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歩けば歴史の音がする久留米:久留米城・篠山神社
2025-11-10 10:22

歩けば歴史の音がする久留米:久留米城・篠山神社

久留米市市民文化財 文化財保護課 埋蔵文化財チーム主査 小澤太郎さん
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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー、
Weekly Close Up。これまで、北九州や博多の街に詳しい専門家と歴史を感じながら、私、歩いてまいりましたけれども、今週はですね、
歩けば歴史の音がする久留米というテーマで、久留米の歴史を尋ねて、私、この方と一緒に歩いてまいりました。
久留米市市民文化財・文化財保護課埋蔵文化財チームの主査、小沢太郎さんです。
久留米市の笹山神社にやってまいりました。ご案内は小沢さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、この笹山神社はどういった神社になりますか?
元久留米藩のお殿様だった有馬のお殿様を祀ってある神社なんです。
明治10年にですね、お城がなくなった跡地にですね、久留米市民が寄付をして、それで建てられた神社なんですよ。
ほう。そして、石垣がたくさん残ってますけども、もともとはお城があった場所にこの神社が今建てられてるんですか?
そういうことなんですよ。今、石垣ぐるり、これ本丸なんですよね。
はい。
高さがね、石垣の高さが15メートルあります。
ほう。
これ高石垣といって、江戸の非常に完成された技術で作らないと、こんな高い石垣を直線的にゴーンと作れないんですよね。
そのお城があったっていうのを感じさせるところっていうのは、やっぱりこの石垣っていうのが一番なんですかね。
そうですね。他にもですね、ところどころに、そちら奥は玉石敷が残ってたりとか。
廃殿からすると、南東方向の方にありますね。
はい。
あれが?
玉石垣が残ってるんです。そこは農具隊があったところなんですよ、お城の中に。
へえ。
ところどころ石がありますけども、これは元お庭の石だったりとか。
樹木が北東側ですか。
ちょっと薄そうとしてますよね。
はい。
あの辺りも御殿のお庭があったところです。
へえ。
なんかその雰囲気を残してるんですけどね。
今ラジオを聞きの皆さんは、ガリガリガリガリと音が聞こえてきてたんじゃないかなと思うんですけども。
音声の不具合かなと思われたかもしれませんけど。
小澤さん、これは今何が行われてるんですか。
これね、本丸御殿の発掘調査を今やってるんですよ。
このガリガリの音、今見えますね、手元、作業員さんたちの。
5名ほどの作業員の方々が腰をかがめて、膝をついて、ガリガリと削ってますね。
削ってますよね。
お城の御殿がなくなった後に土が積もってますから、その上の土を外して、昔の御殿の地面を出そうとしてます。
要は基礎とかそういう部分なんですか。
そうですね、ちょうどこうやって御殿を作るときに土を固めて、その上に丸い石が見えますね、小さいのがたくさん。
あの石は御殿の柱を支えるための大きな組織を置く、その下の基礎なんですよ。
だから丸いのが点々とあるでしょ。
出てきてますね、いくつか。
1.8メートル大きくらい。
03:00
あそこに御殿の柱が立ってたんです。
まさに一軒の長さですよね、1.8メートルということは。
これ、間取り図とかそういうのは残ってるんですか?
そうですね、数少ないですけどもね、江戸の中期と明治の初めのやつが残ってるんですよ。
その2枚の図面でもですね、かなり構造が違っていて、やっぱり増築増築を重ねている様子がよくわかるんです。
その様子をはっきりとこの遺跡として捉えていくというのが今年一つの目的なんです。
これ今調査を行ってますけども、調査が終わった後というのはこの場は何かを作ったりとか、あるいはその状態を見せたりとかっていう中、残すんですかね?
残すための調査なんですよね。残すために地下の状態がどうなってたかというのは本当に今までわかってなかったんで、
こうやって地下の状態を確認して、今後どうやって残していくか活用していくかということを考える材料にしようと、そういうわけなんです。
やっぱりこれで少しずつ、実際に残っている資料と、いざ本物のいろいろな遺跡が見えてきたというので、何か考え深いものというのは小澤さんの中ではありますか?
ありますね。笹山神社さんを作ったのが明治10年ですよね。
それから埋まって見えなかったものなんですよ。
だから150年ぶりにこうやって姿を現してて、我々150年ぶりに見てるんですよ。
そういうことですね。
実際に古典を作るときには現場で調整したりとか、構造物を新たに作ったりとかするので、絵図に残ってないものもあるんですよね。
あと地下の暗虚とかですね。そういったものは絵図に出てきませんから、掘ってみて初めてわかるといったことが多々あります。
それが何か出てこないかなと思って、ドキドキしてますけど。
ロマンありますね。
楽しくてしょうがないですね。
これ玉石ですね。農具台があったところです。
境内を歩いてると所々にその玉石が集まっているところがありますよね。
これは当時の地面ですよね、古典の。
なんか無動作にあるんですね。
言われながら気づきませんけど、これが当時の古典の玉石敷だっていうのがわかりますよね。
廃田から南東方向に歩いてると急にポッと出てくるこの玉石、玉砂利。
これもそういう名残を感じさせるものなんですね。
そのまま南東方向にさらに隅の方へと行くと
久留米城っていうのは三階建ての矢倉が7つぐるりこんまるを囲んでるんですよ。
しかも矢倉と矢倉の間、どうなってたかというと
2階建ての渡り廊下で全部連結してるんですよ。
え~!
だいぶすごいでしょ、ちょっと想像したら。
写真これなんですけど。
え、こうやって残ってたんですか、写真は。
1枚だけあるんですよ。
明治初年の写真ですね、解体前。
解体直前。
本当だ、旗から見たら天使かなっていう感じの建物ですけど。
そう、三階でしょ。
間は全部2階建ての渡り廊下で連結してる。
繋がって、渡り廊下の途中に外が見えるような窓が開いてて。
へえ~!
この南東側のこの建物が辰美矢倉と言って
久留米城で一番大きい矢倉なんですよ。
06:00
この辰美矢倉、他の天使と比べた表を作りましたけど
見てください。
久留米城、辰美矢倉って、弘前城とか丸岡城とか
備中松山城とか丸亀城、宇和島城、有名なお城が残ってますよね。
その天使よりも大きいんですよ。
本当だ、13.8×11.8。
これね、なんで天使と呼ばないのかというと
建てた時期が悪かったんですよ。
武家諸法という法律が出た後は
三階矢倉でも天使と呼ばないんですよ。
これ三戸の徳川家でもそうなんですよ、御山家でも。
御山間矢倉と言って天使と呼ばないんですよ。
幕府への忖度ですよ。
睨まれたら取り潰されますからね。
なるほど。
ちょっとその今、南東の辰美矢倉があった場所ですね。
そうです、ここですね。
隅に立ちますと、久留米の街を一望できますね。
おっしゃる通りです。
久留米大学の医学部や病院なども見えます。
あとですね、この場所が地図。
今地図を用意してもらってますが、ちょうど方角に合わせて見てます。
上下が一望できますよね。
それとこの周りを見ていただくと、ここ白いでしょ。
白くなってます。
こっち川流れてますよね。
白いところは湿地帯なんですよ。
もともとの地区はぐるっと西側から北を回っていく形になっているんですね。
この湿地帯というのは防御線として非常に有効なんですよね。
なるほど。
敵に馬で来るでしょ、騎馬隊が来ます。
足を取られるとか。
こんなちっちゃい足で体重全部かかりますから、ズブズブズブっと動けなくなるわけなんですよ。
なるほど。
これ川でしょ。
四孔川は古代から渡るのが非常に難しい川として言われてます。
暴れ川とも言われてた川ですもんね。
そうなんですよ。
南側も湿地帯があってという形でお城を守るような構造になっているんです。
じゃあ防御にはもってこいの立地なんですか?
そうです。
笹山神社も参拝で訪れる方はたくさんいらっしゃるでしょうけど、
こうやって小澤さんの話を聞くと歴史情緒に思いを馳せながら歩くのも楽しいですね。
そうですね。
ぜひこれからちょっと遅れてますからね。
紅葉の季節になってきますから、色づくとまた綺麗ですよ。
本当だ。
しっかりこの竜宮蔵、紅葉に囲まれてましたね。
ずらーっと。
もみじの木がたくさんある。
春はね、桜も100本ありますからね。
えー。
という、まずは久留米城のあった、今は神社となっています。
笹山神社からスタートいたしまして、その久留米城があった頃を忍ばせる石垣とかね、
今調査なども行われてますけども、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
もうすぐ七五三ですから、また多くの参拝客でもにぎわうでしょうし、
もうすぐすると紅葉も見ごろを迎えるかなといったところです。
えー、この時間は久留米市市民文化財文化財保護課、
埋蔵文化財チームの主査小澤太郎さんに案内していただきました。
×少女隊の春のキーナと
青いリロアです。
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