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#183 何千人が巨木を引く祭りに「おんべ」あり。諏訪大社から御柱祭、そして謎のヒノキのフサフサを解説。
2026-07-18 32:00

#183 何千人が巨木を引く祭りに「おんべ」あり。諏訪大社から御柱祭、そして謎のヒノキのフサフサを解説。

何千人が巨木を引く祭りに「おんべ」あり。諏訪大社から御柱祭、そして謎のヒノキのフサフサを解説。

:::::::::::::::::: 今週の内容 ::::::::::::::::::
木工マニア度★☆☆☆☆

諏訪大社は4社ある / 本殿がない、御神体は? / 御柱祭:7年に一度(6年)、令和10年が次回 / 16本の柱、1本10トン弱の生木 / 木落とし・川越し・メドデコ・建御柱 / 木遣り:何千人に合図を届ける / 地区ごとの節回しがグローバル化? / ようやく登場・おんべの正体 / 材料は節なし逆目なし・年輪は0.5mm刻みのヒノキ / 薄削り≠おんべ削り、短距離走vs長距離走 / 1本200枚・2時間、1日1000枚への野望 

:::::::::::::::::: チャプター ::::::::::::::::::
すわって2026で気づいた:おんべ、誰も知らなかった問題
諏訪大社編:4社ある、本殿がない、御神体は?
御柱編:7年に一度・16本・1本10トン弱の生木
見どころ:木落とし・川越し・建御柱
ようやく登場:おんべの正体と役割
木遣り:何千人に届ける発声と地区ごとの節回し
おんべを作る:材料のハードルと職人の減少
削りの現場:短距離走vs長距離走、1日1000枚への野望
令和10年に向けて:相談は来ている

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サマリー

このエピソードでは、諏訪大社と御柱祭、そして祭りで使われる「おんべ」について詳しく解説しています。諏訪大社は全国に多数存在する諏訪社の中でも総本山にあたる4つの社から成り立ち、本殿を持たず自然物を御神体とするなど、古くからの信仰の形を残しています。7年に一度(数え年)行われる御柱祭では、1本10トン弱にもなる生木を何千人もの人々が協力して引き、坂を下ろしたり川を越えたりする勇壮な光景が見られます。この祭りで、何千人もの人々に合図を伝える役割を担うのが「木遣り」であり、その木遣り衆が持つのが「おんべ」です。おんべは、神聖な道具として神様が宿るとされ、木遣り衆が持つことで、その声が遠くまで届きやすくなり、祭りの一体感を高める役割を果たします。おんべの材料となるのは、節や逆目がなく、年輪が0.5mm刻みで積んだヒノキなどの特別な木材であり、その加工には高度な技術と多くの手間が必要です。職人の減少や材料の入手困難さから、おんべを作る職人は減っていますが、令和10年の御柱祭に向けて、その重要性と製造の難しさが語られています。

「おんべ」を知らない人が多い問題と解説の必要性
みなさん、こんにちは。シンの木工家ラジオ始まりました。この番組は、シンの木工家になりたい、かぐやの花太郎と、元アルバイトのこーぐちくんがお送りする、木工バレティです。こんにちはー。 こんにちはー。
座ってで、うん、気づいたことシリーズの、あー、引き続き、つるやに続き、そうそうそう、一つなんですけども、はいはい。
ま、シンの木工家ラジオの中で、うん、おんべおんべとか、割と御柱とかの用語を、うん、あの、結構発してたと思うんですけども、そうですね。
あのー、予想以上にみんな知らなかったんだなっていう、あー、確かにね。そう。単語しか発してなくて、それが一体何なのかって説明ちゃんとしてなかったですね。
言われてみれば。解説をしてなかったなと思って。不親切な番組ですからね。そう、不親切、最も不親切な番組なので、
あの、育てに来てくださった方は、あの実物を見て、これがおんべなんだっていう風にわかってくれたと思うんですけども、
これがおんべだとしても、どう使われるかとか、どういう役割のものなのかみたいのは、ちょっとこう、説明が必要かなーっていう。
いや、そうですよね。あの、出展者の方で、おんべ説明しても何ならよくわかんないって人いたじゃないですか。
あ、そうそうそうそう。で、あの後YouTubeでおんべがどういう風に使えてるのか、おん柱で検索したら、もうそれ以降、おすすめにずっとおん柱の動画ばっか流れてくるようになっちゃったっていう人がいましたね。
はい。で、インスタでもちょこっと、あのどう使われるかがSUAってのアカウントで、
最後のね、締めの時にね。
出たので、まあいい機会なので、ちょっと解説してみようかなーと思っております。
諏訪大社編:4社、本殿なし、御神体は自然物
でね、おんべを解説するにあたり、あの前前前情報ぐらいから解説していかないと、ちょっとわかりづらいので、
そうですよね。
今回はSUA代謝から解説していきたいと思います。
丁寧。SUA代謝からね、まずは。
そうなんだよ。あ、小口君は地元にいるから、なぜSUA代謝から解説していかなきゃいけないかを多分わかると思うんだけど。
いやわかりますけど、僕もなんならSUA代謝からはちゃんとね、よくわかってないと思います。
あ、よくわかってない。
地域にいながら。だから今回僕にとってもすごい発見がある回になるんじゃないかって、ちょっと楽しみですね。
いや、もうそうしてください。
あのSUA代謝って、我々地元民からしたら結構普通の神社じゃないですか。
そうですね。
普通でしょ。で、あの全然普通じゃないのは、あのすごく古くからある神社なんですよ。
伊勢神宮とか出雲大社とかと同じぐらい古いという。
そうですね。かなり歴史的には背景を持っている神社ですよね。
そう。で、古事記にもちゃんと出てくるので、まああの2000年、1500円とか2000年ぐらい前からある神社という。
そうですよね。神名付きに唯一神様がいる神社ですか。
顔を出せないという。
そういうなんか曰くつきの神社というんですか。
まあそれはなぜかといったら古事記をちょっとまた確認してほしいんですけども。
で、ちょっと分かりづらいのが、SUA代謝っていう神社が一つ大きな神社があるって思いますよね普通。
思う思う。
思うんですよね。それがちょっとすごく分かりづらいところなんですけども。
ですよね。全国各地にあるもんね。SUA代謝。
あ、で、あ、SUA代謝というかSUA社っていうのは結構その拙者末者含めて。
あーそっかそっか。SUA代謝じゃなくてSUA社なのもあれは。
そう。SUA社。なんでかっていうと軍神、あの勝負の神社なんですよ。
戦争ごとの時の軍神ですね。
そう軍神。なのでそれにあやかって割と地域の人とかがSUA社を自分の地域にお祭りするというか引っ張ってきて
っていうことがなんかあったみたいなので。だから全国にあるのがSUA社。
ね、あれ僕びっくりしましたよ。なんか違う地域に行ってもあれここにもあるじゃんここにもあるじゃんって。びっくりしちゃった。
で、まあそれの総元締めというか本山的なものがSUA代謝っていうことで。
で、SUA代謝は4社あるんですよ。
そこがまた複雑ですよね。
そこが複雑なんですけど。
もうこれはどういうことというよりかはSUA代謝は4つあるっていう風にもう覚えてください。
そうですよね。なんかよく観光客の人、あのうち近くじゃないですかお庭の近くでSUA代謝どこにありますかって聞かれるんですよ。
うちの近くに2社あるんですよね。どっちを言えばいいのかっていうのもね、なんか言ってもなんかポカンとしてる人もいます。たまに。
伊勢神宮とか出雲大社とかはそこに行けば大きなものが1つあるっていう感じなんですけど。
でもほら伊勢神宮は内宮と外宮でしたっけ。うちと外はでありますよね。
そうお祭りしてる神様が。
でもあれに近い感じなんですかね。
そうだねあれに近いかな。
まあでもちょっと違うから。僕わかんないから。
伊勢神宮は外宮内宮ってあってお参りする順番とかなんか正式な参拝方法とかもあるらしいんですけど。
SUA代謝っていうのは大きく言うと神社しも社に分かれてて。
さらに神社は本宮前宮しも社は秋宮春宮って言ってさらに2つずつに分かれてるんですよ。
ややこしいですね。
一応神社型はですね、SUA地域は6市町村あるんですけども。
岡屋、下諏訪、諏訪、千代原村、富士見ってあるんですけども。
神社の中心にして祀ってるのが諏訪、千代原村、富士見あたりの方がメインですね。
だから本宮前宮の方ですね。
そう本宮前宮の方。
で下社は岡屋、下諏訪、あと諏訪の一部ですね。
ごめんなさいね本当にややこしいんですけど。
なぜか諏訪の一部の地域は下社の方。
ちょっと旧行政区がくくりなんですよ。
なのでちょっと本当に分かりづらいんですけど。
で地域によって八ヶ岳中心の神社で諏訪中心の下社みたいな。
みたいな風に思っておけばいいと。
まあ諏訪の近くに神社の方もあるんだけど。
なんなら神社の方が諏訪には近いけどっていう。
4つあるということをまずそれはそれとして覚えておいてください。
4つあるんだみたいな。
数学の公式みたいな感じで。
もうこれはこれとして覚えておいてくださいという。
でもう一つちょっと諏訪大社が得意なというか変わってるところがあるんですけど。
何でしょう。
諏訪大社には本殿がないっていう。
言われてみればそうかもしれない。
本殿がないっていう。
いやいや建物あるじゃんって思うんですけど。
あれは拝殿というか閉殿というかお参りするところなんですよ。
確かにあと神楽殿等とかね前に大きいのがあってぐらいですよね。
神楽殿であってる前にある。
前にあるのは神楽殿ですね。
で普通は拝殿の奥に本殿があってそこに御神体って言われるものがあるんですよ。
で通常の神社とかだと鏡であったりとか剣であったりとか。
そういった人工物が御神体としてお祭りされてるんですけども。
諏訪大社の場合は御本尊は山であったりとか木だったりするので。
だからないんだ。
そうないんですよ。
ちょっとここやってる人たちにはちょっとグッと来るよね。
グッと来る?どういうこと?
来ない?
あんまりわかんないな。
自然物を御神体にしているっていう感じ。
なるほどなるほど。木の神様的なそういうやつね。
そうそう木の神様的なそういう感じ。
山であったり木であったりとかっていう感じ。
山の神様か。
なので本殿がなくて御神体は山であったり木であったりっていう。
割とそれは古い信仰の形というか。
アミニズム的な?
そうそうそうそう。岩倉的な感じですね。
っていうことがまたちょっと普通って言っちゃうといけないんですけど。
他の神社と少し違うところですね。
っていうところが諏訪大社まず。
まずここまでが諏訪大社編です。
御柱編:7年に一度、16本の巨木、木落とし・川越し・建御柱
諏訪大社編ね。
そうです。
なので原始的なちょっと自然信仰っていう形を諏訪大社は残しているということです。
そうなんですね。
次今度は御柱っていうのをちょっと。
御柱編いきましょうか。
御柱編を解説するんですけども。
御柱って言うとニュースとかでよく見るじゃないですか。
木丸太が巨木が坂を落っこちて行ったり。
落っこちて行ったりとか川を渡って行ったりとか。
渡って行ったりとか。
あれはですね7年に1度。数えで言うと7年に1度。
実際だと6年に1度ですよね。
そう6年に1度。
だから12年のうち江戸で言うと猿と虎の年に6年ごとに行われる。
なるほど。
なので次は令和10年。
令和10年なんですね。
令和10年です。もうすぐです。
あと2年ですね。
あと2年。令和10年。
4月と5月に行われます。
そうですね。
2回って言っちゃうとおかしいんだけども。
そうね確かに。
御柱って言われるものは上社の御柱と下社の御柱があって
それぞれ山田市と里引きっていうのがあるので
スケジュールで言うと4回あるっていう感じですね。
ここまたややこしいな。
何回も4回が出てくる。
スケジュールで言うと4回ある。
ざっくり言うと山から木を切り出して引っ張ってきて
里を引いて神社に行って
やしろの周りに4本建てるというお祭りです。
山から出してくるお祭りが山田市。
里を引っ張るパレード的なものが里引きです。
お祭りの期間としては長いですよね。
そうだね長い。
だから4月の前半と5月の前半で2ヶ月近くかけて行われるお祭りです。
それぞれ3日間ずつあります。
その間に神社の御柱は8本。
やしろの周りに4つずつなので
前宮本宮に4本ずつ。
下社は秋宮と春宮に4本ずつなので
巣は大社の御柱の本数は合計で16本。
16本あるんですね。
もう分からないよね。
4の倍数が出がちですね。
1つのところに4本ずつ建てて4社あるので四肢の16本という話で。
結構大きいんですよ柱。
はいはいそうですよね。
直径で言うと一番大きいので言うと1mを超えますね。
そんなにあるんですね。
長さで言うと17mぐらいあるんですよ。
竜兵衛で言うと8竜兵衛前後くらいあるらしいんですよ。
そうなんですね8竜兵衛あるんだ。
これ一般の人にはすごい分かりづらい数字だけど。
すごい分かりづらいですけどね。
これでも木工用具を解説するときに竜兵衛1回出てきた気がする。
すごいでかいんですよね。
だから神社の方は根っこもこうやってなってるところもカットするので
結構僕の立つとこれぐらいまで根っこの広がってるところが。
普通に首ら辺まで来ますよね。
来ますね。だから予想以上にでかい。
でかいですよね。
根元の方に両側にV字の穴を開けてそこに輪っかを作ってそこに綱をつけて引っ張ると。
罠繰りって言うんですけど罠繰りも超でかい。
罠繰りもでかいですね確かに。
ワイヤーなんですよ。あれ紐じゃなくて。
中にちぎれないようにワイヤーが何十人も入っててそれを外から縄で巻いてて。
そうなんですね。
何トンぐらいだって言ったかな。
木の重さが1本あたり。
8.5竜兵衛の一番大きな10トン弱くらい。
1本で?
1本で。
やばいですねそんなあるんだ。
7トンとか8トンとかそういうのを何千人かで。
引っ張ると。
すごいですよね。
でカミシャの方は切ってすぐ引くので生木なんですよ。
グリーンなんですね。
生木。
粒生の生木ですね。
それが多分すごい重いと思うのよ。
じゃあそのさっき言ってた数字って乾いた状態での重さってことですか?
生木の状態でね。
下車は1年前に切るので少し水分が抜けるんですよ。
そうなんだ。切る時期でやっぱ違うんですね。
1トン近く軽くなるみたい。
そんなに違うんですか?
そうみたいですね。
カミシャの人大変ですねじゃあ。
カミシャの人大変だよね。
でカミシャの方はメドデコって言われるV字のものがですね。
先と元っていうかね後ろの方にも。
前と前後に。
径4本。
径4本またつくんですね。
そこにも人が乗ると。
人が乗るんですよね。
でそれを引っ張ると。
人が乗った状態で引っ張るんですかね。
生木で重いんだけど。
信じられないですね。
そう本当に結構な人数が乗るのでかなり重いという話もあるんですけどもそれを引っ張っていくと。
で下者はメドデコはつけずに引っ張ると。
木だけを引っ張ると。
でそれぞれちょっと見どころがあるんですけど。
はいはい。
本柱。
そうですよね。
よくニュースで見るのは木落としって言われる坂を巨木が降りるやつなんですけど。
それはカミシャ下者両方あるんですよ。
そうですよね。
そうです。
でメドデコって言われる角みたいなものがついてないのが下者で。
はいはい。
メドデコって言われるV字のものが柱についてて坂を降りるのがカミシャの方。
カミシャの方ですね。
でカミシャには川越えっていうのもありまして。
境内の鳥居をくぐって平地じゃないんですよ。
平地じゃないですよね。
ちょっと山の坂っていうか傾斜のところに神社があるのでそこを登っていくの。
そっかカミシャ最後登っていくのか。
前宮の方は。
そうだったそうだった。
そうそうそうそう。
ずりずりずりって。
で結構後ろに荷重がかかるんだけど一世の瀬で。
行くんですね。
一世の瀬では行かないかもしれないけど。
そこを駆け上がると言うか。
4本。
4本がね。
だからそういうところも見どころで。
で最後人力でおやしろの周りに4本木を立てると。
そんな7、8トンのものをさ人力でずりずりと。
近社って言うんだけどさこう滑車を使って少し重さを軽くなっていくんだよね。
滑車を使っていくといくつか2分の1ずつになっていくとか。
確かそんな物理でやったような気がします。
やったよね。
忘れたけども。
でまあ穴があってずりずりずりっと上げていくと。
でここにも人が乗っていると。
上がっていく時にも人が乗ってるんですよね。
人が乗っているんですよ。
そうっていうのが御柱ですね。
おんべの正体と役割:木遣り衆の合図と一体感
でやっとここで御部が登場してくるんです。
ようやくですね。
ようやく。
じゃあその重い巨木をどうやってタイミングを合わせて何千人で引っ張るかっていう話なんですよ。
分かってきたでしょなんとなく。
なんとなく分かってきました。
でその柱が動く時に木ありしゅうっていう木ありを歌うって言わないですよ。
泣くって言うんですけど泣く人たちが何人か交代で柱の先頭に立って木ありを泣くんですけど
ここで行くよ次行くよみたいな声がかかってその人の時に木ありが泣いたら
みんなで木ありが終わった瞬間に良いさ良いさ良いさって言ってタイミングを合わせて引っ張ると。
で誰が泣いてもさ引っ張れると思うじゃん。
まあ言われてみれば確かに。
でも上手な人はねちょっと違うのよ。
分かりますよ分かる。
声の通りも違うしだから何千人とか綱についてるからやっぱあの先端までさ声が届かなきゃいけないし。
あそうか木ありを泣くところから一番後ろまで届かないといけないってことですね。
届かないといけないしやっぱりさ上手な方がさ気合入るよね引く方も。
まあ確かに。
ていうことで一応木あり集が泣くときに泣くとタイミングを合わせて何ともの巨木が動くと。
だから掛け声みたいな感じなんですかね。
そう掛け声タイミング合わせというか四季のような旗のようなフラッグのようなものではあるんです木あり集は。
木あり集はね。木あり集の発声の仕方とかがやっぱ独特ですよね。
あれに近いなって僕思ってるんですけど電車とかで車掌さんがアナウンスするときに独特の声色になるじゃないですか。
なんかああいう感じで木ありの人たちも普段の声とは違う発声の仕方で独特の声色を使って泣きますよね。
そうなんか全国各地に木あり歌って結構あると思うんですけども。
あるんですよね。
だからそれに比べると結構スワの木ありは割と感高い声で泣く。
そうかもそうかも。
でなんかあれちょっと聞いたことあるんですけどもなんか普段の発声と違うから不思議な感じするじゃないですか。
分かる分かる。
あれ森の中で聞くとすっごい綺麗らしいんですよ。
へーそうなんだ。
だから多分森の中とかで発声というか一番響くようにきっと最適化された泣き方なんじゃないかと勝手に思ってます。
へーなるほどこのくらいのデシベルがちょうどいいというのが。
街中だとやっぱちょっと感高かったりするに聞こえるけど森の中だとすごくエコーがかかってすごく綺麗らしい。
そうなんですね。
一回聞いてみたいなと思いますけど。
いや確かにね。
上手なやつ。
でその木ありを泣く時に持つのがオンベという。
ここでようやく登場しましたね。
そうオンベが出てきました。
で声で届くと言っても結構先頭からは離れてるので木ありの人たちが手に持って掲げる。
より遠くから見えるようにっていう意味合いも込めてだと思うんですけど。
確かにそれに木ありの人たちってわりと高い小高いところに移動して高いところから毎回泣きますよね。
みんなが見えるように。
でオンバ城の係の人たちは色々いるんですけども綱をこうやって掛けてたら元綱の人だなとか後ろに斧、
よきって言うんですけどもこうやって掛けてると木作り工作部隊というかの人たちだなとか。
木あり集はオンベ持ってたら木ありの人だなっていう。
あと赤い発表来てますよね木あり集の人いつも。
割と地区によって。
違うんだ。
色々違うんです。
色の色が違うんですね。
カラーが違うんですけどもこのオンベ持ってたら確実に木ありの人だなって分かるという。
これは四季帽のような旗のようなもの。
一応木あり集の方々はオンベには神様が宿るという風に言ってくださっているので。
じゃあめちゃくちゃ神聖な道具だと。
やっぱ座っての最後に木あり泣いたけど。
花太郎さんで泣きましたよね。
やっぱ持ってた方が気合い入るよね。
やっぱそういうものなんですね。
小口君も泣いたら分かるよ。
木遣りの発声と地区ごとの節回し、おんべの制作
泣けないな。ちょっと脱線になっちゃうかもしれないですけど。
あれインスタで投稿したじゃないですかビル動画で。
そしたらやっぱりこの辺の地区の人がリアクションくれて花太郎さん木あり上手ですねってコメントが来て。
僕あれこっそり花太郎さん自修練してたんじゃないかって思ってるんですけど。
してないです。
してないんですか。
子供木ありではちょっとまた脱線しちゃうんですけど。
木あり集は大人なんですけど。
割と時期が近くなると小学生ぐらいの子たちが集められて子供木ありが結成されるんですよ。
そうですよね。
その時にやったっていう感じ。
花太郎さんも一緒に。
そうそう。やったっていう。だから小学生の時にやりました。
すごい。そんなにブランクがあってもいけるものなんですね。
あと常に割と聞いてるからいけるもんですよ。
そうなんだ。体に染み付いてるんですか。
やっぱこうイメージがよくできてるのかもしれない。
そうかすごいな。
だから木口君も泣こうと思ったら泣けると思うよ。
僕たぶん喉が途中でつぶれると思う。
あの音を。
喉がギューンってこうなってつぶれると思う。
あと地区によっても声の高さとかあるんですよ。
地区によっても違うんだ。
だからうちの地区は割と自分の出しやすい声の高さでやればいいよっていう方針の地区なので。
僕の泣き方でもいいんですけど。
他の地区行ったら全然多分違くて。
僕は印象残ってるのはめちゃくちゃ高い声かも。
男の人でもすげえ高い声で泣いてるイメージ。
あれ低いんですよまだ。全然他の地区に比べれば。
だけど他の地区に行くと喉をキュって閉めてすごい高い声で泣くし。
伏し回しとかも地区それぞれで違うんですよ。
確かに伏し回しは微妙に違うんですよね。
それをちゃんとやらないと怒られるっていう。
でもコンテストとかがあるんですよね。
気あり保存会の。
やっぱりそれをやり始めるとなんとなく伏し回しがグローバル化されちゃうらしいんですよ。
だから気あり会にもちょっとグローバル化の波が来てるらしくて。
もっとだから昔はそれぞれの。
多様だったんですか?
多様というかガラパゴスの。もっと独特。それぞれが独特。
そうだったんだ。
じゃあ割とマクドナルド化してるんですか?気ありの泣き方も。
そうだね。ちょっと金質化というか。
それは個人的には少し寂しいなって思うところがあるんですけど。
でも一方では洗練されてきたとも言えるかもしれないですよね。
どっちがいいのかわからないですけど。
割と今今年の流行語はプリミティブだからさ。
流行語だけはね。作ってるものは全然違うけどね。
プリミティブではないですけれども。やっぱりそこの地区のそこじゃないと聞けない。
それがいいか悪いかではなくてっていうところ。
でもやっぱりコンテストとかあって気あり名人みたいなことになるとその地区も盛り上がるしさ。
確かにね。
それは一概に悪いは言えないんですけど。
今日大丈夫かな?ちょっと今更ながら心配になってきちゃったんだけど。
ちょっとカットするとこはカットしますよ。
いいですよ。気合い入れてやってるんで。
だからそういう節回しとか声の出し方とかも地域地域ちょっとそれぞれのものがあると。
へーそうなんですね。
っていう時に持つのが音笛なんですけども。音笛は大体この形なんですけども。
地区によってというよりかは音笛は作る人によって少し色が変わるという感じですね。
音笛してんのがいた頃はさそれぞれここの形だったりとかこの素材だったりとか。
この色はそれぞれだけど本当このフサの取り付け方もそれぞれあるんですよ。
名人によって。
へーそっか違うんだ。
そうだけど今してんのがもう一人になってしまったので。
昔は多分その地区に一人とかはカンナ扱える人がいて音笛を作ってたと思うんですよ。
多分ね。
そう多分。だから大工さん建具屋さんたちが担当する感じだったと思うんですよね。音笛の制作は。
だから家具屋さんって多分あんまり汚いからさ。
職種的には家具屋さんって歴史的に見るとすごく浅いですもんね。
浅いからなんか不思議だなと思いながら作ってるんですけど。
建具屋さんも大工さんも減ってますからねめちゃくちゃ。
一応これは基礎ヒノキで作ったんですけど材料も基礎ヒノキだったり頭皮だったりエゾマツだったりとか。
エゾマツもあるんだ。
頭皮とエゾマツはほぼ親戚みたいな感じで。
そうなんですか。
エゾマツってついちゃってるんだけど。
でもじゃあほぼ頭皮なんだあれ。
だからちょっとヤニっぽいというか少しサムサムに強い頭皮みたいな。
結構親戚っぽい。
親戚というかほぼ兄弟ぐらいな感じみたいなんですけども。
頭皮の方が白いんですよ。
神様の神事に使うものはやっぱこう清らかで白に近い方がいいという話なんですけども。
なかなか頭皮も取れないので。
それでものすごい目が積んでないとダメなんですよ。
俺が下手くそっていうのもあると思うんだけど。
だんだん避けてきちゃうんですか縦に。
そういうわけではない。
不差にならない。
不差にならないんだ。
これ結構ね0.5ミリぐらいなんです目積んでて。
0.5ミリぐらい。
そうそう目の積みようが。
年齢の細かさでね。
これを作るのに1.3メートルの節なしの坂目なしのものが必要なので結構ハードルが高いというか。
大人用になると1.8メートルの間に節なしの坂目なしのそういう目が積んだものが必要になってくるので結構ハードルが高い。
そういうことですね。
そういった意味でハードルが高いというか。
材料のグレード的にすごく高いものであると。
オンベというか鉋を使えれば多分誰でもって言うと語弊があるけどちゃんと修行された方だったら全然オンベは製作は可能だと思う。
けど材料を手に入れるハードルが結構高いっていう。
そう高いんですよね。
その辺に生えてる木でいいじゃんって思うかもしれないけどそういうわけでもない。
俺最初は地元に生えてる木でオンベ作れたらいいなと思ってたんだけどそういうことじゃなさそうだなと思ってきて。
なるほど。
という感じですねオンベは。だから職人も少ないし材料も少なくなってきちゃったよっていう話です。
そっかそっか。
そうなんですよ。
おんべの材料と削りの現場:大量生産と職人技
僕はまだ諏訪大社の御柱に使うオンベは作ったことがないんですよ。
こんだけ言っときながら。
こんだけ。
こんだけオンベを作ってるって言っときながら。
そうですよね。
前回春先に諏訪大社の御柱がありました。令和10年に。
令和10年に。
そうすると。
令和10年後じゃない?
次ですね。次の令和10年に諏訪大社の御柱4月5月にありますと。
ありますと。
でそれを終えて夏を越えて夏秋とかになると今度小宮と言われる地域の地区の御柱というか神社にとかお稲荷さんとか家の裏の祠とかにもすべてに4本の柱を建てるんですよ諏訪は。
そうですよね。
だから多分正確には数わからないですけども多分数百から数千の御柱の柱が交換されると。
そうかもしれないですね。そういうのはだいたい結構細いですよね。
そうそうそうそうこれぐらいのサイズでね。
例えばお稲荷さんとか僕が以前作った御柱みたいのはでもそれでも僕の背丈よりも高い。
長さはそうなんだ。
だったりとかでも大きなところの御柱でいくと諏訪大社の御柱よりも少しちょっと小ぶり棚ぐらいの大きな柱が結構ある。
でその時の小宮の御柱を前回作らせてもらったっていう感じですね。
だから御柱自体も相当な数が必要ってことですよね。
そう。子供だけだったので15本とか確か20本ぐらい工口君に手伝ってもらって作ったような気もしますけど。
でもそっかそんなもんなのか。削った枚数は何万って単位だったから。
ごめんそれとちょっと違うんです。
違うんだ。そっかそっか。
この形にしたのはたしか15本ぐらいでまた違う小宮のやつを作ったときは何千何万ぐらいやつを手伝った。
工口君とかに手伝ってもらって。だから子供用のやつでも120枚必要だし。
1本ね。
そう1本。大人のやつだと1本180とか200枚ぐらいの幅が必要で、
ただ厚みとしては40ミクロンから50ミクロンぐらいの厚みのフサフサが必要ということで。
音柱やってる裏で薄いヒラヒラが何千何万と弾かれてるっていう。
そういうことですね。
そうなんですよ。
実はめちゃくちゃ大量の精算されてるという。
そうなんですよ。
しかもめちゃくちゃ1人あたりの削らないといけない枚数が膨大になってるってことですね。
そう。でそれが大変っていう話です。
そうですよね。
でなんか多分200枚大人用200枚弾くのに多分2時間ぐらい僕の腕だと。
それでも早いなって感覚ですけどね。僕からしたら。
なんかちょっと薄削りと違うのが均一に中切れさせながら弾くっていうのは。
そうですよね。薄削りが短距離奏だとしたらこれは長距離奏ですよね。
しかも厚いし。
厚いしね。
そうそう。厚いのでそれがいいね。俺今度使うわ。長距離奏。
鍛える筋力とかが全然違うっていう。
違うのでというところがありますね。
瞬発力の勝負じゃないんですよねこれは。
そうそう。だからでも1日に1000枚ぐらい弾けるようになりたいですね。
すごいな。
1日に1000枚っていうと5時間ぐらいだね。
ストロングだな。
多分限界は500ぐらいだと思うんですけども。
なんかやっててね。
集中力とかそういうのもね。
集中力切れてくるとちょっとカタンってなっちゃったりとか。
そうですよね。
途中で薄くなっちゃったりとか。
はいはい。そっかそっか。
気をつけなきゃいけないところで。
若干逆目っぽいところだとちょっとゆっくり弾いたりとか。
そうそう。お尻の方でね。
カンナがちょっとはみ出る方で集中しないとちゃんとできないんですけど。
そっかそっか。
そういうのがもうねグダグダになってきて。
だんだんとね。
だんだん何やってももうダメみたいな感じになってきちゃうので。
令和10年に向けて:受注と今後の展望
はい。というわけでこれが大体オンバ・シラ・スワタイ・シャ・オンベの全容でございます。
なるほどね。
これを話したので一応オンベもちょっと理解していただけたかなと思いまして。
ちょっと理解してもらえたんじゃないですかこれ。
なんで分かんなかったらこの回聞けばいいしね。
そうですね。
というわけで一応令和10年に向かって頑張っていきたいなと思ってはいるんです。
まだ受注はないけど。
まだ受注はないんです実は。相談だけなんですまだ。
でも相談は来てるんですね。
相談は来てる。
じゃあよかったですよ。そりゃ座っててこのオンベを出した甲斐があったっていうもんですね。
そうそうそう。なんでねちょっと受注につなげたいなと。
ということでちょっと令和10年に向けて頑張っていきたいと思います。
今回はですねちょっとスワタイ・シャとオンバ・シラそしてあのキアリとオンベの解説の回になりました。
皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。
真の木工科ラジオ最後までお聞きいただきありがとうございます。
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