リズムの基礎と3連符
それでは、リズムの練習をしていきます。261
音符と休符の表記。曲を演奏したりコピーしたりするとき、
譜面は非常に便利な存在です。もちろん、それなしでも立派に演奏することはできますが、
ここでは、それらを使う上での注意点について触れておきましょう。見やすいように音符をまとめる。
2・4分の4なら、1拍に等に3・4拍目をまとめる。
1拍ごとにリズムをまとめて書く。
3連符の仕組み。一定の長さを均等に3等分する音符を3連符と呼んでいます。
これには、いくつかの種類があり、それぞれ名前が作られています。
8分の3連符、俗に言う1拍3連と呼ばれています。
8分音符を3つで作られる3連符です。
4分の3連符、俗に言う2拍3連符であり、4分音符を3つで作られる3連符です。
ここでは、①と②を3連符について解説しておくことにします。
まず、次のアクセント付きの8分の3連符を見てください。
足でしっかりとビートをキックしながら、アクセントの付いた部分を右手で、その他の音符を左手で叩いてみましょう。
慣れてきたら左のリズムをとってみます。
すると、残されたリズムは4分の3連符になるというわけです。
これが4分3連符の手軽な作り方として知られるものです。
しかし、この方法に問題がないわけではありません。
確かに、このアクセントの部分だけ取り上げれば4分の3連符が全て重なり合うわけですが、
8分の3連符を意識しておいた4分の3連符はどこを意識していくか、びっくりした感じが残りきれません。
そこで、8分の3連符から4分の3連符を作るときは、次の2つの方法を取り入れるとお勧めしておきます。
この中で8連符の上に3連符ができるように、1、2、3と3拍子のカウントを入れながら練習します。
これであなたの4分3連符は完成度を増すことを受け合いです。
間違っても次のような4分の3連符は禁物です。
ここをもう一度やってみようかな。
3連符は大事なので、もう一度やってみます。
明日もう一度練習してみます。