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救急の日~もしもの時に備えるために~:救急救命医とは
2026-09-08 10:22

救急の日~もしもの時に備えるために~:救急救命医とは

九州大学病院 救命救急センター 医師 松永俊太郎さん

いま旬の話題にクローズアップ!当事者や専門家にインタビューし、ニュースの深層に迫ります。
※RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』で放送したものです。

田畑竜介 Groooooow Up

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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。9月9日、明日は救急の日ということで、救急の日、もしもの時に備えるためにというテーマでお送りします。
今日は救急救命医についてです。
九州大学病院救命救急センター医師、松永俊太郎さんです。
松永さん、おはようございます。
おはようございます。
先日は熊本地震でのDマットとしての活動をいろいろ伺いましたけれども、今回は松永さんのご専門である救急救命医というのはどういうお仕事なのかというところを伺っていきたいと思うんですが、
よく似ている救急救命医と救急救命士とではどう違うんですかね。
確かに名前が似ているので結構混同されるんですけれども、役割が違いますね。
救急医は医師ですので、病院の救急外来などで診断とか薬の投与とか手術とか集中治療まで必要な医療を幅広く行います。
一方で救急救命士さんは主に救急車などで患者さんが発生した現場から病院までの間を担当すると。
なので救命士さんが現場から命をつないで病院では私たち救急医がそれを引き継ぐというようなそういうチームだと思っていただくとわかりやすいと思います。
その救急救命医っていうのは通常のお医者さんとはどう違うんですかね。
そうですね救急医ももちろん普通の医師なんですけども大きな特徴としては病名がわからない状態の患者さんを見ることじゃないかなと思ってます。
例えば胸が痛いとか意識が悪い突然倒れたとかそういう状態での救急搬送が多いですよね。
でその時点では心筋梗塞とか脳卒中とかあるいは別の病気なのか全くわからないような状況で運ばれてきます。
そこでまず命に関わる異常がないかっていうのを短時間で判断してですね必要な検査や治療を進めていくっていうのが基本的な救急医の考え方になります。
ってことはもうその都度その場での瞬時の判断が求められるってことですか。
そうですねもう心臓が止まってるかどうかとかもうすぐに判断しますしもう内科とか外科とか脳神経循環器が多いんですけども
診療科の垣根を超えて最初に患者さんを見て命をつなぐっていうのが救急医の大きな特徴だと思ってます。
その救急救命医になるにはまず医師になってそれからステップ本で救急救命医になるんですか。
そうですねまず基本的に2年間のあの研修医皆さんご存知だと思うんですけどそちらを終えてから専門医という段階に進みますので
そこから救急医として修行が始まるというような状況になりますね。
03:04
ただその病名もわからない状態で運ばれてきてその今見ている症状から判断していくわけですよね。
その材料っていうのはどういうところになるんですか。
やっぱりその我々救急車で見る患者さんの数がかなり多いので第一印象っていうのがすごい大事になってきます。
例えば呼吸が早くて苦しそうだとかかなり胸痛がってるだろうとかあとはもう肌の色とかそういうところも含めても総合的に
第一印象で大体どこが悪いんだろうなっていうのは分かるようなトレーニングをしています。
じゃあもう本当にその第一印象の中でありとあらゆる場所から情報を得てこうじゃないかっていう見立てをまず立てるわけですね。
そうですねまずその見立てを立てて例えば呼吸が悪ければ呼吸を補助しないと命が危ないですし
血圧とかが保てなさそうだったら血圧を補助してあげないといけないですし
そこでどこが一番危機的かどうかっていうのを判断して即座に介入するっていうのが非常に大事であると考えています。
これは救急救命医だからできるっていうことはあるんですか。
医師免許持ってたらできる処置ではあるんですけどもやはりその見てきた症例の数というかですね
慣れにはなってしまうんですけどもそこで躊躇なく介入できるっていうのは一個救急医の特徴かなと思っています。
ただこの対応ってのは本当大変だなと思うんですけど
1日松永さんの場合はどのくらいの対応されてるんですか。
私ちょっと複数の病院に行ったりもしてるんですけども
多いところだと夜だけで20代弱の救急車を見たりとか
はずとしてはかなり多いところもありますし大学病院では重症な例を主に見るので
数としては多くないですけどもやはりちょっと命が危ないなっていう人を見るケースが多いですね。
なるほど。じゃあ救急車で運ばれてる間にもどれくらいの規模の病院で見るかっていうジャッジはもうされてるわけですか。
そこは救急隊の方が適切にこれは重症だから大学病院に運ぼうとか
あとはこれはおそらく重症ではないから数が見れる病院に運ぼうだとか
二次救急って我々言うんですけどもそういったところの判断をしてから
病院の方に電話をかけて受け入れ要請をするという形になってます。
1日にその夜間で20件も見るとなるとほんと休む間もないですよね。
基本的にそういった病院に行くときはもうずっと起きてる前提で予定は組んでますね。
その何件か行くっていうのは松永さんの場合は拠点は九州大学病院の救命救急センターですよね。
はいそうです。
そこにいることもあれば他の病院に応援に行ったりするってことですか。
06:03
そうです。他の病院で夜間人手が足りてないところのお手伝いに行かせていただいたりとかしてますね。
この救急救命医の数っていうのは今足りてるんですかそれともやっぱり人手不足なんですか。
やっぱり印象としては人手不足かなと思います。
あと地域格差もあると思うんですけど都心には多かったりとか逆に田舎になると救命医がいないだとか
そういう偏在の方が大きな問題なんじゃないかなとは思っております。
本当に大変なお仕事だと思うんですけど松永さんがこの救急救命医になろうやろうと思った理由っていうのは何ですか。
そうですねまず最初に思ったのが公共交通機関でお医者さんはいますかと言われたときに
まず自信を持って手を挙げれる医者になりたいなと思ったのが最初の入り口だったと思います。
すごいですねなんでそう思ったんですか。
研修医をやってる間に僕って手を挙げれるのかなと思ったときにですねやっぱりお医者さんがいますかって言って手を挙げないっていう選択肢は僕の中になかったので
そこは最低限できるべきかなっていうふうには最初思ったのが始まりですね。
やっぱりそこでいや自分にはできないかもっていうねなってしまうよりは胸を張ってはい私ですって言える方がね
実際に救急救命医になってよかったなって思うのはどんな瞬間なんですか。
病院の外の院外活動とかも多いんですよね救急医って病院によっては現場にドクターカーで行ったりするような病院もありますし
病院内だけで全て完結するのではなくて他の行政とかあとは消防とか警察そこらへんの組織の方々とも連携が取れるっていうのは一つ大きな魅力じゃないかなと思ってます。
なるほどその中であのDMATの活動っていうのも含まれてるんですか。
そうですねもうそれこそもちろん外に出てくる活動の一つですしやはりもうDMAT活動っていうのは災害対策にはなるのでどうしても県とかそこらへんと一緒に強調してやっていく必要があるのでですね
それもそういった対外活動の一環だと思ってます。
その救急の場面に我々も立ち会うケースはあると思うんですけどもそういった時にどういうふうにすればいいのかっていうのを明日また松永さんに伺いたいと思います。
今日はここまで松永さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は九州大学病院救命救急センター医師の松永俊太郎さんでした。
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