【4月4日】東証、新市場区分がスタート。一部上場銘柄の85%が「プライム」に
2022-04-04 05:21

【4月4日】東証、新市場区分がスタート。一部上場銘柄の85%が「プライム」に

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。今日のテーマは「東証、新市場区分がスタート」です。

▼出演:

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) https://twitter.com/nmrtkfm

▼参考ニュース:

東証、新市場区分4日スタート 最上位「プライム」(産経)

https://www.sankei.com/article/20220402-W5BDAKAT6ZNERANQC6HAF353OE/

東証プライム、1839社で始動 平均時価総額は17%増(日経)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC011300R00C22A4000000/

かつて栄華を極めた東証1部に幕…4日から新区分に移行、投資マネーを集められるか(読売)

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220402-OYT1T50003/

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00:05
おはようございます。4月4日月曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの野村貴文です。
この番組では、1日1つ5分間で、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて、この土日にですね、アプリのTverでドラマを見ていまして、何のドラマかというと、近代一少年の事件簿です。
これはですね、1996年に放送された初代近代一少年の事件簿が、ちょうど今Tverで再放送していまして、
役者さんも堂本剛さんと友坂理恵さんということで、当時、平均20%を超える好視聴率を叩き出したドラマでしたので、
世代によっては、近代一少年というとこの2人の顔が浮かんでくる方も多いかもしれません。
私はですね、原作漫画はほぼ全て読んでいるんですけど、このドラマ版は子供時代だったこともあって、ほとんど見ていませんでした。
で、改めて面白そうだなと思って視聴してみたんですけど、これがですね、本当に期待通り結構面白くてですね、
時にトリックに感心し、時に原作通りこんなことできるかい?と笑ってしまうようなトリックも健在でして、まずその点が面白かったです。
それからですね、ポケベルがトリックに使われたりとですね、時代を感じさせる描写もあって味わい深かったです。
ちなみにですね、1点思ったのは結構ですね、殺人事件の描写がエグいなということでして、
これもきっとまだまだ放送高度というか自主規制が大らかな時代の名残なのかもしれないなと思いました。
今でもtverで配信をしてますので、ぜひ気になった方は視聴されることをお勧めします。
さて今日は株式市場に関するニュースです。
本日4日より東京証券取引所が新市場区分へ移行します。
従来の東証1部、東証2部、ジャスダック、マザーズという区分が配置されまして、
新たにグローバル企業向けのプライム、中堅企業向けのスタンダード、そして新興企業向けのグロースの3つの市場に再編されます。
従来の東証1部では市場で売買される流通株の時価総額が5億円以上という基準があったのですが、
プライムでは100億円以上になるなど基準が厳格化されます。
さらに義務ではないもののプライムでは原則として、
気候変動対応や独立社外取締役の比率を取締役全体の3分の1以上にするなど、コーポレートガバナンスの強化も求められます。
現在日本の株式市場は時価総額でアメリカや中国に水をあけられています。
日本の市場にさらに海外からの投資マネを呼び込むために、
それぞれの市場の特徴を明確にして上場基準を厳格化して、
国際的な競争力を持つ企業を上位市場に絞り込むことで海外からの投資を呼び込むのが狙いです。
また一つ大きな点として、新規の上場の基準と上場の維持の基準がほぼ揃われたことがあります。
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例えばプライムでは流通時価総額が100億円を上回れば上場できるのですが、
もし株価が下がって100億円も下回ると上場維持基準に引っかかります。
これまでは新規上場基準は一定の水準だったのですが、
廃止基準が甘くて上場すれば安泰という状況でした。
ただ今後は企業は軽々しく上場できず、上場しても気が抜けない状況が続きます。
ただし基準を厳格化したという割には、
蓋を開けてみると、先の当初一部2185社のうち約85%に当たる1839社がプライムに移行しました。
ちなみにスタンダードは1466社、グロースは466社になります。
で、なぜこんなほとんどの企業がプライムに移行できたかというと、
流通時価総額100億円といった企業を現時点では満たさなくても、
上場維持基準へ適合に向けた計画書を開示すればプライムに上場できる経過措置が設けられたためです。
これは多くの企業が当初一部からの降格とみなされる事態を避けるためと言われていますが、
この経過措置には基準も区切られていません。
結果としてプライム企業の2割弱に当たる295社が現時点でこの適用を受けまして、
全体の時価総額水準を落ち下げています。
その結果、厳格化したはずの基準が有名無実化しているという指摘もあります。
ということで、特に岸田首相の就任後株価が値下がりしている日本の株式市場に再びマネーが集まってくるか注目が集まっています。
よく言われるように、特に振興市場において日本の場合は世界一上場しやすいとも言われていまして、
それはですね、企業のエグジットの方法がなかなかM&A市場が整備されておらず、新規上場に偏っていることの裏返しでもあるんですけど、
こうしたですね、残れる企業はどんどんどんどん上の方に行って、市場から見放された企業は退場していくというですね、新陳代謝を日本も作らなければならないと思います。
果たしてこの新市場区分によって日本の時価総額がどう変わっていくのか、今後も継続的に取り上げていきたいと思います。
ニュースコネクト、お相手マンの村高文でした。
もしこの番組が気に入っていただけましたら、ぜひフォローいただけると嬉しいです。
それでは良い一日をお過ごしください。
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