最後ね、ベスト5の最後です。
最後のオススメ本こちら。
松田。心を燃やす逆転の経営です。
これはね、熱い本ですね。もうタイトルから分かるように。
自動車メーカーの松田の、この衰退から現在の復活に至るまで、
社内でどんな改革が行われたのか。
それがね、インタビュー形式で分かる記事です。記事じゃねぇ本です。
松田って言えばね、モデルベース開発っていうのは非常に有名です。
モデルベース開発っていうのは、上流から下流まで一貫したデジタルデータを用いて、
シミュレーションによって、その検討とか開発を進めていくっていう手法です。
なるべく施策を使わずに、データでシミュレーションしていくっていう方法なんですけど、
松田って言ったら、このモデルベース開発っていうほどに取り組み有名なんですけど、
実はね、改革の本質ってそこではないということが、この本ではよくわかります。
改革ってね、デジタルツールでもなければデータでもないんですね。
人、意識、組織文化、そういうね、数値では語れない情緒的な部分を含めて、
変革していかないと会社は変わっていかないんです。
最近ね、ツイッターで、DXのDは泥臭いのDだみたいな言葉、
ちょっとちらっと見ましたけど、まさにその通りですね。
社員の心、そういうのに火をつけるためにはどうすればいいのかっていうので、
変わっていく松田の内部の様子がよくわかる一冊になってます。
松田の回し者じゃないんですけど、松田に関してもう一つね、おすすめの本があります。
それがですね、松田がBMWを超える日。
クールジャパンからプレミアムジャパン、ブランド戦略へ、って本ですね。
これもいい本ですよ。
あのこれね、ブランドって何かっていうのはよくわかる本です。
日本のものづくりって基本的に、安くていいものってのが正義なんですけど、
ブランド戦略って全然違うんですよ。
でね、日本はね、このブランド戦略っていうのは非常に苦手なんですね。
で、このブランド戦略で戦えないと国際的な競争力を失っていくということが、
よくわかる内容になってます。
その点ね、松田は非常にブランド戦略を駆使して上手く立ち回っているというのがわかります。
やっぱね、良いものを安く突き詰めていくと、結局コモディティの戦いになってしまうので、
人件費の安い国に勝てないんですね。
このブランド戦略っていうのが、やっぱり日本のものづくりの一つの価値筋であると。
価値筋というかね、日本は苦手なんで、こう磨いていかなきゃいけない部分なんだなっていうのがすごくわかります。
というわけでね、この本を合わせて読むと、やっぱり松田の車が非常に欲しくなると思います。
またね、本の紹介の中でおすすめ本をさらに紹介しちゃったんですけど、
5冊目のおすすめ本は、松田、心を燃やす逆転の経営です。
というわけで書籍の紹介はここまでで、ここから非常に重要なお知らせを挟ませてください。
この度、なんと日刊工業新聞社様と私支部長のコラボレーション企画を行うことになりました。
その名もマジで設計者出属書、支部長ベストセレクションです。
どういうコラボなの?ってこれだけじゃ分からないんですけど。
私が今までツイッターとかブログで紹介してきた日刊工業新聞社さんのオススメの技術書籍、
これらが支部長ベストセレクションとして専用コーナーが設けられて実店舗に並びます。
本屋さんに支部長ベストセレクションコーナーができるという感じですね。一定の期間ですけど。
全国の書店にて順次フェアを開催していきます。
開催店舗に関しては、日刊工業新聞社さんのホームページに書いてあります。
概要欄に貼っておきますので、ぜひとも調べて、あなたのお住まいの近くでやってるんだったら、
立ち寄ってみてもらって、支部長ベストセレクションやってるなっていうのを見ていただけたらなと思います。
一番開催が早いのが東京の潤久堂書店、池袋本店っぽいです。
明日からです。7月9日から始まる予定なので、ぜひともお立ち寄りください。
私はすぐにはいけないんですけど。
次は兵庫県のブックファースト、阪急西宮ガーデンズ展ですかね。
これは7月10日から開催とのことです。
こんな感じで全国の実店舗で本当に支部長ベストセレクション始まっちゃうんで、
本を買ってもらうのが一番いいんだけど、とりあえず見に行って、
僕にね、「ありましたよ、支部長さん!」って報告していただけると、
飛び跳ねて喜びますので、ぜひともよろしくお願いします。
ちなみに、今日はね、ポッドキャストで紹介した本の中には、
日刊工業新聞社さんの本は一冊もありません。
今日はね、コンセプトは、技術技術してないサグッと読めるものづくりの本だったんでね、しょうがないですね。
日刊工業新聞社さんの本ってガッツリ技術なんで、ちょっとコンセプトがずれてしまったということです。
フェアは盛り上げるんで許していただければなと思います。
フェアは始まりますけど、こうやって本の評論、評論って言うとちょっと偉そうなんだけど、
評価とか紹介に関しては特にね、忖度しませんので、当たり前ですけどね、
これからもいいと思った本を、いろんな出版社さんの本、ザクバラに紹介していけたらなと思ってます。