送信元はこの場合はできないので、クラウドフレアに届いた通信の送信元を国別で見た場合に、
一番攻撃トラフィックが多かったのがアフリカのリビアで20%って書いてあるから、
残り80%は正常な通信としてクラウドフレアに届いてるけども、2割は攻撃でしたと言ってるんだよね。
で、2番目が東モールで18%、だからこの辺もちょっとあんまりメジャーな国ではないところが結構多くて、
これは送信元っていうのはそこに攻撃者がいるというよりもむしろボットネットとかそういうのに感染した送信元の国として、
国全体の中で割合としてちょっと多いということなんで、特にこの国が感染が多いというわけではないと思うけど、
相対的に少し大きく見えると。だからこれも正常な通信が少し小さい国だとこういうふうに大きく数字が出やすいのかなっていう感じだね。
アプリケーションのレイヤーはこんな感じにしておいて、ちょっと今回変化が大きかったのはネットワークレイヤーの方の攻撃なんだけど、
ネットワークレイヤーの方は全体で見るとこれも前のクオータリーは少し減っていて、昨年と比べても13%減少なんで、
全体としてはちょっと数としては少し減っているんだけど、ただ内訳を見るとちょっといろいろ変化があって、
例えばまず攻撃の規模で言うと、だいたいいつもこのDDoSの話をするときって全体で見ると攻撃規模は小さい奴がほとんど9割以上占めていて、
こういう規模の大きい奴って、ごくわずかしかないですよみたいな話をよくするじゃない。
メディアの記事タイトルに出てくる、これまでに見たことないような、ほんの数件みたいな話をネギスさんもされてましたよね。
そうそう、時々すごい大きいの来るけど、そういうのは滅多にないですよって話をしてたんだけど、
このクォーターに限って言うと100GBPS以上っていうかなり規模の大きいやつが、前のクォーターより67%増えたと言っているので、
これは結構ね、ちょっと大きいなというのと、あとそれに加えて攻撃の時間、継続時間。
これもよく言う話で、だいたいこんなの1分とか5分とか、せいぜい10分以下の奴がほとんどですよみたいな話をよくするじゃない。
それは確かにその通りで変わってないんだけど、ただし、このクォーターに限って言うと3時間以上続いたって奴が、前のクォーターより87%増えたって言ってるんで、
攻撃の規模もそうだし、攻撃の時間も長いやつ、規模が大きくて長いやつっていうのが、このクォーターはかなり増えたという感じで、
ちょっとだからネットワークレイヤーの攻撃が少し活発になったと言えるのかなという。
理由は書いてないんでね、何が原因でそうなったかっていうのはちょっとわからないんだけど、
そっか、そこは気になりますけど。
ちょっと目立ちましたというところが少し。
あれなんですかね、リードス、代行サービス、ブーター、ストレッサーとかの、なんかそういうサブスクの形に変化があったりとかしたんですかね。
そうそう、だからね、普通に考えたら代行サービスってまぁだいたいその1分とかせいぜい5分とかさ、
そういう短い攻撃が、安い攻撃が回数としてはほとんど占めていることが多いので、
だからまあひょっとするとこれはちょっと完全に推測でしかないんだけども、
その規模が大きくて継続時間も長いってやつは代行サービスじゃないのかもしれないね、もしかしたら。
そっちじゃないパターン。
直接ボットネットからやってるとかさ、
あるいは独自のそういう代行サービスを使わなくてもいいような攻撃インフラを持っている人たちが、
特定の攻撃キャンペーンかなんかをやると多分こういう結果になりやすいんだよね、多分。
だと思うんだけどね、じゃないと代行サービス使って数時間とかの攻撃をバンバンやるっていうのは、
まあありえなくはないけどさ、別にお金さえあればね、いくらでもそういうのできるわけだから。
うん、なんだけど、それがこれぐらいの大きな数字との変化になって現れるほどかというと、
よほどのキャンペーンがないとそんなに変化にはならない気もするんで、
今ついさんの言ったようなサブスクとかに変化があってもあり得るけど、
多少1個や2個、もうちょっと多いかもしれないけど、サービスに変化があってもさ、
それがここまでの数字になるかなっていうのはちょっとわかんないんだよね。
こんなに顕著に現れるか一気にっていう感じがするってことですね。
なんとなくね、わかんないけど、こういう変化は少しちょっと注意が必要かもしれないね。
攻撃する側のやり方に変化かとかね、あるいは攻撃のキャンペーンに変化かっていうのが現れてるのかもしれないので、
ここはちょっと注意が必要かなという感じがしました。
あとね、攻撃手法としてはそんなに変化はないんだけど、全体の47%がシンフラットなんで、
相変わらずTCPのシンフラット、シンフラットだから攻撃の送信元のアドレスを査証してバカすか打ちまくるみたいな、
割と単純な攻撃が相変わらず半分ぐらいは占めてると。
古の攻撃ですよね。
そうですね。これ本当に昔からの攻撃手法だよね。いまだに主流なんだよね。
あと、ネットワークレイヤーの攻撃というのはもう一つ、いわゆるUDPのアンプ攻撃っていうのが昔からの定番なわけなんだけど、
KNSとかNTPとかそういうプロトコルを使うやつなんだけど、
このクォーターはちょっと珍しいというか突出してるやつがあって、MEMCACHEDちょっと懐かしい感じがするけど、
ちょっと前にワッとなりましたよね、これも。数年前にね。
何年前だっけ?3、4年前だっけ?なんかGitHubが攻撃されたとか。
そっか、そんな前のあるんですね。
なんかすごい攻撃規模の大きいやつがあってのが話題になった記憶があるんだけど。
増幅率がかなり高いっていう。
特徴としては増幅率がめちゃくちゃでかいっていう特徴があって、
ただし当時かなり話題になってだいぶ対策されたんで、
多分踏み台の数がそんなに多くないんだと思うんだけど、
たまたまなのか何か理由があるのかちょっとよくわからないんだけど、
このクォーターに限って言うと、前のクォーターよりもこのMEMCACHEDを使ったアンプ攻撃が
1338%増って書いてあるから、十何倍だよね。
すごいな。
なんか急にドカッと増える。これまでちょっと少なかったと思うんで。
もともとの数が少なかった。
増えたっていう風に見えるんだけど、
だからおそらくだけど何かしら特定の攻撃者とかがちょっとMEMCACHEDを集中して使ったとか、
なんかそういう類かもしれないね。
ちょっとその答え合わせができるようなデータを持ってないんでわかんないんだけど、
何か急にこのクォーターはMEMCACHEDを使った攻撃が増えましたって言ってる。
なので、消え尽くしてずっと多いやつってのは何かあるんだろうけど、
それ以外にこういうたまにポンと増えるってやつは、
そんなに影響がない場合もあるけど、
ちょっと攻撃の手法の変化としては注意が必要かもしれないので、
こういうのはちょっと気をつけた方がいいかなと。
そういうような理由でSNMPも700%クォーターで比べて増えたって言ってる。
これも何かちょっと理由があるのかどうかわからないんだが。
なんかこうポッドで感がありますけどねこの2つ。
若干ね。
なんか常にある感じはしないというかね。
相変わらずDNSとかそういうのは数は下手とはいえ結構まだ多いみたいなのは数字で見えてるんだけど、
DNSのアップって今回も割合で2番目で多いから、
そういうずっと多いやつってのもあれば一方でこういうなんか突然ボッと増えるみたいなね。
こういうのもあるんで。
ちょっとこの辺も何が理由かわからないんだけど、
少し掘り下げて見た方がいいかもしれないね。
そういう手法では少しそういう変化がありましたという感じです。
あと最後にネットワークレイヤーのターゲットの国ね。
送信元は国別で見るのって難しくて、
クラウドフレアは自分たちのデータセンター別でいろいろ調べたりしてるんだけど、
ちょっとこっちは割愛するけど、
ターゲットの国がどこが多かったかというのは比較してるんだけど、
1位の国はこれは想像に難くないんだけど、
中国が一番多くて、
ただね数字が結構めちゃくちゃでかくて93%って書いてあるんだけど、
つまりこれどういうことかっていうと、
クラウドフレアに対してネットワークレイヤーの攻撃が行われて、
中国に向けて行われた攻撃というのが、
中国に向けた正常なトラフィックが7%で、
93%は攻撃ってことなんで、ほとんど攻撃じゃんっていう。
限りなく黒に近い黒みたいな感じになってますね。
だから中国ってね、
クラウドフレアの中でどれくらいトラフィックがあるかは知らないけど、
でも中国って相当な大国なので、
それなりにそのトラフィック大きいと思うんだけど、
正常なトラフィックを追い隠すぐらいの攻撃トラフィックが、
中国には向いているという。
そういう意味で、ただね中国だけが特別ってわけでもなくて、
他にもリトアニアだとかフィンランドだとか、
上位の国って8割7割とかっていうパーセントが出てるんで、
そういう国はこの期間ある程度集中して攻撃が発生したという意味なんだよね。
その国の正常なトラフィックを上回るだけの攻撃トラフィックが、
その期間かなり集中してありましたということなんで、
だからこれも国の順位をあまり比較してもそんなに多分意味はないんだけど、
その国の攻撃の状況が悪化したか良くなったかみたいなのは、
ある程度期間を通じて見ていく必要があるのかなと。
その同じ国の前とかと比べていった割合っていうのを見るのにはいいですよね。
そうそう、ライクウォーターではこれがどう変化したかみたいなのを見ていく必要があるかなと思うんだけど、
でもそうは言っても9割は予想外に多いなと思って。
確かにそうですよね。
びっくりした。ただびっくりしたんだけど、前もここのポートキャストに言ったかもしれないけど、
僕結構IoT系のボットネットを普段から調べていて、
それがどれくらいディードス攻撃してるか集計したりいろいろ調べたりしてるんだけど、
ほとんどが中国とかアメリカ、この2大国に向く攻撃っていうのはめちゃくちゃ多いんだよね。
でもこれはどのボットネットもだいたい共通して言えてるんで、
中にはその前調べてたやつとかほとんどの攻撃が全部中国向いてるみたいなそういうボットネットも中にはあったりとかするんで、
攻撃を受けやすい国ではあると思うんだけど、
にしてもですよね。
にしてもね、クラウドフレアっていう一つの事業者だというところはさっぴいたとしても、
まあでも正常なトラフィックが7%しかないっていうのは相当だよね。
どうなんですかね、このほんまにうちめっちゃやられるんですみたいなところはクラウドフレアに入るのに偏ってたりするのかな。
それはあるかもしれない。
クラウドフレアを利用するっていろいろ理由はあるけど、一つにはそういう攻撃されやすいところが、
それを防ぐためにCDNを利用するっていうそういう側面はあるじゃない。
これは多分クラウドフレアに限らず、赤前だとか他のCDN事業者の場合も多分そうだと思うんだけど、
そういう集中して結構トラフィックが来るとか、正常なトラフィックも多いとかっていうね、
そういうところがトラフィックを捌くためにこういうCDNのサービスを使うっていうのが、
まあ多分そうでないところに比べて偏って多いっていうのはあると思うんで、
まあそれも少し傾向に現れているのかもしれないよね。
言いましたね、今。
ランサムの、ランサムジェアンの大化みたいなのをやってしまおうかなみたいな。
いいね。
死んだら、家とかの遺廃の開明に入れようかなみたいなところぐらい。
石碑が立つかもしれないよ。
いや、適定はいいぜ。かもしんない。かもしんないですね。
それをですね、2020年のも全部集計結果が出揃ったということで、
その内容がどうだったのかっていう。2022年。
あ、1年間をと。
はいはい。
そうそうそうそう。
興味深いねそれは。
記録しているランサムグループってのは現在15グループになるんですけども、
2020年からつけ始めた頃からだと21グループで、
例えばメイズとかネットウォーカーとかドッペルペイマーとか、
コンティアンって最近、去年ですけど、
いなくなるグループもいるじゃないですか。その名前がなくなっちゃうというか。
そうですね。
そういうのをさっぴいていって、15グループっていうのをカウントしましたっていうことですね。
で、全体の僕が見ているリークの数なので被害件数ではないっていうのはすごく重要なポイントではあるんですけれども、
年間の僕が見たこのリークの集計は1860件ありました。
で、これは2021年は1522件。
で、2020年は680件っていう感じなので、
順調にっていう言い方をするとあれかもしれないですけど、増えてはいってるなっていうところですね。
2020年のトピックっていくつかあって、上げだしたらなかなかキリないんですけども、
さっき言ったみたいなコンティが終了しましたとか、
ロックビットが3.0になってアフィリエイトのルールが更新されたりみたいなものがありつつ、
Linuxに対応しているランサムも増えてきてますみたいないろいろトピックがあってですね。
で、大きなところが止まったとかっていうのはこれまでもあったんですけど、
最近の傾向としては、このポッドキャストでも言ってきてると思いますけど、
ラースがポツポツ代償増えて、数が増えたなっていう、
なかなか見るのもしんどいなみたいな状況になってきてるんですね。
僕も年末ぐらいにちょっと年末の休みの時間みたいなのを生かして、
3つランサムグループを過去まで遡って集計し始めたりみたいなことをしてたんですけど、
まあ結構しんどいぐらいにはなってきてるんですよ、数が。
で、そういった数を見ていくっていうことをすると、
2021年とかと比較をしてみようというふうに思って、
先ほど言った年の合計数1860件っていうのは前年比で1.2倍になってるんですね。
で、2020年から比べたら2.7倍ではあるんですけど、
2020年から21年っていうのは2.2倍になってたんですよ。
なので今回1.2倍っていうのは、
ランサムランサムって言ってる割には、
ちょっと鈍化してきてる感がちょっとあるのかなっていう気はしてるんですよね。
もちろん僕が見てる範囲とか記録してる範囲外のものももちろんあるので、
これで一概には言えないんですけど、
この範囲で見ても結構主要なやつは見るようにしてるんで、
ちょっと鈍化してきているのかなーなんていうふうな気はしましたね。
なんかあれだよね、2021年に結構大きな事件が立て続けに起きて、
ちょっと厳しくなって多少いろいろ変化があったりとかしてっていうのが2022年だから、
ちょっと伸びが少し鈍ったとしてもおかしくはないよね。
なんかそういう感じでちょっとね。
なるほどね。数字でもそれから現れてるんだね。
せっかく一覧というか表にしてあるので、
集計結果とかを。
平均とかも出してみようとかと思ってやってみたんです。
年間のトータルの平均と月ごとの平均みたいなものも出してみたんですよね。
月ごとの平均というのは総数÷観測されているランサムグループ数というふうなもので出してみたんですけど、
これですね、総数は上がってるんですけど月平均とかにしてみると、
2020年も2021年も2022年もそんなにドカッと増えたりドカッと減ったりってあんましてないんですよね。
その平均が何を表すかって話もあるんですけど、数で割ってるだけなんで。
そんなになんか順々にどんどん増えてるなっていう感じではないですね。
やっぱり消えては新しいのが出てきて、大きいのが消えて、小粒なのが増えてみたいなものがあったりとかするんで、
コンティがいなくなった分、他の3つのグループがそれと同じぐらいの数字支えてるみたいな感じになってるような感じでした。
で、所在地国と業種っていうふうなところなんですけど、ここもちょっと変化があって、
全体の件数で言うと昨年と比べて1.2倍に増えてますっていうふうに言いましたけれども、
アメリカって一番これまで多かったじゃないですか。
そうですね。
でもアメリカはですね、件数で言うと去年が731件で全体の48%だったんですよ。
それが今年は733件で2件しか増えてなくて、全体の割合で見ると39%にも減ってるんです。
なるほど。他が増えたってことか。
そう。その分、2位以降の国っていうのはそれぞれがちょっとずつちょっとずつ増えてるっていう風な感じで、
あとは国の数っていうのも、去年は80、おととしですね、2021年は85カ国だったんですが、
2022年は94カ国に国数も増えてるっていう感じでした。
前についさんが紹介してくれた別のレポートでも、会社の規模的にちょっと小さめのところにも増えてきたりとか、
南半球は1.3倍なので、なんかめちゃめちゃやられてるなっていう風な感じはないけれども、
これねちょっと難しいなってこれ、そんなまだまだなんやって一瞬思ったんですけど、
これリークの件数なんで、
南半球ってセキュリティ予算とかがその避けないようなところが多かったりする。
なので狙われてみたいな見立てがあったと思うんですよ。
でもなんでそれリークの数もそれに伴って増えそうなもんかなって思ったんですけど、
よくよく考えてみたらセキュリティの予算にお金避けないんやったら、
あの身の白金を払うっていう風なこともできひんのかなっていうことを考えると、
回り回ってランサムの攻撃者からすると、
リークしようが何しようが収益性が低いってみなされる場合もあるなってちょっと思ったんですよね。
結局払ってくれないから攻撃するのやめようとかっていうのになっていくのかもしれないなとは思いましたけど、
なのでこれは増えるかどうか、被害はもしかしたら増えるかもしれないです。
僕と違うアプローチで見ているところだと増えるかもしれないですけど、
ちょっとリークっていうところではあんまり影響が出てきてないかなっていう風に見えました。
あと業種に関して、これよくね、こういう事件事故とかがあると、
うちの同じ業界はどれぐらいなんだみたいなものがあったりしますけれども、
結構話題になりますね。
そうそう。記事タイトルとかにもなったりするじゃないですか。
病院が狙われてるとかね。
そうそう。医療業界側とかっていうのは出ますよね。記事で。
そうなんですよ。見てみると業種に関して言うと、
今まで通り1位は不動で建設土木が1位です。
そこは変わらずなんですね。
114件ですね。っていう風なものがあったんですが、
114件って全体の数が1860件から考えると、
これまでと同じでそんなに突出しているわけじゃなくて、
建設土木がめっちゃ狙われるから気を付けてくださいって言えるようなものではないかなって。
全体でと7%ちょいぐらいなんで。
ただ、それよりも下の2位以下っていうのにちょっと変化がありました。
2022年は他の業種っていうのが件数を増やしてきている感じがあったので、
ちょっと前までは、例えば2021年だったら1位は98件で、
2位のIT情報サービスっていうジャンルが65件って頭2つ分くらいだったんですよ。
差が。
それが今年は2位が教育の100件ってなってきているので、
結構下が上がってきているかな。件数っていう。
全体で見れば、やっぱりどこに来てもおかしくないっていうのは、
これまでと同じだと思います。
さっき言った2位以下ってとこなんですけど、
教育の件数っていうのが去年が40件だったのが、
今年100件、あ、去年か。
21年が40件が22年で100件になって2.5倍増えてて、
業種で言うと9位から2位に上がっているんですよね。
同じく病院医療っていうふうなジャンルが、
去年は13、え、ごめんなさい。
2021年は13位とランク外。
僕の中でのランク外ですね。
10位よりも外っていう意味でランク外だったんですけど、
それが2倍ぐらい増えて、
13位から6位に上がりました。
じゃあこれ、教育系と病院ってめっちゃヤバいん?
っていうふうに思うかもしれないですけど、
これは、バイスソサイティっていうランサムグループが、
かなり病院と教育系に行くんですよ。
そう、なので一つのランサムのこのグループが、
集中的にやって増えてしまうっていうふうなものがあるので、
ニュースとかでも何々系がすごく狙われてるとかっていうふうなものを見ても、
いやそれランサムグループ全体で見たら偏りあるんちゃうんっていう見方はしておいたほうがいいんじゃないかなとは思いますね。
はい。ということで、以上なんですけれども、
ランサムグループを全部網羅しているわけではないんですけど、
こうやって集計していると、
自分の感覚的にこうやろうなって思っていることと、
数字っていうのはちょっと結果が違ってくるなっていうのは思いました。
はい。
やっぱり集計してちゃんと数字で見るっていうのって、
僕あんま得意じゃないですけど、
こうやってみるっていうのは1年に1回でもやってみるって大事かななんて、
いうふうには思いましたね。
まあその平均とかをして見てみると、
やっぱり活発なグループっていうか件数の多いグループがポンといなくなったりとかしても、
結局他のグループがポツポツポツと出てきて埋めるような形になっているので、
数としてはそんなに増えも減りもっていうか、
ちょっとずつ増えていく形になってきてるなっていうのを見て、
鈍化してるなってことを管理すると、
アフィリエイトの総数、実際に攻撃するような人たちっていうのの数は、
ちょっと飽和しつつあるような感じもするのかなっていう気はしましたね。
結局アフィリエイトはいろんなラースを渡り歩くっていうふうな状況っていうのが、
この数字にもちょっと出てきてるんかなっていうふうに思いました。
なので冒頭でもネギスさんが言ってくれたみたいに、
今年の4月で本当に本腰を入れたランサムウォッチっていうのは丸3年になるんで、
今後どうしていこうかなとかっていうふうにも考えてるんですけど、
こういう変化とかを捉えていくっていうところで、
すごくまだまだ興味深くかつ無視できないジャンルだなっていうふうに思ってるので、
まだもうちょっと、もうちょっとだけ続けようかなっていう。
それずっと続くフラグですね。
そんな気持ちにちょっとなってですね、
しんどいなとかって思う時もあるし、数増えてるから、
まあまあ負担になってはいるんですけど、
大変ですよね。
自分のそういう関心だとか伝えないとなって思うことの気持ちの方が、
まだまだちょっと大きいなっていうこともこの集計をして感じたということでございます。
今の話でさ、一つは伸びが全体としてはやや鈍化してるっていう、
一言で言うとそういう傾向だけど、やっぱりまだ減ってないんだね。
そうですね。
それがちょっと一つ、やっぱりわずかずつでは減らせる方向にまだ向いてないっていうかさ、
まだ増加傾向にあるっていうところがやっぱりやや気になる。
まあ全体はわかんないけどね、今回そのリーク件数で調べてるんでわかんないけど、
まあでもその割合がそんなに変わってないとすると、
リークが減ってなければ多分全体としても減ってないんじゃないかなという。
おそらくそこにはある程度相関ありそうですからね。
だとすると、やっぱりね、さっきの業種の変化だったり、狙われてる組織の規模の小粒化だったり、
国としてのいろいろなばらけ具合だったり、いろいろ変化は出てるけども、
でも全体としてはまだ減ってないっていうのはやっぱりちょっとね、
もうちょっと我々がんばんないとな、世界的にいろいろがんばんないとなっていうのが
感じたのが一つと、あともう一つ、最後の方の話でさ、
特定の業種がちょっと増えてるけど、実はこれはある特定の攻撃者グループが狙ってたからだ、みたいな話があったじゃない。
逆に言うと、そういうところってのは対策としてもさ、ある程度そういうグループに少し絞った対策というか、
自分たちはこの攻撃者グループに狙われる可能性が他に比べると比較的高いということが言えると思うんで、
逆に言うとそういう攻撃者グループの動向はより注意した方がいいかなっていう。
例えばどういう脆弱性を好んで使ってくるとか、中に入った時にこんなツールを展開するからそれで見つけようよとかいうアプローチとかってことですよね。
そういう見方は逆に言うとできるかなという気がして、
特に去年は一昨年からのいろんな事件を受けてっていうのもあると思うんだけど、
アメリカのCISAなんかは特定のランサムウェアの攻撃者グループに特化したアラートを結構頻繁に出してて、
何種類?集計してないけど多分10種類近く出してると思うんだけど。
つい最近もプレイランサムの注意喚起してましたよね。
そういう感じで特定の攻撃者が今こういう活動をしてます、脆弱性はこういうのを使ってますとかさ、
結構詳しく攻撃手法だとか何とか分析した注意喚起のアラートを出しているので、
そういうのも少し人と参考にはなるかなという風な気がしていて、
例えば自分たちの業種が特定の攻撃者グループに狙われてますっていうのが傾向として出てるんだとしたら、
そういうところをちょっと注意するとかさ、そういう使い方もできるかなっていう。
そうですね。今ねねぎさんがそれ言ってくれたんで、これも僕の推測になってしまう。裏付けがないのでちょっとあれなんですけど、
さっき言ったバイスソサイティは教育と病院系っていう風に言ったじゃないですか。
その辺の影響があるのかなというのと、その次に多い曜日が金曜日でして、火曜日が5,414件だったんですけど、
金曜日は5,231件、割合的にはそんな変わらない2割ぐらい金曜日に出ているということで、
これ日本に住んでいる立場からするとあんまり嬉しい数字じゃないなっていうのはあって、
日付がずれると土曜日に来るっていう話なので、あんまり嬉しい数字じゃないなというところではあるんですけど、
そういう感じでしたと。あと土日も数こそ少ないんですけど500件いかないぐらいなんですけど、公開はされていると。
ちょっとどんなのが公開されているのかなってちょっとわかんないですけども、
まあ曜日的にはそんな感じの状況だったということで、25,000件というのが2021年比でどれぐらい増えているかっていうと、
24.51%なので2021年が大体2万件ぐらいだったので、2割ちょっと増えているというところで、
CVEが振られている全ての脆弱性のうち13%が2022年に振られたものを占めているというと、
やっぱりそれなりに多いなっていう印象を持つんですよね。増え方もやっぱり突出しているなっていうのは、
ちょっと経緯は正直記事中でも触れられていなかったので、ちょっと私もなんでだろうなと思ったんですけども、
増え方としては2021年から2022年の増え方っていうのがやっぱり結構多いというところではあってですね。
割合で見たら2017年から18年のタイミングも割合だけで見ると結構多いんですけども、
多分これは番号体系がちょっと前なんですけど2014年に変更されて1万桁対応とかっていうのが回り始めてもしかしたら
ドカッと増えるようになってきたのかなみたいな、なんかそんなちょっと素人的な印象ではあるんですが、
かなり、なので2022年はCVEが振られている脆弱性の数っていうのが絶対数として見ても結構多いという状況ではあってですね。
でやっぱり続いて気になるのは、そのCVEが振られている脆弱性のCVSSスコアが、
CVSSのスコアがどんなもんだったのかっていうのがやっぱり気になるところではあって、平均すると7.19という数字になったそうです。
これはどうなんですかね、高いと見るか低いと見るかというところではあるんですけど、
結構妙な数字の…
そうなんですよね。割合としては6とか7とかっていう数字以上のものに結構寄ってる感じは見えてはしていて、
あとフルスコアというか10が振られるものっていうのは48件あったそうです。
ちょっとざっとご紹介したんですが、
今お話した25,000っていう数が結構大きいなっていう数とともに、
ここから具体的に優先して対応しなきゃいけないものっていうのが、
探す作業っていうのがやっぱりしんどいなっていうか、
これ現実的にできるのかなっていうのは改めて思うところであって、
KVCで比較すれば2022が降ってあったのは100件いかないぐらいだったんで、
25,000円から例えばこの100件探すとかっていうのは、
自分の力だけでやるっていうのは結構厳しいよなとかいうふうには見ていて思ったところと、
あとちょっと脱線したんですけど、
日本の悪用の状況とかっていうのはどうかなっていうのもやっぱり気になりはしつつ、
これ結構2022年に悪用が確認された脆弱性で、
日本の状況がどうかみたいなのを確認する手段ってなかなか難しいなと思いつつも、
一番データまとまってそうなところで言うとJVNっていうんですかね、
あちらにデータベースっていう形でまとまっていて、
ただ残念ながらKVCのように悪用とかっていう形で検索フラグを立てられる感じではないので、
例えば本、脆弱性を悪用した攻撃がすでに確認されているとのことですっていうのが、
はいはい、入っているもので。
ページ中に入っているので、データベースを検索、そのキーワードで検索すると、
それらしきリストは出てくるという感じかなと。
日本だと例えば去年だとBingo CMSにおける認証回避の脆弱性とか、
あとはDVRの脆弱性なんかはそういう風なJVNのサイト上に掲載されていたという感じではあったので、
さっきCNAで別で集計されてるっていう話したんですけど、
残念ながらトップ20のCNAっていう中には日本の組織は残念ながら入ってなかったので、
この辺ちょっと日本の存在感を出すためにも、
私たち含めてもうちょっと脆弱性の報告とかっていうのもしっかりやっていかなきゃいけないのかなっていうのは挟めて思いました。
CNAってCVEのレコードを裁判できるのを承認されているグループのことでしたっけ?
そうですね。日本だとルートでJPサートが立てまして、
他にぶら下がる形で日本の会社もいくつかあると思うんですけど。
いやでもなんか聞けば聞くほど大変さっていうのはあるんで、
うまく工夫していかないとなっていうところと、
検索の仕方ちょっと面白かったな。
他にないなって思って、
是非、あれでの方にJVN関係者の方がおられたら、
是非JVNの検索画面に悪用の確認ありとかっていうのの検索、
絞り込みができるとめっちゃいいなとかっていうふうには思ったんですけど、
それをつけていただけたらめっちゃやりやすいですよね。
大きな一歩ですよね、それね。
そうですね。
前半のCVEのところ、
単純に今年じゃないか、去年か2022年、
伸び率がすごく大きいんだけど、
その一つには脆弱性が単純に多くなったっていうのもあるとは思うんだけど、
一方でこの記事の中では出てないことで、
もともと脆弱性って、そのCVEがついていない脆弱性もかなり割合としてはあって、
以前はね、こういうのを調べている研究って結構過去にいくつかあるんだけど、
以前のデータだと例えば半分ぐらいは番号がついていないやつがあったりとか、
あとアメリカのNVDのデータベースとチャイナのCNVDのデータベースを比較して、
だいたいチャイナの方が多いんだけど、
アメリカの方では登録されていない、中国でしか登録されていないような脆弱性が結構たくさんあったりとか、
そういうのがあって、そのCVEがちゃんとついて識別されていない脆弱性がもともとめちゃくちゃいっぱいあったっていう現実があって、
おそらくだけど、ちょっと今ここでちゃんと調べてないけど、去年に関して言うと、
CVEがついていない脆弱性の割合が多分減ってるんだよね。
なので、そういう意味では、もともと数としては結構あったんだけど、
ちゃんとCVEとしてアサインされるようになったっていうふうに見ればいいことかもしれない。
そうですね、その絵であれば結構いい流れではありますよね。
私、さっき後半紹介してくれたKEVも、そもそもCVEがアサインされてないやつは対象にならないから、
そうなんですよ。
そういう意味で、ちゃんと番号がついてデータベースに乗っかってくると、いろいろ動けるっていうのもあるので、
単純に数が多くてやばいっていう見方もあるし、
ちゃんと目に見えるようになったっていうふうに見れば、そんなに悪いことでもないかなという気がちょっとしたね。
あともしかしたらCNAとかも増えてるんで、つけやすくなったっていうのもあるかもしれないし、
ただ逆に言うと、最近時々見かけるけど、これ本当に脆弱性として識別されてるけど、
これ脆弱性なんだっけ?みたいなやつとか、
あとその前に別のところでも喋ったんだけど、CVSSのスコアも明らかに高くておかしくないとか、
CVEがついてる脆弱性の質的な問題っていうのはちょっと見え隠れしてる。
数が増えてきたのと一方で、逆に本当にこの情報正しいんだっけ?って思うものも中にはあったりするっていうのはあるので、
そのあたりの見極めがもしかしたら前よりも難しくなってきてるかもしれないね。
そういうのも含めて、さっき丹後さんが言ってたけど、取り味をどうするか問題っていうのは多分以前よりもさらに難しくなってて、
この2万5000件の中から、例えばKEVでは100件ぐらいしかないものとか、
本当に対応すべきものをどう絞り込んで、そこにリソースを集中するかっていうのを、
一歩それ間違えちゃうと、見逃しちゃって攻撃されちゃうってことになりかねないんで、
そういう混乱さは以前よりも増している感じはするよね、こういう数字から見てもね。
多分だからその一つの今後のトレンドとして、こういう脆弱性管理とか取り味とかを、
効率よく的確に進めるのを支援するような製品サービスっていうのは伸びてくる気がするな。
確かにそうですね、全部の脆弱性情報だけを見てやるっていうのは、
もうこの状況だけ見るとあんまり現実的じゃないなっていうのは。
これがもしかしたらここをしばらくのトレンドとして続くんだとすると、
それをじゃあいかにしてちゃんとやるかっていうのを考えた取り組み、
その独自で各社いろいろやってると思うんだけど、それをサポートするような、
例えば製品とかサービスとかが伸びてくるっていうか、そういうのが求められてる気がするね。
だしそれがないと多分できないよね、これね。
本当そう思いました。
そういう現実から目を背けてはいけないなっていうのを改めて感じましたね。
厳しいね、なかなかね。
工夫と効率化みたいなものが必要な。
はい、ということで今日もセキュリティのお話を3つしてきたんで、
最後にですね、おすすめのアレということでちょっと紹介したいんですけれども、
これはいろんなYouTubeだったりでも見れますし、書籍という形でも見れるんですけども、
ウケツさんっていう方がいらっしゃいまして、雨、降ってくるレインの雨に穴、穴です。穴ぼこの穴。
書いてウケツって読むんですけど、
この人はいろいろミステリー的な動画を上げてたりとか、
実際にテレビ番組にもなったりとかしてたりもあって、
あとは小説というか文庫本みたいな本が出てたりもする。
いろんな結構マルチなところに露出をしているんですけれども、
基本的にはミステリーなんですが、ちょっと精神的に来る系のミステリーが多くてですね。
YouTubeだけで配信されている、
しかもYouTubeってだいたい10何分とか、長くても20分ぐらいのイメージが強いと思うんですけど、
40分ぐらいの動画を普通に公開されてたりとかもするんですよ。無料のやつで。
高いですね。
例えば変な家とかっていうような感じで、不動産ミステリーっていう謎の新しいジャンルで、
この間取りのここおかしくない?これ何に使われてた?みたいなやつとか。
そういうふうなやつで、実はこう使われてたんじゃないか。
なんでここに一切窓がないんだろう?外からここだけが見えないようにしてたんかな?とか、
そういう話とかね。考えつつ答えが何だよ?ちょっと気持ち悪い感じなんちゃうの?みたいな風なのが結構得意な方で。