【4月22日】英上場企業、取締役会の4割を女性に。金融当局が目標を設定
2022-04-22 05:21

【4月22日】英上場企業、取締役会の4割を女性に。金融当局が目標を設定

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。今日のテーマは「英上場企業、取締役会の4割を女性に」です。

▼出演:

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) https://twitter.com/nmrtkfm

▼参考ニュース:

英上場企業、取締役会の4割超を女性に 政府が新たな多様性目標(ロイター)

https://jp.reuters.com/article/britain-markets-regulator-diversity-idJPKCN2MD01E?il=0

U.K. Sets Gender, Ethnicity Targets for Executives, Boards(Bloomberg)

https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-04-20/u-k-sets-gender-ethnicity-targets-for-top-executives-boards

Financial regulator moves to boost number of women in UK boardrooms (FT)

https://www.ft.com/content/4cf29f6e-8180-430b-8429-efacefd33e5b

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おはようございます。4月22日金曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティの野村貴文です。
この番組では、1日1つ5分間で、世界のメガトレンドをわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて私は他にもポッドキャストをいくつかやっていまして、みんなのメンタールームとかポッドキャスト総研という番組を一緒にやっている相方のしだらゆうすけさんと、
昨日別の番組の収録でたまたま雑談をしていました。その時に話題に上がったのが、AIによる合成音声でして、
最近では声優さんはもちろんのこと、自分の声を機械に読み込ませてテキストを打つと、まるで私が読み上げているかのように音声を返してくれるといったサービスも現れています。
最近いくつかそういうふうにニュースを読み上げさせるポッドキャストというのも増えているんですけど、結構私それに興味がありまして、
例えばニュースコネクトのどこかの回でAIに読んでもらうと一体どういう風になるのかなというのは試してみたいなと思いました。
その時しざらさんと話にあがったのが、私があえてAIっぽく喋る回を設けて、またその別の日にはAIが喋る回というのを設けて、
果たしてリスナーの皆さんがそれに気づくんだろうかというアイディアもあがりまして、これは単なるバカ話なんですけど、一回やってみたらひょっとしたら面白いかもしれないなと思いました。
ということでひょっとして近々そんなような回ができるかもしれません。
さて今日はイギリスのダイバーシティに関するニュースです。
イギリスの金融庁にあたる金融行動監視機構FCAはおととい20日声明を発表しまして、上場企業向けにダイバーシティの目標を設定しました。
その目標は3つのポイントからなっていまして、まず1つ目は取締役界の少なくとも40%を女性が占めるようにすること。
2つ目は少なくとも取締役の1人は有職人種とすべきということ。
そして3つ目は最高経営責任者、最高財務責任者、上級取締役のいずれかに少なくとも1人は女性を起用する必要があるというものです。
FCAは上場企業に対して、年次財務報告書で取締役界の構成に関する情報を公開すべきであり、もし目標が達成できなかった場合はその理由を説明することが求められると述べています。
このルールは今年4月1日以降の会計期間から適用されるため、次の第二四半期から報告書に記載されることになります。
ブルームワーグはこの件を報じた記事の中で、遵守できない企業は機関投資家からの投資を呼び込めない可能性があるという弁護士のコメントを紹介しています。
FCAは昨年にもダイバーシティに関する目標を発表していまして、今回の方針はそれに続くものです。
現在イギリスの上場企業の状況を見ますと、イギリスの総合株価指数FTSE100の構成銘柄については取締役界に占める女性の割合は38%です。
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またFTSE100に次ぐ中小株からなるFTSE250では取締役界に占める女性の割合は35%となっています。
ただ一方で、この合計350社のうち72社が取締役界の女性比率が3分の1以下だということです。
規制当局は3年後に再び状況を見直しまして、ダイバーシティの促進をさらに進めるかどうか決定する方針です。
ちなみにFCAはこの方針について昨年に公表していまして、広く民間から意見を求めていました。
その中で寄せられたのが自らの性に対する認識、性自認の問題です。
例えば戸籍状の性別と自認する性別が異なる人が取締役界に入っている場合、女性比率のデータにズレが生じまして、それがプライバシーのリスクにつながる可能性があることが指摘されていました。
そこでFCAは今回の方針で企業に対して女性をどのように定義するかの柔軟性を与えました。
例えば戸籍状の性別を使うのか、それとも性自認に基づいた性別を使うのか、どちらの数字も報告に使うことができます。
またトランスジェンダーの人をどのようにカウントするかについても企業に判断を委ねるとしています。
企業の経営陣にダイバーシティを求める動きは世界的な潮流になっていまして、
日本でも昨年6月に東京証券取引所がコーポレートガバナンスコードを策定しまして、女性や外国人の管理職の登用などダイバーシティを促す項目が盛り込まれました。
日本では昨年時点で取締役会における女性比率は8.8%でして、これは前年よりも3割は増えたんですけど、欧米諸国からは大きく差が開いています。
イギリスはこうした目標を金融規制当局が掲げているということで、日本よりもさらに踏み込んだ動きと言えそうです。
この先日本も本気が問われることになります。
ニュースコネクトお相手は野村貴文でした。
もしこの番組が気に入っていただけましたら是非フォローいただけると嬉しいです。
それでは良い一日をお過ごしください。
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