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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。さて、あなたは
現在放送中のTBS日曜劇場19番目のカルテ、見ているでしょうか。松本純さん主演でね。橋行は?
い、いって。追いついてないか。腰をきっかけに。追いついてないですか。私はドハマリしておりますけど。その19番目のカルテで注目されているのが総合診療科という新たな専門領域なんですね。
今週はドラマ監修を務めているドクターが語る総合診療科とはというテーマでお送りします。今日はまさにその総合診療科とはというテーマになっています。
千葉大学名誉教授の生坂正富さんです。生坂先生おはようございます。おはようございます。
今日は総合診療科ってどういうものなのかいろいろ先生の話を伺っていきたいと思いますが、まずは日曜劇場19番目のカルテでこの総合診療科がフィーチャーされましたけども、反響はいかがですか。
私の予想をですね、遥かに超える反響と言っていますね。松潤さんが主演ですので、ある程度の期待はしていたわけなんですけども、いかんせん従来の医療ドラマと違ってですね、
例えば手術シーンとかですね、人を心臓マッサージしながら救出するとかですね、ドクターヘリとか、そういう派手なシーンが一切ない、どっちかというとお話だけの悶心中心の地味なドラマですので、松潤さんが登場されてもですね、途中で相当の方が脱落されるんじゃないかと心配は、私だけじゃなくて多分結構スタッフの中ではあったんじゃないかと思うんですけども、
意外にですね、初回からすごくてですね、2桁。まあちょっと嬉しかったですね。そうなんだ、これ結構受け入れられたんだっていうですね。
最初に打ち合わせをしたんですね、松本さんとか、あとは坂田さんとかですね、もちろんプロデューサーと監督と、その時にやっぱりこのドラマ自体が社会に何らかのインパクトを与えるような、やるんだったらちょっとそういう何か終わった後に残るようなものにしたいというふうにおっしゃってですね、
いや、鳥肌が立ちましたね、今でも鳥肌が立ってるんですけど、本気でやっていいんだっていうですね、どうなのかなと思ったんですけど、まあでも本当にやってくださいと、総合診療を国民に広めるためにというような、そういうお話だったので、潜在一部のチャンスだと思ってですね、本当にこれに賭けようと思いましたね、その時に、その第一回の打ち合わせで。
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そんな皆さんの本気もあって、とても見応えのあるドラマで、毎回私も見るのが非常に楽しみな一ファンでもあるんですけど、このドラマを見て知ったという方、そしてまだ見てなくて、これってどういうことなんだろうっていう方も多いと思いますので、総合診療医っていうのはどういうお医者さんなんですかね。
19番目っていうのは、その段階で18の基本専門領域というのがあって、2013年に国が総合診療専門医というのを新たな専門医として位置付けようという、2013年に厚労省が決めて、具体的な要請が始まったのが2018年、新専門医制度の下で始まって、3年経って2021年に専門医の第1号が100人程度生まれたと、そういうふうな経緯をたどっております。
で、濃淡はもちろんそれぞれの専攻医とかプログラムによっては少し違うんですけど、基本的に18領域、すべての基本領域ですね、その各専門領域の基本的な知識をある程度精通した専門性を持っているという、そういう特徴があります。
じゃあ全く18の領域と別物っていうよりも、18の専門領域を横断的に知識を持ち合わせた上で、さらに新たに設けられている専門領域ってことなんですね。
その通りでございます。私たちの時代は医学部を卒業するとすぐに専門領域に入ってたんです。
私の場合、例えば医学部卒業したら、神経内科という教室に入って、そればっかりやっていたという制度だったんですが、それだと専門領域以外のことがわからないお医者さんになってしまうということで、ちょっと言うと風邪もちゃんと見れないのかというようなお医者さんばかりだと困るということで、医学部卒業した後に2年間の医師臨床研修というのが義務化されました。
そこで2年間の、まさに今おっしゃった18の領域を一応2年間でローテーションするんですね。回って。それから専門に進むということですので、以前に比べるとある程度いろんなことがわかっているということが今、一応前提となった専門制度になっているんですけども、
実際には十分な臓器横断的な検証ができていないという状況は依然として続いているというところで、2013年にそれを専門にした医者が必要であろうと。臓器横断的に単に経験したというのではなくて、それをやり続けている。
最初2年間は臓器横断的に経験するけど、その後専門に入ってしまうと、そこはもう見えないわけですよね。そうじゃなくて、この医者に専門を極めた後、生涯にわたってその18領域を検査し続けるという、そういう専門医が絶対いるだろうということでできた時にご理解いただければと思います。
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1から18番目までの専門領域を総合して見ていくということから、総合診療科という名前になっているんですね。
もうおっしゃる通り、先ほど言った18領域を1個1個ローテーション研修しても、ローテーション先ではそのかのことしかやらないわけです。
次のローテーションに行ったらそのかのことで、今まで回ったことを一緒に考えながらそのかのことをやるかというと、それは一切ないわけですよ。
それはセットされた患者さんがそこにいるわけなので、そのかのことしか考える必要もないし、考えちゃ逆にいけないと。
例えば、循環器をローテーションしているときに、丁寧にお腹を診察しているときに、「先生、ここで心臓悪い人が来ているんだから、なんでお腹をそんなに触っているの?」ってそうなるわけですよ。
ですけど、例えば息が苦しいと言っても、それが心臓なのか肺なのか、例えば心なのか、色々な理由があるわけですよね。
だから、最初からどこどこの臓器が悪いという名札をぶら下げて患者さんが来るわけではないので、最初はわからないと。
そうすると、例えば胸が痛いと言っても、やっぱり一通り全身から入る必要があるわけです。それは心の問題ということもあるので。
そういうふうなトレーニングは、各臓器をローテーションしても全くそういう思考過程にならないということはご理解いただけますよね。
そうですね。わかります。
ですから、回った上で、そのジェネラルに考える診療までのトレーニングが要るんです。
日本のプライマリーケアというのは、それはそれで世界に勘たる一つのステータスを獲得しているんですが、やっぱり事情としてやってこられているので、
やっぱりなかなか大変であったり、完全に十分な仕上がりには至らないというような場合もあるわけなんですよね。
ですので、国民にそういうジェネラルな部分という質を担保するという意味で、きちっとした専門に制度を設けましょうというのが、2013年に決まったということです。
なるほど。
そして、今日はちょっとお時間が来てしまいましたけれども、明日以降になりますが、
なぜ、総合診療課を千葉大学医学部付属病院に、久坂先生は立ち上げたのか、立ち上げたときはどうだったのかなど、お話を伺っていきたいと思います。
今日はここまで。ありがとうございました。
ありがとうございました。
内科、小児科とか、下科、形成下科、皮膚科とか、いろいろね、18の専門領域があって、
それはそれぞれのスペシャリストが、その科に専門としたスペシャリストがいて、それぞれの科の知識を持ち合わせた上で、
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スペシャリスト、その専門科だけでは、ちょっとこの病気の原因というのが見極められないというときに、
ゼネラリストとして、総合診療会がいて、ひょっとすると他のアプローチでやってみた方がいいかもしれない、なんていうふうな診察をして、
見つからなかった病気がここで見つかる、というようなね。
ということで、新たな専門領域として、総合診療科というのが19番目の専門領域として設定された。
それで。
19番目のカルテというドラマになっているわけですね。
かなり現実に即した内容になっているようなんです。
そこには松本純さんをはじめとして、ドラマに関わったスタッフの方々も、すごい熱の医療で取り組んでいるドラマということで、
ちょっとこれまでの医療ドラマとはまた違う経路の作品になっておりますので、
ぜひドラマの方も楽しんでいただきたいんですが、そもそもこの新しい総合診療科ってどういうものなのかという、
このドラマをきっかけに知った人も多いと思いますので、
この1週間、ウィークリークローズアップで、ぜひ一端ではありますけども、知っていただければなと思います。
この時間、千葉大学名誉教授の生坂雅人さんにお話を伺いました。
数学教師芸人の高田先生だよーん。
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