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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。現存する日本最古の和歌集といえば万葉集。その万葉集は7世紀から8世紀にかけて読まれた歌を集めたもので
およそ4500首の中には福岡とゆかりの深い歌が数多く収められているんですね。
そこで今週は福岡と万葉集というテーマでお送りします。今日は二日市温泉です。
国学院大学文学部教授の上野誠さんです。上野先生、おはようございます。おはようございます。今日が最終日となりましたけれども、
ダザイフでの宴も縁も竹縄。じゃあ温泉でもっていうことで。近くに名湯がありますね。これそもそもの話なんですけどね。
今我々、家に帰ればコックをひねればお湯が出ると。
私が子供の頃は石炭風呂もありましたし、薪で焚いてた家もまだ少しありましたよね。
そういうような時からですよ。薪でお風呂を焚くということになると、薪を集めてこなきゃいけない。
焚くために風呂番が必要である。ものすごい労力がいるわけですよね。お風呂に入るっていうことは明治までの人間にとってすごく贅沢なことで、
それが自由にできるのが温泉なんですよ。温泉というのは今よりもものすごく大切にされていて、
いくつか八世紀の文献に登場する温泉を挙げていきますね。愛媛県の伊予の湯。これは極めて有名です。
兵庫県の有馬温泉。有馬温泉も極めてよく出てきます。
今度は和歌山県の白浜温泉。これも非常によく出てきます。そういうものを国が管理していくわけです。
これは中国の唐の時代の制度が温泉というものを国が管理して、
そして一生懸命働いてくれた家来さん達を慰労するために温泉に招待するというのがあるわけです。
これがシーアンならば火星地というところがあるんですが、そこなどが有名で、そのお風呂に入ってたのが
かの有名な陽気肥なんだよね。白楽天の詩を読むと、陽気肥の肌は白くて、白い油を洗っているように見えた。
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やっぱり鴻満な感じだったよね。そういうふうに書いてあるわけね。
温泉というのは非常に重要で、太宰府にやってきた役人たちが一番楽しみにしていたのが二日一温泉で、これがスイタの湯なんですよね。
スイタの湯と言われているところだね。おそらく露天掘りのようなところでお湯が沸いていて、
そこが管理されていて入ることができるというようなところですので、したがってよく考えてみると役人たちが集まってくる交通の拠点みたいなところが必ずあって、
当時は駅制と言って、駅がいくつもあるんだけれども、街道があって駅があるんだけれども、その近くのみんなが集まりやすいところに温泉があって、これは現在の二日一温泉というのは万葉集の時代から。
大友の民の歌が残っておりまして、こういう歌なんですね。
湯の原に泣く足立は我ごとく芋に小売れや時若ず泣く。我ごとく芋に小売れや時若ず泣く。
湯の原。だから原っぱに露天風呂がいっぱいあって、湯の原って言われてるわけね。
そこでお風呂に入ってるわけよ。そうするとタズーですから鶴の鳴き声が聞こえてくる。
その鳴き声というのは、たぶん芋と言って自分の恋人のことね。奥さんのことね。奥さんを恋しがって泣いているんだろうなあって、その理由は時若ず、時を分けずに泣くってことはね、もうずっと泣き続けているってことなんですよ。
ずっと泣き続けているってことはどういうことかっていうと、それだけ恋しく思っているから、恋人のことを恋しく思っているから、もうずっと泣いているんでしょうねってこう言ってるわけ。
でこの時がね、実はね、大友の旅人はね、奥さんを亡くした時なんだね。
これお葬式の歌も残ってて、でこの時ね、大友の旅人はダザイのトップですから、朝廷からちゃんとね、お葬式の時にはね、使いも派遣されて大変なことだったんですよ。
でその派遣された人のご接待もちゃんとしてますしね、そういうのも歌に残っているんですよ。
私ね、こう思うんですけどね、家族って温泉行ったりとかいろんなことをするんですが、それってね、永遠にその家族があり続けるわけではないんですよ。
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だからね、僕ね、学生たちに言ってるのはね、とにかくね、俺はね、夏休みの宿題も出さん、冬休みの宿題も出さん、ただしね、1日だけはね、家族のために汗をかけと、
でとにかく女子大生ぐらいになると、お父さんと一緒に旅行は行かんとか言い出すのよ。
でそれに対して、いやそうじゃないんだと、君たち就職して別のところに行ったら、そんなに家族で旅行するチャンスなんていうのは滅多にないんだと。
でその時に湯の原に泣く足立は我ごとく芋に小売れや時若ずなく、芋に小売れや時若ずなく、こう教えるわけやね。
だから、自分自身母親の介護は7年やって、で週1回施設に入ってからは外食に連れ出すことができて、
そしてまあお寿司屋さん行って、そのお寿司屋さんでたくさん食べさせてやりたいからネタを半分にして、切ってもらってさ、
それで少しずつ食べさせてやってね、まあ母親見送るまでしてたわけよね。
でそういうようなことで考えるとね、万葉集を学ぶっていうことはね、その歌の表現を学ぶっていうことであるしね、
生丸起死しか丸をやることでありね、大友の旅人と大友のやかもちはお父さんと子供で息子で、そういうことも大切なんやけど、
家族で温泉に行ってね、楽しめる時間は楽しまなきゃいかんちゅう飲もう、これはね、私に言わせてもらったらね、そういうことをね、万葉集で学んでほしいと思いますです。
うーん、今週は万葉集と、そして福岡、いろいろなゆかりの地に関する話をたくさん聞かせていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
一週間にわたって、えゆい先生の独自の上野節を交えてね、万葉集がすごく身近に感じられるんじゃないかなと思うんですよね。
そして新たな視点っていう、温泉に家族で行くっていいもんだなっていうのを万葉集から学ぶ。
そうそうそう、ね、はるか前からそういう気持ちでねっていう。
ぜひこの機会に万葉集に触れてみてはいかがでしょうか。いろいろ各地に歌詞なども残されております。
この時間、国学院大学文学部教授の上野真琴さんでした。
ガールズパンチ!×少女隊の×ラジオ隊!
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×少女隊の春野キーナと青井リドマです。
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