【2月12日】揺れるガザ停戦合意──ハマス人質解放の延期とトランプ氏の通告
2025-02-12 05:56

【2月12日】揺れるガザ停戦合意──ハマス人質解放の延期とトランプ氏の通告

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【このPodcastについて】

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演:

野上英文(ジャーナリスト) 

https://twitter.com/Hi_noga3

▼出演番組

「日本全国やぶから訪」

https://open.spotify.com/show/6fyn6fAwXoYhVY4N3Eb6ae

「定時までに帰れるラジオ」

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「Job Session」(TBSラジオ)

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▼支援プログラム「Chronicleサポーター」については、こちらをご参照ください。

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▼参考ニュース

イスラエルは停戦合意破棄を、ハマスが人質解放拒否なら-トランプ氏(Bloomberg)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-10/SRHJW4DWLU6800

イスラエル軍、警戒態勢引き上げ ハマスは人質解放を延期(ロイター)

https://jp.reuters.com/world/us/IEJDN3NXAJP7JILG6VAVKZWP2Q-2025-02-10/

ハマスが人質解放の延期を通告、イスラエル反発 双方が停戦合意違反を主張(CNN)

https://www.cnn.co.jp/world/35229264.html

トランプ氏、ハマスに人質全員解放を「土曜日12時」までに要求 「でなければ地獄のような事態に」(BBC)

https://www.bbc.com/japanese/articles/cj3e6gkl1d1o

Trump’s Foreign Aid Freeze Has Created Chaos. Here Is What to Know.(NYT)

https://www.nytimes.com/article/us-foreign-aid-freeze-explained.html

Israeli Hostages’ Accounts of Abuse Raise Alarms for Remaining Captives(NYT)

https://www.nytimes.com/2025/02/10/world/middleeast/israel-hostages-abuse-hamas.html

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00:06
おはようございます。2025年2月12日水曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの野上英文です。
この番組では、1日1つ5分間で、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
このところ、トランプ大統領に関連する大きなニュースが多くて、その陰で埋もれがちな話題もあります。
韓国のユン大統領ですが、戒厳令布告による反乱扇動容疑で拘束された後、10平方メートルの独房で質素な生活を送っているというニュースを目にしました。
大統領官邸での生活から一転して、餃子スープと干し大根という質素な食事の日々、さらに有罪となれば終身刑か死刑の可能性もあると報じられています。
また、大谷翔平選手から約26億円を騙し取った元通訳の水原一平被告も、銀行詐欺罪で禁錮4年9ヶ月の判決を受けて、3月24日から就管される予定です。
中途に目を移しますと、イスラエルとハマスの停戦合意の末、ガザで解放された人質たちの証言が少しずつ報道されています。
さて、今日はその解放交渉ですが、ハマスが人質解放の延期を発表し、それに対しトランプ大統領が強い警告を発するなど、新たな局面を迎えています。
パレスナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエルとの間で1月19日から続いてきた停戦合意について、ハマスは2月10日、イスラエル側が停戦合意に批判したとして、今週土曜の15日に予定していた人質解放を延期すると発表しました。
これに対して、イスラエルのかつ国防省は、完全な合意違反だと激しく反発しています。そして、軍に最高レベルの警戒態勢をとるように指示しました。
この停戦合意の下で、ハマスは25人の生存した人質と8人の遺体の解放をしまして、イスラエルは約1500人のパレスナ人収容者の釈放を約束して、これまでに約半数の交換が実施されています。
先週の第5回の交換では、ハマスが3人の人質を解放し、イスラエル側183人のパレスナ人を釈放しました。
今回予定されていた解放は6回目となるもので、3人の人質が対象とされていました。
ハマスは、停戦期間中にイスラエル軍が住民を攻撃したことや支援物資の犯人を十分に認めていないことなどを理由に挙げています。
特に避難民のガザ北部への帰還遅延やテントやプレハブ住宅の搬入制限などが問題視されています。
この状況にアメリカのトランプ大統領が新たな展開をもたらしました。
03:03
トランプ氏は10日、土曜日の12時まで、この時間までに全ての人質が解放されなければ、停戦を取りやめるよう言うだろう。
それを過ぎれば、地獄のような事態が起きると警告しました。
さらに注目すべきは、トランプ大統領が示したガザ地区の将来像です。
ガザ地区をアメリカが所有して再建する構想を提唱しておりまして、パレスナ住民を近隣諸国に移住させ、帰還の権利を認めない考えも示しています。
この提案に対してイスラエルのネタニアフ首相は、革新的で創造的なビジョンと評価する一方で、パレスナ自治政府は、我々の人々と土地の権利は、売り物でも交換でも交渉の対象でもないと強く反発しています。
こうして停戦合意が揺れる中、人質の状況も深刻さを増しています。
ニューヨークタイムズの報道によりますと、最近解放された人質の一人は、
日光を見ることもなく、トンネルに閉じ込められ、何ヶ月もシャワーを浴びることができず、深刻な飢えを経験したと証言しています。
さらに別の人質の母親は、息子が目の不調の治療を受けられず、部分的に視力を失った状態で、ほとんどの時間拘束された状態にあると報告を受けたと語っています。
今後の展望について専門家たちは、停戦合意の継続が危機に瀕していると相次いで指摘しています。
例えば、ウォールスリートジャーナルは、これを脆弱な停戦に最も深刻な事態と報じています。
特に懸念されているのは、世界の警察を辞める姿勢を見せながら、就任後にディールを好んでいるトランプ大統領の発言が、イスラエルとハマスの今後の協議に与える影響です。
BBCの記事を読みますと、歴史的背景の説明を見つけました。
イスラエル建国前後の1948年、家を失った難民の多くがガザ地区にたどり着いて、現在彼らとその子孫がガザの人口の3分の2を占めています。
さらに90万人の登録難民がヨルダン川西岸地区に住み、国連によりますと340万人のパレスナ難民がヨルダン、シリア、レバノンに暮らしています。
こうした中、トランプ氏のガザ再建計画に対してドイツの私立首相はとんでもない話だと批判しておりまして、近隣のアラブ諸国も強く反発しています。
人質の命と地域の平和、さらに数百万人の避難民の未来がかかった状況ですが、引き続き注視していきましょう。
ニュースコネクトお相手は野上英文でした。番組の感想はカタカナでハッシュタグニュースコネクトと付けてXに投稿してください。
もしこの番組を気に入っておりましたらぜひフォローいただけると嬉しいです。
それでは良い一日をお過ごしください。
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