00:00
日々お伝えしているニュースや話題の中から、一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up
今年1月、西南学院大学大学院の鈴木結さんが、2作目となる著書
芸手はすべてを言ったで芥川賞を受賞しました。
その鈴木結さん3作目が今月に発表されるということなんですね。
今週は芥川賞作家・鈴木結を知るというテーマでお送りします。
今日はその鈴木結さんの原点、福島についてです。
芸手はすべてを言ったで芥川賞を受賞した西南学院大学大学院外国語学研究科の鈴木結さんです。
鈴木さん、おはようございます。
おはようございます。
さて今日は、鈴木さんの原点についてお話を伺いたいなと思うんですが
生まれは福岡なんですけども、もうすぐ福島の方に移ったんですよね。
そうですね。1歳の時くらいに父の転勤で福島の方に行きまして
じゃあ鈴木結が作られた場所、原風景というとやっぱり福島での生活になりますか?
やはりそうだと思いますね。11歳くらいまでいたので
原風景という意味では本当にそうだと思います。
どんなことが思い出されますか?福島の生活というと。
やっぱりですね、非常に仲のいい子たちがいっぱいいて幼馴染って言いますかね。
そういう楽しい風景っていうのがまず思い出されますし
自分がいろいろかなり空想的な少年だったので
そういう遊びのことをやっぱりすごい思い出します。
結構割と社交的な方だったと思いますよね。
クラスの子たちとよく遊んでたんですけど
ただ一方で本を読むのも好きで
自分で一人遊びする、一人っ子なので
私も同じですよ。
一人で遊ぶのが普通に好きだし
どっちも好きだなっていう感じで
でもやっぱり本を読むのが好きだったですかね
あと物語を考えるっていうことがやっぱり好きで
今考えて思い出したらなんかずっとうろうろしながらね
いろいろ物を考えるのが好きな子供だったですよね
だから変な子供ですけどそこだけ見ると
だけど家の中でずっとぐるぐる回りながら
いろいろ物語を考えてるっていうところがあって
今も小説を書いてる時って
必ず家から学校まで散歩したり
それこそここのRKBのですね
近くの総合図書館とかのところを
ぐるぐる歩いたりするんですよね
あれはやっぱ子供の時からだったのかなとか
今もやってることなんですね
空想っていうのはどんなことを
頭の中で描いてるんですか
やっぱ国が何個もあって
それがいっぱいこういろんなことが起こるっていう感じで
03:02
でもなんかそれをですね
やっぱり自分は何も教わらずと思って
単純にこう映画とか見て考えたところもあるのかもしれないけど
勝手にやってたんですけど
いろいろこう児童文学の歴史とかを見ていくと
パラコスモって言ってよくあることらしくて
ブロンテ姉妹とか
あとはナルニア国物語っていうのを書いた人とかですね
そういう人たちの辞典とか見ると
みんな子供の時に自分の架空の国を
兄弟と作ったりしてるんですよね
そういうのが児童文学界の用語で
パラコスモってもう一つの宇宙みたいな感じですかね
っていうんですけど
そういう意味ではあれが僕のパラコスモだったなって思いますね
なるほど
そして福島で東日本大震災を経験されたんですよね
この時に思い出されることってどんなことですか
そうやっぱりだからすごく平和である意味平和で
楽観的だった少年時代から一気にこう
現実がすごく暗く重くなったってところはあって
それでも明るく楽しく生きてたところもありますけど
あの2年間は本当に毎日いろんなことが起きていく感じで
子供心には結構面白いところもあったんですよ
毎日なんか全国から支援の人が来たりしたりして
我が家が拠点になってたので
だけどそういう中でいろいろなことをね
真剣に考えるようになったというか
なんか一気に大人になった感じがあるんですよね
4年くらいで
だから記憶がすごく鮮明っていうか
あの3.11以前のことはもうぼんやりと感じだけど
それ以降のことは本当結構はっきり
時系列的に覚えてるっていうところがあって
子供ながらにその地震の影響っていうのが
心に及ぼすものっていうのは何か
ご自身もそして周りの変化とか
何か感じることはありましたか
特に福島っていう場所だと地震そのものよりも
原発事故の影響がやっぱりすごくあったので
特にそれまで子供のとき
外に出て遊んでるのが好きだったって言ってましたけど
一気に外に行けなくなったので
あの後2年間いましたけど
家の前にちょうど前に公園があって
そこがよく友達たちと遊んでたんですけど
もう1回しかあの後はそこに行かなかったっていう
でもその1回がすごく記憶に残ってますね
その1回はなぜ逆に外に出たんですか
なんか僕がどうしてもブランクが漕ぎたいって
父親に言ったらもういいよって言って
行かせてくれて
両親は結構それを見ながら泣いてたらしいんですけど
どうしてもねやっぱり子供にそういうことさせられない
っていうことがすごく苦しかっただろうし
でも心配だからさせないしっていうのがあったんですけど
どうしてもブランクを漕ぎたいって思ったんですよね
06:05
大人たちも溝の震災でどうしていいのか
この先なかなかプランを立てられないっていう
子供も過酷な状況に追い込まれてしまってたと思うんですけど
そうですねなんか振り返るとそうだなって思うというか
やっぱり子供ってねある意味変な話何にでもなれるっていうか
もう適応せざるを得ないじゃないですか
大人たちはいろいろ考えてやってるけど
状況にあれするしかないって感じがありますけど
振り返るとやっぱりある程度ストレスっていうか
何かこう強いられるものもあったと同時に
あれがあったから非常に真剣に何かを考えるっていうことを
やってるのかなって思って
それは今回のゲイテはすべてを言ったで
久々に話すことができた福島の友人とかともね
そういう話をしたりして
東日本大震災から14年の月日が経とうとしていますけれども
今はその福島から離れた場所で鈴木さんはずっと生活していますけど
今この14年経って思うことを東日本大震災についてですね
感じることってどんなことですか
まだ歴史として処理できないぐらい身近なことだと思うんですよね
14年というのは経ちましたけど
同時に高校生とかってあるともう覚えてない世代
そのことを全く知らない世代になっていて
自分の身近な子供とかもその以後に生まれてたりすると
結構やっぱり個人的には感じが違うなっていうか
やっぱりあれを経験自分より
10歳だったので私たちより上世代からぐらいがやっぱりあれをすごく受け止めていて
結構世代間の一つの指標にもなって
そういう意味では歴史なんですけど
一方でいろんな問題に関しては続いている
ちょっとそのギャップが問題があるのかなと思いながら
そういう意味ではもちろんこの3.11に思い出すっていうことも大切であると同時に
今まさに続いていることとして振り返るだけじゃなくて
今のこととして考えるっていうことが求められているかなって自分には思っています
鈴木さんは本を読むのも幼少期から好きだったってことでしたけども
書くという表現にも至っているわけですが
その書くという表現に至った経緯についてまた明日お話を伺っていきたいと思います
今日はここまでありがとうございました
この時間はゲーテはすべてを言ったであくた川賞を受賞した鈴木優衣さんでした
聞きたいラジオ番組何にもない
そんな時間はポッドキャストで過ごしませんか
RKBでは毎週40本以上のポッドキャスト番組を配信しています
09:03
あなたのお気に入りの声にきっと出会えるはず
ラジコスポティファイアップルポッドキャスト
アマゾンミュージックユーチューブミュージックでRKBと検索してフォローしてください
RKBオンラインのポッドキャストまとめサイトもチェック