたんですよね。そしたら、その時まだ2010年、2007年、8年ぐらいですかね。
だから誰が高いかとかない時ですね。そしたらみんないいじゃん、いいじゃんって拍手交差してくれたんですけど、頑張ってねって。
任されたんですね。
誰一人一緒にやってくれてなかったんですよね。そんなことやったら干されるんじゃないのとか、飛ばされるんじゃないのとか、先のことなんて何か考えられないとか言って。私はここに課題感を感じたんですね。これが社会課題だって思ったんですよ。
みんな頑張ってって。
統一意識がのなさですよね。
なるほど。
今、子育て中の方って、別に子育てだけじゃないですけど、声を上げても聞いてもらえない。でも、これからの人っていうのは、統一意識がなるわけですよね。
でも、子育て中の方が3年から5年したら、その立場になるわけですよね。そしたらまた声を聞いてもらえなくなる。
この悪循環っていうのが、この会社も社会も変わらない原因だって。のど元過ぎれば明日忘れるで、みんな忘れていっちゃう。
たしかに、たしかに。
ずっと言ってたやん、みたいな。っていうところがあったので、だからこれからの人たちが自分の将来を考えて行動するためにはどうすればいいんだろうっていうところから、先ほどの悪循環みたいに学生が子育て体験をして、
当事者ではない人が当事者の体験をして、
なるほど。
その課題をちゃんと発信をしていくってことをやっていこうっていうので始めたって感じですね。
なるほど。なんか当事者を作っていくというか感じてもらうような事業だっていうことなんですね。
おっしゃるとおりです。
遠間たらきっていうか子育て世代って、しかも6歳未満とかの未就学児の8%とかしかいないんですよ。
もう今もっと少ないかもしれない。
全世代の中の。
めちゃめちゃ少数なわけですよね。めちゃめちゃマイノリティーで、さらに遠間たらき子育て世代ってなんていうか、もっと少ないわけですよね。
だからそういう人たちがずっとその間でずっといてても、そりゃ変わんないよって話なわけですよね。