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#888 英語の疑問文の語順のなぞ:Xバー理論、ふたたび! from Radiotalk
2026-08-22 11:44

#888 英語の疑問文の語順のなぞ:Xバー理論、ふたたび! from Radiotalk

関連エピソード
https://youtu.be/GAOFJN_WuCA?si=PVsWJbeGHdgmolxk
https://youtu.be/rykW25RgXy4?si=sgBzhExcDFhpZi6f

主要参考文献
Carnie, Andrew (2021) Syntax: A Generative Introduction. 4th Edition. Malden, MA: Wiley Blackwell.

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育

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英語では疑問文で語順が変わります。 お前にそれができるか?だったら Can you do it? っていうふうに、
平助文であれば You can do it. 主語の you と助動詞の can が you canから can you に変わっているんですね。
さらにこれに疑問詞が加わると疑問詞疑問文というのになって、 お前に何ができるかだったら Whatcan you do? というふうに what というのが助動詞よりさらに前に出てくることになります。
今回のエピソードは関連エピソードが2つあって、で、なんとかそれを今回のエピソードで一つにまとめようという試みになっています。
果たしてうまくいくのかというのもあるんですが、今回はXバー理論という理論に基づいてお話ししていきます。
できるだけ噛み砕いてねお話ししていこうと思います。 BGMです。
始まりました志賀十五のツボ。皆さんいかがお過ごしでしょうか。 脈々です。
Xバー理論というのは平たーく言うと、 文を構成している要素、
句とかフレーズと言ってもいいですが、その句とかフレーズと言われるものがすべて同じ構造を持っていると、そう考える理論です。
句というのは例えば名詞句とか動詞句とか形容詞句とか副詞句とかいろんなものが考えられるんですが、
例えば名詞句だと、 まず名詞単体で名詞句になることもあります。
books だけで一つの単語で一つの句というのも当然あり得るんですが、
books of linguistics みたいな言い方もできます。言語学の本。 これで一つの
名詞句となっているわけですね。 で、この名詞句の場合は
books の方がある意味名詞句の本体、 すなわち名詞句を名詞句たらしめているのは books であるので、
こういうのを主要部という言い方をして、それに対して of linguistics っていうのは
hob という言い方をします。 で、この主要部と hob という関係が名詞句以外の句でも観察
されるというのが x bar 理論で、 例えば言語学を勉強するだったら study linguistics
で、これで 動詞句になっています。
で、この動詞句の中では study の方が
まあ主要部、動詞で linguistics 目的語の方が hob であると考えるんですね。
名詞句は noun phrase で略して np 動詞句は verb phrase で略して bp
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この n や v に関わらずどんな要素であっても x であっても成り立つ
xp というのは主要部に x を持っていてそれに対して hob がある
そのように考えるので x bar 理論と言われるんですね。 で、英語の場合は
主要部、hob という語順が決まっていて、これは日本語と逆なんですよね。
日本語であれば言語学の本、言語学を学ぶというふうに hob があって主要部という語順になってますが
英語は主要部があって hob という語順になります。 で、この句の構造の中で
英語だと主要部より前に出てくる、また hob とは別の要素というのもあります。
例えば a book of linguistics というふうに言った時の漢詩の r ですね。
この漢詩の r が現れる位置を指定部という言い方をして
この指定部っていうのは常に何かが現れるわけではありません。
それは hob の方でも一緒で、例えば動詞で走る、ランと一言言った場合は
これは hob には何も現れていませんが
主要部、ランだけで vp になっているということなんですね。
このように指定部にしろ hob にしろ現れない、その位置が空であるっていうこともよくあるんですが
英語においては句の構造というのは指定部があって主要部があって hob がある。
どんな句であってもこの3点セットで成り立っているというのが x bar 理論の基本的な考え方です。
では疑問文に入る前に閉助文の you can do it から考えてみますと
you can do it これ全体で tp というふうに考えるんですね。
この辺がちょっと、なんとなく直感と違うようなところがあると思うんですが
tp の t は点数と言われる要素で
vp の主要部の動詞とか np の主要部の名詞に比べるとかなり抽象的なものです。
ここで you can do it といった場合は can が主要部であると考えるんですね。
その can の hob の部分には do it という動詞句が現れます。
主要部が can で hob が動詞句 do it。
では主語の you というのは何かというと、これは主要部の can より前に出てきてますので
漢詩のあと同じく指定部に主語が現れていると考えるんですね。
you can do it 主語の you が指定部、主要部の can が真ん中にあって、その後hob の do it 動詞句がある。
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まあやはり指定部、主要部、hob という構造は a book of linguistics と同じなんですよね。
この you can do it の場合は can という助動詞があるのでわかりやすいんですけど、
これがもし助動詞がなくて you did it あなたがそれをしたとか言った場合はもうちょっと話がややこしいんですが、
ひとまず you can do it は 指定部に主語、
主要部に can、 hob の 1 に do it という動詞句、そういう構造になっているということです。
さていよいよこれから疑問文の話になっていきます。まずはイエスの疑問文の can you do itから考えてみますと、
can というさっき主要部だったものが指定部の前に、you の前に現れてますよね。
でこれはどういうことか。指定部と主要部の位置が入れ替わったのかというと、そういうわけではないんですね。
やはり英語の中では指定部、主要部、hob というこの構造は崩れないので、主要部と指定部の位置が入れ替わるという風には考えません。
それは a book of linguistics が book of linguistics にならないのと同じです。
can you do it の語順の変更をどのように考えるかというと、 you の位置は変わってないと考えます。
つまり指定部から動いてない。で動いているのは主要部の can だけであって、
この can がどこに動いているかというと、 cp の主要部に動いていると考えるんですね。
いきなりまた cp というのが出てきましたが、 cp というのは np と同じように考えると、 npは n が主要部だったわけなので、
cp は c が主要部だということになります。この c というのは何かというと、
コンプリメンタイザーの略なんですよね。で、コンプリメンタイザーっていうのは、例えば、
英語で言えば that 説の that とか weather 説の weather みたいなもので、
i know that you can do it の that。これがコンプリメンタイザーの cと言われるもので、
cp の主要部に当たるんですね。つまり can you do it の can っていうのは、
that 説の that とか、あるいは weather と同じ位置に現れているということになります。
cp の構造は、さっきもちょっと言いましたけど、 c が主要部なので、
that you can do it あなたがそれをできること。
この q において、 cp において、 that が主要部。で、
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hob には you can do it という tp が入るんですね。
cp は c が主要部で tp が hob。で、さらにその tp っていうのは t が主要部で vpが hob というふうに、
q 全体を hob に取るという構造が連続することになるんですね。
これ音声だけだとかなり難しいと思うので、サムネイルもぜひ参考にしていただけたらと思います。
ですので can you do it の can は that 説の that と同じ位置に、
コンプリメンタイザーの位置に移動していると。
主語の you は tp の主要部からは移動していない、その場に留まっていると考えます。
さらに疑問詞疑問文を続けて考えますと can you do it の
この it の部分が what に変わって can you do what で、この最後の what何というのが文頭に移動して
what can you do という語順になっていると考えるんですね。
この what はどこに現れているかというと、これは cp の指定部に現れると考えるんですね。
cp というのは can you do it のことで can が主要部で you do it のtp が hob でした。
主要部と hob があるので、やはりここでも指定部というのが主要部の前 can の前に想定されます。
a book of linguistics の漢詩のa と同じ位置というか場所が cp canyou do it にも、つまり主要部 can の前にあると考えるんですね。
つまり英語の疑問文は語順が変わりますが、それは闇雲に変わっているというよりは必ず 引っ越し先というかね、空き部屋というのが想定されていると
Xバー理論ではそのように考えるんですね。 今回はぜひサムネも一緒に見ていただきたいのと、関連エピソードがいくつかありますのでそちらも
それではまた次回のエピソードでお会いいたしましょう。番組フォローまだの方はよろしくお願い致します。
お相手はシガ15でした。
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