2024-11-21 20:06

身体の輪郭

収録日:2024年11月21日

サマリー

脱毛サロンでの初めての体験を通じて、自己ケアの重要性に気づくエピソードです。髭の脱毛を始めたきっかけや、施術の痛みを体験しながら、自分の身体を大切にすることの意義を考えています。

髭脱毛のきっかけ
なんか、こんな話をするのもアレなんですけど。
先週の土曜日に、生まれて初めて脱毛サロンに行きまして、
結論から言うと、
髭の脱毛を始めたんですね。
髭、6V、鼻下、顎、顎下、頬、揉み上げ、首、
全18回、
お値段16万4640円のコースの契約に至り、
その初回として、カウンセリングと1回目の施術を受けてきたっていうのが、
先週の土曜日なんですけど、
もともとその髭が濃いっていうのは自覚があって、
朝剃っても昼にはもう生えて青くなってるみたいな感じ。
ただ、それで自分がどうするってわけでもなく、
そういうものだと思ってたんですね。
なんとかするっていう考えがなくて、
自分の持っているカードに脱毛っていう手札がなかったんですよ。
それなのに思い越しを上げて急に、
なぜ髭脱毛に通い始めたかというと、
それはパートナーからの強い
勧めがあったっていうと、
なんか無理やり活かされてるんじゃないかっていう風に聞こえるかもしれないんですけど、
そうじゃなくて、
僕のパートナーがいないところで勝手に話して申し訳ないんですけど、
脱毛に強い関心がある方で、
ご自身の経験から脱毛っていうのは本当に素晴らしいことなんだよっていうのを
すごい丁寧に教えてくれたし、
YouTubeとかで脱毛を経験した人の体験談みたいな動画とかも
積極的にシェアしてくれて、
そういうのを見たり話を聞いたりしているうちに、
確かにその髭を剃るって、
要するに大工さんがカンナで木材を削っているみたいなことを
肌にやっているわけで、
肌に良いはずないっていうのは当然ですし、
あと、電気シェーバー使ってるんですけど、
それでも歯を変えたりとかですね、洗浄液を買ったりとか、
ランニングコストってかかる、
髭を剃ること自体のコストって、
あと時間もかかりますしね、毎朝10分、
髭を剃るっていうそこにかけるコスト、
これからもう何十年続くって考えたときに、
髭6V、
花下、顎、顎下、頬、揉み上げ、首、
全18回、
164,640円と天秤にかけたら、
むしろ脱毛の方がお得なんじゃないかという気持ちになりまして、
勢いで、最終的な勢いで脱毛サロンに行ったんですよ。
施術の痛みと気づき
男性向け脱毛サロンっていうのがあって、
僕も言うても、
そんなに脱毛に関する知識がない中で、
医療脱毛。
まず脱毛には医療と、医療じゃない脱毛が、
レーザーと光があるみたいな、
そういう話を断片的に聞いて、
医療脱毛って聞いてるんで、
イメージはその医療機関ですよね。
白い感じ?清潔な感じ?
なのかな?皮膚科みたいな感じなのかな?と思って、
その予約した時間に指定されたその医療サロンに行ってみると、
まず雑居ビルの中にあったんですけど、
エレベーターで雑居ビルに登って、
扉がチーンって開いたら、
ちょっと笑っちゃったんですけど、
まずそのクリニックの名前がゴリラクリニックって言うんですけど、
そのゴリラクリニックの待合室がエレベーター開いたとこに広がってるんですよ、光景が。
それが黒を基調とした結構ラグジュアリーな内装で、
壁も黒いし、床も黒い絨毯がばーっと敷かれてて、
あの黒い絨毯は男性の体毛をイメージしてるんですかね?
結構ふかふかな絨毯が広がってて、
そこにグレーの長い椅子が小文字型に置かれていて、
そこに待ってる人が、待ってる男性客がですね、ポツポツ座ってると。
週末ってこともあって、結構混んでたのかなって見えるんですけど、
みんなその待合室の椅子、小文字型の並べられたグレーの長い椅子に座ってはいるんですけど、
なんか結構どんよりした空気っていうか、お互いの顔が見えないような位置にみんなが座っていて、
なるほどな。
みんな脱毛したいと思って来てるんだな、今日っていう感じで。
その奥にある受付は結構若い女性、若い女性スタッフが受付をやってる感じですね。
で、予約したものですと。
で、ウェブで問診票を事前に入力して、脱毛に関する注意事項のビデオも見てきましたと言って、
僕もその待合室に、ラグジュアリーな空間のグレーの長い椅子に座ってですね、待ってたんですけど、
その待合室が結構それなりに広い感じの待合室で待ってると、
隣に並んでいる施術を行っている部屋ですかね、そこからパチって静電気みたいな音が、
断続的なパチパチパチっていう音が聞こえてきて、
今まさにここで脱毛が行われてるんだと思って、すごい恐ろしい気持ちにだんだんなってきて、
脱毛めちゃくちゃ痛かったですね。
なんかこれは本当に当然の話なのかもしれないですけど、
全て、脱毛に関わること全てが初めての体験だったんで、
とにかく痛かった。
麻酔もしたんですよ。
麻酔は本当だったらガスを吸い込んで、体の感覚が鈍くなるガスを鼻から吸って、
それで鈍ってるうちに脱毛するっていう麻酔があるってサイトに書いてあったんで、
それができるもんだと思って行ったんですけど、
僕は喘息で喘息の発作が起きるかもしれないからガスは使えませんと。
代わりにこの1個5000円の白いクリームがあって、
すげえちっちぇえ白いクリームがあって、それを顔に塗ってくださいと。
麻酔クリームを顔に塗りたくる。
木のアイスの棒みたいなのと麻酔クリームを渡されて、
自分で鏡を見ながら顔に塗りたくるんですよ。
木のヘラで。
ショートケーキ?ホールケーキを作ってるみたいな感じで。
クリーム塗りたくって真っ白にして、
そこに自分で渡された業務用のちっちゃいサランラップを貼ってですね、
マスクをして、麻茶室で待って、
30分かけて麻酔が消えてきた頃に麻酔術が始まるんですけど、
それでも痛かったですね。めちゃくちゃ。
レーザーが発射される機械を首に当てられて何度も擦られるんですけど、
本当にカッターナイフで切り刻まれてるんじゃないかって思うくらい、
激痛が何度も何度も走って、
ベッドの端、自分が眠ってるベッドの端っこをギュッと掴んでですね、
拷問を受けてるような気分でした。
最悪の。めちゃくちゃ痛かったな。
最悪の15分くらいの施術を受けて。
でも、その…
施術が終わった後、満身創痍。
はぁはぁ言いながら横たってるんですけど。
でもなんかすごい気づいたことが、
ヒゲの脱毛でレーザーを体に当てられて気づいたことがあって、
それがこんな風に顔にレーザーを当てて痛みが、激痛が走るっていう。
それによって、
なんかここに自分の体があるなって思ったんですよね。
って言うとなんか急にスピリチュアルな感じになってきちゃいますけど、
なんかもしかしたら、
自分が今まで毛深いのに脱毛しようとか、
もっと言うとスキンケアとかも、
最近は化粧水だったり乳液とか塗りますけど、
そんなに長らく自分の持ってる肌っていうものに全く関心がなくて、
っていうのは、そういうのに無頓着だ、
そういう人間なんだと自分は思っていたけれど、そうじゃなくて、
肌がここにあるってことを感じてなかったんじゃないかなと思って。
レンダリングされてなかったんだと思うんです、自分の中に。
なんかCG、コンピューターグラフィックスの世界って、
画面の中に見えているものをコンピューターで3Dとかで描くときに
計算量がすごく膨大になるから、
カメラの画角に映ってないオブジェクトは計算しないようにすることで、
書き出しの速度を速めるみたいなテクがあるって聞いたんですけど、
月の裏側はレンダリングしないみたいな。
なんかそういう感じで、
自分にとってのこのヒゲであるとか、この顔の皮膚みたいなものは
計算する領域から外されていて、
ここにあるっていうことを実感できなかったのかもしれなくて、
それがレーザーを当てて、ビビビビビって激痛が走ることによって、
ここに肌があるんだっていうことを意識ができるような気がしたんですよ。
自己ケアの重要性
終わった後すごく痛かったんだけど、なんか晴れやかな気持ちになって、
それからパートナーに会った時に、
ヒゲ脱も勧めてくれてありがとうって思わず感謝の気持ちを言ったのは、
なんかここが自分にとってのセルフケア、
自分自身をケアしていくっていうことのスタートラインに立てたような気持ちがあって、
自分自身をケアするっていうことは、まずは自分の体がここにあるってことをちゃんとわかる、
自分の体がここにあるってことを思い知るっていうことが、
自分の体の輪郭が見えるようになるっていうことなんだってすごく思って、
それでそういうことに気づかせてくれて、ありがとうってパートナーに感謝したんですよ。
まあだから、あと17回この拷問のような時間を受けるのかと思うと、正直気が重いですけど、
でもこれはしょうがないです。ここまで見えてこなかった自分の体に向き合う時間。
あと17回、164,640円をかけて、僕はこの自分の体と向き合っていくんだと。
でもそうすると、もしかしたらそのスキンケアももうちょっとちゃんとやるかもしれないし、
じゃあもうちょっと痩せてみようとか、なんかこう、もっと自分をケアできる気がするんですよね。
この入り口にお金を出して立ったんじゃないかなと思って、そういう所感ですね。
第一回、脱毛、施術を受けてみた感想でした。
いやしかし、めちゃくちゃ痛かった。
まあそういうところでした。聞いてくれてありがとうございました。
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