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みなさん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しいお花の取り組みを行っているマルチフローリスト、シミズノブユキが、花業界について明るく楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
今日は題して、農作物の高値は騒ぐが安値は喜ぶというタイトルで話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
タイトルにあった通り、どこから来ているのかというと、今流行りの米騒動からですね、完璧に。
去年からも米騒動で騒がれておりますが、実は花業界、今年の1月、2月は米騒動と同じぐらい騒がれておりました。
花業界の人しかどこまで興味があったかわからないんですけれども、花だけじゃなかったんですけれども、野菜とかもそうなんですけれども、去年の秋ぐらいからかな、ずっと値段が高くて、
花とか野菜もちょっと共通して言われるのかなと思うんですけど、ずっと高かったんですよ。米はちょっとまたタイムラグがあってあれだったんですけれども、そのときにも全く今のこの米騒動と同じことが言われてて、高いとき、要は市場の価格が高くなったときには、とても騒がれます。
要は消費者さんが高いから買えないっていうのが、やっぱり一番パワーとして大きいので、特にお花より米の問題で高いというように騒がれていて、内容だどうだとか、今の大臣問題だどうだこうだっていうのはちょっと言うつもりは全くないんですけれども、
そういう意味でもですけど、この値段が高くなると湧いて出てくる値段を下げろと一緒ぐらいに農家さんを助けてあげろっていう話なんで、だから高いときに安くしてくれとは言わないんですよね。
じゃあ代わりに何を言うかっていったら、要は国やら何か組合が農家さんを助けろっていう言い方をするのが出てくるんですよ。
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結局は国やら農家さんが、国やら組合が、今言ったJAとかですよね。JAが農家さんを助けることによって価格を落ち着かせてるっていうような補助金的なものを出せということなんでしょうね、きっと。
そうすると値段の価格は安定して農家さんも潤うっていう話になってくるんですけども、これも結構お花が高いときにも同じようなことが言われたんですけど、高いときに農家さんが安く出せとは皆さん言わないんですよ。
農家さん、ありがとうございます。作ってくれてありがとうございますっていう意見が結構多いんですけど、でも何かを、高いときには何かを手を打てって、それが行政であったり何かの組合とかが手を打てとか。
お花のときは一羽かなとか、何かいろいろなところが、要は農家さんを助ける。農家さんを非難するっていうことはあんまりなかったんですよね、そのときには。むしろもっと作ってくださいよっていう意見が。
要は物が少ないから価格が高騰してるっていう思考になるんですけど、だから農家さん作ってくださいよっていうことは高いときにはすごく効くんですよ。
まあまあ高いときなんで、農家さん分かってるんですよ。作れたら高く、ないときに作れたら高く売れるんですけど、それ分かってても作れない、作らない。予測はできてないからあれなんですが。
じゃあ今回、米もそうなんですけど、例えば1月2月のときのお花と全く一緒で、花がない、米がないっていうときに、じゃあ作ったら作ったで、じゃあ同じ今の価格対レベルで購入してくれるのかって言ったら全くその保証はないです、はっきり言って。
全くその保証がないので、もちろん農家さん、米農家さんもそうやし、花農家さんも作らないですよね。
で、原理なんですが、あれだけ1月2月、農家さんお花を作ってくださいと言われてたにもかかわらず、この3月以降、今現時点で5月なんですけども、ずっとお花が安いんですよ。
ずっとお花が安い中で、結構花農家さん疲弊してると思うんですよね。正直これだけ安値がずっと続いてると。
でも、ここでこのタイミングは全然花農家さん助けてあげようっていう風潮があまり感じられないんですよね。
っていうのがちょっと皮肉っぽくなってますけど。
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なんでか言ったら、それは安値で推移してるから、買う側としたら別に言葉あるけど、どっちでもいいんですよ、結局。
安く買えてるのは。きっとどっちでもいいって言い方はあまり強い言い方だったかもしれないですけど、農家さん大変やなーぐらいに思ってるんですよ。
それはなぜかと言ったら、消費者さんであったりとか花屋さんとかが困ってないからなんですよね、はっきり言って。
困らないから。要は対岸の火事ですよ、結局は。対岸の火事なんで、自分のところに何が困ってるやろなっていうのはわかるけど、大変やなーで終わってるんですよ。
なので、だから結局、あんだけ1月2月農家さん生産上げてくださいよとか言われてた結果、生産上げたら値段が下がったと。
あんだけ作れって言ったから作ったのに、どうしてくれるんだって言ったとしても、大変やなーっていう形までしかなってなくて、そりゃ作れませんよ、怖くて。
作れませんって言うとあれですけど、何も無計画に作ったりできないですよって話です。
米農家さんも結局全く同じことを思われてて、じゃあこれで作ったからって。確かに今の金額帯でやったら利益は出せると。
でも今の金額帯は世間的に言うと高いと言われてる中で、米農家さんが例えば栽培して、じゃあ次、これが秋やら来年の冬というか次の新米季節になったときに、
この価格帯で買ってくれるのかって言ったらそんな保証なんかまるでないです。
もし通常どおりの金額になれば、世間はもう忘れます、この米騒動っていうのが。もう絶対そうなってくるので。
でもかと言ってじゃあ責任取ってくれよっては思わないです。
これがもうはっきり言うと重要と供給の世界であって、作ったからって全部買ってもらうっていうのもちょっと農家さんにとって生産保証とかそういうわけじゃないんですけど、
ある程度は国の政策として農業を守ってみてもらいたいなとは思うんですけど、過度な保証とかはもうそれは必要ないなと思ってて、
そこはもうやっぱりビジネスの問題なので農家も農家でやっぱりちょっとビジネス的なことを考えていかないといけないし、
だからもしかして、ちょっと価格のことに関しては下手なことは言えないんですけども、
お金を儲けをしようとして誰かが仕掛けてることに関しては、これは資本主義の仕方がないことだと思ってて、
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だからこれも農家さんが、でもはもっと仕掛けてる人もいらっしゃると思いますし、全部の全員が農家さんが儲けてないとも思わないですし、もちろんJAしかありそうなんですけど、
なんかないから価格上がるっていうのはすごくまっとうな話で、それが政府のせいだどうだっていうよりは、でも安くなったら同じように騒げへんやんっていうのはちょっと思ったりもするかな。
現にやっぱり花の業界は騒がれてないので安いときは全然。
だからそれは消費者とか買う側の方が人数多いからかもしれないですけども、やっぱり安いときに農家さんの声っていうのはそこまで届かないにもかかわらず、
だってトップニュースならないですからね、農作物が安かったときには。
多少何かのニュースになるかもしれないですけど、やっぱり今ニュースどれ見てみてもトップニュースは米の価格です。
でもこれが逆に米の価格が安かったときにトップニュースになってたってことはほぼなってないですよね。
そういうもんだと思うので、別にそれが全部悪いとは思わないし、人間の心理なんでやっぱりそんなもんかなと思うので、
これが今、米が高いから騒いでますが、今はお花業界がすごい、お花農家さん大変です、はっきり言って大変だと思うので、
値段が安い高いときに騒ぐのであれば安いときにも騒いでほしいなっていうちょっと愚痴なのかな、これは。
ちょっとした感じたことなので。
もちろんそれについては生産者側もビジネス的なことを考えてやっていかなあかんと思いますし、
それに向けて、やっぱり僕らは一粒でもいいものを多く取りたい。
1円でも高くそれを売りたいって思っていつも農業経営やってると思うので、
だからその努力についてはやっぱりやるべきだと思うし、
でもそれについて高く売ろうとして高すぎるんじゃないかっていうのもちょっと言い過ぎなのではないのかなと思ったりもしますし。
いろんな考え方があるから何とも言えませんけども、僕は今日の話に言ったらかなり生産者側の意見としてなんですけども、
今、高めのワットも高いですが花も言いやすいので、
ぜひ花買ってください。
これも買ってもらえるような努力は我々も頑張っていきたいと思います。
というわけでですね、まだまだ週中、1週間長くもないか。
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もう何年か言ってる間に5月も終わりそうで、6月に向かってだんだん夏の準備になっていきますけども、
1円でも値段上がってほしいなと思いつつ、今日も一日皆さんが素敵な一日になりますように。
それではどうもありがとうございました。
