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巧妙化する犯罪から身を守るには:~ロマンス詐欺~
2025-09-11 10:36

巧妙化する犯罪から身を守るには:~ロマンス詐欺~

弁護士 是枝秀幸
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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。日々様々な事件や犯罪が起こる中、私たちも身の回りに潜む落とし穴やトラブルに注意をしなければいけない状況になってきております。
今週は、巧妙化する犯罪から身を守るにはというテーマでお送りしております。最終日の今日はロマンス詐欺についてです。
弁護士の小枝寛之さんです。
小枝先生、おはようございます。
おはようございます。
今日はロマンス詐欺についていろいろとお話を伺っていきたいと思いますが、そもそもこのロマンス詐欺、どういう手口で被害に遭うんでしょうか。
まず最初にSNSとかマッチングアプリで、こちらが全く知らない人から声をかけられます。
LINEでやり取りをするということがほとんどなんですけれども、何度もやり取りをしているうちに疑似恋愛みたいな形になって、将来の結婚資金を準備しようなんて話になってしまって、その中で嘘の投資を進められてしまいます。
それを信じてしまって、結局お金を何度も騙し取られるということが多いです。
やはりいきなりお金の話に入るのではなくて、少しずつ信頼関係を築き上げた先にお金の話が待っているということですかね。
そうですね。SNS型ロマンス詐欺の場合はそういった形で、最初はお金の話はほとんどありません。
そのSNS型ロマンス詐欺の被害というのは実際増えているんですか。
2024年の警察庁の発表情報だと、認知件数が2023年の1405件から2024年の3326件へ2倍以上に増加をしています。
そのため、2024年には当時の岸田内閣が国民を詐欺から守るための総合対策というのを決定したほどです。
実際に認知件数もかなり増えている、倍以上増えているということですけれども、
これが先生の体感としてもやっぱり増えているなという実感があるんですね。
2019年ぐらいから相談がありましたけれども、もうここ数年は本当に大丈夫なのかなというレベルで頻繁に相談の希望の電話をいただいています。
例えば皆さんインスタグラムに写真を載せるということもあると思うんですね。
それで突然全く知らない人からいい写真ですねとコメントがつくというのが始まりになります。
声をかけてくる人は大体外国人だったり会社経営者を自称ですけれども名乗っていたり、
あと写真も自分の写真が用紙の整った写真を載せているということが多いです。
当然コメントをもらうと嬉しいので返信するんですけれども、そのうちLINEでやりとりをしましょうというメッセージが来てLINEでやりとりをするということが大半になります。
インスタグラム以外でもマッチングアプリが最初だったり、あとFacebookとかTikTokなどでメッセージやコメントが来てLINEに誘導されるということが多いと思います。
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最初の入り口はマッチングアプリであったりSNSであったりということは違ったとしても結局最後は親密なやりとりができるLINEにつながっていくんですね。
皆さんやっぱり手軽にやりとりができるのでLINEに移行することが多いです。
LINEでは毎日のようにお互いの近況報告ですとか、なかなか周りには知っている人に言えない愚痴とか悩み相談を頻繁に行うようになって、そうするとどうしても親近感が湧いてきます。
相手がこちらに好意があるような発言が増えてきて、将来は一緒に結婚して一緒に暮らしたいねとそういうふうに言ってくるということが多いです。
じゃあ被害者の中ではもう恋愛の間隔になっているということですかね。
そうですね。温度差もありますし、被害者の方の中には既婚者の方もいらっしゃるのでちょっとしたやりとりぐらいのつもりではあるんですけれども、やはり毎日のように接していると存在としては大きくなってくるというふうになってしまいます。
被害の流れとしては疑似恋愛とか信頼関係の中で将来の生活資金を一緒に増やそうということで、投資を教えるから増やしてみようというふうに言われます。
最初はいくら何でも投資というと皆さん不安に思うわけですけれども、最初お試しとか練習として実際に10万円ぐらい振り込んでみたらということで、実際に指定した口座に10万円ぐらい振り込みます。
そうすると数日後にはこちらの被害者の方の口座に実際に13万円が振り込まれるわけですね。
そうすると実際に3万円を手元の口座で得をしたということになります。
さらにそれに前後して専用のアプリというのをスマホに入れるように教えてもらって、そうするとアプリ上も10万円振り込んで13万円に増えて13万円出金して3万円得をしたという表示がされて、
そういったこともあってアプリの画面上の表示がそのまま本当のことなんだと、本当の投資なんだと信じ込まれてしまいます。
そのアプリというのはじゃあ偽物ということなんですか。
そうですね。スマホで見れるんですけれども、よくできてますけれども、ただの数字のやり取りというだけで何の裏付けも実際にはないんですけれども、お金の出入りとか増えた減っただけもっと素晴らしく表示されます。
入り口としては10万円ってなっても実際に被害を受けるとなるともっと金額が膨れ上がるんですか。
お一人で数百万円とか1000万円超えるとかですね。あるいは資産家経営者だったりすると数千万円という被害の事例も実際に接したことがありますし、
気の毒なのが、さらに借金をしてきてお金を増やそうということで銀行や消費者金融からお金を借りてきて、それを送金して騙し取られてしまったと、借金まで残ってしまったというケースも少なくありません。
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様々な詐欺ってありますけど、このロマンス詐欺の特徴厄介なところってありますか。
そうですね。もともとは投資に関心がない状態なんですけれども、それを疑似恋愛とかやり取りで信頼関係を持ってしまって、冷静な判断ができない状態にされてしまって、
そうすると断りにくかったりとか、うまく誘われてしまって結局高額な被害に遭ってしまうので、最初は投資という認識はないというところですね。
あと被害に遭うかどうかということと年齢とか性別、職業、それから寄婚か未婚、独身かということもほとんど関係がなくて、
さらにSNSとかLINEで一度も会うことなく全部が完結してしまうので、一旦被害に遭うと誰に何と言ってお金を取り返したらいいのかということが非常に難しくなってきます。
一度も会わずにお金のやり取りまで発展してしまうというのがにわかには信じがたいんですが、それでも実際にそういう被害が起きているわけですね。
そうですね。そこが本当に恐ろしいところで、冷静に聞くと何で会ったこともない人にという話にはなるんですけれども、そこが先ほどの経過で上手なところ、良くないところですね。
ではそのロマンス詐欺に会わないためにはどうすればいいのか、あるいは途中で気づく方法というのはあるんでしょうか。
まずは誰もが被害に遭う可能性があるということを常に意識しておく必要があります。
SNSでは、たとえ奨学でもお金、あるいは個人情報に関するやり取りになったら十分注意する必要がありますし、おかしいなと思った段階で警察とか銀行、消費生活センター、あるいは弁護士、身近な信用できる家族とかご友人に早めに声をかけて相談をするということが大事です。
それからなかなか警察とかですね、あるいは周りに言いにくいという時には、最近だとチャットGPTのようなAIもありますので、そこは正しいアドバイスをくれるかどうかは一旦置いておくとしても、とにかく誰かに聞いてみる、外の人に聞いてみるということが大事です。
それから途中でおかしいなと思うところとしては、心当たりのない個人や会社の名義の口座に振り込むというところがあったときはおかしいなと、あるいは実在する会社名が出てきたときは、自分でその会社に電話して聞いてみるとか、何か違うところに聞いてみるということが大事かなと思います。
わかりました。今回はいろいろお話を聞かせていただきまして、小枝先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、ロマンス詐欺も、まさか自分が引っかかるなんて、と思うわけですけど、それでも巧妙に仕掛けてくるんです。
時間をかけてね。
なので、こういう被害にくれぐれも会わないように、第三者的な視点を常に持つということも大事かなと思いますね。
特にお金の話が出てきたら、詐欺というふうに疑うように心がけていきましょう。
09:02
ということで、この時間は弁護士の小枝博之さんにお話を伺いました。
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