かといってまだ十分使えるのにね、買い替えるってのもなんかアホらしいしね。
例えばこの間8年で壊れたから7年でやろうかなと思ったら、そいつは実は15年ぐらい動くやつやったかもしんないですもんね。
そういうの難しいよね。
テレビとかとはわけが違うじゃないですか。
なかなかね。
悩ましいなあと思ってね。
だからもうそろそろお便り行こうかなっていう。
行きましょう。
お便り行けそろそろみたいな空気になってるんでね。
行こうかなと思ってるんですけれども。
はい、お便り今回もいくつかいただいておりましてですね。
前回の看護さんのネタに対してですね、ルーターの設定を定期的にみたいな話あったじゃないですか。
ありました。
あれに対してのご意見結構いくつかありましてやっぱり。
やっぱりそうですよね。
多くの方を代表してこの方っていう感じで、ほぼほぼ同じ意見なんですけれども。
定期的に設定内容を確認することは難しいですよねと。
設定内容を理解していないミス越しになってしまうのもありますし、
定期的に確認自体がそもそも大変だと思います。
それはなんかね、先週の我々の結論もこんな感じだったよね。
そうですね。
やっぱ定期的ってつくもんってだいたいしんどいですよね。
そうなんですよ。
割に効果ないみたいな感じもあるかもしれないですね。
まあだいたいこんな感じは皆さん同じような感じの意見だなと。
ちょっと目につくだけの反応を見て全体を語るのはあれかもしれないけど。
多くの人がまず最初に感じることじゃないかなって気がするんだよね。
そうですよね。前回の議論にもありましたけどね。
今までやってた対策ができてたらここが書き換わることはおかしいんちゃうのみたいなね。
そうそう。
書き換わった原因が何かっていう方が大事なんだよね。
本当にそこなんですよね。
その穴がちゃんと潰せればいいんじゃないのっていう。
何かをすっ飛ばしてしまってる気がしますよね。
なんとなくね。
これちょっと継続して見ていきたいなと思いますけども。
あとですね3CXの件についてもお便りが来ておりまして。
うちはEDRをこれから検討という段階だけどEDRで早期に検知できていたというのは心強い。
でもフォーラムでご検知だという情報があったらそれで安心して例外登録してしまいそう。
それではいけないという教訓ですね。
そうなんだよね。
本当にそうですね。
これまた対策も難しいですもんね。
いやーでも本当厄介だよね。
いや厄介ですね。
看護さんもこれね前回言ってましたけどそういう嘘情報をフォーラムに攻撃者が書く可能性だって大いにありますからね。
考えられますよねそういうことも。
そういえばさあちょっとついでにそれであれだけど、先週話した後になんかカスペルスキーかなんかが
そういうブラウザー出せばいいじゃんっていうのが簡単に言えば今回のMulbotブラウザーってやつで。
なるほど。
なのでTORにはつながないんだけども、TORブラウザーの機能をそのまま使えますよっていう、そういう感じになってますと。
そういうことですね。
このMulbot VPNって知らない人はいるかもしれないけど、結構VPNのサービスとしてはまあまあ老舗で、2009年にスウェーデンが本拠地の会社なんだけども、それなりに昔からプライバシーに定評のあるVPNサービスなんだよね。
で例えばそのVPNのサービスを使いたいと思ってそのアカウント登録しようと思ったら、最初にランダムな16桁の数字が割り当てられて、それがIDになるんだけどさ、
それさえあればアカウントが識別できるんで、特にその名前とかメールアドレスとか一切登録してなくていいのよ。
じゃあ個人に紐づくものが必要なく使えると。
完全匿名でできて、ただしお金を払う必要があるんでサブスクリプションを買うためには。
決済か。
ただそれも決済も現金の振り込みもOKだし、暗号試算もOKだし、普通のクレジットカードとかそういうのもOKなんだけど、
利用者側が結構選択できる選択肢がすごく広いんで、頑張って使い方を選べばもう完全匿名で使えることもできなくはないと。
まあそういう感じで、もちろんログとかも取らないしとかっていう、プライバシーを非常に重視したVPNサービスっていうので、
もともと結構定評があって、これ実はちょっと前に1年か2年前だったかな、
ファイアフォックスを提供しているモジラっていうところが、モジラVPNっていうサービスを新しく始めたんだけど、
実はその裏側で動いてるのはこのムルバートVPNってやつで、
あれモジラVPNって名前で売ってるけど、実体はムルバートのVPNを使ってるんだよね。
OEM的なね。
そうそうそう、そういうパートナーシップを使ってて、モジラ自体が結構プライバシーうるさい会社だから、
その辺で親和性があるようなVPNサービスで、そこがトワーと組んで、
トワーブラウザーを開発しているエンジニアが今回のやつも開発したという感じですね。
なんでトワーブラウザーを使ったことある人だったら、大体どんなものかってのは想像つくと思うんだけど、
ベースがFirefoxのESRっていうExtended Support Release版っていうやつをベースにしてて、
トラッキングを防止するような拡張機能とかさ、そういうのが最初からデフォルトで入ってたりとか、
あとデフォルトでプライベートモードで常に動くんで、履歴とかキャッシュが一切残らないとか。
なので普段使いしようと思ったら、それだけだとクッキーとか保存できた方がいい場合もあったり、
履歴が残った方がいい場合とかあるにはあるかもしれないんで、多少使うときにはカスタマイズが必要かもしれないけど、
デフォルトではトワーと同じように、トワーブラウザーと同じように、完全にその辺のプライバシー重視の方に
いい設定が最初からなってると。そういう感じだね。あと検索エンジンはもちろんDuckDuckGoがデフォルトになってるし、
その辺はほぼほぼトワーブラウザーと大体一緒って感じ。
違うところを挙げてあげると、トワーブラウザーだとトワー経由で、トワーのネットワーク経由で名前解決してるけど、
これはトワーを使わないので、DNSの名前解決の部分はムルバットのDOHのサーバーを使ってるとか、
その辺が多少違うだけで、それ以降はほぼ。ただしもちろんトワーネットワークを使わないので、
IPアドレスはそのままになっちゃうから、そこはVPNサービスと併用してくださいねっていうスタンスになってて、
自分たちはVPNサービスを提供している会社だから、自分たちのVPNを使った上でこのブラウザを使ったら、
よりプライバシーに重視した感じになりますよっていう、そういう提案だよね。
ただね、トワー言っても結構使ってみたけど、普通に他の、例えばプライバシー重視って言ってるのは
BRAVEとかDuckDuckGoブラウザとか、ああいうのと機能的にほぼ同じなんで、
別にVPNを前提とはしてないので、普段使いとして使っても悪くはないかなっていう。
いいですね。
そういう感じはしました。あと、選択肢として今言ったけど、いいなと思ったのは、今名前言ってたBRAVEは、
例えばBRAVEはChromiumベースだからChromeと同じだし、DuckDuckGoはWebKitがベースになってるから、
あれもSafariと同じ。今回の遊んでみればファイアフォックスベースなんで、
こうやってみると主要な3つのブラウザの、それぞれプライバシー重視のデフォート設定が入っているブラウザが出てるっていうのは、
利用者側からすると、
私そこいいなって聞いててもらってました、本当。
選択肢が増えていいかなと思って、そういうのちょっと気になる人っていうか、そういうの使ってみたいっていう人は、
自分にやっぱり普段使いするにはそれなりに好みっていうか、合う合わないがあるから、
他のやつ合わなかったなっていう人は、これ使ってみると結構しっくりくるかもしれないんで、
ちょっとお勧めとして紹介したいなと思いました。
ちょっとこれは僕知らなかったな、これは。
Murbatは実は僕も、VPNは僕個人的にはProton VPN使ってるんで、Murbatは使ってないんだけど、
でもProton使ってるんだ、Protonのメールも使ってるからで、一緒に使いたいからそっちを使ってるんだけど、
VPN単体で使うんだったらMurbat VPNは多分選択肢にまず真っ先に上がるところなので、
VPNサービスとしても結構お勧めだよね、これは。
なので安いし、プライバシー重視で非常に使い勝手もいいし、サーバーも全世界中にすごいいっぱいあるから、
そういう点でも結構いいかなっていう感じだね。
あとちょっとさっき言わなかったけど、トワブラウザーはやっぱりブラウザーとして使い勝手が悪くはないけど、
パフォーマンス的にはトワネットワークを経由するからさ、
ちょっとこれを普段使いするときついなって思う人もいると思うんだけど、
そうですね、速度がかなりムラがありますもんね。
ちょっとね。
そこがどうしても。
そういう人には、今言ったようなBRAVEとかDuckDuckGoとか今回のMurbatみたいな、
プライバシーは重視してるけど、トワネットワークとかを前提としていないような方が使いやすいかもしれないので、
そういう層にもお勧めなんじゃないかなと。
これはブラウザーとして使うのは無料で使えるけど、
VPNを使いたかったらサブスクが必要っていう理解でいいんですか?
これはもう完全にブラウザとしてオープンソースでフリーで公開されてるんで、誰でも使えるんだけど、
VPN機能が付いてるわけじゃないので、
VPNは別途、別にMurbatじゃなくても何でもいいんだけど、
他のサービス、VPNサービスを使った上でこれを使うのが望ましいですよっていうことなんです。
IPアドレスがそのままやから、それを隠したいというか、
ひとひとくしたいというのであれば、それを何かしら経由して、
直接アクセスじゃないようにすればいいですよっていう意味ですかね。
そうだね。
このMurbatっていうのは、さっき聞き漏らしたのかもしれないですけど、スウェーデンって言ってましたっけ?
スウェーデン。
スウェーデンってあれでしたっけ?ログを保存しないといけないという法律がない国でしたっけ?
スウェーデンとかは他にも結構そういう、
匿名性の高いVPNサービスとか昔から結構提供している会社が割と本拠地を置いているところで、
多分そういう規制的な面で有利というか。
それを売りにしているVPNサービスって結構多いですよね、スウェーデン。
割とね。
そうなんや。
でも、これあれですね。支払いをする方法のひとつに、
ブラウザのちょっとした機能で広告だとか、そこでアクセスして、
それを課金するとか、マイニング機能がついていたりすると、もっと匿名性が高くなるかもしれないですね。
カードを使いたくないって人も結構いるんじゃないかなと思って。
だからそこは暗号室なんじゃないですか。
それが一番手っ取り早いのかな。
どれぐらいの人がそれで話し払いしてるか知らないけど。
そうですね。
あとひとつちょっと、どうせアレ勢に突っ込まれるから先に僕が突っ込んでいいですか?
どうぞ。
お話の中でいろいろご説明をねぎさんがしてくださったじゃないですか。
こうこうこうあれあれこうで、とはいってもって言ったんですけど、
とはとかけてるって絶対突っ込まれると思うんで、僕が先に言っときます。
かけてないです。
かけてないですか?
気づかなかったわ。
とはいってもって言ったから、おっとおっと思ったんですけど、そういうわけじゃないですね。
確かに突っ込まれそうだねそれ。
そうそう、絶対これ突っ込まれるなと思ったからね。
思ってなくても突っ込まれそうだね。
それそのままが掲載されているんですけども、
そのままでちょっとご紹介すると、
ルーターが悪用されると攻撃の発信源とみなされて、
警察の操作対象となって事情聴取や操作を受ける恐れもあるので、
ユーザー自らが取れる対策を取ってほしいっていうコメントをされておられてですね、
いやーこれちょっと厳しいなっていう。
要は注意喚起として、今回警察の方が発信されている内容ありましたけど、
その内容を適切にやってないとやっぱり操作される可能性あるぞというのをある意味、
ちょっと言い方が適切かわからないんですけども、
免罪不適な形で出してるのかなっていうのをちょっと邪推してしまうような、
そういった感じに受け取れてしまってですね、
ちょっと印象少し変わったなっていうところと、
これ改めて私思ったんですけど、
いっそのことVPN機能が悪用されてるっていう話ではあったので、
VPN機能をつけてないルーターを使いましょうっていう、
それが一番わかりやすいんじゃないかなと思っていて、
ちょっと前回時間的なアレもあったのであまり詳しく話せなかったんですけど、
最近売られているルーターってだいたい結構VPN機能省かれてるんですよね。
すごい高機能な高いやつだったら載ってるのも当然あるんですけども、
市販されている手に入りやすいような価格帯のルーターであれば、
VPN機能がそもそも搭載されてないっていうのが結構多いので、
当然買い替えたら、何年前のものだろうな、
数年前のものであれば買い替えたら当然Wi-Fiの速度上がりますし、
合わせてVPN機能ついてないよねっていうところを一つポイントにして、
買い替えていただくっていうのが一番確実な対策じゃないかなと思っていて、
今回はVPN機能が悪用されて踏み台にされて、
不正アクセスの踏み台にされてるっていう話ではあったので、
そもそもその機能ないやつを買えばいいんじゃないかっていうのが一つの多分、
対策になるんじゃないかなっていうのは思ったので改めて。
使わない機能だったらそもそもない方がいいっていう基本的な考え方ってことですよね。
結局操作を受けた方もVPN使ってるだろうって言われても、
そもそもVPNなんか聞いたことがある程度みたいな、
そんな感じのコメントをされてらっしゃるので、
多分使ってる方ってそうはいないと思うんですよね。
ご自宅に外からアクセスされたいっていうことをされる方ってそんなにいらっしゃらないと思うので。
気軽に買える値段のそういうネットワーク機器のVPN機能って遅い、そもそも。
確かにそうですね。
あんまりその辺がスペックとしても十分ではないっていうのは当然あると思うんで、
だからちょっとこの記事を見て、
それそのままを呼びかけるよりかはVPN機能ないものを積極的に使っていきましょうみたいな方が
使ってらっしゃらないんだればね。
そういう感じで呼びかけた方がいいのかなっていうのは記事を見て改めて思ったところでした。
そうですね。なんかちょっとしっくりけいへん感じはしますけどね。
なんでこれが悪用されてるんかっていうところはやっぱり全く情報ないですし。
そこをまず何とかしなあかんのっていうのはもう以前から僕らが話してきてることでもありますし、
こんなこと言われたらなんかインターネットやめますか、事情聴取受けますかみたいな感じに言われてるような気がする。
究極的には下手したそういう選択になることもありますよね。
ちょっとなんか気持ち悪いまま話が進んでるなっていう印象がありますね。
そうですね。ちょっとまたもしかしたらもう少しまた続報というか関連してる情報とかも出てくるかもしれないので、
また何か出てきたら披露させていただければと思うんですが、
もう一件ですね。これもちょっと興味深いなと思った事例がございまして、
4月の4日に愛知県の豊田市がメールアドレスの流出が発生してしまいましたということで公表されておられてですね、
よくあるというとあれかもしれないですけど、メールアドレスの流出が起きてしまいましたと。
メールの送信を通じてですね。タイトルだけ見るとたまに見かけるような、
BCCの宛先に本題入れるべきものを何らかの操作を誤るなどして、
2であったりCCであったりという形で視覚的に見えるように入れてしまって、
相手に送ってしまってそれが他の方に見えてしまうみたいな、
なんかそういうケースかなっていう風になんとなく見えちゃったんですけども、
中身見るとちょっと違っていてですね、強制BCCシステムと。
強制BCCシステム。
はい、さっき言ったBCCを強制するシステムということですね。
それを豊田市が導入されておられて、
今回その強制BCCシステム、噛みそうですけども、
強制BCCシステムを、それ含めてメールシステム全体を運営を委託している
ひまわりネットワークっていう会社で、
強制BCCシステムのソフトウェアライセンスの更新手続きを忘れてしまったということで、
やってなかったんですね。
ライセンスの更新を忘れてしまったので、一時的にそのシステムが止まってしまっちゃったと。
なので、4月の1日の土曜日なんですけど、
午後の6時から週明け4日ですね、火曜日なんですけど、
16時56分までの間、強制BCCシステムが機能しない状態となってしまって、
そのままToやCCに入れて送っていたメールが24件あったらしいんですけども、
その中にメールアドレスが652件含まれていたので流出してしまいましたと。
そういった事故があってですね、