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【#321】浅草演芸ホール4月上席夜 主任 神田伯山
2026-04-04 16:36

【#321】浅草演芸ホール4月上席夜 主任 神田伯山

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腕のある芸人たちが繋いできた「寄席の流れ」に乗って、トリの伯山先生ががっつり『神崎の詫び証文』。
「客をとことん満足させる!」気概が凄かったです。
#神田伯山
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サマリー

語り手は浅草演芸ホールでの落語会に参加し、その日の出演者たちの芸について詳細に語っています。三遊亭遊馬、三遊亭圓馬、立川談幸、オキシジェン、神田松鯉、坂本龍光、桂米福、桂南なん、ボンボンブラザーズといった多様な芸人たちのパフォーマンスが紹介され、特に立川談幸の『高砂や』、オキシジェンの漫才、神田伯山の『神崎の詫び証文』が印象的だったと述べています。全体を通して、芸人たちの層の厚さと、観客を満足させるという気概が随所に感じられた寄席体験について語られています。

浅草演芸ホールへの訪問と序盤の出演者
はい、シェアする落語のシケです。
4月3日金曜日、仕事が急にうまく畳めたので、
急遽浅草に駆けつけました。
浅草演芸ホール、4月上席夜の部、3日目主任、神田伯山先生。
行ってまいりました。
途中からでございます。
途中でね、もっと早く入っていればね、
三遊亭圓楽師匠とかね、桂三四郎師匠とか聞けたんですけども、
残念ながら途中からというところで、
僕が入った時には三遊亭遊馬師匠が『金明竹』を駆けていたところです。
一番後ろからまずは立ち見で見ていたんですが、
面白いですね。
この後に出てくる米福師匠であるとか、三遊亭圓馬師匠であるとかですね、
芸協の層の厚さっていうのはね、やっぱいいですね。
落語協会ももちろん人数いっぱいいますから、層は分厚いわけでございますけども、
改めてこういういい高座を聞くとね、
芸協の寄席はやっぱいいなというふうに思います。
続いてですね、立川談幸師匠ですよ。
談幸師匠はね、何度も言いますけど、私にとっては落語の標準でございます。
落語の標準である談幸師匠がですね、
またちょっとひねりを入れながら、まくらからワンワン沸かせながらですね、
僕の大好きなネタ、『高砂や』をやっていただきました。
『高砂や』にね、『高砂や』ってやる、あれはハッサンなのかな?の、
おかみさんが出てるっていうかね、ちょっと新鮮でしたね。
これは談幸師匠の方なんでしょうか。
とにかくね、めっちゃ面白かったですね。
もともとね、この『高砂や』って噺、僕本当大好きなんですよ。
立川談幸とオキシジェンのパフォーマンス
大好きなんですけど、これうまくやれるね、落語家ってのはね、
そんなにいっぱいは多分いないと思うんですよね。
談幸師匠はこの噺ぴったりでございます。
続いて色物漫才オキシジェン先生。
なんかめっちゃくちゃウケてましたね。
僕もなんか死ぬほど笑っちゃいましたけどね。
僕は直接存知上げないですけども、
もうなくなっちゃったのかな?
ベテラン漫才の、どちらかトリオ・ザ・スカイラインに行ったのかな?
ナンセンスっていう漫才、超ベテラン漫才コンビがいて、
そのお二人の漫才が噛み合わないっていうところをね、
どう噛み合わないかはちょっと伏せておきますけども、
それをね、うまい具合にネタに組み込んで、
それが仕込みになってるんですよね。
爆笑爆笑爆笑に重ねて、そこを仕込みで最後パンと使ってくるっていうのは、
これはすごいなと思いました。
オキシジェン、面白い。
爆笑取りながらね、先輩芸人に対するリスペクトも感じられてね、
とっても良かったです。
神田松鯉の講談『屏風の蘇生』
で、この爆笑からサッと雰囲気が変わって、
もう出てくるだけで会場がふわーっといい空気になっていくんですね。
人間国語、神田松鯉先生ですよ。
もうね、まくらの言葉の一言一言がね、
味わいがね、すごいの。楽しいの。
そこからね、まあやっぱ寄席ですから。
そんなに大きな、長いネタはできませんからっていうところで、
寄席で松鯉先生よくかけてると思うんですが、
といっても僕はね、聴いたのは初めてですけど、
『屏風の蘇生』というね、
紀伊国屋文左衛門のお話ですけども、
僕の大好きな後の英一蝶が出てくるんですね。
いやーね、もう見事でしたね。
もうね、なんていうのかな。
なんかこう、描写にそんなに言葉を使ってないのに、
この吉原に遊びに行ったっていうのがね、
行ったのも、まあお金持ちですよね。
お金持ちの公明の皆さんが吉原に遊びに行ってるっていう雰囲気がね、
ふわーっと伝わってくるのがね、いいですよね。
そのわずかな言葉の食い違いというかね、
ちょっとミスっちゃったっていうところが、
芸術家のプライドを傷つけて、
また別の芸術家がそれを救出するというね、
本当にね、こういう世界はやっぱ講談で描くのが一番いいですね。
多分映像化してもあんま面白くないと思う。
やっぱり松鯉先生は本当にこういうのがいいですね。
他にもいろんなやり方がありますけども、
やっぱこれはね、真似できない芸だなっていうふうに思いました。
で、ここでお仲入り。
仲入り明けの坂本龍光と桂米福
で、仲入り明けがですね、もう国が認めたすごい芸、坂本頼光先生ですよ。
いやー、今回もね活動写真をね、2つ見せていただきましたけどね。
1つはね、これは有名な、何度もやってらっしゃる、得意になれたらということで見た方も多いかと思う。
僕は初めてでしたけども『赤頭巾ちゃん』。
当時のフランスの映画でスペインに行って、スペインの字幕が入ってるのかな。
爆笑でしたね。
本当になんでこうなってんのっていうのがね。
いやー、なんでそうなったか詳しくは言いませんけども、とにかく映像がめちゃくちゃ面白いんですよね。
そこに頼光先生があの女子手で説明をつけていきますから。
いやー面白い。
そしてもう1個がね、戦前の日本のアニメですね。
ウォルト・ディズニーの影響を受けてるらしいんですけども、何でしょうね。
地面が急になんか水みたいになっちゃうと人がめり込んでいくんですよね。
少年剣士みたいなやつの、日の丸なんとかってちゃんと覚えてないですけど、の話でしたけども。
いやーなんかね、ほんと今見るとシュールでキュートね。
そこに頼光先生がもうつけていくからね、説明。
いやーもうほんと楽しいです。
いやでも寄席に似合う芸になったっていうことがすごくでかいですよね。
坂本頼光先生に関してはですね、
林田三朝の面白演芸芸能史というスタンドFMのポッドキャストがありますので、
こちらで頼光先生2回にわたってご出演されてますんで、
これぜひ聴いていただきたい。すごくいいです。
毎回面白いですけどね、このポッドキャストはね。
この頼光先生の会は特にいいですので、ぜひ聴いていただきたいと思います。
続いて桂米福師匠です。
この方もほんと上手いですよね。
しかもネタがね、ここでね、『粗忽長屋』ですよ。
この『粗忽長屋』を繋いでいくところでね、
ちょうどいい軽さで仕上げるっていうところがね、やっぱりね、
力ね。
芸人としての力をね、すっごい感じますね。
『粗忽長屋』って面白いですけど、
やりようによってはちょっとね、
重くなりすぎちゃうっていうか、
そういうね、ある意味哲学性を持ったネタですから、
そこをね、軽快にスパースパーッと持っていくっていうところがね、
後をちゃんと繋ぐっていうところを意識しながら、
自分がちゃんとお客さんを楽しませるっていうあたりにね、
米福師匠の腕が出てるなと思いました。
続いてですよ、桂南なん師匠です。
桂南なんとボンボンブラザーズ
南なん師匠がね、
なんかふわふわーっと、
なよなよーっとした感じで出てきて、
なんかね、
頑張って聴いてください、私も頑張りますみたいなことをですね、
言って、何やるのかなと思ったらですね、
なんとですよ、『へっつい幽霊』ですよ。
『へっつい幽霊』ってあんな長い噺を、
ここでどうやってやるのかなと思ったら、
もう本当に人数も減らして、
もうバッサリ切って、
もう幽霊とのサイコロのね、
博打対決のところにバーンとフォーカスしていく。
これがね、すっごい良かったですね。
『へっつい幽霊』って実は僕あんまり得意な噺じゃなくて、
いや長い割にどうなのっていう感じがしてたんですけど、
その前半部分をね、バッサリ切っちゃったことによって、
幽霊の、博打好きな幽霊っていうところのおかしみ、
談志いうところの業ですわね。
ところがね、もうすっごく綺麗にフワーっと出てきて、
やっぱちょっと長くはなりましたけども、
しっかり後ろに繋がるっていう感じで、
多分ね、ちょっと時間あったんでしょうね。
ちょっと時間あったので、
じゃあここで『へっつい幽霊』でいけるなっていう判断があったんだと思うんですよ。
いやでもね、本当に良かったです。
そしてヒザはね、もう安定の盤石のボンボンブラザーズ先生です。
今回はいつもの帽子芸でお客さんを引っ張り出してきて、
お客さんと舞台としたやり取りをするっていう、
これもよくやってるパターンをやられてましたが、
すごく若い方が出られていて、
この方がね、すごい良かった。
客を褒めるっていうのも変な話ですけど、
ちゃんと心得て、ちゃんと失敗しながら、
ヒゲボンボン先生とですね、
ちゃんとやり取りをして、最後お客さんに向けた頭下げてましたからね。
もう大拍手です。
もう素晴らしい素人でした。
あとはね、もう盤石のボンボン先生の芸ですけども、
やっぱ帽子を二人で被って取り合うのは何度見ても笑っちゃいますね。
紙立てがね、久しぶりにね、
あー紙立ていいなーっていうふうに思いましたけどもね。
やっぱり僕は帽子が好きですね。
で、トリがいよいよ神田伯山先生でございます。
主任・神田伯山の『神崎の詫び証文』
まくらでね、あのー、
まあ浅草演芸ホールで昔、
素人の頃聴いてたみたいな話、
これ結構貴重な話でしたけども、
されてたのと、
あと、
亡くなられた、
亡くなられた、
橘ノ圓師匠とですね、
これが嬉しかったのがね、
柳家小蝠師匠の話をされてたんですよね。
で、なんかそのね、
エピソードトークですよ。
面白かったし、
まあ僕、
あのー、
小蝠師匠はたぶんホットドッグじゃなくて、
アメリカンドッグだったんじゃないのかなっていう、
まあそれはいいんですけども。
そういう、でもね、
小蝠師匠の話はね、
亡くなられてね、
もう若くして亡くなられちゃったんで、
あのー、
語っていかないと本当にいなくなっちゃう。
消えちゃうので、
でもみんな好きだったじゃん、
小蝠師匠っていうところでね。
小蝠師匠はメガネッ娘が好きだったんですけどね。
まあそれはいいとして、
あの小蝠師匠のことをね、
こんだけね、300人以上がね、
入って、
満員の浅草演芸ホールで
していただいたことに関しては、
伯山先生に僕は
お礼を申し上げたい。
小蝠師匠、好きだったので。
まあまあそっからね、
別れがありますよね。っていうところから、
義士伝に入っていって、
その義士伝の中で、
神埼詫び証文も。
『神崎の詫び証文』。
ぶっちゃけね、
ちょっと長い。
あのー、
田辺南北先生は
たぶん20分かかなかったと思う。
っていうところで、
この丑五郎をね、
この噺の主人公丑五郎という、
幕朗なわけですけども、
この丑五郎の
その人物をね、
かなり掘り下げるんですね。
で、これはね、
そうきたかっていう感じの
アプローチでしたね。
なるほどなと、
その伯山先生のこの芸風には、
そのやり方がすごく合ってるな
っていう風には思いました。
で、なんだかんだ言ってね、
やっぱね、ちょっと長いんだけど、
あのー、終わったら9時10分っていうのは、
寄席の時計でも
久しぶりに見たなっていう感じは
あるんですけども、
でもね、
やっぱ客は満足してたな
っていう風に思いますね。
で、僕もちょっと長い、
ちょっとなんかしつこいとこ
あるなっていうね、
風に思いながらも、
結局泣いてましたからね。
結局泣いちゃいました。
そういう意味でね、
この浅草演芸ホールの
前のお客さんに対してやる講談としては、
神田伯山を求めてね、
来てる人がもう、
すごい多かったと思いますんで、
そういう意味においてはやっぱね、
この高座多分、
ベストだったんじゃないですかね。
何よりね、やっぱ伯山先生がね、
あのー、
嬉しそうでした。
あのー、
末広亭でね、
新宿末広亭で遊雀師匠と交互に出て、
あの伯山ティービィーでやるやつもね、
いいですけども、
すごくいいですけども、
僕はもう伯山ティービィーのあのシリーズ大好きなんで、
すごくいいですけども、
自分がよく来てた浅草で、
その浅草のお客さんに対して、
どういう講談をやるかっていうね、
だから伯山先生がね、
多分ね、
その高校生の頃、
浅草演芸ホールに来てた頃、
どうですか、講談トリってそんなにあったんですか?
どうなんすかね、
神田松鯉先生とかやってたのかな?
うん、
なんかね、そんなことも考えちゃいましたけど、
もうその、
講談をよりその大衆に近い、
浅草演芸ホールってまさに大衆ですから、
大衆に近いところに持っていくぞ、
っていうことの気概をね、
すごくね、
前から感じてましたけども、
今日は久しぶりに、
浅草演芸ホールで伯山先生聴いて、
そういう気概をね、感じました。
というわけで、
寄席体験の総括
週末にフラッと行ってみた浅草演芸ホール、
大変楽しませていただきました。
シェアする落語の
四家でした。
ではまた。
16:36

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