桂米紫ひとり会への参加
はいシェアする落語のシケです。3月7日土曜日、お江戸上野広小寺邸、久しぶりでしたね、におきまして、
『桂米紫ひとり会』へ行って参りました。米紫師匠僕はもうずいぶん昔に王子落語会という落語会で、
まだ立川左談次師匠が『ご健在』だった頃にお邪魔したことがあって、ここでね、『蛸芝居』という話が素晴らしくてまた聞くぞって思ってたんですけど、
なかなか時間が合わず、まあねやはりその上方の師匠ですから、まあ割とねしょっちゅういらしてますけども、なかなかタイミングが合わず、
久しぶりにお話を聞くことができました。今回ねゲストがね立川笑王丸くんなんですよね。
笑王丸さんね、まだ二ツ目になってから1年も経ってないんですよ。半年ちょっとじゃないか。これをねゲストとして呼んじゃうってあたりもすごいですし、
今回トリネタがですね、『三十石夢の通路』ということで、後ろでこう声を出す人が必要ということですね。
柳家蝠よしさん、春風亭昇輔さん、桂銀治さんというですね、お三方もいたということですね。
太鼓はね、どうも笑王丸さんだけじゃないのかな、二番太鼓で叩いたって言ってましたけども、太鼓が好きで、神方の二番太鼓で叩いたらちょっと間違えたとかおっしゃってましたけどもね。
そういう回です。もう開口一番からですね、米紫師匠で忘れ物をしてね、いろいろ散財したという話がバッと沸かせたところからですね、
ざこば師匠の方の、ざこば師匠という方がコンプライアンスというものをあまり知らないで、向こうに逝ってしまわれた方なのでというようなですね、話で。
そういうシーンありますよ。話は何かと言いますと、『天災』ですね。
DVですよね、最初はね。最初は明らかにDVなんですけども、やっぱりこれもね、この上方ラグを聴く上での一つの楽しみですけど、やっぱり江戸のやり方との違いですよね。
もともとほとんどの話が上方から始まって、江戸に来て加工されているわけですけども、あとその米紫師匠ならではの演出みたいなところがですね、聴きどころになってくるんですが、
米紫師匠は非常にこの体を大きく使うオーバーアクションを使う大きな声も使いながら、決めるところがピシッと決まるんですよね。ピシッと美しいんですよね。
だからその辺はやっぱり米朝一門の流れなのかなというようなところをすごく感じますね。
だから逆にその大きくドンと出ていくところがですね、この『天災』の場合はですね、空手チョップで相手の額を割るというのがあるんですが、これがね非常に決まってくるんですよね。
それはもう非常に見事ですね。もうお笑いながら、ああもう上方のノリだなっていうね、ところを感じさせてくれるところがね、素敵だなと思います。
続いてですね、立川笑王丸さんが、あ、米紫師匠は自分で座布団ひっくり返してましたね。
まあそこで笑王丸さん登場なんですけど、まあ良かったですね。もともと上手いんですけど、もうさらにその喋るスピードとそのメロディの巧みさがもう際立ってるなと思って。
米紫師匠の落語「天災」
でまくらがね、これやっぱりネオ立川流っていうか立川流っぽさ、ちょっとその批評性とかブラックさを混ぜつつの、ぐっと話を持っていくところが見事で。
まあそれがその、そういう話なのに本当にこの唄い調子でする、スワーッとこう持って行っちゃうんですよね。
でその流れのまんま『山号寺号』に持って行って、でその『山号寺号』がちゃんとその、この上野広小路亭のこの近くのところに収めて、で下げてこの日のですね、
あのトリネタ、もうネタ出しですね。である『三十石夢乃の通路』っていうところに落としていくって、もうこれはもう本当に見事だと思いました。ちょっと一歩も抜けてる存在だなっていうことをですね、改めて感じましたね。
で、さらにですね、米紫師匠が次のネタなんですけども、ちょっとね、あの時事ネタ何度も絡みつつの話で『佐々木政談』というところで、まあこれはね、池田大助でやる人もいますけども、
もうあの、噺の流れ自体はもう上方も絵でもそんな変わんないんですけども、何でしょうね、これがやっぱり髪型の方なのか米紫師匠の個性なのかがわからないんですけども、やっぱりあの、
白吉がもう結構佐々木に対して、割とギリギリのとこまで攻めていくんですよね。そこら辺がもうちょっとスリリングでこれ斬られちゃうんじゃないのみたいなところもねちょっと感じられたりするんですけど、
それも含めてその無邪気さとその鋭さみたいなものをしっかり両面出していくっていうところでのその白吉の造形みたいなところがね、すごく良くて、だから佐々木の方は割とこの、なんか大きく構えるというよりは痛いとこ疲れたなーって感じの顔をするところがすごく多くて、そういうとこがまたね非常に面白かったですね。
ここで仲入りが入りまして、トリネタが『三十石』。『三十石夢の通路』ですね。
まああれです。夜行の船の話ですわ。
これはね、これもいろんな方がいろいろやってます。江戸でもやってますよね。僕は圓橘師匠でも聴いたことがありますが、もちろんもともと上方の話です。京都から大阪までの船の話ですから。
まあ何でしょうね。このいっぱい人が出てきて、その人一人がもうみんな生き生きしてるっていう感じと、あとあの太鼓がもうドーン、ドーン、ドーンって鳴ってるだけでこの、何でしょうね。川のね、その流れを感じさせる。そこがもうたまらなくいいですよね。
で、やっぱりね、上方の落語聴きたいなと、上方の落語聴いたなって思うのはやっぱりハメモノですよ。
立川笑王丸さんの登場と落語
ハメモノが入るっていうだけでね、もう上方だなっていう感じがするんで、やっぱり上方のハメモノの入った話聴きたいですね。
今、笑福亭希光さんがそういう企画をやってらっしゃいますけども。お三味線は成田みち子師匠ということで。
いやーでね、後ろで「おーい」とかを言うので、さっきのお三方プラス笑王丸さんでやってたと思うんですけども、
米紫師匠の歌もすごくいいんですよ 影で歌うところがあるんですね
影で歌うところはね 笑王丸さんが歌ってたらしいんですよ。
それをその話の中で船を漕ぎながら 船頭が、調子ちょっと外れとったなぁみたいな
怪しかったなぁみたいなことをちょっと言っていじるっていうね その辺も楽しいですよね
ちょっと怪しかったのも 今日当日楽屋で
やれって言ったからみたいな ちょっと下手の方が面白いっていう あーなるほどそういうものかもしれないみたいなところもあって
米紫師匠の落語「『佐々木政談』」
ていうかあの怪しいかどうか僕はわかりません 元をねちゃんと聴いてないから
聴いたかもしれないけどちゃんと覚えてないから あれいきなりやれって言われてあんだけ歌える
笑王丸さんもすごいと思いますよ。
あの幕のね幕のねその切れ間からちらっと見えたのは 春風亭昌介さんがあのキーをね入れてたのが見えましたね
そんな感じでねー あの
こっちのね東京の若手4人と
米紫師匠がねこうコラボレーションするっていう形の『三十石夢の通路』 楽しいですねうん
こういうのもっともっと聴きたいですよね やっぱり思うのはそのなんていうのかなやっぱり落語っていろいろあるのがもう対応性が
トリネタ「三十石夢の通い路」
あるのが楽しいですよね
やっぱりねあの例えば昇輔さん なんかはあの
師匠がね瀧川鯉朝師匠でも上方に仲のいい方がいっぱいいらっしゃる もう自腹で上方からねあの出演者を呼んじゃうような方ですからやっぱりその影響絶対
受けてるはずで ねあのこういう機会があるのです多分すっごい嬉しいんだと思うんですよ
なんかねいいですよねこういうあの 東西を超えて
ねなかなかできない体験をさせていただく というのはね
東京の若手にとってもすごい貴重な機会なんじゃないかなというふうに思いました まあともかくねもう4席フルで楽しめました
うんあの 次回もね都合つけばね
ぜひ行きたいと思うんですが何しろこの長い間ずっと都合がつかなかったのでちょっと 次回どうなるかわかりませんけど本当にいい
ものを聴かせていただいたなというふうに思いました。楽しかったです ということでシェアする落語の四家でした。ではまた。