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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。今度の日曜日、20日は参院選挙の投票日です。
そこで今週は参院選目前、私たちの選挙というテーマでお送りしております。
今日は、もうこの参院選の工事、もう前から言われていますね。選挙とSNSの関係についてですね。
この選挙戦の中で重要視されているSNSでの発信、あるいは我々が情報として受け取る受信、ここについてこの方にお話を伺います。
SNS選挙という罠の著者で、作家の物江淳さんです。
物江さんおはようございます。おはようございます。
今回物江さんもSNS選挙という罠というフォームを出版されていまして、
このところ、やはりこの選挙とSNSという存在というのはもう見過ごせないものになってきているという肌感覚、皮膚感覚があるんですかね。
選挙事務所に入ってみると、それまで脇役扱いだったSNSか、もはや必須かも。絶対やらなくちゃいけない。
明らかに政治家の側、候補者の側がSNSに対する捉え方が変わってきていまして、皮膚感覚でガンガン感じますね。SNSの存在感の高まりを。
一方でSNSというとちょっと危険性といいますか、真偽混ざっているものもあるので注意が必要だというところもあると思うんですが、
まずSNSが選挙にどういう影響をもたらしてきたかというところを教えていただけますか。
影響たくさんあるんですが、一番まずいのが、善と悪、正義と悪に分かれたストーリーが、単純なストーリーができちゃって、
それである一方の候補者が集中攻撃を受けたり、逆にある一方の政治家にいっぱい支援者が集まって、力を持ち、票を得るようになったり。
それで、そんなに簡単に善と悪に分けられるはずはないです。社会は複雑ですから。
でも、そんなにシンプルに分けちゃうということは、社会を歪んで捉えるということになって、それが歪んだ支援活動や選挙活動になり、
諸々の弊害が起きている。その中にはデマとかフェイクニュースがあるのはご承知の通りだと思います。
そもそも選挙というものは、善対悪、正義と悪みたいな対立の絵はないはずなんですけど、
SNSの中ではそういう対立行動ができやすいものなんでしょうかね?
それを作ったほうが再生回数で回せるという点が非常に大きい。
言ってしまえば、今全く政治的な意見は持っていないけど、お金を稼ぐために再生回数を稼ぎたい人たちが大挙と称している。
その方々がいろいろ工夫をして試行錯誤をして動画を作るわけですけど、やっぱり明快な敵がいて、
そして皆の不満を解決してくれる正義のヒーローがいてみたいな構図はわかりやすいし、
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それが古典的でもあります。
郵政選挙もそうでしたけど。
なので、我々がもともと望んでいる、そういう善対悪のわかりやすいストーリーが、
今SNS上で復活し、選挙を歪めているという理解でよろしいかと思います。
ストーリーというものに、有権者も何か自分の感情を乗せて、
この選挙の行く末を見守るというような構造になるんですかね?
人々が有権者を持っている不満とか不安に対してストレートに、
この不満をもたらしている敵はこういう存在だ、こういう政党だみたいなふうに設定をして、
じゃあその問題を解決するためには私たちはこんな提案します、
という非常にわかりやすいストーリーではありますけど、
その裏には、背景には有権者の不満不安があることはまず間違いないと思います。
現実で起きていることに対して自分の考えが合わなかったりとか理解ができなかったりして、
それはおかしいよなって思っていたことがSNSの中に飛び込んでみると、
そっちこそが正解なんだっていう意見と触れてしまうと、ここだっていうような、
何か自分の意見を投影しやすい候補者を見つけて、
そのストーリーの中にどんどんどんどん入っていくっていう感じなんですかね。
そうですね、あと一旦ストーリーに染まると、同志の仲間ですから、
アップ連帯できて、しかも敵を倒すという人生というか日々の目的ができ、
自らを導いてくれるカリスマもいて、これは人生を充実させる要素がことごとく揃ってしまう。
ですからSNSの世界を簡単に飛び越えて、リアルな世界でも熱心に応援し、
押し勝つかなんて言われますけれども、染まって日々が充実するだけに
抜け出すのも難しくなるという点には大変注意が必要かと思います。
ストーリーの中に入り込んでいく要素として、SNSの再生回数を稼ぐということを目的とした、
主義主張はどういうものでもいいやっていう人たちが関わってくることがまた厄介になってくるんですかね。
そうですね、そうすると公平性客観性もちろん保たなきゃいけないんですが、
再生回数で考えれば換気で面白おかしくした方が良いに決まってますので、
結果そういう面白おかしいけど極端でシンプルすぎるストーリーが、
動画が世にはびこって影響力を持っちゃうと、そんなところだと思います。
やっぱり政治、選挙というものは多くの人の関心を呼んで、
再生回数というのは稼ぎやすいなっていうものになってきてるんですかね。
そうですね、あとは政治家からしてもどんどん使ってくださいという、
著作権なんてほとんど関係がない。
顔を打ってなんぼの世界で切り抜き動画を作ってくれるわけですから、
これ政治家の側も大感銘なので、両者にとって利益がある上に、
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政治系の動画が作られやすいという同情が整っているかと思います。
今回の参院選でも影響はいろいろ出そうですか?
そうですね、フェイクレスもそうですけど、
あと候補者側も注意が必要でして、
初めてSNSや動画に力を入れた候補者ってたくさんいるんです。
それで使い方間違って炎上しました。
もうすでにいらっしゃいますけれども、
炎上っていうのは続くと思いますし、
あと有権者側からすれば、バズろうが炎上しようが、
どちらとも中身とはあんまり関係がないやつです。
ですからバズとか炎上で、投票を左右極度にせずに、
冷静に距離を置くことが大切なのかなと思います。
やっぱり我々有権者としても、
このSNSの情報とどう向き合えばいいのか、
ここには注意が必要ですよね。
よくメディアリテラシーを高めて真理を見極めるという現実がありますけど、
さらに注意が必要で、わからないですから。
SNS上に流れる情報の中で、
正しいか正しくないか判断しないで、
わからないという風に留歩する、
そういう姿勢は大変に重要かと思います。
それと同時に、自分が普段している仕事とか、
側面している生活上の問題、介護問題なんかは、現場がありますから、
この現場のことに関しては、SNS上の情報でも判断が必要です。
なので、自分の持ち場や現場から中心に物事を考え、
真理を見定めて投票していただければ、
自分の問題意識とか現場が反映された一票になって、
有効、有益なのではないかなとは思います。
ちなみに、物江さんはSNSとはどういう距離感で、
どう向き合っていらっしゃいますか?
全部噂話ぐらいだと思って接しております。
井戸端会議ですかね。
ただ、SNSで噂話を聞いて、
本を買い集めてというやり方はしています。
なので、そこの場面、SNS上では真理は全く確かめないです。
それから、本などを読んで詳しく知り、
その後、どの程度正しくなったのかを判断するという手順を踏んでおります。
SNSだけで判断するのは本当によろしくありませんので、
私たちって古今東西、昔からこの社会がどんな仕組みになっているのか知りたい。
知りたいんだけれど、知るのはなかなか難しい。
そんな中、シンプルなストーリーが現れると、
ああ、そうだったのかと拍手喝采浴びせたくなりますけど、
それは控えていただいて、身近なところから考え判断するという姿勢が必要だろうとは思います。
これから先もSNSというものは切り離すのがなかなか難しい存在になっていると思いますけども、
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正しく向き合っていきながら、冷静に判断していきたいなと思います。
森さん、今回はいろいろ詳しいお話を聞かせていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、今回の選挙に関しても、
いろいろな情報を取る手段としてSNSを利用しているという方も多いと思いますけれども、
是非、これ本当かなという視点も持ち合わせてね。
井戸端会議ぐらいの感覚で。
知らんけど丸々さんなんらしいよってことも中に入り込んだりしているので。
そう、だからね、しっかり見極めないといけませんね。
翻弄されないように管理していただきたいと思います。
SNS選挙という罠という本の著者で、作家の物江純さんにお話を伺いました。
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