高校時代の思い出
OKファームのOKです。この番組は、農業歴13年の私が、皆さんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日は、ラジオネーム、ごまどれさん、女性の思い出です。
高校時代の友達と、ご飯に行った時のお話です。
サラダバーがあるお店ということで、コーンが大好きな私は、コーンをたっぷり食べようと楽しみにしていました。
ところが、わくわくのサラダバーには、目的のコーンが置かれていなかったのです。
はじめからラインナップになかったのか、品切れで次が補充されていないだけなのかわからず、
料理を食べ、料理を食べ、何度もサラダバーに偵察に行くけど、いつまでたってもコーンが置かれることはなく、食事は終了しました。
ご飯に誘ってくれた人も、同席した友達も、気のおけない仲良し仲間で、思った気持ちをそのまま口に出せる関係性だったこともあり、
コーン食べたかった、コーンがなくて寂しい、なんでコーンがないの、とほとんど無意識に言い続けていました。
後日、この時の友人と出会った時、この場へ食べられなかったから、と缶詰のコーン缶を持ってきてくれました。
心の中で、いや、そうじゃないんだよ。缶詰のコーンなら自分でも買いに行けるんだよ。
そうじゃなくて、ご飯を食べに行ったあの日のあのシチュエーションで、サラダバーにあるコーンが食べたかったんだよ、と、
なんだかトンチン感な手に上げをくれた友達の気持ちが、この時は汲めませんでした。
時がたち、ふとこの食事会のことを思い出し、缶詰のコーンを持ってきてくれた友達の気持ちに、今さらながら気づいたのです。
コーン好きな私のためにサラダバーのあるお店に連れてきたのに、
缶詰のコーンがなかったこと、期待させておいて落胆させてしまった、という罪滅ぼしに缶詰をくれたのでは、と気づいたのです。
友達の気遣いに気づけず、自己中心的な発言、過去心の中でですが、をしてしまった自分を反省しています、というごまどれさんからのお便りでした。
友達の気遣い
このご友人がスーパーかコンビニかによってコーン缶を買っている姿を想像すると、めっちゃ微笑ましいですよね。
友人のごまどれ、コーン食べられなくて落ち込んでたからな、申し訳ないな、とか思ったんじゃないですかね。
ごまどれさんは友人の気持ちに気づけず、友人の思いを汲めなくて、という感じで後悔されていたということなんですけども、
実際僕もリアルな友人に、この間行ったサラダバーにアボカドがなかったって言って悔しがってたの?って言われてアボカドを手渡されたりしたら、
いや何でや、これはちょっと違うわ、っていう風に突っ込んでしまいそうな気がするので、
コーン缶をプレゼントされた時の戸惑いというのは、それは仕方ないというか許容範囲ということにしてもいいんじゃないかな、という風に僕自身は思ったりしています。
しかしこういうプレゼントであるとか、場合によってはお手紙とかメッセージみたいなものって、相手に渡すものっていうんですかね。
相手に送るもの、渡すものっていうのは、私がいないところで私のためにこんな行動を起こしてくれていたんだな、ということが確認できるので、
プレゼントそのものももちろんなんですが、それのために時間を割いてくれた行動みたいなものとかね、
費やしてくれた時間っていうのがわかって、また嬉しさが増しますよね。
もしそのごまどれさんがまた友人とお出かけすることがありましたら、その友人が喜びそうなプレゼントとかね、
場合によってはトウモロコシにちなんだ何かをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
そしてOKファームがおすすめする今夜のこんだては、コーンとソーセージの塩ガーリック炒めです。
コーンとソーセージ、それとジャガイモですかね、を一緒に炒めたソテーみたいなものになってるんですけども、
お手軽なのにすごいおいしそうだなというふうに感じましたので、
今回のキーワードトウモロコシを元にですね、このコーンとソーセージの塩ガーリック炒めをご紹介させていただきます。
概要欄にリンクも貼っておりますので、ぜひチェックしてみてください。
そして今日のメニューと一緒におすすめなのが、OKファームが作っているごぼうが香るオニオンスープです。
僕が作った広島県のごぼうと淡路島の玉ねぎがたっぷり入っている粉末スープです。
お湯を注ぐだけで出来上がりなので、スープを作る暇がないという方はぜひお試しください。
概要欄にごぼうスープのAmazonリンクを貼っておきますので、こちらもチェックしてみてください。
改めましてごまどれさん、お便りありがとうございました。
月曜から金曜の正午にお届けしているこの番組では、あなたからの食べ物の思い出を募集しています。
日常的なものから壮大なエピソードまで、どんなものでも大丈夫、匿名でも構いません。
概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、ぜひよろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。