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スピーカー 2
レン 恋愛とかだいたいそうだね。
スピーカー 1
オキシトシン そう考えるとホルモンってすごいな。やっぱ私たちの行動にすごく影響してるね。
スピーカー 2
レン いい面もあるし、悪い面もあるみたいな。
サイエントーク
レン レンです。
スピーカー 1
エマ エマです。サイエントークは、研究者とイギリス駐在員が、科学をエンタメっぽく語るポッドキャストです。
スピーカー 2
レン ウソつきが幸せになったら、ウソをやめると思いますか?
スピーカー 1
エマ やめなさそう。
レン やめなさそう。結局ウソついちゃうかな。
エマ ウソついてそう。息を吸うようにウソついてそう。
スピーカー 2
レン ちょっと誰を想定してるかわかんないけど、自分とのウソつきだったら、どんなに幸せになってもウソつきそうだよね。
スピーカー 1
エマ つきそう。
スピーカー 2
レン だから、幸せだったらウソつくのかとか、そういう話結構面白いなと思ってて。
スピーカー 1
エマ ウソつき具合と幸せ度合いの相関を確認するってこと?
スピーカー 2
レン すごい面白い研究があって、幸せホルモンってウソを生みますっていう研究がある。
スピーカー 1
エマ なんか逆ウソのイメージだったけどね。不幸せの方がウソつきそうなイメージだけど、逆なんだ。
スピーカー 2
レン だよね。ちょっとこれ複雑な話なんだけど、今日はこの幸せホルモンって呼ばれてるやつが、なぜウソを生むのか。
そしてそもそもこの幸せホルモンって何なのっていう話。これについて今日やっていきたいと思います。
スピーカー 1
エマ はい、お願いします。
スピーカー 2
レン 最初に名前を出すと、幸せホルモンって何か知ってる名前?
スピーカー 1
エマ オキシトシン。
スピーカー 2
レン そう、オキシトシンってやつ聞いたことあります?
スピーカー 1
エマ なんかハグとかすると出てくるみたいな。とか、なんか動物とか触ってると出てきそうなイメージ。
スピーカー 2
レン もうまさにそれです。よく言われてるオキシトシン。今日もオキシトシンの話なんですけど、でもこれオキシトシンってそもそも幸せになるってすごい良すぎないですか?
スピーカー 1
エマ 確かに。オキシトシンがあるから幸せになるのか、幸せだからオキシトシンが出てくるのかどっちなんだろうね。
スピーカー 2
レン どうなんだろう。でもなんかさ、実際幸せっていうのは脳の中のさ、動きで生み出されてる感情で、それに関わってるって考えたら、どっちがどうだからって感じじゃないんじゃないかな。
スピーカー 1
エマ いや、でもなんかドーパミンの時はさ、快楽物質って思われてたけど、どっちかというと快楽に行くまでのドライバーみたいな役割をドーパミンがするみたいな感じだったじゃん。
スピーカー 2
レン そうですね、過去でサイエントークでドーパミンの回が出てますけど。
スピーカー 1
エマ そんな感じで、幸せホルモンがあるから幸せになるのかな。
スピーカー 2
レン すごくクリティカルかわかんないけど、その幸せっていうものとホルモンの関係性もちょっと出てくるかな。
スピーカー 1
エマ ほうほうほう。
スピーカー 2
レン このオキシトシンってやつって、実は最初全く幸せとか関係ないところから見つかってる。
スピーカー 1
エマ またドーパミンパターンでさ、バナナとかから出てくるみたいな、そういうイメージ。
スピーカー 2
レン いや、ドーパミンって別にバナナから出てきたわけじゃないけど、あれはちゃんと脳で見つかってるんだけど。
スピーカー 1
エマ そうかそうか。
スピーカー 2
レン 同じやつがバナナに入ってるって話ね、あれは。
スピーカー 1
エマ うんうんうん。
スピーカー 2
レン なんだけど、オキシトシンも全然違う発見のされ方をしていて、見つかった経緯としては、とある製薬会社に勤めてた研究者の人が、爆角っていうものを調べてたと。
スピーカー 1
エマ 何、爆角って。
スピーカー 2
レン 麦にツノって書くやつなんだけど。
スピーカー 1
エマ 麦ツノ?
スピーカー 2
レン 麦ツノ。
スピーカー 1
エマ なにそれ。
スピーカー 2
レン これ、麦に寄生する菌ですね。
スピーカー 1
エマ はんはんはん。
スピーカー 2
レン で、この菌が、すっごい昔からヨーロッパのこの助産師たちが使っていて、
レン これは腎痛を促進して、出産した後の出血を止めるっていう。
スピーカー 1
エマ へー、その菌がいると?
スピーカー 2
レン そうそうそう。
スピーカー 1
エマ うーん。
スピーカー 2
レン だから、言ったら、漢方的なのに近いかな。
スピーカー 1
エマ あ、じゃあ、口から飲むみたいな感じ?その菌を。
スピーカー 2
レン だから、使い方としては、出産が長引いたときに飲ませてたらしい。
スピーカー 1
エマ へー、そうなんだ。
レン うん。
エマ そんな、パッと飲ませてすぐさ、出産が早まるぐらい、すぐ効果あるんだね。
スピーカー 2
レン ねー、一応ね、それ効果あるっていう経験則で。
スピーカー 1
エマ うーん。
レン 出産が早まるってことは、だから、子宮が収縮するっていう作用があるっていうのは知られてたと。
スピーカー 1
エマ うんうんうん。
スピーカー 2
レン ただ、これ副作用みたいなのも結構あって、実際、何が効いてるか分かってなかったよね。
レン だから、本当に効いてる成分を取ってこようっていうのが、これ一番最初なんよ。
スピーカー 1
エマ うんうんうん。
スピーカー 2
レン それで見つかったのが、オキシトシンなんだけど。
スピーカー 1
エマ そっか、じゃあ、その菌自体じゃなくて、オキシトシンが効果あるってことが分かったんだね。
スピーカー 2
エマ うん。しかもこれ結構たまたまで、バッカクから見つかったわけじゃなくて、バッカクの成分で子宮が収縮するっていうのはどういう物質かなっていうのを調べていくときに、
妊娠した猫を使って、じゃあどういう成分が子宮を収縮させて、この出産早めるのかなっていうのをいろんな物質を調べていくと。
レン バッカクの中からどれが効くんだろうっていうことなんですね。
スピーカー 2
エマ そうそうそう。で、バッカクと比較するために、全然違うような物質っていうのも使ったりしてたよね。
スピーカー 1
レン ほうほうほう。
スピーカー 2
エマ で、その比較として使ったのが、これちょっとほんと何でか分かんないんだけど、牛の脳のエキスっていうのを使ってて、
それを使うと、このバッカクよりも強力に子宮を収縮するっていうのを見つけたと。
スピーカー 1
レン うんうんうん。
スピーカー 2
エマ だから偶然なんだよね。
スピーカー 1
レン へー。
スピーカー 2
エマ だから一言で言うと、脳の中になんか出産を直接コントロールする成分がいるぞっていうのがたまたま分かったっていう話。
スピーカー 1
レン 別のものを調べてたときに、たまたまオキシトシンが分かった。
スピーカー 2
エマ そう。
スピーカー 1
レン 牛のエキスから。
スピーカー 2
エマ そう、牛の脳みそから。
スピーカー 1
レン で、その研究対象がじゃあ牛の方に移ったみたいな感じ?
スピーカー 2
エマ そう。
レン へー。
スピーカー 1
エマ 確かにね。
スピーカー 2
レン で、この謎の物質のことを早い出産、早いがオキス、トコスが出産でオキシトシン。
スピーカー 1
エマ へー、そうなんだ。
スピーカー 2
レン だからオキシトシンって早い出産って意味なんですよ。
スピーカー 1
エマ そうなんだ。なんか、そっか。幸せホルモンとしか思ってなかったわ。
スピーカー 2
レン うーん、全然違うよね。
スピーカー 1
エマ そうだね。
スピーカー 2
レン 出産早めるってことですね。
スピーカー 2
エマ で、実際これオキシトシン見つけた人とかって、デールさんって人なんだけど。
スピーカー 1
レン はい。
スピーカー 2
エマ この人ね、アセチュルコリンとかも見つけてノーベル賞を後に取ったりする、結構すごい人なんだけど。
スピーカー 1
レン それ、ちなみにいつ頃の話なの?
スピーカー 2
エマ これ、1900年代の前半ですね。
スピーカー 1
レン うーん。
スピーカー 2
エマ 1906年とか。
スピーカー 1
レン あー、なるほど、なるほど。
スピーカー 2
エマ うん。
スピーカー 1
レン その時に、牛のエキスが出産早めるってことが初めてわかったのね。
スピーカー 2
エマ うん。牛のってか脳だね。
スピーカー 1
レン あー、牛の脳のエキス。
エマ うん。
スピーカー 2
レン 脳のエキスです。
スピーカー 1
エマ あー、じゃあ牛だけにあるわけじゃないってことだね。
スピーカー 2
エマ 哺乳類の脳のエキスって感じらしいね。
スピーカー 1
レン うーん。
スピーカー 2
エマ で、その後、じゃあ実際この成分何なのっていうのを、まあ科学構造とかもその後調べられて、
エマ まあ、もうこの辺そんな細かく言わないけど、で、人工的に作れるようにもなって、
スピーカー 1
レン ああ、そうなんだ。
スピーカー 2
エマ うん。これまあ、1950年代ぐらいになっていくんだけど、このオキシトシンがこういう構造で、まあすごい形ね、シンプルなんだよね。
レン うん。
エマ 何百個繋がってるっていうものがオキシトシンなんだけど。
スピーカー 1
レン うんうんうんうん。
スピーカー 2
エマ で、まあついにタンパク質とかだったら全然ね、何百個とかみなさん繋がって、1個のタンパク質が全然あるんだけど、
エマ オキシトシンは9個だけなんで、まあかなり小さい方です。
スピーカー 1
レン ああ、じゃあ人工的に簡単に作れちゃうんだ。
スピーカー 2
エマ 人工的に簡単に作れる。
スピーカー 1
エマ なんか、あの、前のホルモン界のニコ生えぐらいで、女性ホルモンとかを作るときはさ、結局なんか人工的には作れなくて、草か何か何だっけ、山芋から取ってきて、
レン ああ。
エマ で、それをちょっと就職とかしたりして、で、作るみたいな感じだったじゃん。
スピーカー 2
レン そうね、女性ホルモンはそうですね、山芋の成分から取ってきて、化学変換してっていう感じでしたね。
スピーカー 1
エマ うんうんうん、そういう感じじゃないんだね。
スピーカー 2
レン そういう感じじゃなくて、まあ普通にアミノ酸を連結して作っていってるって感じ。
スピーカー 1
エマ ええ、あ、じゃあタイプも違うの?なんかさ、女性ホルモンはさ、何だっけ、脂質のカテゴリーにあるホルモンみたいなの言ってなかったっけ?
スピーカー 2
レン ああ、そうそうそう、まあコレステロールに似てる感じで。
スピーカー 1
エマ ああ、コレステロールか。
スピーカー 2
レン まあ、だから油みたいなやつなんですけど、まあアミノ酸につながってるやつはだから全然油じゃないですね。
スピーカー 1
エマ うん、じゃあそういうタイプのホルモンもあるんだ。
スピーカー 2
エマ そう、まあコレペプチドホルモンっていう名前の種類なんだけど、
スピーカー 1
レン ああ、ペプチドホルモン。
スピーカー 2
エマ うん、まあアミノ酸がそんなに大量にはつながってない、まあ比較的ちっちゃいやつはタンパク質じゃなくてペプチドって言うんですけど、
スピーカー 1
レン はいはいはい。
スピーカー 2
エマ まあそういうホルモンの種類ってことですね、オキシトシンは。
スピーカー 1
レン なるほど。
スピーカー 2
エマ なんだけど、この時ってわかってることって、オキシトシンは子宮を収縮しますってことだけだから、
ただ脳で作られて、それが全身に分泌されて働いてるって思わせた。
スピーカー 1
レン うんうんうん。
スピーカー 2
エマ だから脳でなんかしてるとは思われてないよね、まだ。
スピーカー 1
レン なるほどね。
スピーカー 2
エマ ただの生産現場みたいな。
スピーカー 1
レン 生産現場、実際に脳で作られて、その後そのホルモンが体のどこかに行くコツっていうのはあるの?
スピーカー 2
エマ それはある、それはわかってる。
スピーカー 1
レン ああ、それはあるんだ。通れるんだね、じゃあその脳の関門みたいなやつを。
スピーカー 2
エマ まあそうだね、まあそんなね、ガンガン脳に出たり入ったりするわけではないけど、
まあなんか全身に放出されて、子宮まで行ってその子宮で働いてるんじゃないとか、それぐらいの解像度だったと。
で、その後にこのオキシトシンを見えるようにする技術っていうのができるんだよね、色付けるみたいな感じで。
で、調べてみると、めちゃくちゃ脳の中でオキシトシンのなんかネットワークみたいなやつがありそうっていうのがわかる。
スピーカー 1
レン ネットワーク。
スピーカー 2
エマ 要はただ脳で作られて分泌するだけだったら、まあその局所的になんかいるとかそれぐらいかと思うじゃん。
だけどそうじゃなくて、脳のいろんな場所にこのオキシトシンっていうのはなんか行き渡っていそうだと、枝分かれして。
そういうネットワークがありそうだから、ってことはオキシトシンって脳でもなんかしてるんじゃないの?っていう風になってる。
スピーカー 1
レン ああ、じゃあそのオキシトシンを作る神経細胞がなんかネットワーク作ってるみたいな感じ?
スピーカー 2
エマ そうだね。だからそのオキシトシンを分泌する神経細胞のネットワークがあるから、じゃあなんかしてるんじゃない?ってなる。
ここから結構やばい実験になってくるんだけど、これ1970年代とか。
じゃあオキシトシンを脳に注射してみようっていうのをやる。
まあ、やるよね、それは。
スピーカー 1
レン そうだね。
スピーカー 2
エマ やりそうじゃん。
スピーカー 1
レン え、何に?人間ではないよね?
スピーカー 2
エマ 人間じゃないです。えっと、ラットです。
スピーカー 1
レン ああ、ラットか。
スピーカー 2
エマ まだ妊娠していないメスのラットにオキシトシンを注射するっていうのをやってみると、
突然他の全然自分の子供じゃないネズミを自分の巣に連れ帰って、お世話をするとかをやり始める。
スピーカー 1
レン へえ、母性増える。
スピーカー 2
エマ そう、これ母性行動ってやつで。で、普通はラットって妊娠しないとそういうことしないらしいよ。
独身だと、そんなことわざわざしないんだけど、オキシトシン投与されたら、めちゃくちゃお母さんみたいになるっていう。
スピーカー 1
レン じゃあ、妊娠してないのにやるってこと?
スピーカー 2
エマ そう、妊娠してないのにやる。
他のネズミの子供だよね。
スピーカー 1
レン ああ、なるほどね。
スピーカー 2
エマ 自分の子供みたいに扱うみたいなことをやり始める。
スピーカー 1
レン ああ、で、お世話し始めるみたいな。
スピーカー 2
エマ そう。
スピーカー 1
レン おっぱいも出ないのに。
スピーカー 2
エマ ねえ、そう。
スピーカー 1
レン へえ。
スピーカー 2
エマ 面白いよね。だから、当初はね、脳内で母の愛情みたいな、そういう感情とか行動のスイッチになってるんじゃないっていう。
スピーカー 1
レン ああ、はいはいはい。
スピーカー 2
エマ まあ、ぱっと見たらそうなの。
スピーカー 1
レン そうだね。なんか、出産にも関わってるしね。
スピーカー 2
エマ そうそう、出産にも関わってるしね。なんかこう、お母さんホルモンみたいな、わかんないけど、見え方としてはそんな感じよね。
スピーカー 1
レン それがじゃあ、1970年ぐらいに思わせたんだ。
スピーカー 2
エマ うん。で、じゃあもっと深掘りしようってなって、これ今度、これ面白いんだけど、
エマ まあ、ネズミの中にも、めっちゃ一途な一夫一妻制のネズミと、誰でも結婚するっていう卵婚のネズミっていうのがいる。
スピーカー 1
レン ああ、それはネズミの種類によって違うのか、それとも同じ種類でも、こう、個体によって違うのかっていうこと?
スピーカー 2
エマ ああ、種類によって違う。
スピーカー 1
レン ああ、種類によって違うんだ。
スピーカー 2
エマ 同じ種類でも、いろんなやついるかもしんないけど。
スピーカー 1
レン 人間のようにね。
スピーカー 2
エマ 人間のように、わかんないけど。一応ね、一夫一妻制のは、プレーリーハタネズミってやつ。
スピーカー 1
レン うん。
スピーカー 2
エマ 卵婚のやつは、マウンテンハタネズミってやつ。
スピーカー 1
レン ああ。
スピーカー 2
エマ っていうのがいるよね。で、このお母さんホルモンみたいなやつがあるんだったら、
すごい一途な一夫一妻制のプレーリーハタネズミの方が、オキシトシにいっぱいいるんじゃない?って思ったらしいよ、研究者たちは。
スピーカー 1
レン うん。なんかだいぶ飛躍してる感じもするけど。
スピーカー 2
エマ うんうん。でも実際比較してみたら、なんかやっぱ違うんじゃない?みたいな。
スピーカー 1
レン うん。
スピーカー 2
エマ まあ、その一夫一妻の方が母性とかありそうじゃん?みたいな、そんな感じかもしんないけど。
で、実際調べてみると、意外とこれオキシトシの量は一緒なんよね。
スピーカー 1
レン へえ。
スピーカー 2
エマ 一途であっても、卵婚であっても、分泌量自体はほとんど差がなかったとか。
スピーカー 1
レン はい。
スピーカー 2
エマ 違いは受容体。受け取る方っすね、オキシトシの。これが全然違うっていうのが分かった。
スピーカー 1
レン ほうほう。
スピーカー 2
エマ これね、ドーパミン時もあったけど、ドーパミンもさ、分泌されるっていうのが大事なんじゃなくて、
ドーパミンを受け取るっていう、まあ受容体ってやつね。
スピーカー 1
レン はいはいはい。
スピーカー 2
エマ それが重要ですよって話だけど、これオキシトシも一緒で、受け取る受容体が重要なんですよね。
スピーカー 1
レン うんうん。
スピーカー 2
エマ で、この受容体がめちゃくちゃいっぱいあるっていうのは一途な方だ。
スピーカー 1
レン へえ。そうなんだ。
スピーカー 2
エマ だからやっぱ受け取りやすくなってたっていうのが、後から分かったんだけど。
スピーカー 1
レン ええ、じゃあ母性強いと一途になるってこと?
スピーカー 2
エマ 母性強いとってか、オキシトシをたくさん受け取る受容体がある方が一夫一妻制っていう。
スピーカー 1
レン うーん。
スピーカー 2
エマ 事実だけ言うとそんな感じ。
スピーカー 1
レン そうだね。
スピーカー 2
エマ で、じゃあこの受容体ってやつがどこにいるのかなっていうのを調べると、
これはドーパミン報酬系のところにめちゃくちゃいっぱいあるってこと。
スピーカー 1
レン オキシトシの受容体がドーパミン報酬系のところにあるって言った?
スピーカー 2
エマ そう、そうそう。領域として。
スピーカー 1
レン それはオキシトシを受容する受容体がドーパミンとかの神経にあるってこと?
スピーカー 2
エマ ドーパミンの報酬系っていう。
スピーカー 1
レン 報酬系って何?
スピーカー 2
エマ 報酬系は快感を覚えるとか、何かをしたいって思うとか、その報酬。
スピーカー 1
レン その報酬?
スピーカー 2
エマ で、ドーパミンは快楽そのものじゃなくて、快楽に向かうっていう方って話を前にしたけど、
それと関連している場所にオキシトシの受容体もめっちゃいるよっていうのが分かったっていう感じ。
スピーカー 1
レン その場所っていうのは何?実際の神経ってこと?
スピーカー 2
エマ 実際の脳の中の場所。即座核っていう場所なんだけど。
スピーカー 1
レン へえ。
スピーカー 2
エマ そういう特定のエリアがあって、そこにめっちゃオキシトシの受容体が密度高くあるし、
それはドーパミンにも関係している場所ですよっていう感じ。
スピーカー 1
レン ふんふんふん。え、なんかそういうホルモンの受容体ってさ、どこにあるんだっけ?
スピーカー 2
エマ 細胞の表面とかっすね。
スピーカー 1
レン ああ、じゃあ別に神経細胞である人は何か、いろんな細胞の表面とかにあるみたいな。
スピーカー 2
エマ いや、まあでも脳だから神経細胞ですよ。
スピーカー 1
レン ああ。
スピーカー 2
エマ 基本的には。まあ他のね、なんか免疫系の細胞とかもいろいろいるけど、今話しているのは神経の細胞。
スピーカー 1
レン うーん。とりあえずドーパミンのところにいたんだね。
スピーカー 2
エマ そう。だから今言っているのは、オキシトシンを調べていくと、どうやらドーパミンにも関係しそうというのがわかってくる。
スピーカー 1
レン うーん。
スピーカー 2
エマ だからオキシトシンが分泌されます。
スピーカー 1
レン うん。
スピーカー 2
エマ そうなると、ドーパミンも合わせて分泌されるみたいなことが起きる。
スピーカー 1
レン ああ、そうなんだ。ドーパミンも合わせて分泌されるの?
スピーカー 2
エマ そう。
レン ああ、じゃあオキシトシンを受け取った場所が、そのドーパミンを出すような神経だから、そこでドーパミンが出る?
スピーカー 2
エマ まあ、簡単に言うとそう。実際もうちょっと複雑だけど。
スピーカー 1
レン オキシトシンが分泌されて、そしたらドーパミンが出てくるんだよね。
レン でもドーパミンは別に快楽そのものではなくて、快楽に向かうための物質だから、それが報酬になるというのがちょっとよくわからなかった。
スピーカー 2
エマ 順応って言うと、まずオキシトシンが出ます。それは例えばネズミのパートナーと出会うっていうのでオキシトシンが分泌されるとするじゃん。
それによってドーパミンも合わせて分泌されて、このパートナーと一緒にいたいっていうのが発生する。
で、そのパートナーの例えばにおいという情報とか、見た目とかそういうのといろいろ紐づいていくと、一緒にいるっていう状況になりたいっていう風になっていくらしいの。
だから結果的にずっと一緒にいたくなるみたいな。
レン だから、より一途になるってこと?
スピーカー 2
エマ じゃないかって感じですね。
だからそこが、今オキシトシンって結局幸せホルモンって言ってるけど、何なのかわからない状態で言ってるけど、幸せホルモンっぽくなってくる、こうなってくると。
スピーカー 1
レン そうだね、パートナーと一緒にいるときに出て、それが出るとドーパミンも出るから、よりパートナーと一緒にいたくなるってなると、
エマ 絆みたいなのに関係してるのかなみたいな。
スピーカー 2
レン そうそうそう。ややこしいけど、もっと一緒にいたいと思わせるものみたいな。
スピーカー 1
エマ とりあえず一途ホルモンみたいな。
スピーカー 2
レン 一途ホルモンみたいな。
スピーカー 1
エマ じゃあ今わかってることとしては、母性に関係あって一途になるみたいな、そういうことがわかってるってことね。
スピーカー 2
だんだんオキシトシンの正体がわかってくるの、これで。
子宮収縮させるだけじゃなくて、母性でもあり、なんか絆っぽいのもあるっていう。
っていうのが、ネズミでわかってきたと。
じゃあここから人間でどうなのかっていう話。
スピーカー 2
実はこれペプチドって、普通に口から飲んだりしても、脳みそにあんまり行かなくて、脳に直接届けるというのが難しいんだけど、
鼻のスプレーってあるじゃん、天秤薬。
あれって鼻の奥に脳に直結してる部分があるから、シュッてスプレーやったら、ちょっと脳行くんよね。
だからオキシトシンを鼻からシュッて吸い込ませると、一部脳に行くっていう。
スピーカー 1
レン どんな匂いなんだろう、オキシトシン。
スピーカー 2
エマ ねえ、ちょっとわかんないけど、どういう匂いすんだろうね。
レン いや、もうさっぱりわかんない。
スピーカー 1
エマ そういう実験をやったってこと?人間で。
スピーカー 2
レン これめちゃくちゃメジャーな実験であります。オキシトシンスプレーってやつなんだけど。
スピーカー 1
エマ そんな、大丈夫なの?そんなホルモンを鼻から入れて、ちょっと安全性とか、大丈夫だからこそやってるんだろうけど。
スピーカー 2
レン 一応ね、大丈夫ってことにはなってるんだけど。
スピーカー 1
エマ そうなんだ。
スピーカー 2
レン めっちゃ毒とかではない。
スピーカー 1
エマ それ薬ってこと?それともただの実験?
スピーカー 2
レン 実験だね。薬なんだけど、薬だね。
スピーカー 1
エマ じゃあ今も薬があるってこと?オキシトシン。
スピーカー 2
レン 原理薬。
スピーカー 1
エマ 原理薬として。
スピーカー 2
レン そんな手に入るもんじゃないと思うけど、さすがにね。だけどそれがあるらしいんですよ、オキシトシンスプレーが。
レン で、これ2005年のネイチャーに載ってる神経経済学者っていう、ちょっとこれ謎のジャンルなんだけど、ポール・ザックさんっていう方がやってる有名な信頼ゲームっていうのがあって。
ルールややこしいんで、本当に簡単に言うと、なんか投資家の人とそのお金を受け取る人っていうペアがいて、そのお金をやり取りするゲームなんだけど、どれぐらい見ず知らずの他人を信用してお金を預けるかっていうのを調べる実験なの。
レン だからまあ、どれだけその相手のことを信頼してるかっていうのはお金の金額で測れるわけよね。
レン これを実際、オキシトシンを鼻にシュッてやった人と、やってない人、偽物のやつをシュッて嗅いだ人でやってみると、オキシトシンスプレーを嗅いだほうがお金の金額が上がると。
レン 見ず知らずの他人でも信用して、お金を預けやすくなるっていう。
スピーカー 1
ミレイ なるほどね。その人との絆を感じちゃって、こいつ信用できそうってなっちゃうんだ。
スピーカー 2
レン そう、なんか安心感があるみたいな、そういう感情になってるんじゃないかっていう結果ですね、これは。
スピーカー 1
ミレイ これ詐欺に使いそうだよね。
スピーカー 2
レン 詐欺は、え、どういうこと?
スピーカー 1
ミレイ 詐欺師とかがさ、ちょっと失礼しますねって言って、鼻にシュッてして。
スピーカー 2
レン やばすぎるじゃん、怖っ。
スピーカー 1
ミレイ ちょっと僕にお金くれませんかみたいな。
スピーカー 2
レン めっちゃ怖いよ、それ。
スピーカー 1
ミレイ 怖いね。
スピーカー 2
レン 怖い怖い怖い。
レン それさ、鼻にシュッてやる時点でさ、結構許してるよね、気を。
スピーカー 1
ミレイ いやもうそこは。
スピーカー 2
レン バレないようにやるってこと?
スピーカー 1
ミレイ バレないよりか、もう相手のバリをかいくぐって、もうシュッてやっちゃったらもうこっちのもんだからさ。
スピーカー 2
レン 無理でしょ。ダメですよ、そういうのに使って。
スピーカー 1
ミレイ そうですか。
スピーカー 2
レン それはダメですよ。まあまあでもそういう実験がやられてるんで。
レン まあまあね、こういうことがあるから、これね2005年なんですけど、これぐらいの時からめっちゃメディアで取り上げれるようになってくる。
スピーカー 1
ミレイ ほう。
スピーカー 2
レン だってさ、みんな好きじゃん。なんかこういう人の感情を操れる物質があるらしいぞみたいな。
スピーカー 1
ミレイ そうね。
スピーカー 2
レン で、もうメディアは大はしゃぎ。
スピーカー 1
ミレイ ああ。
スピーカー 2
レン そして、もうなんか謎のそういう本とかも出たりとかして、これ世界中で割とラブホルモンとか、
レン 法用ホルモンとか、トラストモレキュール、信頼の分子。
スピーカー 1
ミレイ ほうほう。
スピーカー 2
レン とか、で日本だと幸せホルモンみたいな名前がついて、どんどんどんどん定着していくっていうのが起きる。
スピーカー 1
ミレイ えー、じゃあ結構海外では幸せホルモンっていうより、結構トラストみたいなところとかとも思われてるんだ。
スピーカー 2
レン そうね、愛情ホルモンとか、あと法用ホルモン。
スピーカー 1
ミレイ 法用ホルモン。
スピーカー 2
レン 抱き寄せるホルモンみたいな。
ミレイ うーん。
レン だから、ちょっとニュアンス違うような気もするけど、だいたいね、ハッピーな感じですね。
スピーカー 1
ミレイ そうだね。
スピーカー 2
レン で、だからハグしたりとか、なんかこう、さっき最初に言ってたペットなでるとか、それによってオキシトシンが分泌されて、もうみんなハッピーみたいな。
っていう、すごいわかりやすいストーリーが、どんどんどんどん一般に広まったよっていうのが、これ2000年入ってからの話。
スピーカー 1
ミレイ そうなんだね、結構最近なんだね、これが広まったのってね。
スピーカー 2
レン 結構最近。でもさ、これ冷静に考えるとちょっと変なんよ。
レン だってさ、このオキシトシンって普通に体に備わっているので、かわいい動物見たらさ、かわいい、ハッピーみたいな感じになってさ、心許しちゃうわけでしょ。
スピーカー 1
ミレイ はい。
スピーカー 2
レン そんな簡単にさ、他のなんか生き物とかを信用してたらさ、自然界だったらあっという間にやられちゃうと思わない?
スピーカー 1
ミレイ 確かに。なんか人に懐っこすぎる犬がさ、そこら辺に放置されたらすぐ死にそうみたいな、そういう感じかな。
スピーカー 2
レン すぐ死にそう?
スピーカー 1
ミレイ え、自然界で生きていけなさそうみたいな。
スピーカー 2
レン え、ちょっと待って、なんてもう一回言って。
スピーカー 1
ミレイ 人懐っこすぎる犬をそこら辺に放置したら、自然界で生きていけなさそうみたいな。
スピーカー 2
レン ああ、そうなのかな。そうかもしれない。なんか違う要因がありそうだけど、生きる能力低くてダメみたいな感じするけど、まあまあでもそういう感じかな。
スピーカー 1
ミレイ まあだって誰かしらにさ、ついて行っちゃったらダメだもんね、動物として。敵にさ、勝手に心を許してたらさ、食べられちゃうもんね。
スピーカー 2
レン そうそうそう。だからオキシトシンばっかり出てたら、多分動物としてやってけないよね。普通に考えたら。だから必ずどっかに線引きはあるはずなのよ。
スピーカー 1
ミレイ はいはいはい。
スピーカー 2
レン で、そういうのを考えた人が実際にいて、オキシトシンってこれ本当に単なる幸せホルモンみたいな、そんな単純な話じゃないんじゃないっていう人が、これ2014年とかに出てくるんですけど、
これまたオキシトシンスプレーを使った新しい実験っていうのをやられるの。これすっげえ面白いんだけど、コイントスをまずしますと。
レン というかギャンブルみたいな話ね。で、表だったらお金がもらえます。裏だったらもらえません。表か裏かっていう結果は自己申告してくださいっていう。
レン だから嘘つこうと思ったらつけちゃうよ。自分でコイントスして、表でしたって言い続けたらどんどんお金もらえるみたいな。これをオキシトシンスプレーありなしで変わるかっていう。ちょっと面白いじゃん。
スピーカー 1
レン 面白いけど、そもそもどうしてその発想に至ったんだっていうのはちょっと不思議ではあるけどね。
スピーカー 2
まあね。モチベーションとしては愛情ホルモンとか言われてるくらいだから、嘘つかないんじゃないっていう。
スピーカー 1
レン ああ、はいはいはい。
スピーカー 2
みんな優しくなってハッピーになってみんな正直になるんじゃないっていう。なんかそんな感じしない?
スピーカー 1
レン そういう前提があったからこそやったってことね。
スピーカー 2
で、結果どうなるかっていうと、まずお金が、まず自分だけもらえますよっていう条件で、この表か裏かってやつをやると、オキシトシンを買いでも買わなくても嘘をつく確率っていうのは1勝くらい。
で、じゃあオキシトシンあんま関係ないんだって思うじゃないですか。だけど、これがお金もらえるのが自分だけじゃなくて、自分のチームみたいな集団になったら、途端にオキシトシン買いだグループのほうがめっちゃ嘘つくようになった。
スピーカー 1
絆じゃん。
スピーカー 2
レン そう、絆ないよね、ある意味。
スピーカー 1
じゃあ、チームのために嘘ついてでも、チームのために何かしようみたいなことなんだね。
スピーカー 2
レン そう、面白くない?これ。
スピーカー 1
面白いね。
スピーカー 2
レン だから、嘘ついてでも仲間の利益を優先しちゃうっていう。なんかちょっとだから、単なるこれは幸せホルモンじゃないぞってなってくるの、この辺から。
スピーカー 1
いや、でもなんか、はじめから一貫してる感じはするけどね。他人との時間を大切にするみたいな。
スピーカー 2
レン まあね。
母性もそうだし、愛情もそうだし。
スピーカー 2
まあ、そうね。なんだけど、言えるのは、それって人だったら全人類に対して優しくするかって言うとそうじゃない。
仲間には優しいって話だよ。だから、別の研究で、これ仲間以外のグループに対して攻撃的になるっていう実験とかもある。
スピーカー 1
オキシトシンを与えると?
スピーカー 2
そう、別の研究だけど、オキシトシンのこのスプレーの濃度が高いほど、自分以外のグループに対して排他的になる、攻撃的になる。
スピーカー 1
へえ、そうなんだ。
スピーカー 2
っていう実験もやられてて、だから仲間には優しくなるけど、それ以外には厳しくなるっていう感じになる。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
なんか幸せって何だろうって感じしてるからね。
スピーカー 1
でもいいんじゃない?仲間を内で大切にしあってたら幸せなんじゃない?みんなを大切にすることはできないからさ。近い人だけを大切にするのが私は幸せだと思う。わからない?
スピーカー 2
若干なんかヤクザみ感じるけどね、これ。仲間は守るけど、他のやつはどうなってもいいみたいなね。そんな感じがするけど。
スピーカー 1
まあバランスだよね、でも。
スピーカー 2
まあバランスだけど。で、あとはちなみにこれ、嘘をつく速度っていうのも、オキシトシンを変えたほうが早くなる。
スピーカー 1
それはでも仲間が関係してるときだけだよね。
スピーカー 2
これもそうだね。だから嘘をつく、このなんか普通ちょっと迷いの時間みたいなのが、本当に2.8秒とか。
スピーカー 1
だいぶ長いな。
スピーカー 2
それぐらい発生するらしいんだけど、それが0.6秒ぐらい短縮されるっていう。
スピーカー 1
それはだいぶ違うね。
スピーカー 2
だから嘘をつくハードルが低くなってるんじゃない?っていう指摘ですね。
これって単なる愛情ホルモンかっていうと違くて、愛情ホルモンっていうと、どっちかというとリラックスするとか、不安を和らげますみたいなイメージあると思うんだけど。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そうじゃない?で、この研究してる人が言ってるのは、社会性を引き上げるホルモンだっていう話にしてる。
分かるかな?このニュアンスというか。
スピーカー 1
うん。むしろ戦略的になるというか、誰かしらにもリラックスして優しくしちゃうとかじゃなくて、自分と自分の周りの人が有利になるように戦略的な行動をとるみたいなホルモン。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
それが社会性ってことなのかな?
スピーカー 2
そうそう。それが社会性っていう。
まあそう言われると、なんかすごい動物社会だったら群れを守るみたいな方向にちょっと使われてそうだなみたいな。
スピーカー 1
確かに。そしたらちゃんと生存に有利に働くみたいな。
スピーカー 2
っていうのが一応仮説だけど、実験結果を合わせるとそういうことが見えてくると。むしろ悪い感情も増幅してるんだよね。敵は徹底的に潰すみたいな。そっち方向にもオキシトシンって言ってる。
これ結構有名なんだけどさ、オランダ人の人にオキシトシンを投与すると、ドイツ人とかアラブ人とか、ちょっと違う人たちに対してはめっちゃ攻撃的になる。
だけど同じオランダ人同士は仲良くなるっていう。ざっくり言うとね。だからそういうね、ホルモン。
スピーカー 1
ちょっとあの本を思い出したわ。
スピーカー 2
どの本?
スピーカー 1
変な絵。
スピーカー 2
変な絵?ウケツさんの?
スピーカー 1
ウケツさんの。君と一緒にドライブしながら聞いた。
スピーカー 2
確かに。あれどこで聞いたの?
スピーカー 1
アイスランドじゃない?アイスランドでオーロラとか見えて嬉しいみたいなときに、めっちゃ怖い変な絵の。
スピーカー 2
やばい状況だよね。
スピーカー 1
そう、聞きながらドライブするっていう感じだったんですけど。
スピーカー 2
めっちゃ意味わかんないね。そう言うと。
スピーカー 1
そう、そこで出てきたキャラクターが今言ったオキシトシンを投与された人みたいな行動をしてましたね。
スピーカー 2
そうだっけ?ちょっと俺あんま思い出せないけど、まあまあネタバレになりそうだからこれぐらいにしておくけど。
スピーカー 1
そうですね。面白いんでおすすめです。
スピーカー 2
でもこれなんかいろんなやつにありそうだけどな。民族間の争いみたいなさ、そういうのってだいたいこういうのありそうじゃない?
スピーカー 1
でもどうなんだろうね。なんかそのオキシトシンがさ、絆として感じるのってさ、同じ民族っていうそんな大きい単位で適用されるのかな。
なんかもっと自分と近しいさ、例えば家族だけとかかと思ってたらさ、
例えば私からしたらさ、日本人なんて1億人ぐらい周りにいて別になんとも思わんけど、周りの人。
スピーカー 2
まあまあ、それはそうなんだけど。それはそうなんだけど、だからまあじゃあ家族で言うな。家族とかもたぶんそうだよね。
スピーカー 1
まあ家族とか、学校社会とか?わからんけど。
スピーカー 2
学校か。
スピーカー 1
とかわかんない。会社とか。仲良しグループとそうじゃないグループみたいな。
スピーカー 2
だからこの社会性が上がってるってことは、要は他人の喜びを自分の喜びのように感じるとか、そういうのにも関連してるとは言われてるよね、オキシトシンって。
だからやっぱり確かにね、身近な人だね。そう考えると。
スピーカー 1
わかんない。
スピーカー 2
誰でもいいわけじゃないもんな。っていうのと、あともう一つ面白いのが、自分と他人の境界線がちょっと曖昧になるっていうのもわかってて、オキシトシンって。
例えば、自分の顔が徐々に他の人の顔に変わっていく映像っていうのを見せられたときに、どこまでを自分って判断するか。
オキシトシンに投与された人って、どこまで自分かっていう境界線がめっちゃ曖昧になる。
スピーカー 1
曖昧になるってのは?
スピーカー 2
かなり他人の顔に寄っていっても自分の顔っていうふうに認識するみたいな。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
っていうのがあって、要は自分と他人の境界線が曖昧になるってことは、母親が子供を自分の体の一部だって思っていくみたいな。
そういうのと関連してる可能性があると。
これなんか自己他者融合っていう言葉があるらしいんだけど。
スピーカー 1
っていうかさ、これとさ、たぶん直接関係あるかわからんけどさ、私と君似てるってよく言われんじゃん、顔。
スピーカー 2
よくは言われないけどね。
スピーカー 1
私結構言われるんだけど、周りの人から。
スピーカー 2
マジで?
スピーカー 1
わかんない。私は言われるんだけど。
スピーカー 2
そんなに?
スピーカー 1
結婚式の写真を職場の人が見たときに、めっちゃ似てるねみたいな。
スピーカー 2
これあれじゃん、大谷夫妻が顔似てるっていう話と一緒じゃん。
スピーカー 1
そうかさ、最近結婚した誰だっけ、欅坂の元センターの子。
ああ、平手ユリーナ。ユリーナだっけ?
そんな感じの。
スピーカー 2
似てるよね。
スピーカー 1
めっちゃ似てるよね。
スピーカー 2
じゃあなんかあれでしょ、作画が一緒ってやつじゃん。
スピーカー 1
うん、かもしれない。
スピーカー 2
顔の作画がめっちゃ一緒な人、夫婦になりがちみたいなのよく言われる。
スピーカー 1
うん。で、ずっと一緒にいてるからこそ、顔似てくるみたいなのも言われたりするんだよね。
始めよりも、なんかだんだん寄ってきてね、みたいなさ。
ああ。
スピーカー 1
シュウロってさ、オキシトシン関係あんのかな。
ああ、関係、いや、それはなんかなさそうだけど。
スピーカー 1
なさそうだけど、ちょっと似てるよね、なんか話として。
スピーカー 2
え、でもさ、そもそもなんかこう、オキシトシン出やすいのが、例えばさ、似てる人とかの、これあるかわかんないよ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あるかわかんないけど、あったら結婚するに至るとか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんかありそうだね、それ。
スピーカー 1
ね、ありそうだね。
スピーカー 2
ありそう、ありそう。だって自分だと思っちゃうみたいなことでしょ。似てたら、自分の一部だと思いやすい、だから仲間だと思いやすいみたいな感じがあるんだったら、あるかもね。
スピーカー 1
うん。でも一方でさ、
スピーカー 2
うん、面白いかもね、これ。
スピーカー 1
うん、でも交際する人は遺伝的に遠いほうがいいから、だから、例えばさ、匂いとかが遺伝子的に近いと匂いで無理になるみたいなのよく言うじゃん。
だからさ、娘やお父さんの匂いが無理だみたいな、そういうのとかあったりするじゃん。
だから、そういうのもありつつ、でもオキシトシンみたいに似てる人を好きになりやすいみたいなのもあって、ちょっといろんな要素がありますね。
スピーカー 2
まあまあオキシトシンだから似てる人が好きになりやすいかはわからんよ。
スピーカー 1
そうだね。
それはわかるんだけど。
スピーカー 1
それはわかんないけど。
スピーカー 2
うん。でも確かにな、匂いの話と顔が似てるって話は逆だね。
スピーカー 1
ね、不思議だね。
スピーカー 2
そう考えたら。え、これなんかまた掘ったら出てきそうだな。またこれ調べてみたいテーマではある。
スピーカー 1
そうだね。
なんで、そもそもあれじゃない?夫婦の顔が似てるっていうのはマジなのかっていう。研究されてるのかな?
スピーカー 1
わかんない。でもケースバイケースだと思うけどね。マジで全然違う人もいるじゃん。だから似てる人もいるよね。
スピーカー 2
似てる人の方が多い気がする。
スピーカー 1
え、それがたまたまかな?だってさ、似てない人もいればさ、似てる人もいてさ、それはさ、いろいろ見たらさ、似てる人もいるな、みたいな。たまたま。
スピーカー 2
でもなんか、俺似てる人の方が多いような気がすんだよな、なんとなく。やっぱ駆け離れてる感じの人って結婚しなくない?そんな。
スピーカー 1
しない。そもそもなんか、自分と全く違うタイプの人間と仲良くならないじゃん。
なんか私だったらさ、例えば超パリピみたいな人と多分仲良くならないからさ。
スピーカー 2
友達でってことね。
スピーカー 1
友達でも、まあ普通に、全てにおいてね。全てにおいてさ。
スピーカー 2
わかるわかるわかる。
スピーカー 1
で、そういうなんか超イケイケパリピみたいな人は多分、そもそも顔違うんじゃないかな。
スピーカー 2
顔なの?それ。確かに多少ね、顔と性格もさ、ちょっと関連してそうではあるじゃん。
スピーカー 1
なんかそういう話、前しなかったっけ?どっかで。
スピーカー 2
どっかでしたような気もする。面白いね、でもそれ。それとホルモンって関係あるのかな?
スピーカー 1
わかんない。誰か研究してないかな。
スピーカー 2
いや、してそうだけどな。難しいけどね。
スピーカー 1
そういう研究について知ってる人いたら、リスナーさん、ぜひお便りとかで教えてください。
スピーカー 2
いや、確かにこれめちゃめちゃおもろいわ。全然オキスト神関係ないけどね。これちなみに。
スピーカー 1
なんで、そういう話なったんだっけ?オキスト神…あ、事故。
スピーカー 2
あの、事故と他者の境界線が合いになるっていう話。
スピーカー 1
だね。
スピーカー 2
うんうん。だからこそ仲間って思いやすくなるんじゃないかとかね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
面白いね。でもなんかこれ関連してそう、その辺。面白いわ。面白い面白い。
スピーカー 1
面白いね。関連してそうだわ。
スピーカー 2
これまとめるとね、オキスト神って何してるかっていうと、自分と仲間の境界線がちょっと曖昧になってるよっていう、そういう可能性とか、仲間の喜びを自分の喜びって感じられるみたいな。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
そういうちょっと社会性が上がるみたいな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
そういう方向のホルモンで、なんか集団のこの結束を高めるみたいな。
はいはい。
そういう生存戦力と関連してるホルモンなんじゃないっていうところが、結構最近言われてることっすね。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
ただ単に幸せホルモンです以上ではない。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
なんか分かってきてる。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
スピーカー 2
っていう感じですかね。オキスト神の研究に関しては。
スピーカー 1
なるほど。まあまあでもなんか全部一貫してますね。
スピーカー 2
そう、一貫はしてる。
スピーカー 1
社会性とね。
スピーカー 2
うんうん。でやっぱ人間って、やっぱ結構このオキスト神の需要帯、受け取る側の密度が重要ですよって話も途中で出てきたけど、
なんか他の霊長類よりも結構この密度が高いと。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
だから赤の他人とも協力できる能力とか、血縁がある家族以外の子供でも育てるのを助けるとか。
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
動物としてはね。
うんうん。
こういうのがあるから、まあそれは生存に有利だったんじゃないとかね。こういうのがあるからこそ。
スピーカー 1
なるほどね。じゃあオキスト神の需要帯の数でさ、結構なんか人の性格とかも変わってきそうだね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
あんまりない人とかって、あんま協調性なかったりするんかな?
スピーカー 2
あんまりない人がいるのかわからないけど。
スピーカー 1
いいよりもさ、多い少ないってあんじゃん。
スピーカー 2
まあね、まあ人によって違うと思うよ。まあそれと相関があるかは知らないけど。
スピーカー 1
ああ、そういう研究とかもありそうだな。
スピーカー 2
なんかありそうだね、確かにね。あとちょっと面白いなって思うのは、なんかこのオキスト神の影響が大きいからこそ、仲間意識が強くなりすぎて、組織が腐敗するとか。
スピーカー 1
ああ、確かに。
スピーカー 2
そういうのも関係ありそうじゃない?っていう。
スピーカー 1
ああ、それ言われてるの?
スピーカー 2
言われてるし、俺もそう思う。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
多分バランスだと思うけど、なんかあまりにも他の人と協力協力だけになっちゃうと、多分ね、腐敗していくんだろうなって思うよね。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
だから結構大事だと思うんだよな、これ。人間社会においても。で、しかもさ、ドーパミンとも関連してますって言ったけど、腐敗で言うと仲間内でどんどん絆がこう上がっていった時に、それがめっちゃ心地いい、どんどんそうしたいっていうドーパミンの報酬系みたいなのが活性化すると、
どんどんどんどんそうなっていって、何もしませんみたいな。仲間内でワイワイやってるだけです、みたいなね。
スピーカー 1
確かに、それも良くないね。
スピーカー 2
に何か繋がってそうだなって思った。
スピーカー 1
なるほどね。まあでもとりあえず、家族とかさ、そういう本当に近い人に対してオキシトシンがよく出るのはいいことなんじゃん。
スピーカー 2
まあそうだね。それはすごい良いことというか、まあ自然なことっていう感じだけど、これね、途中でさ、なんか詐欺師がとか言ってたけどさ、穴勝ち俺それあるなと思って。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
オキシトシンをハッキングしたら、詐欺に使えると思うんだよね、俺。
スピーカー 1
だよね。てか、そういう人とか現れてないの?すでに。
スピーカー 2
というか、たぶん詐欺師がやってるのって、オキシトシンをハックしてることだと思う。
スピーカー 1
ああ、意識してなくても、実はオキシトシンハッキングしてるんだ。
スピーカー 2
そう、なんかちょっと太る頃に潜り込むじゃないけどさ。
スピーカー 1
ああ、確かに確かに。
スピーカー 2
仲間だと思ってもらって、裏切るみたいなのあって、結構あるよね。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
面白いのがさ、AIがオキシトシンハッキングしてきてるんじゃないかっていう話があって。
スピーカー 1
おお、そうなの?それは実際にあんの?
スピーカー 2
うん。要はチャットとかすんじゃん、AIと。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
で、ちょうどいいタイミングで、その人しか本当は知らないような情報、他のチャットで入力してる情報とか。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
でさ、AIが分かったりすんじゃん。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
記憶してるから。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
それを適切なタイミングで出すことによって、なんか自分のこと分かってくれてるって思っちゃうとか。
スピーカー 1
ほうほうほう。
スピーカー 2
で、それってAIを仲間だと思っちゃうみたいな。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だからそのAIへの依存症とかにも関連してるんじゃないとか言われてる。
スピーカー 1
いやもう実際そうだよね。
スピーカー 2
実際そうなんよね。
スピーカー 1
だってAIと結婚した人とかもいるもんね。
スピーカー 2
なんかいたね。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
ちょっとどういうことなのか、俺全く理解できないけど。
スピーカー 1
でもさ、結局オキシトシンはドーパミンとも関わってるって言ってたから、まあ依存とかになるかもね、確かに。
スピーカー 2
だからAIとかさ、いやどうしてもあの、こないだ話した宇宙人がやってきたときに、僕たちはどうするかみたいな話したけど。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
多分さ、うまいことさ、仲間だよみたいな感じでさ、ハッキングされたらさ、騙されちゃいそうだよね。
スピーカー 1
確かに。騙されるかもしれないけど、宇宙人は私たちのドーパミンの仕組みを理解しているのだろうか。
スピーカー 2
いやわかんない。ドーパミンとかオキシトシン。
スピーカー 1
ドーパミンじゃないか、オキシトシンか。
スピーカー 2
わかんないけど。
スピーカー 1
わかんないけどね。なんか詐欺っていうところであれを思い出したわ。結婚詐欺みたいな。
あー。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
詐欺みたいな。とかあれじゃん、なんだっけあの人。
スピーカー 2
人?
スピーカー 1
うん。めっちゃお金をさ、王子から吸い取る人。
スピーカー 2
あー、頂上女子。
スピーカー 1
あーそう、頂上…
スピーカー 2
何ちゃんだっけ?
スピーカー 1
リリちゃん。
スピーカー 2
リリちゃんだっけ?頂上女子リリちゃん。
スピーカー 1
うん。あれはもう絶対オキシトシンハッキングしてる。
スピーカー 2
確かにね。最強なんじゃない?多分ハッキングしまくってるよね。
スピーカー 1
うんうん。もう彼女はオキシトシンのプロだと思う。
スピーカー 2
いやー、すごいな、そう考えると。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
うん。で、なんかそれはやっぱ依存症に繋がっちゃうとか、やっぱドーパミンに繋がってる感じするもんな、あれも。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
恋愛とか大体そうだね。
スピーカー 1
そう考えるとホルモンってすごいな。やっぱ私たちの行動にすごく影響してるね。
スピーカー 2
いい面もあるし悪い面もあるみたいな感じがする。
スピーカー 1
そうです。うんうん。はい。
スピーカー 2
って感じです。あのー、最近ホルモンシリーズちょいちょいやってるけど、これ結構いいね、ホルモン。
スピーカー 1
ホルモンいいね。
スピーカー 2
あと何がいいってさ、ホルモンユニバースが広がってくんよ、これ。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
これまだドーパミンと、あと女性ホルモンとかしかやってないけど、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
これはオキストシに伝わったんで、まだいっぱいあるからホルモン。
スピーカー 1
そうだね。でさ、あのオキストシのところでドーパミン出てきたからさ、
うん。
ドーパミン復讐しようっていう気持ちになるかもしんないしさ、
どんどんどんどんホルモンとホルモンの関係性とかもわかっていったらさ、すごく理解できるんじゃない?
いろいろハックできんじゃん。
スピーカー 2
マジでもう、体内みたいな。
スピーカー 1
体内。
スピーカー 2
ホルモンとホルモンが関連してってみたいな。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
体内で起きてることだよ、それ。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
笑
スピーカー 1
お理解できるっていうね。
スピーカー 2
理解できるっていう。
スピーカー 1
うん。素晴らしい取り組みだと思います。
スピーカー 2
まああの、いろいろ端折ってるところはあるんですけど、気になった人はぜひね、オキシトシにさらに深掘りして調べてみてほしいですね。