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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。今週は水害への備え、防災について考えるというテーマでお送りしております。
今日は福岡市で防災を体験しながらいろいろなことが学べる施設から、私が実際に行って体験したリポートと、そして日頃からどういうことを備えておくといいのか
防災の意識を高めたらいいのかについてお話を伺ってきました。まずは、福岡市民防災センター市民啓発係の坂口智博さんに水害に遭遇してしまったときの対応
そして、今、SNSに積極的に取り組んでるんですけども、そのお話について伺いました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
もう梅雨は明けたんですけど、それでもいつ何時、ゲリラ雷雨のようなものがあったり台風が来たりということで大雨が来るかわかりませんので、まずその大雨が降ったときどういう被害というのか考えられますかね。
大きくですね、3つ考えられると思います。まずイメージしやすいのが川が氾濫する。氾濫して川からあふれた水で広範囲に浸水・乾水するという被害が一つ。
あとは、都市部とかアスファルトとかが多いと思うんですけども、そういったときに短時間にドガーッと雨が降ると排水能力を超えた雨量が行き場を失って低いところにダーッと集まる。
あとはやっぱり道路が乾水したり、地下の施設に水が流れ込んでいったりという被害があります。
3つ目が土砂災害ですね。当然雨が降っているときもリスクはあるんですけども、雨が止んだ後、どれだけ土が水含んでいるかによるんですけども、そういった土砂災害、雨が降った後もリスクはあるかなと。そういった被害が考えられます。
いざそういった大雨による被害が出た場合に私たちがどういう行動をとるといいんでしょうか。
自分の命は自分で守る。これは最優先に行動していただきたいなと思います。
例えば水が溢れて膝上ぐらいになると大人の方でも歩けないんですね。
じゃあ膝下ぐらいだったら大丈夫かと言うとやっぱり大雨の水って濁ってるじゃないですか。
となるとマンホールとか速攻とかが見えない。そういう見えない中避難して実際にその速攻に流された事案とかっていうのも過去ありますので、避難するのは明るいうち、浸水が始まる前に早めに判断をして避難していただければと思います。
それでもまだ大丈夫だろうなんて言って避難が遅れてしまって既にもう冠水してしまってる。
ただやっぱりこの場所は危険だから避難したい、移動したいっていう時はこういうものを持ってたらほうがいいとかこういうことに気をつけて移動した方がいいっていうことはありますか。
足元が見えないのでしっかりした靴を履いていただく。それから流される心配もあるので不力のあるものを手元に置いておく。
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あとは今避難を前提にお話しさせていただいたんですけども、やっぱり避難をしないっていうところもあるんですね。
わざわざそのリスクのあるところに出ていくんじゃなくて、いわゆる垂直避難ってよく言われるんですけども、
こだての家であれば2階とかマンションとかであれば2階以上避難していただくっていうことも一つあるのかなと思います。
そして福岡市の防災センターでは、SNSを通じていろいろ防災に関する情報を発信してますけども、あれを始めようと思ったきっかけって何だったんですか。
防災をより多くの方にお届けしたいっていう気持ちが最初にありまして、それがきっかけになります。
一番その今再生回数が回っているのが消防の設備なんですね。
実は皆さんの近くにあるその設備が、我々消防が使うものではなくて、皆さんが火災があった時とかに有効活用していただくっていうものになっているので、
そこをまだ知られていない部分が多いので、そういったものを発信してますし、
あとは防災全般なんですけども、皆さんに行動に移しやすいヒントをエッセンスとして加えたりとか、
あとは消防士目線で伝える、やっぱり現場経験もしてますので、そういったものを中に盛り込んで伝えると思っています。
そして情報を知ることによって備えることもできますけど、こちら防災センターでは身をもって体験することもできますよね。
はい。やっぱり知るっていうことも大切なんですけども、ここにご来館いただければですね、
より災害に近い形で体験をしていただいて、実際に備えにつながるようなところになっております。
水害に関してはVRっていうゴーグルをつけて、すごい雨が降りしきる中、車で避難して、
行った先に大きな水たまりがあってそこにグシャーと行ってしまうようなものと、
それから家の中とかに水が入ってきたらどれぐらいドアが重くなるのか、
昨日のジャフさんがおっしゃられてたんですけども、
車が水没したらドアがどれぐらいの水深で開けにくくなるのかというところも実際に体験していただけます。
来場者の方はそういう体験はいつでもできるんですか?
はい。休館日以外であれば体験できますし、事前にお電話で体験コースを予約していただく。
そうすると全ての体験をしていただけるようになっています。
今日は私も体験させてもらっていいですか?
はい、ぜひ体験してください。
ということで、福岡市民防災センターの1階に地震とか火災とか様々な状況から避難する体験っていうのはできるんですけど、
その中に水害を体験する施設があったのでチャレンジしてみました。
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車の運転席を模した場所に今やってきましたけども、これはどういう体験ができるんですか?
車で移動中に水が襲ってきて水圧のかかったドアを押してみるということがどれだけ重いかっていうのを体験できるものになります。
推進選択スイッチがあって30㎝、40㎝、50㎝、60㎝とあります。
で、これを押してスタートするってことですかね?
はい、そうです。
じゃあまずは30㎝でやってみたいと思います。
前方の画面に道路が映っていて住宅街、目の前から水がどんどん押し寄せてきます。
体験開始。
ドアを押します。右側にあるぞ。
あ、開いた開いた開いた開いた。
あ、でも結構やっぱ力が要りますね。
脱出成功というランプが灯りました。
立って押すのとやっぱり違うので、やっぱり座った状態で押すってなるとなかなか力が入りにくいですよね。
では、マックス推進60㎝でやってみます。
道路が目の前に一直線伸びているところから水がどんどんこちらの方に押し寄せてきました。
体験開始。
ドアは、全然、うそ、ビフトもしない。
体験終了。脱出成功は灯りませんでした。
はい、やっぱり水の力っていうのはやっぱり強いので、全然押せないっていうのが体験していただけると思います。
もう万が一、本当はもうそういうところに車で入ってほしくはないんですけども、
万が一入ってしまった場合は早めに止まって早めに出るっていうところを心掛けていただければと思います。
続いてはどんな体験ですか?
はい、こちらはですね、家の中に水が入ってきた場合に、
どれだけその扉が水圧で押しづらいかっていうのを体験していただく施設になります。
私の身長よりもちょっと高いぐらいの扉があります。
そしてドアを押すところが表示されているんですけども。
車と同じように推進を選べますので、今度は4つですね。
10㎝、20㎝、30㎝、40㎝ありますので、選んで体験スタートと言ったら押していただく。
はい、推進10㎝。
あ、室内から水が押し寄せてきて、手前の玄関扉の方に押し寄せてきましたね。
あ、開始。
うわ、10㎝も結構力がいる。
あ、脱出成功。
10㎝、風呂に溜めてもらったら、もう全然疲れないぐらいの、本当浅いんですけども、
やっぱドアを押そうと思うと意外に力がいると。
はい、侮れないんですね。
そうですね。
じゃあ今度はMAX推進40㎝で行ってみます。
さあ、開始。
あ、ダメだこれ。
ちょっとだけドアを押せたんですけど、ダメですね。
40㎝はもう本当にとてつもなく重いです。
推進という深さで判断する頭の解釈と、全然認識が違うんだ、ずれてるんだというのが分かりますね。
ということで、たった40㎝でも全然押せない。
あ、こんなに水圧ってかかるんだなっていうのが体験して学ぶことができますね。
そうですね。体験するって大事ですよね。
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大事ですね。
そして最後にご自身も水害の現場で救助活動をされたという坂口さんから、
私たちができる備えというものを伺いました。
坂口さんがこれまで水害の被災地を訪れたときに、
改めて感じた水の怖さ、恐ろしさってどんなとこでした?
被害が起きてからではもうどうしようもできないと思ってください。
そうなると、避難している最中も命の危険にさらされていますし、
自分たちも近づくことができないシチュエーションも当然ありますので、
やっぱり命を守ってほしいので、被害が出る前、
本当に早めに何でも行動してほしいなというふうに現場を経験して思いました。
大雨が予想されるというタイミングになったときに、どういう行動を尽くすのがいいのでしょうかね。
やはり皆さん、いろいろ情報を取られて避難されると思うんですけれども、
今の時代いろんな情報がありますので、やっぱり惑わされることも多々あると思いますので、
まずはやっぱりハザードマップで確認をする。
それからリアルタイムに災害の危険度がわかる、
気象庁が出している危機クールというものがありますので、そういったものを活用する。
実際にあとは各自治体が出す避難情報ですね。
警戒レベル1から5まであると思うんですけれども、そういったものを指標にしていただいて、
あとはなかなかその避難情報もやっぱりエリアごとに出されるので、
最終的にご自身でしっかりご判断をしていただいて、
早くてもいい、空振りでもいいので、何とか命を守れるような行動に取っていただければと思います。
今日どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、いざ水害に遭遇してしまった時の避難の一歩を踏み出せるかどうかっていうのは、
日頃の備えが大事ということですね。
防災意識を高めてもらうためにも、今、福岡市民防災センターのほうでは、
SNS、インスタグラムを通じて様々な情報を発信してますので、
一度これを見てみると、その情報に関しては福岡市とか関係ないですから、エリアを越えて役立てる情報なので、
覗いてみてください。
ぜひフォローして。
はい。
この時間は、福岡市民防災センター市民啓発係の坂口智博さんにお話を伺いました。
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ご視聴ありがとうございました。