実際ね、聞かないじゃないですか。
そうです。なかなか気になっても。
でもちゃんと聞いたのねえらいなってすごいなって思っちゃいました。
それをXでシェアしていただいたのも非常に私たちからしてもありがたい助かるっていう。
素晴らしい試みだと思います。
そして結果の方なんですけれども。
そうなんですよ。
教科書会社から驚くほど丁寧で誠実な回答が届いたんですが、
そうなんですよね。
その中身が実は少しずつ違っていたという形で、今日はそういった話もしていきたいかなと思います。
回答の中身に入る前にあきお先生に聞いておきたいんですけれども、
教科書の本文をAIに入れるのってやったことありますか?
どんな使い方されてます?
変なずれたスライド作りたくないんで、やっぱり教科書の内容をベースにスライド作りたかったんです。
なんで教科書を入れました。
なるほど。
でもね全部一冊分じゃなくて、必要な箇所だけPDFにして、
それで入れたっていうことです。
ありがとうございます。本当にポイントを抑えられているかなと思います。
じゃあ改めてですね、この3者の回答で共通していた条件について見ていきたいかなと思います。
まず一つ目ですが、先ほどの前提の方にありました学習オフの設定をしてくださいという点ですね。
オプトアウトをしていきましょう。
入力をAIの学習に使わせない設定が大前提になってますよという部分なので、
先生方も今一度自分のAIの設定を確認して、AIに入力分が学習されない設定になっているのかを確認していただければと思います。
学校のGoogleワークスペースのGeminiを使われている方は問題なくできてますが、
ChatGPTとかですと自分で設定する必要がありますので、設定のところからぜひご確認をください。
続いて2つ目ですね、2つ目の条件なんですけれども、今日先生が先ほど言ってた必要な範囲というところですね。
丸ごと大部分の教科書の入力はどの教科書外書の書いたもNGでした。
この必要な範囲というのは主に量と種類と時間になってきます。
まず量はその授業に必要な分だけという部分ですね。
続いて種類は先ほどだったイラスト写真を除いた文章だけという部分になります。
そして3つ目の方は使い終わったら消す。ツールの中に埋め込まないという部分ですね。
なので必要な文を必要な形で必要な間だけ使うという部分だったらOKという部分になります。
これが使い方のポイントになってきてますね。
そして3つ目の条件が一般公開しない、共有をしないというところですね。
まあしませんけどね。
同僚との共有はもちろんSNSとかネットにおいて不特定多数の人がアクセスできるような状態にしないということが非常に大事な部分になります。
AIで作った良い教材はつい学年で共有したくなってしまうんですが、ちょっとそこは遠慮していただきましょうという部分になります。
ここまでの共通ライン、今お話ししました学習オフ、必要な範囲、そして公開しないという部分ですけれども、どうです阿強先生聞いてみて守ってましたか。
大丈夫だと思いますね。
大丈夫ですよね。
大丈夫だと思いますね。
ぜひこの3つをまず守っていきましょうという部分になります。
OKです。
河合先生はこうした内容を同じ文面で質問を3者に送ったんですが、今お話ししたのは共通しての部分でした。
後半はですね、違う部分をお話し、3者の回答で異なっていた箇所をご紹介していきたいんですけれども。
そこが面白いんですよね。
先生なんでそもそも同じ質問したのに会社ごとによって違う答えが出てきたのかわかりますか。
なんでなんですかね。
なんででしょう。
ちょっとわからない。
ありがとうございます。実はここに教科書という本のちょっと特殊な事情が関係しているのです。
後半はその話をしていきたいと思います。
3者の回答がどう分かれたのか、河合先生のまとめによるとこのようになります。
まず三村図書さん、条件を満たせば雑誌使いないという条件付きで明快なOKをもらいました。
条件は授業で必要な範囲に限ること、学習オフにすること、教科書全部の利用は遠慮してほしいこと、同僚同士での共有や発信は遠慮してほしいことなどになります。
一番オソドックスだね。
そうですね。
続いて東京書籍さん、法令やガイドラインで許容されている範囲内なら許諾の手続きはいりませんという整理でした。
しかもノートブックLMとChatGPTやGeminiをツール別に分けて説明してくれて、ここを超えたらダメというNG例も示してくれました。
詳しいですよね。
教科書の丸ごとスキャン、授業目的以外での利用、データのため込み、生成同士での共有、ネットへの公開がダメな例になります。
そして最後、教育出版さん。ここが一番慎重な回答で、生成AIへの利用に関する許諾を出すことはできないという回答でした。
これが一番そっけない回答に思われるかもしれませんが、実はそうではなくて、検討の過程まで示された3者で一番詳しくて誠実で重みのある回答だったそうになります。
この3者3様の回答の謎を解くには、鍵が一つ必要になります。知識ですね。
それは、著作権法35条というもので、教員の方だったら一回は耳にしたことがある。
このラジオでも出てきてませんが。
はい、出てきます。先生、ご説明できますか。
著作権でしょ。
はい、著作権の。
教育に利用するのであればOK的なやつですね。
例えば、授業で小説の一節をプリントにコピーして配ったとします。
これは許されている理由というのが、まさに著作権35条となります。
本来であれば、詩の作者に使っていいですかってふうにですね、許可を取る必要があるんですが、
先生が授業の度にね、そんな許諾を取っていたら、大変で授業が成り立たなくなってしまう。
だから著作権法には、学校の授業のためだけの特別なルールが用意されています。
そうなんですよね。
それが、著作権法35条。
はい、ありました。
授業で必要な範囲なら、許可を取らなくても使っていいという、先生と子供たちだけの特別な例外になります。
そうなんです。授業だけなんですよね。
そうなんです。授業の芯だけなので、例えば保護社会だとか、そういうのはダメになってくるんですね。
そしてですね、今日一番のポイントなんですけれども、文化庁がこの35条は、生成AIへの入力にも行けるという整理を公式に出してるんですね。
そうなんだ。
そうなんです。なので、コピー機でするのが許可されるのと同じ理屈で、授業に必要な範囲だったらAIに入れてもいいというですね、理解を出してるんですね。
そうなんだ。
示してるんですね。そうなんです。
これが大きなポイントの方になってます。
コピーしてないと同じなんだ。
同じです。
そうか。
先生が毎日やってるコピーの延長線上にAIも乗っているんだなというふうにですね、考えていただければと思います。
そうだね。
ああ、なるほどなるほど。
今日の話を聞きましてドリスノートブックLMの使い方変えるところありましたか。
ああ、どうだろう。まあ問題なく使えてるかなって思いますね。
そうですね。はいはい。
今の時点ではね。変なことはしてないですね。
なんかポイントとしては、なんかどんどんどんどんたくさん入れてしまいたくなってしまうんですが、適量を守りましょうというところが特に注意事項かなと思います。
やりすぎはダメだっていうことよね。
そうですそうです。なんか教科書を丸ごと入れて。
その授業の中で使う分ってことだもんね。
そうです。適量適当の量を守ってやっていきましょうという部分が特に大きな注意事点かなというふうに思います。
という形であっという間にお時間となってしまいましたが、今日のお話をあえて一つに絞ってまとめるとするならば、
正々堰に教科書を読み込ませていいのか。合言葉は必要な範囲、学習オフ、公開をしない。
この3つを抑えれば教科書とAIは安心して使うことができるというわけになります。
さて秋男先生、今日の放送を振り返って全国の先生方に最後に一言メッセージをお願いできますか。
秋男 これで使い方の条件はっきりしたと思いますので、ますます使いたくなります。皆さんも使ってください。よろしくお願いします。
はい。秋男先生、力強いメッセージをありがとうございます。
さて番組からのお知らせです。この番組では先生からのAIに関する質問も募集しています。
今回のテーマは、教科書や教材の著作権でヒヤッとしたこと、迷ったことありませんか。
例えば、AIで作ったプリントを学年で共有していいのか迷った、など現場のリアルなエピソードをお待ちしています。
教室でのちょっとした出来事、ぜひ教えてくださいね。
お便りは番組概要欄にあるGoogleフォームのリンクからお送りいただけます。
皆さんからのメッセージ、お待ちしています。
番組が少しでも役に立った、また聞きたいと思っていただけましたら、ぜひ番組のフォロー、そして高評価で応援していただけると嬉しいです。
これからの番組作りの励みになりますので、応援よろしくお願いします。
先生のためのAIラジオ、この番組は毎週火曜朝6時に配信しています。
通勤時間や朝の準備のお供に、ぜひまた聞いてくださいね。
お相手は、AI教育コンサルタントの福原正幸とあきお先生でした。
それでは先生方、今日も良い一日を。また来週。いってらっしゃい。