紹介する本「波の子供たち」について
こんばんは、しんりんです。
今日は、最近読んでよかったなという本を紹介したいと思います。
本のタイトルは、波の子供たち。 著者は韓国の方で、チョンスユンさんです。
この本何が良かったかっていうと、 今まで私が思っていた潜入感みたいなものがガラリと変わったという点で、
個人的にとても良い本だったなぁ ということです。
この著者は、約100人ぐらい脱北者に話を聞いています。
で、その方々が特定できないように、100人の方から聞いた話をベースに、
3人の登場人物の物語を作り、一つのストーリーに仕上げたという本でした。
脱北者への先入観と本の描写
この本を読むまで、私のイメージ、印象を知っていることとしては、
監視社会なのでリアルなというか、本心で話ができる人間関係ってあんまりないんじゃないかしらっていうふうに思ってたんですね。
ところが、この本を読んで、
あ、それは違ってたんだなぁ っていう嬉しい驚きがありました。
この本に出てくるのは、3人のティーネイジャー、10代半ばぐらいの男の子が1人に女の子が2人という設定です。
ある女の子は、自分が出ていくということを家族に話すと。
そうすると、お母さんが頑張ってどうにかして、少しばかりお金を用意してくれたり、
おばあちゃんはこの女の子が以前欲しがっていた黒いコートをどうにか買ってきてくれたりして、
旅立つ日に女の子にそれらを渡します。
そもそもなんか、そんな脱北するなんてことを家族に言っちゃうんだっていうのも驚きでしたし、
その子の行動を止めないっていうことも驚きでしたし、
できる限りのサポートをして見送るんだっていうのも驚きでした。
友人との温かい別れの場面
もう一人の女の子は何でかちょっと理由は忘れちゃったんですけど、
脱北する直前に家を出て、人に追われてたかなんかで、
友人の家にたどり着いて、そうすると友人の友達の両親がその女の子を囲まってくれるという話なんですね。
でもまあ家にいるとバレちゃうので、その家の豚小屋に立ったら人目に見つからないからということで、
そこで時間を過ごすことになります。
まあそこは友達の家なので、その女の子が豚小屋にいるっていうことを知って、
その家に住む友達がまた別の友達を呼んで、これから間もなく国を出ていこうとする女の子を見送りに来るんですね。
みんなで豚小屋に入っていろいろ話をし、もうこれから会えないかもしれないからということで、
その家にあるキムチ倉庫、キムチ蔵みたいなところに友達とみんなで潜り込んで、ちょっとそこで飲んだり食べたりして、
なんとなくお別れ会みたいなことをして、まあ頑張りなよなみたいな感じで友達が見送るという場面もありました。
読書による先入観の崩壊と喜び
なんだか親子、家族の関係もそうだし、本音で語れる友達もいるんだっていう、そういう人間関係があるっていうことを知ると、
ちょっとほっとするというか、嬉しいなって思い、なんかそれまで私はそんなことがないと思っていたので、
そういう嬉しい驚きがあった、そんな事実を知ったっていうことが、この本を読んでよかったなって思ったところでした。
読書体験と本の選び方
私は読書も好きで、旅とも近いのかな、なんか知らない世界に連れて行ってくれたり、新しい視点を得ることができたり、
今回のように先入観が崩れたり、みたいなことがあるので、いろんなジャンルの本を読んで、いろんなことを知りたいなっていうふうに思ってます。
ここ最近は本を買うというよりは借りて読むことが多いので、図書館で借りてます。
ただ本屋に行っていた時のように、もちろん読みたい本を予約して読むことも多々あるんですけれども、
時間がある時は本屋でいろんな売り場を歩くように、図書館でもいろんなコーナーに行って、
普段だったら全然読まないようなジャンルの本でも、なんとなくパラパラ見て、面白いかもと思ったら借りて読むようにしています。
今回借りた本は、図書館の司書さんおすすめの本みたいなコーナーにあって、
過去にも韓国の小説家の方が書かれた本、何冊かいい本があったので、今回も久しぶりに韓国の方の本を読んでみようと思って、
それが私にはすごくいい内容だったので、これまた嬉しい経験でした。
今後の読書予定とゴールデンウィーク
この後はですね、また全くジャンルの違うイギリス文学になるのかな、
エミリー・ブロンテのアラシガオカを久しぶりに読んでみようかと思い借りてきました。
これは去年だったのかな、映画化されて、映画は見てないんですけれども、
映画よりもちょっと思い出深いので、本を読んでみようかなと。
今週、来週、次の週末まで特に仕事はないので、他のこともしながら読くとも楽しみながらというふうに考えています。
ゴールデンウィークは明日までなのでしょうか。
皆様引き続き素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。
では今日はここまでにします。
