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2024-12-19 32:18

#055 (後編)AR三兄弟 長男 川田十夢氏インタビュー

- AR三兄弟は狙って売れていったのか、それともたまたま?

- みうらじゅん的な生き方(と経費)

- チームAR三兄弟での実現が難しいときはどうしてる?

- 自動車メーカーの技術顧問

- 文章はどのくらい時間をかけて書いてる?

- 時間のやりくりはどうしてる?何の時間を削ってるの?

- ホワイト三兄弟

- 次男・三男が辞めようとしたときの話

- 長男として気をつけていることは?

- 初代三男が戻ってきた経緯

- 次男・三男の作家性

- 書籍を紙形式でしか出さない理由


(2021年収録)

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■ 川田十夢氏プロフィール

企画開発ユニット「AR三兄弟」の長男として活動。AR(拡張現実)技術を駆使したプロダクツやエンターテイメントの企画・開発・設計を担う。主なテレビ出演に『笑っていいとも!』『情熱大陸』『課外授業 ようこそ先輩』『白昼夢』『タモリ倶楽部』など。ユニコーン、真心ブラザーズ、BUMP OF CHICKENといったミュージシャンとのコラボレーション、『自販機AR』(コカ・コーラ)、『星にタッチパネル劇場』(六本木ヒルズ)、『ワープする路面電車』(広島)、新海誠監督のアニメーション作品のAR化など、劇場からミュージアム、音楽からアニメーションに至るまで多岐にわたる拡張を手掛ける。文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査員。毎週金曜日20時から放送のJ-WAVE『INNOVATION WORLD』のナビゲーターも務める。


・Life in the Mirror WORLD:川田十夢が描く“ミラーワールド化”への4段階 | WIRED.jp

https://wired.jp/special/2019/tom-kawada-life-in-the-mirror-world

・川田十夢氏のTwitter

https://twitter.com/cmrr_xxx

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・堤のTwitter

https://twitter.com/shu223

・エンジニアと人生コミュニティ

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Kevin MacLeod の Friendly Day は、クリエイティブ・コモンズ - 表示 4.0 ライセンスに基づいて使用が許諾されます。 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/

ソース: http://incompetech.com/music/royalty-free/index.html?isrc=USUAN1100223

アーティスト: http://incompetech.com/


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サマリー

AR三兄弟の川田十夢氏へのインタビューでは、AR技術の効果的な活用やマルチメディアコンテンツ制作における役割が語られています。彼はチーム内での信頼関係や技術的な課題に対するアプローチ、そして自身のクリエイティブなプロセスについても触れています。川田十夢氏はクリエイティブな活動や家庭での役割について話し、特に時間の使い方やメディアに対するアプローチを掘り下げます。また、次男や三男との関係や共同作業の思い出についても言及しています。彼は自身の制作に対する厳しい視点や小笠原さんとの協力関係について語り、さらに兄弟間のコミュニケーションの変化や制作スタイルの進化について考察します。

AR三兄弟の成功
さっきも情熱大陸で評価が跳ねたみたいな話があったんですけど、
僕は川田さんみたいな立ち位置に立つのは再現が難しいとは思いつつ、本を読みながら、
並べられてて、テッククランチに出て、AR家族会議やって、ネジ山やって、ドッドフェスやって、おばかアプリやって、ARウォニカやって、
NHK行って、東のエデン行って、吉本で、みたいな感じで、もうその辺から芸能の舞台に繋がってて、
すげースムーズに売れていったなという感じが、登っていったなという感じがあって、
これは最初から速攻、そういう世界に飛び出すことを狙って計画していったのか、
1個1個のたまたま転がってきたチャンスをしっかり掴んでいったら、たまたま繋がったのか、どういう感じだったんですか?
狙いですね。狙いもあったし、僕は例えるとまたややこしくなるけど、
こういうのは得意だなっていうことと求められることが合致してたんですよ、AR三兄弟のところから。
何かの仕組みを作ることと、僕最初のAR三兄弟の仕事、ノイタミナっていうフジテレビのアニメーション枠の仕事だったんですけど、
そこのいまだに使われているノイタミナっていうロゴを作ることと、オープニング映像と、
あとアニメーションフェスタの東京アニメーションショーみたいなのがアニメの業界であるんですけど、
それの司会をやることだったんです、最初の仕事が。
そのARの仕組みを作って、ロゴを作って、そのお披露目となるフェスの国際ショーの司会をするっていう仕事が一番大事だった。
だから何か作ってそれを説明したりとか、何か司会するみたいなことは最初から求められたことなんで、
新しい技術とか新しいものってやっぱり説明するMCが必要で、
最初からMCを求められたから、これはやらなきゃいけないんだなと思って、
別に喋るの嫌いじゃないし、得意なことと、実装とかアイデアも得意だから、最初から求められたんですよね。
人前で喋ってたら面白いじゃんってなって、吉本工業から、吉本工業からお前芸人になれって言われましたからね。
いや分かりますよ、そういう枠ありますもんね、藤原さんとかもそうですけど。
アミューズからの僕は、福山さんを見出したチームがね、福山さん。
いろんなタレント事務所からオファーもいっぱいいただいたんですけど、僕は実装したいんでって断ってたんですけどね。
得意なんで、喋ること、得意なことを求められたからできて、それをイメージしてましたね。
狙ってもいたし、向いてたしっていう感じなんですね。
まあ、真似できないですね、それは。
参考にならないですね。
再現性はないですよね。
技術者としてのアプローチ
まあでも、分かります。
それが得意で、得意だったら、確かに狙っていけそうな感じはしますね。
得意じゃなかったら、狙えないですね。
だって、住見くんも得意なことを掛け合わせているようなのがあるんじゃない?
文章を書いたりとか。
やっぱり1階のエンジニアじゃないんですよ、住見くんもね。
でも、僕が当初、なりたかったぞーとはかけ離れていったのは、
得意だったことと、なりたかったものがギャップがあったから、ずれていったんだとは思ってますね。
だから、今は今で楽しんでますけど、
僕はアイデアを適切なタイミングでいいアイデアを出すっていうことができなかったことが何度もあるし、
こういうYouTubeでも、もうちょっと芸人さんのYouTubeみたいに気軽に楽しく聞けて学びのある感じにできればいいなと思うけど、
そこまでエンタメではない。
この顔がいいんですよ、住見くんは。
そんな感じなんで、ほどほどに楽しくはやってるけど、
10年前に憧れた感じではだいぶ違うなという感じですね。
住見くんが開封のギトグ始めたら、やっぱりスライムですね。
そんなのでもエンタメになったら、僕は何か買うことが経費になるから嬉しいですけどね。
経費になるってすごい大事だよね。
僕のね、三浦純さんのところに憧れてたのは、何かの本かトークかで、
三浦純さんが何で食ってるかわかんないみたいなこと言われてて、
でも俺みたいな仕事をしてると、全部経費で落ちるんだよって。
変なお土産物買っても、ゆるキャラを変に追っかけても、天狗とか追っかけても、
全部経費なんだって言って。
これはもう人生のゴールだみたいなこと言ってて。
本当そう、めちゃくちゃすごい。
僕もそうなりつつあるから、映画見ても経費だからね。
本当ね、好きなことと自分の消費の試行性と仕事が結びついてるっていうのは、
もう究極ですよね。
でもそうなりつつあるんじゃないの?
つつはあります。
でもこういうYouTubeとか、サロン的なものを始めてから、
そういう純粋な技術以外のところもビジネスになり始めたっていう意味で、
ちょっと変わってきましたね。
大事なことです。
ちなみにあと、さっき外中で最大10人くらいのチームになることがあるっていう話があって、
今、ジョージ、次男と三男さんと。
陰見者の方が。
忍者ハクレさん。
そこから来たんですね。
そういうチームがあって。
でも理想を現実に実装しようと思うと、
難しい実装も結構あると思うんですけど、
そういう時に難しいなっていう時はどうしてるんですか?
難しい時は寝かせますよね。
できない時は変な子を動かして作るっていうよりは、
まだこれとこれは足んないなっていう。
あと、スタッフもいるし、あれなんですけど、
基本的に自分でプログラムを書いてできないことは誰にも頼まないことにしてて、
そこは自分がガウディーかのように振る舞うっていうのがあって、
ガウディーって一技術者に難しいこと言わないんですよね。
建築の工法として。
君はすごい真っ直ぐな棒を作ってくれとか、
あなたはすごい丸いのを作ってっていう、
一技術者に求めるスキルはそんなに高くないんだけど、
作り上げてみるとすごいっていうのがあって、
それはすごいチームで仕事するときは考えますね。
三兄弟はもうね、僕が信頼しきってるから、
ちょっとレベル高いことも頼むけど、
外部スタッフとやるときはね、やっぱガウディーかのように。
すごい楕円形の中の楕円形を頼むっていう。
そこまで単純シンプルにして。
三兄弟のメンバーにはどれくらいストレッチを求めるんですか?
やったことない技術で難しそうだなっていうときとかに、
ちょっと踏ん張ってくれみたいなのは、
どれくらいの距離だったら踏ん張ってもらうんですか?
次世代への技術継承
自分が形できるなって思うものは全部踏ん張ってくれる。
信頼があるから。
例えばARエンジンを自分たちで自作して、
フルカスタマイズできるように持っておこうみたいな選択肢としてあると思うんですけど、
そういうのだとどうなんですかね?
既存のものでいよいよできなくなっちゃったってなったら、
エンジン作ろうと思ってるんですけど、今んとこないんだよな。
ハードガンの進化もしないと、
赤外線とかももうちょっと高性能にならないと、
遠くの建物とかは結局オクルージョンできないし、
遠くの建物からオクルージョンを送る言葉は出せないことなんですよね。
レーナーズームマッチの歌詞の通りにいかないんですよ。
本当はそこまだまだですよね。
3次元の解像度がもう全然まだまだで。
やっと始まったって感じですもんね。
すみくんに相談役を頼みながら、
僕いろんな相談役を頼まれるんですよ。
車メーカーとかやってた時期もあるんですけど、
今のARをコクピットにやるっていう動きは、
結構僕がコモンをやってた時に伝えたことですね。
車メーカー何社かの技術コモンをやってた。
2,3年くらいやってたんですけど、
めんどさくて。
技術部ってすごい奥地にあるんで、
毎月そこに通うために何回も入らなきゃいけないっていうのが
すごい嫌になっちゃって。
でも、その時若かったからっていうか、
AR産業界忙しかったから、
終わっちゃったりもしたけど、今45人なんですけど今度。
やっぱり偉い立場に行かないと、
日本の技術の結構いいところが
方向向かないなって気づき始めちゃって。
そういうハードなのか、何かしらの
ずぶとい背骨なのか、
があるところにちゃんと技術コモンとして収まって
週に1日潰すくらいの覚悟で
ハードとソフトウェアの鉄点を
ちゃんと作っておくっていうのは
そろそろやらないと
次の世代に繋がらないなと思い始めてます。
だって大負けじゃん日本。
そうなんですよね。
本当それは思いますね。
最初はしばらく劣化版しか
自前で作っても作れないんだろうなって思います。
でも始めないといつまで経っても
ブラックボックスで乗っかりながら
公開されている範囲で
やりくりするっていうことはずっとあるから。
だからなんかね、僕どっかのタイミングで
自分の時間も確保するけど
相談役にもちょっと大きな相談
ちょっとこの半年くんないかとか
この1年ちょっと週にぐらいもらえないかなっていう
大きな相談をするタイミングくると思いますよ。
どうしないと勝負にならないです。世界的に見て。
ちょっとカットしてもいいけど
あのテクチャーの画像トラッキングのやつは
今APIの範囲でやりくりする限界に
そうそう限界あるよね。
で、やっぱ独自エンジンを作らないといけないけど
調べれば調べるほど
要素技術としてはもう枯れてるんだろうけど
でもすげえ入り前でやることすげえいっぱいありそうだっていう
すげえいっぱいやって10年前のARみたいになるのかな
しかもハードウェアのレイヤーはAppleとかに握られてるし
やっぱどうしてもAppleのデバイスである限り
Appleの実装には追いつけないんだろうなとか
でもやらないとなんか
でも自分で作ってみたら結局
1000枚同時に処理するのは無理なんだなと気づくのかもしれないし
ちょっと限界を感じますね
そうなんですよね
カットしなくて大丈夫ですよ今の話を
そうですか
何の話かわかんないかもしれないけど
じゃあカット無しで
あと文章の話聞きたいですね
文章が、カルさんの文章がめちゃくちゃ密度が濃いなと
読みづらい?
いやそうじゃなくて
一つの短いコラムとかにも
結構新しいコンセプトとか着眼点とか入ってて
そういう気づきをただの生の気づきとしてポンと出してるわけじゃなくて
何かしらのストーリーとか
日の中で表現されてて
ミラーワールドの原稿とかもそうだし
最近の本もそうなんですけど
ブロスの連載をまとめたやつか
文章の密度濃いなと思ってて
ああいうのってサラサラと書けるんですか
それとも結構それなりに時間かけて書いてるのか
サラサラですね
やっぱ天才なんじゃないかな
でも思ってることをさ
あれって連載が1000文字とかなんですけど
ツイッターの投稿で言うと8回分ぐらい?
って考えるとそんなに長い文章でもなくて
最近フジワラマリナっていうさ
女の子がさ
本77の考え方みたいなの出したけど
自分の中にもやっぱりメソッドがあって
文章書くときのね
これは何かの本になるなっていう
本ごとにメソッドから作ることにしてて
2冊目の本はね
だいぶ巨大なことを背文字に収めるとか
ルールって決めてるんですよね
誰も書いたことないことを書くとか
なんかルールをね
時間の使い方とクリエイティブ作業
本ごとに決めて連載ごとに決めて書いてるんで
もうねすぐ書けちゃうんですよ
もうルールを作った時点でね
前書きの部分でルール
先にルールを設計したみたいな
文体を設計したみたいなのが書いてあって
へえ、すげえと思って
それが早く書けるイメージには
テンプレだったら
テンプレを作ったんだったら
早く書けるイメージあるんですけど
ルールは逆に縛りがあって
余計書く時間増えそうなって思ったけど
さらっと書けるんだったらすごいですね
結構やってることはシンプルだと思いますけどね
そんなに難しいことは
だってその人ごとに文章
作文とか自分で書いてさ
大人になって読み返すとさ
その人の文章の癖って見えるじゃん
こいつ受けたいんだなとか
クラスの中で受ければいいと思ってんだとかさ
この人は
俺文章用の好きだったんですよ
ちっちゃい時期
みんなが書いてるやつ
こいつは友達のお母さんお父さんに
受けたいと思ってんだなとか
そういうのが見えるのが面白くて
逆に全方位で受けたいと思ってるやつの文章って
つまんないなとかあるじゃないですか
こいつ単人の先生のこと好きだって
そういうの言ってて
単人の先生だけで受けたいんだこいつはとか
その矢印が見えたときに
すごいいいなと思うんですけど
人間っていいなと思うんですけど
その矢印を一回決めるんでしょうね
僕はあの本は
現実で起こっていることを素人にしながら
なるべく短い言葉にして
次の時代の人が読んだら受けるかな
っていうのにしたかったんですよね
そういうフォーマットのアイデアは
泉のように湧き上がってくるから
たぶんさらっと書けるんでしょうね
僕は技術記事は本当にさらっと書けるんですよ
それすごいよ
俺全然書けないもんね
本当にメモガテラ書いてるみたいな感じなんだよ
だからそんな感じで書けるんでしょうね
そう
でも僕は技術本は書けないんですよね
たとえ話でもわかんなくなっちゃうというか
たとえ話のほうが面白くなってきちゃって
どんどんたとえ話で終わっちゃうみたいなところがありますね
技術以外のことを書こうとすると
8時間ぐらい
ああでもないこうでもない
結局出せなくなるみたいな
本当
なのでこういう動画メディアが一番ちょうどいいというか
喋るだけでいいから
思考がその中に漏れ出るから
実際にするとあれこれ考えて結局出せなくなるけど
動画ならもうちょっと気楽に出せるっていうので
家庭と兄弟との関係
やってるっていうのはあるんですけど
なるほど
ちなみにあとラジオも一回出させてもらって
ありがとうございます
こちらこそすごい機会
で結構カルチャーショックだったのは
こういうYouTubeとかと違って
すごいスタッフの方とかもいて
手の込んだコンテンツで
川端さん自身が声かけて
事前に打ち合わせもして
当日の実時間もあるじゃないですか
2時間とか1時間半か90分
それを毎週あるって結構大変だと思うんですけど
いろんな開発の仕事とかもやってて
時間がすごい足りない
僕は時間が足りないって常に思ってるんですけど
時間のやりくりで
これはやらないようにしてるとか
僕そういう時に読書の時間とか減っちゃうんですよね
でも重要だと思うのに
川端さんはどういう部分を削ったりして
やりくりしてるのかなと思って
何も削ってないですね
普段の好みのまま本読んでて
この本書いてる人面白いなと思って
人読んでる感じですね
ラジオのための時間を作ってないですね
ほとんどね
普段音楽聴いてていいなっていうの書けてるし
この人会いたいなっていう人読んでるんで
あんまり何かのための時間が僕はそもそもないかもしれないですね
あんまり足りないっていう感覚もないって感じですか?
ないですね、すごい寝るし
すごいな、そっか
すごいゲームとかやるしね
すごいゲームやるし
すごい漫画とか読むし
漫画は読みそうだけどゲームやってるのはすごい意外ですね
最新の奇襲のゲームはやっぱり人類の夢だからね
分かります
やんなきゃなとは思います
なんかもう
eスポーツとかめちゃくちゃ盛り上がってるのに
完全にやったこともないからそういうゲーム
もう
ファミコンやってる子供を見てるしかない親みたいな
完全に俺は時代に取り残されてしまったっていう感じが
僕らの親もそうだったよね、考えてみるとね
ファミコンやってなかったもんね
ちょっとそういうのはキャッチアップしたいなと思いつつ
すぐハマっちゃうんで
僕は我慢してるんですけど
そういう余裕できたら
ゲーム紹介しますよ
ゲーム紹介するYouTube撮ろうよ
僕いっぱいあるから
映像も撮ってあるから
ここのゲームのここがすごいっていうのを
今のゲームって全部撮れるからね
ビデオキャプチャーできるから
それも出していいことになってるから
すごいよ今のゲーム
しかもね、すごいAR的なゲームが増えてる
AR的なゲームってどういう感じなんですか?
もうARが実装された後の世界がゲームになってるから
ゲームの中のボタンにAR機能が含まれてる感じ
こうやって進化するんだろうなというか
先にゲームで体験しておくと
めちゃめちゃイメージ
なんかVRの中のARみたいな
そういう言葉とかもありますもんね
あるある
ゲームの中でARっていう
僕はそういうゲームで面白かった機能を
現実に移植したりしてるからね
確かに
それは目から鱗でした
なんでしょうね
不思議に思いますよ
なんで僕はずっと時間がなくて
みんなのびのびやってるんだろうと思って
忙しいの?
よく考えると時間あるのかもしれないんですけど
実装が遅いのかな
そんなことないでしょ
仕事してたらすぐ時間が枯渇する感じがしますね
そんなことないけど
俺なんかをさらっと
住居くんが書いてくれたことあるけど
早かったけどねリアクション
ないと思ってるだけなのかな
忙しいってこと?
時間がないと思ってるだけなのか
あれかな
ファミリーの時間をちゃんと取ってるからなのかな
それはそうかもしれないですね
それは大事ですよ
そうかも
それすごい気をつけてるんですよ最近
特に次男三男家庭あるから
家庭の中でもちゃんと役に立つ人
頼りになる人でいてほしいなと思って
ARさん兄弟は土日イシクイズ休みだからね
それ決めたのは僕はしょうがないけど
当事者っていうか
みんなはどうか休んでくれっていうね
人間としての楽しみ
ホワイトなユニットですね
ホワイトさん兄弟
ちなみに今兄弟の話が出たんですけど
次男三男さんにも話を聞きたいなと思って
ぜひ呼んでください
どういう切り口で聞こうかなと思ってるんですけど
例えば前におっしゃってた
みんな一回は辞めようとしたことがあるみたいな
三男さんは一回辞めてるけど
そういう時の話とか
ぜひ聞いてほしいな
今川畑さんに聞きたいなと思って
辞めたいタイミングとクリエイティブの進化
三男さんを辞めたのは知ってるんですよね
サイバーエージェントにしばらく働いてて
最初は自分のクリエイティブ活動
創作活動をしたいって話だったんですよね
三男ね
それぞれに僕が思ってる
二人が辞めたいって言った時のことは
すごい覚えてて
次男が最初に辞めたいって言ったのが
ARさん兄弟の最初期で
スタッフが十何人かいたのに
高井君を選んだの
三兄弟の一人としてね
高井君はまだ自分に自信がなくて
このクリエイティブチームが一応会社の中で作って
僕がボスで
小笠原君とかもいたんだけど
みんなで実力測ろうって
あるコンペにみんなで出したの
個人名で
俺と小笠原君が取って
高井君は取んなかったんですよ
そういうのもあったりとか
あと三人でクリエイティブの話してると
どうしても遅れちゃうんですよ
次男が当時
僕と小笠原君がプログラミングの話とか
音楽の話とか
あんまり説明なく
いろんなものが作れちゃうんだけど
その会話にも入れないみたいな時期が
確かに最初期あって
それでしんどくなって
辞めたいって言ったんじゃないかなっていう
そうなんですね
のが最初期で
最近も多分辞めたくなった時があるんですけど
それは僕の不条理というか
あまりにも天真爛漫なアイデアを
これはできるはずだみたいなことが
次男に聞いたほうがいいですけどね
やっぱ不条理なところがやっぱり僕もあって
この人についていけないかもっていうのは
あるんじゃないかなと思います
なるほど
それはなんか実際に
と思った
最近もそういうタイミングがあった気がする
っていう感じで
言われてはないって感じなんですか
言われたのは
三男が辞めちゃうタイミングで
あれ、次男も辞めたいタイミングがあったって
改めて聞いてみたら
この時とこの時っていうのがあったんで
そうなんだって思って
申し訳ないって
なんかそういう
次男、三男が辞めないように
少男として気遣ってるってことがあるんですか
今まで映像があって
最初はこうだったけど
途中でさっきのホワイトにしたっていうのも
一環だと思うんですけど
大前提としては
企業から独立して
自分でお金出さなきゃいけないとなった瞬間から
お金を切らせたらもうダメだと思って
お金のことはやっぱり考えなきゃ僕いけないから
そこは最優先で考えてるけど
お金になるかならないかのシビアな線ってさ
難しいんですよね
だからその伝え方とか
こんなの全然売り物にならないよとか
そういうことを最初期は多分使ってて
僕自身も自信がなかったからね
最近ってもうなんか
もう食えないってことはないなっていうイメージがある
ってなるとより良いものを
二人の良いところを
僕はむしろ引き出して
作った方が楽しいなと思って
最近はそんなに辞めたくなる要素はないはずなんですけどね
なるほど
その良いところを引き出すようにしてるのは
例えばどういう感じでやってるんですか
もう振っちゃうっていう
もうまるっと
いつもは僕は
具材を整えてから渡したものを
じゃあ作ってっていう
漠然と渡しちゃったりとか
あと急にマイクを向けたりとか
っていう
こないだのクラフハウス
急に向けたり
でもなんか
あの時に次男さんですけど
いい感じに滑る人ですよね
滑った時に痛くないっていうか
そうだね
芸能人でも芸人さんでも
やっぱほんと
制作に対する厳しい視点
滑ることがお茶目な感じの人っていて
次男さんはそういう人だから
全く中を見てても痛くないっていう
小笠原くんが
小笠原くん聞いた方がいいけど
小笠原くんが辞めた時はすごいね
お互い傷を負って
お互いやっぱ
作る人間だから
やっぱどっかでぶつかっちゃうんだよね
悪い風にぶつかっちゃってて
それだと思いますね
あいつも
抜けて
自分で表現をやってみて
自分の表現がフィードバックされるっていうのは
こういうことなんだっていうのは
ちょっと分かった上で
今戻ってきてるから
僕が何かを作る時に厳しくなる目っていうのは
多分分かったんじゃないかなと思うんですよね
人前に出す時に
異常にこだわったりとか
っていうところの
自分でも作り始めてるっていうか
自分でも作って
当たり先が見えたらしいんですよ
自分の作るものに対して
今は全然ぶつかんないですよね
むしろあいつの
小笠原くんって美大出身なんですけど
美的感覚がやっぱり
僕なんかより優れてるんですよね
最近一緒にやって好きだったのは
水溜りの周りをね
バレリーナがファーっと行くっていう
エースウォールで作ったんですけど
あの鏡面の微妙なニュアンスとか
すげえ綺麗で上手で
あんな細かく僕指示してないですからね
方角のイメージは僕は作ったけど
あのディティールの美しさを
作れるのはやっぱりあいつしかいないですね
そういうところに
良さが出てくるわけですね
昔ぶつかってた時は
どういうことでぶつかってたんですか?
それは面白くないとか
僕が言ってたんだと思う
面白くないって言葉の中では
それではまだ売り物にならないっていう
厳しい意味があったんですよね
でも確かにそうなんですよね
その時ってまだ
僕らの知名度がないし
一回負けたらもう終わりみたいな
戦い方をしてたんですよね
一回でも滑ったらもう
僕らに仕事来ないみたいな
状況だったら結構シビアでしたよね
確かに
本当に確かに一発一発
つかんでいった感じだから
その一段踏み外してたら
その次の段がなかったかもしれない
っていうのはありますよね
戻ってきた時は
どういうふうに
コミュニケーションが続いていて
三男さんが抜けるから
また戻ってくるっていう話に
自然になったのか
声かけたのか
どんな感じだったんですか?
でも
三男が抜けること以前に
小笠原君のことずっと気にしてて
あれですね
文章書いたら文章送ってくれて
俺が読んでたりとか
あとどっか編集者とかね
紹介できるかなとか動いたりとか
やっぱり位置表現者として
距離は取ったけど
一回兄弟じゃなくなったけど
才能があるからすごい
できれば世に出てほしいなと思ってて
ずっと応援はしてて
彼の作るものを
作ったり書いたりするものと
僕が考えたりするものが
まるで違うってことが
たぶん小笠原君も分かったし
僕も分かって
その上でだったら一緒にできるなっていうか
ある分野においては小笠原君に
任せちゃった方がいいとこもあるし
やっぱここは僕が考えるってことは
あるかもしれないし
お互いの得意なとこ分かったんですよね
あと必ずしももう
徹頭徹尾に僕一人考えなくていい
最初はそういうのが
すごかったんですけど
今はみんなで楽しくやった方が
いいですね
こういう風にずっと
気にしてて
2回目のサンナーさんが
抜けるタイミングで
また一緒にやるっていう感じ
僕は思ってるけど
二人はそれでどう思ってるか分かんないけど
すごい家に出かけてくれるかもしれないけど
そうですよね
本で
二人とも面接して
ミシンの会社の時に
それぞれ
作家性がすごいあったっていうので
サンナーさんは
アドベンチャーゲームを作って
ジナーさんは
スケボーの動画が
NG集みたいに後半がなってて
それが新しかったみたいな
すげえいいなと思って
なんかそういう
でも結構川内さんが
フロントに立ってて
アイデアも出して
実装方法も考えて
っていう中で
どういう流度で
二人の
そういう作家性とかが出るように
したりとかしてるんですか
映像周りはやっぱり
高井くんがすごくて
ジナーがすごくて
僕も
アフターエフェクトとか触ってないですからね
最初っきは触ってたけど
そこでできることとか
あと映像周りの
3Dモデルに対して骨格を作るとか
モーションを編集するとかね
編集作業も
映像にとどまらない範囲
という作業が必要になってて
そういうのもちょっと僕は
ノータッチですからね
編集的なこととかは
高井さんが
担ってる感じですかね
こうにしてっていうのは
僕は言いますけど
データをちゃんと編集したりは
なるほど
映像周りの編集は
そうじて
あとモデルの最適化とか
高井くんがやってるし
小笠原くんは実装をね
主にやってるけど
兄弟間のコミュニケーション
細かい実装方法とか
あとはその
ディティールのアウトプットとかは
丸投げしてますね
大きなアイデアを示すけど
リュードって合ってるんですか
合ってますそういうことです
理解しました
ツッコミ僕は全然できないですよね
どんびりアフレイじゃないの
書籍を紙でしか出してないのって
紙へのこだわりが
変な本だから
透過する紙とかじゃないと
雰囲気出ないなと思って
本当は出した方がいいんだろうね
ほとんど変わらないもんね今ね
本ね
内容的には電子で
チラチラ読みたいなっていう
内容ですよね
表紙の感じはすごい分かるんですけどね
そういう感じなんですね
すごく読書家として
紙にこだわってるとかじゃなくて
表紙がそういう向いてるからっていう
あれも自分でデザインしてますからね
そうなんですね
紙とかも全部選んで
あの時なんかドイツ旅行してて
本ができるときに
ドイツでバウハウスとか見てたら
バウハウスだとみんな思わないかもしれないけど
僕なりのバウハウスをね
再現したんですよね
ちょっとそこまでは
わかんないね
考えが至りませんでしたが
平流道ってことでやっぱりね
じゃあそんな感じで
じゃあ次は
次は次男さんらもぜひ
そうですね次男さんらさんに
話を伺いますので
ぜひ引き続き相談役もお願いします
はい
じゃあ今日はありがとうございました
ありがとうございました
32:18

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