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コンクラーベで注目!「キリスト教」について知る
2025-05-19 10:57

コンクラーベで注目!「キリスト教」について知る

東京大学大学院 総合文化研究科教授  山本芳久
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日々をお伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。先月21日、ローマカトリック教会の最高指導者だったフランシスコ教皇が88歳で亡くなりました。
その後任を選ぶ選挙、教皇選挙。コンクラーベではアメリカのロバート・フランシス・プレボスト教皇が選ばれました。
そして教皇の名前をレオ14世としましたよね。世界14億人の信徒を束ねる銃跡を担うことになるということで、今週はコンクラーベで注目
キリスト教について知るというテーマでお送りします。今日と明日の2日間はキリスト教の専門家にローマ教皇の役割と教皇選挙についてお話を伺います。
東京大学大学院総合文化研究科教授の山本義久さんです。
山本先生、おはようございます。おはようございます。まずは先日、新教皇にアメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト教皇が選ばれましたが、この結果どう受け止めましたか?
そうですね。アメリカから選ばれたということに驚きましたし、多くのメディアが数人候補を挙げたりする時にこの名前が上がっている人でもなかったので、
その点は驚きましたが、もともと教皇選挙というのは予想されている人が選ばれない、予想外の人が選ばれるというのがよく起こることなんですね。
ですのでその意味ではこの予想通り予想外の人が選ばれた。そういう結果かなというふうに思っています。
その予想される人がなかなか選ばれないというその難しさというかその辺の複雑さというのはなぜなんでしょう?
そうですね。そもそもやはりこの外部から見て有力だと見える人と、この内部で実際に教皇が集まりやすい人が必ずしも同じではないし、
逆にまたこの名前が出てしまうことによって判断が変わってしまうということもあるかもしれないですね。
先生、アメリカ出身ということで驚いたというお話でしたけども、選ばれてこなかったアメリカ出身の方が選ばれたというのはそのへんどういう驚きなんですか?
そうですね。やはりこのアメリカってのは超大国で、もうこの政治、経済、軍事、文化、全てにおいて世界中をもう席巻してるわけですね。
そうすると何かその教皇がそれに対抗するようなことではなくて、教皇もアメリカから選ばれてしまうというのはちょっとどうなのかなっていう警戒心がこの数期表の間で強いんじゃないかというふうに一般的には考えられていたということですね。
今回プレボスト氏が選ばれたことによって新教皇としての名前はレオ14世という名前になったわけですけど、これ名前っていうのはどうやって決められるものなんですか?
名前っていうのは本人が決めるんです。
ですので決まりつつあるときまた決まった後にどの名前でいこうというふうに決めるわけですね。
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多くの場合には全任者とか直接の全任者ではなくてもその名前を使っていた以前の教皇の精神に習うということで決めるわけなんですね。
今回のレオ14世の場合には、まだものすごくまとまった話をしてるわけではないですが、既にレオ13世の精神に習うというようなことは述べているんです。
このレオ13世というのは1878年から1903年まで教皇を務めた人物なんですが、
社会改直と呼ばれる文章を出したことで有名で、改直という教皇が全世界に送る公式文書があるんです。
これはキリスト教の教えについてのメッセージであることが多いんですが、
レオ13世は社会一般について、キリスト教徒であろうがなかろうが現代世界が直面している具体的な資本主義の発展によって労働者の権利が脅かされている。
それを守るべきだというような改直。
レルム・ノバールムというタイトルなんですが、ラテン語で新しい事柄という意味なんですが、それを出して、
非常に世界に対して積極的に働きかける、そういう教皇だったんです。
ですのでレオ14世もレオ13世の精神に習って、現代の各里、分断の世界に対して積極的に働きかけ、
語りかけていくんだということを、いわば名前の選択という仕方で宣言したんだというふうに言うことができるかなと思います。
そして今回のコンクラーベでは4回目の投票で決まったんですけども、
やはりこれだけ何回も繰り返し投票が行われる時間がかかってしまう背景というのはどういうことなんですかね。
そうですね。でも今回この投票の回数に関しても、多くの人の見通しは長引くんじゃないかと。
もっとかかるんじゃないかと。
そうですね。というのも教皇フランシスコが、これまでよりもかなり多様な地域から、
グローバルサウス中心に多くの数基教を任命していた。
そうすると地域的な多様性、言語的な多様性、保守化、革新化という多様性、
またバチカンの内部で長く働いていた人なのか、それともどこかの国、地元で働いていた人なのかとか、
そういう多くの対立軸があって、どこで多数派形成されるのか、かなり難航するんじゃないかと言われていたわけですね。
それが蓋を開けてみれば比較的早く決まったということになるわけですね。
新教皇を選ぶコンクラブが行われるタイミングで、教皇選挙という映画も公開になっていて、
その映画の中では様々な駆け引きみたいなものも行われていたわけですけど、
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あの映画の中の話と実際のコンクラブとどのくらいリアルに近いものなんでしょうか。
やっぱりこの美術的にとても美しい映画で、やっぱりセッティングですよね。
どういうふうにこの投票箱を置かれていて、部屋がどんな雰囲気だとか、
それはこのあれを通して多くの人がこの雰囲気分かったということはあると思うんですね。
タフォーを前回の教皇フランシスコにしても、今回のレオ14世にしても、
ほとんどの人は知らなかったというような人が選ばれて、それでこんな人がいたのか、こんな人柄の。
非常にやっぱり今回のレオ14世も好評ですよね。
希釈な人柄で、キリスト教に対する理解も深い。
そうすると非常にビジョンがある人が選ばれてくるわけですね。
映画の教皇選挙では非常に足の引っ張り合いとか、非常に権力闘争とか、
そういうことがクローズアップされ、それぞれの数寄票のビジョンの良さみたいなものがないわけですね。
なのでその点、非常に権力闘争などが強調されて、
実際の数寄票を一人一人の持っているこの良さっていうんですかね。
そういうものが非常に気迫だったなという印象を私は持っています。
今回レオ14世は初のアメリカ出身者ということでしたけども、
その出身が様々な場所から選ばれることっていうのは重要な意味を持つことになるんでしょうか。
教皇フランシスコの前は全部ヨーロッパだったわけです。
それどころか、ミョハネ・パウロ2世が選ばれるまでは400年間ぐらいイタリアからだったわけですね。
なので今回のコンクラベでヨーロッパにそれが戻るのか、
一番有力と言われていたパウロ人数寄票というのはイタリアの人だったわけですね。
なのでヨーロッパに戻るのか、それともアジアやアフリカに行くのか。
アジア、アフリカというのは今カトリックが非常に伸びている場所なわけですね。
と大体どっちかじゃないかみたいなことが言われていたのが、
ほとんど誰も予想していなかったアメリカっていう場所だったわけですね。
カトリック教会っていうのは世界中にこの組織があって、
ヨーロッパからのみ代表者というのか教皇が選ばれるのだと、
やっぱりヨーロッパの宗教じゃないですかっていうイメージになるわけですね。
でも前回アルゼンチンから選ばれ、今回アメリカから選ばれ、
南北アメリカ大陸から選ばれると必ずしもヨーロッパの宗教ではなくて、
世界中に広がっているし、世界中の人が発言権を持ち得るし、
そういうものなんだっていうイメージ刷新になると思います。
では明日は教皇とはどういう存在なのか、どんな役割が期待されるのか、
そういったお話を伺っていきたいと思います。
今日はここまで山本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
ちょうどレオ14世の就任式を終えたタイミングっていうところにもなりましたけども、
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今回はレオ14世が選ばれましたが、
教皇ってどういう存在なのか、そしてこんくらべてどういうふうに行われるのかっていうところから、
まず焦点を当ててみました。
明日はその教皇の役割についてお話を伺いますので、明日もどうぞお楽しみに。
この時間は東京大学大学院総合文化研究科、教授の山本義久さんでした。
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