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OKファームのOKです。この番組は、農業歴12年の私が、皆さんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日は、長野パープルさん、女性の思い出です。
以前、友達に誘われて、長野県に旅行に行き、栗ごはんが有名だというお店に連れて行ってもらいました。
だけど、口にした栗ごはんは、栗もごはんも、変に甘ったるく味付けされていたのです。
気持ち悪かったというのが、その時の正直な感想。
季節は7月だったので、去年収穫された栗だったことというのを差し引いても、栗本来の味が全くしない。
友達は、おいしいおいしいと食べているし、店内を見渡すと満席で、外には案内を待つお客さんの列ができている。
え、みんなこの栗をおいしいと思って食べているの?
食べたくないなぁ、残したいなぁという気持ちを抑え、あえて味合わないように口に詰め込み飲み込み、詰め込み飲み込みを繰り返して、なんとか完食。
世間の人は、加工されていないそのままの栗を食べたことがないのでしょうか。
あんな気持ち悪い甘ったるい味付けが栗だと思われるのが、すごく嫌だと感じました。
という、永野パープルさんからの栗への愛情がめっちゃ伝わるメッセージでした。
どこにお住まいかとかは書かれてないんですが、たぶん身近で栗拾いができたり、ご近所さんとかから栗がいただける環境でお過ごしだったんじゃないかなという風に感じましたね。
本場を先に知っているからこその、これじゃないっていう感じを抱いてしまったんだと思います。
なんか僕もリアルな知り合いで、海沿いの街で育ったから、新鮮なお刺身を当たり前に食べていたから、就職して街中に出て行って、鮮度の落ちた刺身が本当に食べられないんだ、うまいと思わないんだっていう知り合いがいたり、人がいたり、似たようなケースを聞いたことがあるので、これと同じようなパターンだったんじゃないかなという風に思ったりしますね。
あとやっぱりこの栗を食べたのが、栗ご飯を食べたのが7月だったということなんですけども、この旬の時期を知っているっていうのもやっぱりね、そのものに、素材そのものに触れたことがある人ならではのメッセージですよね。
僕も身近なスーパーとかで、7月8月ぐらいにリンゴのフジっていうのが置いてあると、あーなんかこれ去年のやつなんだなっていう風に思うんですよね。リンゴの中でフジっていう品種が一番日本で出回っていたりとか、保存が効くということでたくさん取れる品種なんですけども、リンゴの木がなってね、冬が近づくにつれて後になって収穫されるリンゴなので、
8月とかにね、リンゴ出ましたって言っても、その時にね、新鮮なフジがあるはずはないんですよ。なのでこのスーパーでね、早い時期にフジがあると、これは騙されんぞ、去年のやつだなっていう風に僕は身構えちゃったりすることがあるんですけども、中野パープルさんもね、このあ、これ去年の栗かっていうのが、このね、7月だからこそわかったっていうのも、小さい頃からなのかな、どこかでおいしい栗を、新鮮な栗を味わっているからこそのわかることなんだろうなという風に思ったりしました。
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中野パープルさんにはね、もし機会があれば、この時一緒に旅行に行った友人にフレッシュな栗を使った栗ご飯を披露して、こ、これが本来の栗の味か、みたいなやりとりをね、展開してほしいなという風に思ったりしている僕もいたりします。
そしてOKファームがおすすめする今夜のこんだては、もちろん栗ご飯です。私が住んでいる広島県の道の駅にも少しずつ栗が並び始めました。スーパーや三直などにも栗があると思います。川を剥くのがね、ちょっと大変だったりするんですけども、皆様ぜひ栗ご飯にチャレンジしてみてください。
そして栗ご飯の味付けにおすすめなのが、僕の友人が作っているだしパックです。その名もだしラボ。先日新発売になったばっかりのだしラボですが、購入済みの方はぜひ味付けの際にお試ししてみてください。概要欄にだしパックのAmazonリンクを貼っておりますので、何それ、まだ買ってないよーという方はぜひチェックしてみてください。
改めまして永野パープルさん、素敵なお話ありがとうございました。この番組ではあなたからの食べ物の思い出を募集しています。日常的なものから壮大なエピソードまで、どんなものでも大丈夫。匿名でもかまいません。概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、ぜひよろしくお願いします。今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。素敵なお話、ごちそうさまでした。