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【#340】東家千春ベスト演目祭26/05/22
2026-05-23 11:27

【#340】東家千春ベスト演目祭26/05/22

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宇宙一の美人浪曲師は爆笑新作浪曲ですでに大人気。
来てます。まだの方は早めのコンタクトを。
#東家千春 #沢村理緒
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00:04
はい、シェアする落語の四家です。5月23日金曜日、東家千春ベスト演目祭、アートスペース兜座へ行って参りました。
まずですね、千春さんと沢村理緒さん、曲師の沢村理緒さんがご登場されまして、企画の趣旨、本当は1月にこの杉江松恋先生主催でやる予定だったのが、今度ね、桂平治を襲名されることが決まった桂鷹治さんと、なんかなんかの打ち上げで、新年会の打ち上げが決まったんですけども、打ち上げか何かで鷹治さんに「年下だと思ってました」と言われて嬉しくなって帰ってきて、なぜかその後、悪寒に襲われて1週間ぐらい寝込んで、延期になっていた企画ということなんですね。
SNSを使って、千春さんのファンの方々が演目を投票して、上位ベスト3に入った演目をやりますという、そういう趣向ですね。で、この投票ベスト10を、その順位をですね、発表したんですが、見事なまでに全部新作でした。(自作の他に三遊亭)白鳥師匠の作品が2つあったかな。でもガラスの仮面はね、白鳥師匠はあくまで『落語の仮面』。まあそんな感じですけどね。
いや、古典は一個もなしですよ。僕が一番最初に聴いたのは古典だったんですけどね。いや、もう完全に新作浪曲家として突っ走ってますね。
ということでですね、このベスト3の3位、2位、1位を掛けるということで、まず第3位に入った演目が『タケルとマミコのヨコハマ☆ブギ』。この前、私が日本浪曲協会で火曜亭で聴いた演目ですね。
死ぬほど笑った演目ですけども、今回は2回目ということで、やっぱり笑いながらですね、いろんなところにこう、なんかその技の確かさに、目が行って耳が行きますね。
やっぱり(武田久美子の)棒読み、棒読みが棒読みを超えているというね。近藤正彦風の不良の台詞、それももうなんか異次元に行くというか、もう脈絡がなさすぎるのと、あとお土産買ってくるところが僕は大好きですね。
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これ聴いていただきたいということなんですが、武田久美子の棒読みがその棒読みを超えて、あの口調が本当に面白いですね。ギャグで笑わせるんじゃなくて、その口調の面白さだけでもうすでにおかしいっていうところがね、素晴らしいですよ。
そしてですね、理緒さんの三味線がバイクの音とか出すんですよ。これね、この前あんまり意識してなかったんですけど、太棹の三味線でバイクの音出してましたね。これがね、笑えるんですよね、また。いやー、非常にいいコンビネーションが1席目から炸裂です。   で、2席目、これは初めて聴きましたけども、『青の淑女』。
青じゃなくてピンクと。淑女じゃなくてレディということで、アイドルの話なんですけども、非常にこの特殊なアイドルですね。年齢的に特殊な2人組の女性アイドルがですね、活躍するというか、
解散して再結成するまでの噺で、千春さんとしては人情噺であると。確かにそう言えなくもない。
だけど、木馬亭でかけて、ガンガン受けて楽屋帰ってきたら、空気が変で「木馬亭で二度とやるな」というふうにある方から言われたという曰くつきのネタですね。でもですね、面白いです。
まずシチュエーションが面白くて、そのシチュエーションに合わせて作られたキャラクターが面白い。やっぱり浪曲は落語と違って声変えちゃっていいので、声もまた七色変化するわけですよ。
06:02
節もまた綺麗でしょ。綺麗な節で、ヘンチョコリンなキャラクターが出てきて、セリフが極めてバカバカしいっていうですね。この3つのコンビネーションを理緒さんの三味線がガッチリ支えるっていうですね。素晴らしいですね。
兜座のお客さんほぼ満員で、これももうすでに人気出てるんだなって感じましたが、この満員のお客さんがうねるようにに笑ってましたね。
で、仲入りを挟んで3席目が『ガラスの仮面 第1話 千の仮面を持つ少女』ですね。もちろん美内すずえ先生公認ということなんですが、これはね、原作を忠実に浪曲にした、忠実って言ったら怒られますわな。ただその落語の仮面のような三遊亭花みたいなキャラではなくて、みんなそれぞれ『ガラスの仮面』に出てくる人たちが出てくるという。
北島マヤに月陰先生とかちゃんと出てくるんですけど、まあバカバカしい。これが1位は本当に納得ですね。バカバカしいけど、ちゃんとこの浪曲なんですよね。
特に節が綺麗でね、この三味線と調和して相まって実に素晴らしい。この組み合わせを考えた人は偉いっていう感じの、明治時代にアンパンができたみたいな。
笑える浪曲っていうものの流れを、まず最初に作ったのは明らかにこれは玉川太福師匠だと思うんですが、もちろんその前にもね、そういう歴史はあったんだと思いますよ。
でもその「ヒーローじゃない人を主役にして、ひたすら小さいことを大仰にやる」っていうことで、今まで浪曲に多分なかった笑いをガッととったのが玉川太福師匠なんだとすれば、
千春さんの作品では出てくる人は結構ヒーローだったりするんですよね。ただそれがもうコント的な手法で笑いを取っていくっていうところって、やっぱり人物のデフォルメの仕方が絶妙なんですよね。だからね、とにかく楽しい。非常にその浪曲っていうフォーマットにある意味非常に忠実でありながら、ものすごい自由な感じですね。そういう意味ではやっぱり白鳥師匠っぽいところも感じるなっていうふうに思いました。
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とにかくね、笑えるんで、浪曲とかどうかっていうことより、東家千春面白いんで、これは聴いていただきたいなって思うのと、これね、売れます。てかもう売れてる。こんだけ人が集まったんで私は売れたと思いましたっていうふうにおっしゃってましたけど、これはもっと来ちゃうんじゃないかな。
すごいことになってると思いますよ。なんとですね、今度の火曜日、(NHK-FMの)浪曲十八番にこの『ガラスの仮面』が出るそうです。その録音をしてきた時の話もね、お二人でしていて非常に面白かったですけども、どうなったんでしょうね。なんかご本人はちょっと緊張しちゃって出来はいまいちだったみたいなことを言ってましたけども、あれがね、全国に流れると思うとね、すごいなっていうふうに思いますよ。
いや、これは来ます。もうね、時間の問題だというふうに私は思っております。
聴いた話だと、この『ガラスの仮面』はキャラクターを浪曲師にした『浪曲の仮面』バージョンもあるらしいので、そっちも聴いてみたいなというふうに思いますね。
ともかくですね、東家千春さん、来てますので、ぜひ皆さん早めにチェックした方がいいんじゃないかなっていうふうに思いますよ。とりあえず(NHKラジオ)『らじるらじる』で火曜日の『浪曲十八番』チェックしておきましょう。ということで、シェアする落語の四家でした。ではまた。
11:27

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