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【#347】柳家一琴の会26/6/21 居残り佐平次
2026-06-21 16:08

【#347】柳家一琴の会26/6/21 居残り佐平次

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とにかく佐平次のキャラが最高で、がっつり江戸に没入させてくれる『居残り佐平次』長講一席のあとに、ご自身による解説つき。これは素晴らしい趣向です。
みなさんもぜひ。

#柳家一琴
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00:05
はい、シェアする落語のシケです。 6月21日日曜日、らくごカフェ、金曜日に続いて日曜日もらくごカフェにおきまして、柳家一琴の会、久しぶりでございますね、行ってまいりました。
今年の一琴師匠はですね、昨年の一琴師匠はその寄席サイズといいますか、短めのネタを寄席でかけられそうなネタをずらっと並べるという、そういう番組をこの柳家一琴の会でかけていたわけなんですが、
今年は大ネタで行くということで、ネタ出しが居残り左兵衛寺、楽しみにして行ってまいったわけですが、いやこのスタイルは新しいですね。
あのー、やっぱ調校なんですよね。居残り左兵衛寺。かなりの調校になる。そこにまくらを乗せたりなんかすると、まあますます調校になるわけです。
従来ですと、長い話と短い話と、あと前座さんみたいなですね、そういうパターンが多かったと思うんですが、やっぱり調校をじっくり聞くと聞く方もね、それなりに頭を使うといいますか、ちょっとね、心地よい疲労感みたいなものが残るということなんですね。
で、そう考えると、調校1席で結構満足できるところっていうのがあって、この一期一生の回、今年バージョンはですね、あのー、調校1席終わって5分軽く仲入りを入れて、今の講演についてのですね、解説を入れて終わるという、そういうスタイルです。
だから落語1席しかやらない。落語1席しかやらないのに満足度が非常に高い回でしたね。はい。で、もう一つ、この前東京デブサミットでお見かけしたときにね、高座がなかったんですよ。
で、大喜利にご出演をされていたわけなんですけども、春風亭一蔵市長もそうでした。で、終わった後でね、今日終わった後で一期一生にお伺いしたところ、今足がちょっとよろしくないので、優勢で落語ができないっていうんですね。
で、その東京デブサミットの時も、今回もそうだったんですが、椅子に座る形で、今日はあのらくごカフェの高座であります山台、あの紐繊がかかっている赤いやつですね。
03:18
椅子座りをして、前に尺台を置くことで足を隠すような形にして1席という形でした。
よくあいびきっていうんですか、星座椅子を使われる方もいらっしゃいますし、またあの高座の上にあぐらを書いて、尺台を置くという方もいらっしゃいます。
今、喬太郎師匠がそんな感じですね。で、膝がちょっとこう出る感じで、膝から下は尺台で隠れるというですね、この形。
意外とそんなに違和感はない。最初ちょっとあれって思ったんですが、聴いているうちにそんなことはどうでもよくなるというですね、感じで。
落語の場合、やっぱり下半身を省略するっていうのがすごく大事ですから、それは講談も浪曲もそうですけども、下半身を省略することによって、その僅かな動きで、上半身の僅かな動きでもっていろんなものを表現していく
感覚が想像しやすくするというところがありますんで、そこがきっちりですね、できているので、この形はありだなぁと。落語化にしてみれば足しびれませんからね。特に調校の時なんていうのは、別に足が悪いわけでもなくてもね、このスタイルありだなっていうふうにちょっと思いました。
実際に演じられる方法にしてみると、やっぱりその力の入れ方とか変わって難しいのかもしれませんが、これはありだなと思いました。で、その一見一緒のまくらなんですけども、健康関連の話がね、やっぱりどうしてももう明らかに座布団に座れてないわけですから、あるんです。
ご報告というかがね、あるんですけども、これがまたね、ちゃんとあの滑稽な笑えるまくらに持っていってるんですね。このあたりがやっぱり素晴らしいなというふうに思いますが。
で、そこからのいわゆるサンドラボンのモムー使うの買うの話。買うといった時に、今買うとはなかなか言えませんわねみたいなそういう話からですね。
06:06
吉原ではなくて品川の話ということで、居残りに入っていきます。
これがね、もう居残りに入ってきますって入ったらもう完全にあの世界をね、もうらくごカフェを江戸に持って行っちゃいましたね。
もともと一琴師匠はすごいなというふうに思ってたんですけど、今日の居残りはまたいつもの一琴師匠に輪をかけて、その落語の力がすげえなっていうふうに思いました。
まああの例えばそのそんな詳しいことはわかんないですよ。そのブレスの入れ方であるとか、噛んじゃいけないところで噛まないとかで、そういうその形式的というか技術的みたいなところは多分その構造の下にはあると思うんですけども、
上っ面を見る我々観客としてはですね、とにかくその滑らかな喋り表情、セリフの弾み、使われる言葉のチョイス、その生きさ加減みたいなところが見事なので江戸に行っちゃうんですよね気持ちが。
江戸に気持ちが江戸に行っちゃうってどういうことかというと、実は一琴師匠一箇所間違えてるんですよ。それはご自身で解説でもすぐに説明されてましたが、一箇所品川にいるのに吉原を持ち出しちゃったところがあるんですよ。
でもね、それはその一琴師匠が間違えたというより、作弊事が間違えたっていうふうに思っちゃうんですね。つまりそれだけその落語にこうのめり込んでいると、そういう状態になるんですよね。
一琴師匠が消えているので、ご本人が消えているので、何かこうね、作弊事、そこにいるのは作弊事であって、何か言い間違えたとしたら作弊事が言い間違えたと。それですぐふっと訂正を入れるっていうことでですね。
落語の面白さが緊張感が途切れることなく前へ前へと進んでいきますし、ああいうことがあった方が逆に、今自分は落語の世界の中に頭を突っ込んでいる状態なんだなっていうことを思い知らされたりしますよね。
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やっぱりね、その作弊事のキャラクターとして、結局はすごい怖いやつですよね。恐ろしい男だと思うんですよ、作弊事は。
ですが、そのよりも前にとにかくもう軽快に、軽調不迫に、うわっとこう盛り上げるって気に入られちゃうという、その幇間的なものですよね。
が、その喋る内容だけじゃなくてもそのリズムの心地よさでもって、この作弊事を描き出してるっていうところがもう本当見事だなっていうふうに思いますね。
で、1席終わられて5分後に再開しますと言って、また同じように高座に椅子の形で座って尺台を立てて膝から下隠してのフリートークと言いますか、
あの、居残り作弊事についての解説ですね。もともと吉原はここにあって、この今の吉原のところに移ってきたと。吉原が幕府の許しを得たところであったりに対して、
で、四宿ですね。三優店四宿で四宿の辺っていうしょうもない落語がありますけども、その四宿の辺に出てくるように各街道の最初の宿場町ですね。
だから、北千住、板橋、新宿、品川かな。これが四宿。で、その中で一番大きかったのが品川。最も大きい吉原に比べたらかなり小さめではあるんですが、中ばっか行ってもしょうがねーから
たまには南のほいがねーかっていうセリフがもうすっと入ってくるにはですね、こういった知識も持っておくとすごくいいですよね。落語っていうのは何も知らなくても楽しめるんですが、なんか知ると余計楽しめるっていう部分があるんですよ。
そういう意味では、この一見師匠による解説っていうのはね、すごく面白いですよね。で、同じ落語を頭の中で再生しながら、こういうことだったんだっていうことに思いを馳せられるという。
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まあ下世話な言葉で言うと知的好奇心ですわね。この知的好奇心を満たすことができるっていうところで、この後から解説っていうのはですね、非常に有意義だなっていうふうに思いますし、あのサゲがね、今日もサゲどうやってどこに落とすのかなって聴いてて、すごくいいサゲだったんですけども、それは古参実証がやるようになったサゲだったみたいな。
そこからさらにその死神のサゲの話、これはあの意外と新しいサゲはプロだけじゃなく素人が作るっていう話からね、死神のサゲの話なんかも出てきまして、とにかくね、いい落語を聴いた後、その裏側に回って裏まで見せていただいて、大満足というような感じですね。
これ本当にね、いろんな人に一気にサゲはね、言っていただきたい。去年の寄席ようの短いネタをずらっと並べるっていうスタイルもいいんですけど、今年のこの聴講椅子席プラスご自身による解説っていうスタイルはね、すごくいいですね。
で、次がね、7月の26日かな。間違ったらごめんなさいね。調べてくださいね。日曜日ですよ。日曜日2時からなんですけども、雑魚八。これね、三代目桂右助が書けていたで有名な話ですね。
で、私がね聴いたのはね。
なぜやらないかというとそんなに面白くないみたいなね。よく聞く話から言ったんですけど、まあそれがすごい高座でしたね。確かにこの話なんだかよくわかんないとこあるなっていう前半と香盤が全然違うみたいなね。
とこがあったりするんですけども。いやーあれはね忘れられない高座ですね。長いしちょっとよくわかんないところもあるんで、まあやる人いないんですよ。
ということでね、次回の雑魚八はぜひね、聴いてみていただきたい。
15:05
一見書が語れば間違いないですからね。特に雑魚八みたいな珍しい話っていうのは本当に一見書だけしかやってないとかね。一見書がyoutube上げてるとかね。それを他の落語家がこっそり聴いて参考にしてるとかね。
というぐらいでございますんで。もうね、本当そうなんですよ。こういう雑魚八みたいな話っていうのがまた非常に落語っぽいっていうところもあるんで、ただ聴いて面白かったで済ました後でもう1回ちょっとだけその背景をご自身である一見書が語られるっていうのがつくとね、これはね喜びが倍です。
ぜひ今年のシリーズだと思いますんで、あと6回あると思いますんで、日曜日の午後、らくごカフェ行かれてみてはいかがでしょうか。シェアする落語の四家でした。ではまた。
16:08

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