1. サイエントーク
  2. 77. 金属とヒトはどう出会った..
2023-08-17 49:48

77. 金属とヒトはどう出会った?銅と鉄は世界を変えるパワーがある!

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私たちはいつから金属を使っている?鉄と銅は金よりもスゴい事を伝えるべく、金属とヒトの歴史を振り返ります。

【トピック】

・アクセサリーは好き?

・金属の発見

・金属が使われる順番

・銅と青銅の転換点

・鉄が使われた時期の矛盾

・鉄の加工と国を変えるパワー

・生物は当然のように鉄を使う

・体の中の金属

・大学生からのおたよりとゲーム実況

・次回はワインのコラボ?


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【参考文献】

The Discovery of Metals

The History Of Metals

Bronze Age iron: Meteoritic or not? A chemical strategy. ・この世界を知るための人類と科学の400万年史 レナード・ムロディナウ 著

・「化学の歴史」が一冊でまるごとわかる 齋藤勝祐 著

・ケミストリー世界史 大宮 理 著

・世界史は化学でできている。 左巻健男 著  ほか

【YouTube】

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.youtube.com/channel/UCn3buED4vDrWdPi3E_POGVQ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

映像協力: 自走形remonさん(https://note.com/runningremon/)、ツバサさん(https://twitter.com/283create)

【Twitter】

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オープニング:オリジナル曲

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00:05
SciEn TALK
レンです。
エマです。サイエントークは、研究者とOLが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。
サイエントークレン
アクセサリー好きですか?
SciEn TALK
はい、好きです。買ってください。
サイエントークレン
いや、そういう話じゃないんだけど。
SciEn TALK
それは冗談です。ちゃんと自分で買いますよ。
サイエントークレン
あんまりあげたことないですね。
SciEn TALK
うん。婚約指輪くらいかな。
サイエントークレン
うん。そんな欲しいって言われたこともないんですけど。
SciEn TALK
でも結構ね、もらったら嬉しいよ。
それはまた別な機会に。
いや、お願いします。
サイエントークレン
じゃあ、金と鉄のアクセサリーがあったとしたら、好きなのどれですか?
SciEn TALK
金と鉄ですか。金ですね。
サイエントークレン
金。その次は?
SciEn TALK
えー。
サイエントークレン
第2位は?
SciEn TALK
じゃあ、鉄で。
サイエントークレン
あ、鉄。で、3位どう?
SciEn TALK
なんとなく。
サイエントークレン
あ、そう?
SciEn TALK
いや、なんか普段はさ、別に金のアクセサリーとかしないけどさ、お金に変えられるじゃん。
だから、金かなって思って1位は。
で、その次は鉄は、なんかさ、シルバーのアクセサリーとかさ、いいじゃん。
サイエントークレン
シルバーは銀です。
SciEn TALK
でもさ、鉄もちょっとシルバーじゃん。
サイエントークレン
いやいやいや、鉄と銀は違いますよ。
SciEn TALK
いやいや、でもあの、色的にね、あの、銀色の話してるの。
サイエントークレン
あー、そう、色ってことね。
SciEn TALK
うんうんうん。鉄は銀ではないけど。
サイエントークレン
まあ、でもなんか結構さ、金属って序列あるじゃない。
うん。
まあ、よく金メダル、銀メダル、銅メダルとかもそうだし。
うん。
まあ、俺的には鉄ってそれ以下だと思うんだけど、そのレア度で言ったらさ。
うんうんうん。
鉄の方がそこら辺にあるじゃん。
うん。
今回のエピソードの目標は、この順番をひっくり返すことです。
SciEn TALK
それは何?なんか、何の順番?
サイエントークレン
好きな順番。
SciEn TALK
あー、好きな順番。
サイエントークレン
これ、銅とか鉄とかって、しいたげられてるんじゃないかとって。
SciEn TALK
あー、確かにね。
サイエントークレン
まあ、そういうイメージじゃないですか。
うん。
でも、この鉄とか銅もすごいんだぞって話をしたいんですよ、今日。
うんうんうん。
いかに僕らの生活が、この2つに支えられているか。
SciEn TALK
はいはい。
サイエントークレン
なんなら、僕らの体も鉄とか支えてますよね。
SciEn TALK
確かに。鉄分とかね。
サイエントークレン
あなたの体の中にも、釘1本分ぐらい鉄入ってますからね。
SciEn TALK
おー、釘1本分。
サイエントークレン
4グラムとか5グラムとか。
えー。結構だね。
全部集めると、そのぐらい鉄が入ってるよね。
SciEn TALK
えー、びっくりだね。
とかさ、鉄の味って言われたらさ、わかるよね。
サイエントークレン
まあ、あの血とかね。
SciEn TALK
うん。でもさ、ちょっと意外じゃない?なんか。
うん。
だって、鉄舐めたことある人なんてほとんどさ、いないのにさ。
うんうんうん。
鉄の味って言われたら、なんとなくわかるよね。
わかるね。
サイエントークレン
うん。
なんでだろうね、それ。
SciEn TALK
うん。こんな味なんだろうなって想像つくよね。
なんか、血だからとか言うわけじゃなくてさ。
サイエントークレン
あー、確かに。鉄舐めたことない。
でもね。
どっかで舐めてんのかな?
SciEn TALK
わかんない。銅とか金の味とか言われたらさ、
サイエントークレン
うん。
SciEn TALK
ちょっと想像はつくくらい、なんか。
あー、いや。
こんな味かな?みたいな、想像だけどね。
あの、鉄は結構確信があるというか、こういう味だろうみたいな、わかってるけど。
03:02
SciEn TALK
うん。
なんとなくイメージだけど、金は味薄そう。
サイエントークレン
あー、てかさ、金箔とか食べ物に乗せたりするじゃん。
SciEn TALK
確かに。
サイエントークレン
味しないでしょ。
うんうんうん。
まあまあ、少なすぎるからっていうのもあるのかな。
SciEn TALK
なんか、銅は金よりは味しそう。
サイエントークレン
うんうん、しそうだね。
SciEn TALK
うんうんうん。
サイエントークレン
あんま良くない味しそうだね。
うんうんうん。
SciEn TALK
鉄とはちょっと違う風味がしそうじゃない?
サイエントークレン
うん、ちょっとわかる。
うん。
味の話は全然どうでもいいんだけど。
SciEn TALK
うん、どうでもいいんだけど。
サイエントークレン
銅だけ言ってね。
うんうんうん。
つまんねー。
でも、まあ結構この金属自体のお話って、
僕らの歴史的なところもすごい大事で、
うん。
昔、石だった時代から、今、金属を使いこなしてる時代に入ってるわけなんで。
SciEn TALK
はい。
サイエントークレン
その人間と金属の出会いみたいな話も、ちょっと今回したいんですよ。
SciEn TALK
うんうん。
サイエントークレン
前回はミイラで、よくわかんないけど、化学物質使いこなしてましたってところから、
うん。
もう少し化学物質自体にフォーカスしていく。
SciEn TALK
うん。
じゃあ結構さ、
うん。
その、ケミストリーの歴史の中では、金属って結構原始的な方。
サイエントークレン
ケミストリーの歴史もそうだし、人の歴史の中でもかなり原始的な方だよね。
うん。
SciEn TALK
で、ちょっとそういう化学の始まりの、これもね、ちょっと前エピソード0みたいな話なんだけど。
サイエントークレン
あ、まだゼロなんだ。
そう。
うん。
人と金属が出会うところ。
うん。
これもね、一個化学の始まりで大事なポイントなんで、
うんうん。
SciEn TALK
これを話していきます。
普通に原始生活してて、なかなか金属と合わないかな。
サイエントークレン
原始生活。
SciEn TALK
原始人の生活。
サイエントークレン
原始人の生活、原始生活って呼ぶ人なんですね。
SciEn TALK
原始生活。
サイエントークレン
はいはい。
SciEn TALK
初めて聞きましたけど。
うん。今作った。
いやまあ、なんか鉱山とかに行ったらあるかもしれないけど、
普通にここら辺で過ごしてて、飼料採取とかしてて、なかなか見ないかな。
サイエントークレン
じゃあそっからちょっと想像してみますか。
はい。
石器時代、周りに石しかないと。
うん。
で、それで何とかちょっと道具とか作って、
うん。
動物飼って、暮らしてた時代に、
じゃあ最初に使ってたっていうのが、分かってる金属。
SciEn TALK
うん。
サイエントークレン
なんでしょう?
SciEn TALK
うーん、鉄かな。
サイエントークレン
鉄ですか。
違いますね。
SciEn TALK
違うんですね。
サイエントークレン
そう、これもね、ちゃんと違う理由がある。
鉄じゃない理由っていうのも後で話すけど。
SciEn TALK
うーん、っていうことは分かってるってことだね。
もうこの金属が使われてた、一番初めに使われてたっていう証拠があるから、
そういうふうに断言できるんだね。
そう。
えー、なんだろう、じゃあ銅。
サイエントークレン
銅?
うん。
まあ、銅はその次って感じですね。
SciEn TALK
2番目に使われた?
サイエントークレン
まあ、2番目とか。
うん。
いきなり実用的に使ってるわけじゃないというか、一番最初は。
銅って実用的には使いやすいんだけど、
うん。
それよりもうちょっと最初に使われてた金属。
使われてたというか、道具として使うわけじゃないというか。
SciEn TALK
うーん、飾るよみたいな?
サイエントークレン
お、そうそうそうそう。
うん。
ってなると?
SciEn TALK
ってなると?
サイエントークレン
装飾品とかに使われてそうなやつ。
SciEn TALK
じゃあ、金?
サイエントークレン
そう。
06:00
SciEn TALK
うーん。
サイエントークレン
まあ、諸説ありだけど、
うん。
紀元前5000年前くらいに、もう金って結構集められてたって言われてて、
うん。
まず、最低限さ、石器時代で使われるような金属って、自然発生しないといけない。
うんうん。
最低限の条件じゃないですか。
まだ加工することもできないし。
そうだね。
だから、そこら辺にその金属として存在するものって考えると、意外と少なくて、
金って結構レアなイメージあると思うんですけど、
うんうん。
まあ、わりと世界中の川底に堆積してる。
うーん。
で、自然に発見されやすいっていうものが言われてるよね。
SciEn TALK
それ自体としてっていうのは、何か加工物みたいな感じではないっていうこと?
サイエントークレン
あー。
SciEn TALK
酸化してないみたいな。
サイエントークレン
そうそうそう、とか、あと、何か岩石からさ、取り出さないといけないとかあるじゃん。
SciEn TALK
あー。
サイエントークレン
例えば、鉄だったらさ、ピカピカの鉄として落ちてないじゃん。
SciEn TALK
うんうんうん。
サイエントークレン
それ、鉄鉱石から溶かし出すみたいなことが必要になる、加工が必要になるんだけど、金って砂金みたいな感じで。
SciEn TALK
あー、そっかそっか。
そう。
そうなんだ。金、それとしているんだね。
サイエントークレン
そう、それとして見つかる。
あとは、綺麗っていうのもあるよね。
確かにね。
装飾品なんで、綺麗なものを集める、何か収集するっていうのを、すごい原始時代からやってたって考えると、金って、集めたくなるような見た目をしている。
すごいシンプルだけど。
だし、希少で、そんなめっちゃ見つかるわけじゃない。
だから、ちょっとレアってなると、若干なんていうの、物々交換みたいな感じで、お金っぽくも使えるというか。
SciEn TALK
うんうんうん。
サイエントークレン
価値が生まれるっていうのがある。
SciEn TALK
それこそ金だね。金だね。
サイエントークレン
そう、これ金の始まりみたいな話ですけど。
SciEn TALK
それは、砂金としてってこと?それとも、砂金はさ、熱加えて、金の塊みたいなのにしてたの?
サイエントークレン
そう、金はね、すごい加工がしやすいっていうのもあって、
なんで、わりと古くから叩いたり、形変えたりして加工されてたっていうのが言われてる。
で、装飾品として使ってるみたいな。
うんうん。
なんかね、一応銀も同じような感じでは、昔から見つかってて、使われてたって言われてる。
だから、金とか銀とか、そういう綺麗で、わりと価値があるようなものは、
すっごい最初に、石器時代の後期ぐらいから集められてたんじゃないかって言われてる。
SciEn TALK
うーん。
まあ、結局は推測なんだね。確固たる証拠があるみたいな感じではないよね、やっぱり。
サイエントークレン
でも、古代文明の遺跡から金とか出てきてます。
SciEn TALK
じゃあ、一番古いやつに金が出てるんだ。
サイエントークレン
そうそうそう、とか。
で、ただ、これめちゃくちゃいっぱい取れるわけじゃないんで、広く活用するのって難しいじゃん。
だから、今の僕らの社会みたいな感じで、至る所に金属使ってるみたいな状況には、それだけとならない。
だし、強度は結構弱めなんだよね。
で、じゃあ、広く使われるようになったのは?ってなると、銅なんですよ。
これさ、昔、歴史の授業とかで、青銅器とかあったの覚えてます?
SciEn TALK
あー、あったね。
09:00
サイエントークレン
あれも銅じゃないですか。
細かいこと言うと、青銅の前に銅だけの時代がある。
で、これが石器時代の終わりの方で、銅も割と自然に見つかる。
そうなんだ。
で、加工は簡単。で、金よりも強い。
SciEn TALK
金よりもそこら中にある?
サイエントークレン
金よりも量は多い。ってなると、銅を使って、例えば、槍の先端作ってみたりとか、みたいなことが可能になるね。
SciEn TALK
ちなみにさ、銅って、どういう状態であるの?そこらへんに。
サイエントークレン
銅は鉱物としてあるんじゃないかな。
SciEn TALK
あー、鉱物としてか。
サイエントークレン
で、一応、この最初に銅が使われた時って、まだ石とそんな変わらんぐらいのレベル。
SciEn TALK
はいはい。
サイエントークレン
だから、結構、この石と銅が併用される時代が続いたっていうのが言われてて。
SciEn TALK
併用っていうのは、石も使うし、銅も使うっていうこと?
サイエントークレン
そうそう。いきなり全部、銅に石で作ってたものを置き換えるんじゃなくて、
どっちも使ってたみたいな。
で、その後に、銅の鉱石とかね、岩石みたいなやつから、銅を加熱して取り出すみたいな。
みたいなことができるようになると、どんどん石で作ってるものよりも、銅で作ったもののほうが丈夫だし、壊れない。
で、ここからさらにちょっと転換点があって、さらに使いやすくするための金属がまた見つかるんですよ。
SciEn TALK
はいはい。
サイエントークレン
これってさっき言った、精銅。精銅って銅だけじゃないんですよ。
銅とあるものが混ざったものなんですけど、知ってます?
SciEn TALK
えー、なんだろう。わかんないです。
サイエントークレン
聞いたことあると思うけど、鈴。
SciEn TALK
鈴?
サイエントークレン
なんですよね。なんでいきなり鈴が出てくるかっていうと、鈴ってまず特徴として、有点が低い。
だいたい232度とか。で、銅は1000度くらいなんですよ。1083度。
この鈴と銅を混ぜ合わせると凝固点効果って、有点が下がるみたいな現象、多分聞いたことあると思いますけど、
それ起きて875度くらいになるんで、この辺だと木炭を使って到達できる温度がだいたい1000度弱くらいなんで、割と扱いやすくなる。
みたいなのがあって、銅単体だともっと頑張って加熱しないといけないけど、
鈴ちょっと混ぜると溶けやすくなるし、加工しやすくなるっていうのを見つけたの。
SciEn TALK
ていうことは、その当時からもう、鈴と銅は別物として認識、分離されてて、でも意図的に銅100%の中に、鈴何%か入れてたっていうことだよね。
たまたまさ、銅と鈴の混合物があって、その有点が800度くらいだったとかじゃないっていうことなのかな。
サイエントークレン
それは、本当に初期は、鈴がちょっと混ざった銅鉱石が見つかって、それを加熱したときに偶然発見されたって言われてる。
SciEn TALK
じゃあ、これは一つの金属かなって思ってたら、これは銅と鈴だったんだみたいな。
12:02
サイエントークレン
でもそれもよく見つけたなって思うけど、いろんな金属を混ぜてたらしいよね、銅に。
銅をなんとかして使いやすくしたいっていうので、いろんな金属みたいなのを混ぜて、火にかけて溶けるかみたいな実験をおそらくやっていた。
それで見つかったのが、青銅っていう流れっぽいんですよね、どうやら。
ここに最初に使ったのが、鉄じゃないっていう理由もある。
SciEn TALK
鉄は他のとあんまり混ざらないってこと?
サイエントークレン
いや、そもそも鉄を取り出すときに、石みたいに加熱して溶かさなきゃいけないわけですけど、鉄の有底ってむちゃくちゃ高いんですよ。
1538度。銅とかより500度ぐらい高いから、木炭とかで頑張って燃やして到達できるレベルの厚さではない。
だから鉄って初期にはそんな使われてないっていう理由でもある。
それに対して青銅は使いやすくて、しかも丈夫だし、武器作ったりとか農業の農具作ったりとかで一気に普及すると。
一応磨いてピカピカになるから装飾品とかにも使われてたし、いろいろ使われてたみたいですけど。
鈴は割とどこでも手に入るわけじゃないっていうのがあって、割と取れる場所が限られてるんですよね。
これもこれで価値が生まれるわけじゃないですか。
鈴が取れるところはそれを貿易に。
倍々が発生して、しかも鈴を混ぜたら青銅になって扱いやすくなるんだったらすごい価値あるよね。
だからそういう取れるところがどんどん発展していく。
これぐらいの時代になると、もう鈴とか銅とかをやり取りするような交通網のシステムみたいなのがもうちょっとずつできてきてて。
SciEn TALK
ちなみにこれぐらいの時代っていうのはいつぐらいの時代なんですか?
サイエントークレン
紀元前3200年ぐらいから銅は広く使われてる。
SciEn TALK
鈴の貿易が盛んになったのはいつぐらい?
サイエントークレン
鈴はそっから1000年ぐらい。
SciEn TALK
じゃあ結構、紀元前2000年ぐらいからさ、もうこういうことが行われてたんだ。すごいね。
サイエントークレン
このさっき交易システムめっちゃできたって言ったけど、これも金属使って車輪とか作り始めてるみたいな。
前にサイエントグでも車輪の歴史やりましたけど、そこと結構ここがリンクするところなんですよね。
金属で車輪が作れてめちゃめちゃ交易が発展して、さらに静銅機とかがいろんなところで使われる。
SciEn TALK
なのが紀元前から。
サイエントークレン
これが紀元前700年ぐらいまで続くんですよ。
それぐらいになると、もうちょっと技術が進んで、今度新しい金属がメジャーになっていくと。
SciEn TALK
それが?
鉄。
サイエントークレン
そう、それが鉄です。
これね、鉄のほうがね、圧倒的に地球にいっぱいあるんですよ。
SciEn TALK
地球のさ、あの元素の何番目だっけ?3、4位以内にいたような気がする。
15:06
サイエントークレン
えっとね、4番目ですね。
SciEn TALK
あ、4番目ですか。
サイエントークレン
1位、酸素。地球の近くに含まれている元素の質量存在比だけど、
1位が酸素で47パー。2位が軽素で29パー。3位がアルミニウムで8パー。4位が鉄で6パーセント。
SciEn TALK
あ、そっか、アルミニウムのほうが多いんだ。
そう、一応アルミニウムのほうが多い。
あ、じゃあなんかさ、今後出てきそうだね。今さ、やっと鉄が現れたけど、アルミニウムが。
サイエントークレン
アルミニウムはね、出てこないっすね。
SciEn TALK
あ、出てこないんだ。いっぱいなのに。
サイエントークレン
アルミニウムは、一応中国とかでは紀元前から使われてたっぽいけど、あんまり材料としては使われてないね。線量とか。
アルミニウムはね、1800年代になるまでね、ちゃんと製錬法ができてないっすね。
SciEn TALK
難しいっていうのは?
サイエントークレン
その、大量生産とか。
SciEn TALK
大量生産が難いって、もうなんか思い通りの形にならないみたいな、そういうことかな。
サイエントークレン
いや。
SciEn TALK
粘り気がないとか。
サイエントークレン
加工しにくくはないけど、取り出せないっていう。岩石からアルミを取り出すっていうのが難しいんじゃない?
SciEn TALK
鉄は鉄鉱石からそれを溶かして使うけど。
サイエントークレン
さっきも言ったけど、鉄の有点は1500度近い。
だからその原料が鉄鉱石っていう石だけど、そこから頑張って加熱して鉄だけ取り出すっていう。
温度も大事だし、あと酸化しちゃった鉄を還元しなきゃいけないっていうのがあって。
それも1000度ぐらいでずっと、昔は結構木炭とかが還元作用があって、還元って酸素を奪う作用があるんで、
それで1000度ぐらいをキープしなきゃいけないみたいな。
その技術が結構大変だったんで、一部の地域でだけ鉄が使われるようになってくる。
SciEn TALK
はいはい。
サイエントークレン
っていう感じなんですよ。
ただ、初めて鉄が使われたのはここじゃないんだよね、実は。
一応この銅が使われてた時代にも、鉄って使われてる形跡はあって、
ミイラと一緒に埋葬されてる装飾品の中にも、鉄製のものっていうのはあったりする。
でもこれ結構謎じゃないですか。地球上にはそのまま使える鉄はあんまりない。
だけど、加工とか仁義ができるようになる前の時代に、もう鉄の装飾品が見つかってる。
これ何が起きてるでしょ。
SciEn TALK
1000℃以上で、たまたま自然発生的に1000℃以上でさ、1500℃とかになることがあって、
鉄があったかくて、それ加工できたから、それを使って装飾品にしたとか。
サイエントークレン
それはマグマとかそういう話ですか。火山とか。
それ、加工しに行く人生きてられないだろう。その熱耐えなきゃいけない。
確かに。
そういうのではないです。
SciEn TALK
鉄単体としてあったりもしたんだっけ?
サイエントークレン
いや。
SciEn TALK
あんまりない?
サイエントークレン
地表にはない。
18:00
SciEn TALK
地表にはないか。
じゃあ、もう酸化した鉄で何かしら使ってたんだ。
サイエントークレン
いや、これは純粋な鉄なんですね。
SciEn TALK
純粋な鉄?
じゃあ、自然にあるのは酸化した鉄だから、それを誰かが還元したってことだよね。
サイエントークレン
いや、これは鉄として人間はゲットできてるんですよ。還元とかせずに。
SciEn TALK
じゃあ、還元とかせずに鉄としてゲットできる、還元しやすいような場所があって、
作りやすいような場所があって、そこの鉄をさ、人間が取ってきた。
サイエントークレン
っていうわけじゃない。
これ結構いいクイズなんだけど、地表にはない。
これはヒント。
というか、地球にはない。
SciEn TALK
地球にはない。
隕石?
サイエントークレン
隕石が降ってきて、その中に鉄が入ってて、その鉄を使ってたって言われてる。
SciEn TALK
へー、面白いね。
サイエントークレン
そう、これ、西道の時代の鉄の深い方というか。
加工する技術、鉄鉱石から取る技術はないんで、隕石が一応ね、純度としてはめちゃくちゃ高いのが降ってくるらしくて。
SciEn TALK
でもさ、降ってきてもさ、すぐ酸化とかしないのかな?
サイエントークレン
でも酸化はされてくと思うけど、地球ができる過程で最初にあった鉄とかに比べたら、全然時間のスケール短いじゃん、隕石降ってきた後。
SciEn TALK
確かに、表面とかだけ酸化しちゃったりしても、表面削ったりして、中の鉄使えばいいみたいな感じなのかな。
サイエントークレン
そうそうそうそう。
これ一応ね、隕石の隕に鉄で、隕鉄って言われてるもんなんだけど。
これが最初に人間が使った鉄って言われてて、結構ロマンじゃないですか。
SciEn TALK
すごいね、宇宙からのものを使ってたんだね。
サイエントークレン
そう。
SciEn TALK
しかも鉄の使い始めが宇宙からって。
サイエントークレン
宇宙から。
SciEn TALK
当時の人は、科学なんて知らないから、そこら辺にあった酸化された鉄とさ、隕石にある鉄が同じものなんてさ、知らないよね。
サイエントークレン
知らないと思う。
見た目全然違うしね。酸化鉄って言ったら、もうサビサビになってる、赤っぽくなっちゃってる鉄とかですけど。
それとは全然別物だと思ってたはず。
だけど、これはもう結構最近になってわかったことで、
青銅の時代より後、鉄器とかを作り始めた時代の道具は、結構人工的に精錬された鉄を使ってるっていうのは、成分的にわかるらしいんだけど、
その時代より前のやつは、ちょっとニッケルとかが含まれてて、これはもう隕石から来てる創生と結構一致するらしい。
SciEn TALK
酸化鉄を還元して得られる鉄には、ニッケルとか含まれてない?
サイエントークレン
そう。あんまり含まれてないから、だから、昔の鉄でも人工の鉄と隕石の鉄っていうのが区別できるっていうね。
これ結構面白いですよね。
SciEn TALK
でもさ、隕石なんてそんなしょっちゅう降ってくるもんじゃないよね。
サイエントークレン
しょっちゅう降ってこない。どうなんだろう。割とあったんかな。今でもなくはないからな、隕石。
21:02
SciEn TALK
何万年に一度のものなのか、百年に一度のものなのか、どうなんだろう。
サイエントークレン
隕石自体は日々降ってんじゃないの?
SciEn TALK
日々降り注いでる。あんまり頻度がないものだったらさ、本当にたまたまだよね。
サイエントークレン
一応隕石は、今でも1年に2万個ぐらい降り注いでると推定されてて、見つかるのが10個程度だって。1年で。
SciEn TALK
1年で10個。じゃあ結構定期的に降り注いでるんだね。
サイエントークレン
結構降り注いでる。で、そのほとんどが別に人が住んでないところとか、多分海とかが多いと思うけど、に落ちてるから。
SciEn TALK
じゃあ結構な確率でさ、人が住んでるところに降り注いでる。全然確率としては低いけど、でもそれをたまたま見つけて、で、鉄単体を使ってたんだ。
そう。
サイエントークレン
すごいね。
それが空から来たものなのかっていうことは、一応古代エジプトのヒエログリフは、確かその鉄の素材に空から来たものみたいなものが字として当てられてるはずで、
それはね、分かってたって言われてる。でも逆に中世ぐらいのヨーロッパの人は分かってない。隕石からそういう鉄が来てるみたいな。
うんうん。
だからそれぐらいなんか、昔のほうが結構分かってたっていうね。
SciEn TALK
そうだね、だって隕石落ちてくる現場にさ、遭遇してなかったらさ、これ空から落ちてきてるって分かんないもんね。
分かんないね。
普通にそこら辺にもともとあったものって思っちゃうかもしれないし。
サイエントークレン
でもそれがさ、残ってるのすごくない?
え?
残ってるか、それが分かってんのすごくない?ちゃんと。
分かってるの?
いや、隕石降ってきてるの見たこともないけど、空から降ってくるもんだ、誰かが見つけたってこと?
SciEn TALK
うん、見たんじゃない?やっぱり。
サイエントークレン
すごくない?それ。
SciEn TALK
でもさ、空から降ってきて、結構でかいやつだったらさ、結構音も光もあるかもしれないし、目立つんじゃない?
サイエントークレン
目立つか。
SciEn TALK
1年に10個ぐらいだったら。
サイエントークレン
見つかるのかだよ、でも。
SciEn TALK
見つかるの10個で、人が住んでる場所に、じゃあ1年に1個ぐらいかもしれないけど、1年に1個だったら、どっかでは見つかりそうだよね。
見つかるか。
サイエントークレン
うんうん。
すげえな、でも。
SciEn TALK
それがどこだったって言ったっけ?
サイエントークレン
一応ね、古代エジプトの。
エジプトなんだ。
うん、これもエジプトって呼ばれてますね。
まあ、記録に残ってるのがっていう感じだけどね。
SciEn TALK
じゃあ、エジプトの人がたまたま見つけたんだ。
サイエントークレン
ねえってことだよね。
すごい。
すごい。
で、さっきの話は、今までは、隕石から降ってきた鉄だけが純粋で使えてたけど、
精錬の技術が上がってきて、というか、人間がすごい釜とか作って、すごい高い温度かけるみたいな技術が生まれてきたことによって、鉄が使えるようになって、
ってなったら、鉄ってもうそこら辺にあるから、材料が。
だから、めちゃくちゃ普及するんですよ。
銅とか錫集めるよりも、鉄を加工したほうが簡単に金属製の道具とか作れる。
SciEn TALK
ちなみに、ちょっと話しとれるけどさ、普通に1500℃とか行く釜作れんのすごくない?
どうやったら作れんの?
サイエントークレン
鉄完全に溶かす必要はなくって、この1500℃までやって。
24:02
サイエントークレン
うんうん。
ただ、その1000℃ぐらいをキープしなきゃいけないっていうのは、それぐらいの温度まで加熱して、よくさ、ハンマーとかで金属ガンガン叩いて刀作るみたいなのがあるじゃないですか。
SciEn TALK
そうだね。
サイエントークレン
あれって、金属から余計な成分とかを覗いてるっていう作業なんですよ。
カンカンカンカンやって。
で、また折り返してもう一回叩いて、どんどんその純粋な鉄だけ、そこに残っていく。
っていう作業ができるようになったのが、この静銅機よりも後だったっていう感じ。
SciEn TALK
なるほどね。
サイエントークレン
だから、そういうひと工夫が必要だったっていうのが、後から鉄が普及してるっていうのも原因の一つなんじゃないかって感じ。
これね、結構まだはっきりしてないらしいんだよね。
なんで鉄の方が地球上にいっぱいあるのに、先に静銅機の時代が来たの?っていう。
これだっていう回答はないけど、これまで言ってきた加工のしやすさとかもあるし、あとは銅とかの方が天然にそのまま存在してる。
けど、鉄はそのままだと存在してない。だいたいもう錆びちゃった鉄しかないみたいな。
SciEn TALK
さっきのカンカン打つやつで、酸化した鉄を還元することもできてるってこと?
サイエントークレン
そうそう。還元もできてる。それも木炭とかで還元しながら叩くみたいなことをやってたっぽい。
SciEn TALK
なるほどね。そしたら還元もされるし、形も作れる。
サイエントークレン
叩くみたいなのをやらないままだと、結構スカスカな鉄みたいになっちゃうらしくて。
すごいもろいし、錆びやすいみたいな。鉄しかできないっていうのがあったらしいですね。
そういうものに関しては、青銅器の時代とかにもしかしたら作られてたかもしれないけど、錆びて朽ちちゃって残ってもないし。
SciEn TALK
使いづらってなりそうだね。
サイエントークレン
そう、使いづらいし、現代まで残ってないだけっていう可能性もなくはないとは思うけど。
SciEn TALK
なるほどね。
サイエントークレン
ていうので、青銅器時代の方が先という説があります。これ諸説ありです。いまだに。結構でかい問題だけどね。
SciEn TALK
そうだね。昔のことだからわかんないね。もう仮説しか立てらんないね。
サイエントークレン
でも、この鉄めちゃくちゃ地球上にいっぱいあって、精錬する。鉄鉱石から鉄を取り出してくる方法、さえ見つかっちゃえばめちゃくちゃ使えるんだけど、これ結構ノウハウじゃないですか。
SciEn TALK
そうか、精錬ってさ、私勝手にさ、形作るみたいな、カンカンして形作ることかなって思ったけど、取り出すことを精錬って言うんですか?
サイエントークレン
そう。自然に存在している金属はだいたい不純物混ざってたりするんで、それを純粋なものとして取り出す。ていうのが精錬ですね。最初に言えばよかった。
で、この鉄のノウハウをゲットした国は、ここからめちゃくちゃ強くなるっていうのが歴史上あって。
SciEn TALK
だろうね。
サイエントークレン
だって、そりゃそうだよね。武器めっちゃ作れるし、建物も丈夫なやつ作れるし、農業の道具も丈夫なの作れるから、農業も強くなる。
27:10
SciEn TALK
効率も上がりそうだしね。
サイエントークレン
鉄が使えるといいことしかないんですよ。
ていうので、結構すごい話なんだけど、その金属1個を見つけるか見つけてないかだけで、結構国の力で差ができちゃって。
中国だと、戦国時代みたいなのが経て、中国統一されるみたいなのも、鉄が見つかって国力ができてきたところが成し遂げたりしてるし。
インドも、いろんな地域が発展していったけど、鉄を作れるようになったところがすごい強大になって、インドも統一されてる。
SciEn TALK
すごいね。やっぱ、科学は国を支えるんだね。
サイエントークレン
いや、ほんとにそうだ。
いろんな国がこの鉄を利用することによって強くなったんだけど、逆に言うと、この鉄の作り方が伝わらなかった地域もある。
そこって鉄器時代を迎えてない。
SciEn TALK
それは逆にすごいね。独自の文化の進化を遂げそう。
石器時代から鉄器時代を飛ばして、次何に行くんだ、じゃあ。
サイエントークレン
飛ばして、そういうところは、いわゆる新大陸とか呼ばれるところなんだけど、昔のアメリカとかで、その鉄の作り方は伝わってない。
だから、精銅機がちょっと作れるぐらいのレベルで、ずっと止まってたらしくて。
15世紀ぐらいになって、ヨーロッパの人がアメリカに渡ってきたときに、一緒に鉄が伝わってる。
でも、そのときって、もう植民地化されちゃってるみたいな状態だよね。
鉄製の武器とかに勝てないわけですよ、鉄持ってない人たちは。
っていう意味で、そのときはスペイン人がガチガチに鉄の装備で、わーって攻めてって、制圧しちゃってる。
無理だね、そんな。
SciEn TALK
しかもさ、時代の差が激しいね。
鉄を使いこなすようになったのが、もう紀元前数百年だっけ?
サイエントークレン
鉄使ってんのは、紀元前700年から500年ぐらいの間に、こういういろんな変化が一気に起きて。
SciEn TALK
アメリカの15世紀だったら、もう2000年ぐらい違うんだね。
サイエントークレン
そう、2000年ぐらい違うん。
SciEn TALK
すごいな。
サイエントークレン
そこで、鉄の技術を独自に見つけることもなかったっていう感じだよね。
鉄器時代を迎えてないってことだから。
だから、そんだけ難しいってことだと思う。鉄を加工するっていうのは。
SciEn TALK
やっぱり、それなりに文化も進化して、研究とかする人がいっぱいいて、かついろんなところと情報交換してるからこそ、見つかったのかもしれないね。
で、アメリカの地域は、もしかしたら、もう何にも他の場所と交流とかしてなかったのかもしれないし、こんなに研究とかもなかったのかもしれないね。
サイエントークレン
結構、だから、最初はエジプト付近とか、中東とか、あとヨーロッパとか、そこら辺でだいぶ鉄って普及したんだけど、そこの人が行ったところには鉄は伝わってるみたいな状況だから。
30:08
サイエントークレン
アメリカもそうだし、オーストラリアみたいなところが、島組とか、そもそも鉄鉱石取れないみたいなところも鉄できないし。
SciEn TALK
日本は島組だけど。
サイエントークレン
で、日本は島組なんだけど、弥生時代に青銅器が中国のほうから伝わってるんだけど、そこに一緒に鉄も伝わってる。
SciEn TALK
だいぶ後だね。
サイエントークレン
5世紀とか、6世紀とか、それぐらい。
ちょっと遅いけど、
SciEn TALK
遅いね、でも。
サイエントークレン
まあ、でも、他の地域に比べたら、まだちょっと早いぐらい。
SciEn TALK
まあ、アメリカに比べたら1000年早いけど、エジプトに比べたら1000年遅いって感じかな。
サイエントークレン
うん、そう、1000年ぐらい遅いけど。
SciEn TALK
じゃあ、やっぱり見つけるの難しいんだね。
サイエントークレン
でも、日本は日本で、そこで鉄とか青銅器が伝わって、加工する技術もちゃんと日本の中で、その技術として確立されて、製鉄は日本の中でできるようになったらしいよね、その後。
だから、そんないきなり鉄製の武器の人たちが攻めてきて、植民地化みたいなことにはなってない。
っていうのはありますよね。
でも、もし伝わってなかったらね、わーって鉄の武器持った人たちが、もし攻めてきてて、何も対抗しなかったらね。
SciEn TALK
そうだね。しかも、はじめ中国がさ、鉄とか製鉄、違う、青銅を伝えてくれたときにさ、そんな有効的に伝えてくれてよかったね。
いや、そうね。
武器持って攻めるぞ、みたいな感じで伝わってたら、きつかったと思うけど。
普通に技術として教えてくれたことによって、日本も鉄の技術ができたし。
サイエントークレン
そうね。
まあ、だいたい今これ、鉄が世界にどうやって広まってったか、みたいなところまで話できたんですけど。
はいはい。
最後に、ちょっと違う切り口の話だけ。
これ今、見つかった順番的には、金、銅、鉄っていう順番できてますけど、
これ生物の進化だと、金はあんま使われないけど、逆に鉄、銅の順番で利用してるみたいなのがちょっと面白くて。
そもそも、最初に人の体に鉄いっぱい入ってますみたいな話だけど、
それって鉄が酸素と結びついて、体の中へ移動して、違うものに酸素をあげるみたいな、そういう役割があるからじゃないですか。
これヘモグロビンですけど、これって地球が生まれた当時って酸素なくて、兼器性の生物、酸素使わない生物が主流だったみたいな話、すごい前にしたの覚えてます?
SciEn TALK
覚えてないですけど、なんか教科書で習った記憶があります。
サイエントークレン
これしたんすけど、
いつしたっけ?
英語の科学誌の最初の方ですよ。
そうだっけ?
最初は兼器性のもので、細胞がどうやって進化するかみたいな話を昔したことがあって、アーキアとか。
33:02
SciEn TALK
その話は覚えてるな、アーキアの話したことを覚えてる。
サイエントークレン
途中から僕らの祖先は酸素を使えるようになって、エネルギーを得られるようになってみたいな話したんですよ。
SciEn TALK
そうだね、兼器とかそういうキーワード出てきたっけ?
サイエントークレン
一応出てきたんじゃないかな、多分。
でもそこでも鉄ってめっちゃキーワードになってて、
この鉄を使うようなシステムを生き物がゲットしたんで、このエネルギーを効率よく作るみたいなことができるようになってる。
SciEn TALK
じゃあ、兼器性から放棄性になるのが先?酸素使うようになったから鉄も使うようになったのか、鉄も使うようになったから酸素使うようになったのか。
サイエントークレン
正確にどっちが先かわかんないかもしれないけど。
でも少なくとも鉄を返さないとうまく酸素って使えないっていうシステムにずっと生物なってる。
SciEn TALK
すごいね、それは鉄である必要があったのかな。
サイエントークレン
これは鉄が酸素とくっついたり離れたりする。
SciEn TALK
そういう性質を持ってる他の金属はあんまりないんですか?
サイエントークレン
ちょうどいいのが鉄に完全に置き換えるものはない。
SciEn TALK
そういう性質があるし、かつ量もいっぱいあるから鉄がちょうどよかったのかな。
サイエントークレン
その可能性もあるよね、実際。
だからこそ生き物が利用したっていう可能性もあるし。
これ推測だけど。
あるんじゃないかな。
ありそう。
もっと希少な金属も一応使われてたりするんだけど、
例えば銅、さっき言った。
銅も体の中でどうやって使われてるのかっていうと、
活性酸素って体の中で出てきちゃうみたいな話があって、
酸素を生き物の体の中で使えるようになったんだけど、
あまりにも酸素が濃くなっちゃったりすると、
余計にいろいろ酸化しちゃって、
そうやって細胞にとっては毒になっちゃうみたいな話ってあるんですよね。
SciEn TALK
それが活性酸素?
サイエントークレン
酸素をいっぱい使ってる中で出てくるのが活性酸素って考えてくれたらいいかなと思ってて。
SciEn TALK
酸素じゃないんだ。
サイエントークレン
だから空気中にある酸素とはちょっと違うものですよね。
SciEn TALK
酸素は酸素だけど、エネルギーが高くなってる酸素。
サイエントークレン
そう、活性化されてる酸素。
で、その活性化された酸素はいろんなものを酸化しちゃうっていうので、
濃度が高すぎると余計なアミノ酸とかを酸化しちゃうんで、
それは毒になっちゃうっていう。
これを下毒するっていうシステムが体の中にある。
SciEn TALK
活性酸素を活性じゃなくするってこと?
サイエントークレン
そう。活性酸素を分解するというか。
みたいなのがあって、これが酵素。
で、スーパーオキシドジスムターゼっていう酵素があるんですけど、
これ名前はとりあえず大丈夫です。
とりあえず活性酸素を下毒するような酵素があると。
それには銅が使われてる。
で、面白いのが、この酵素って生き物みんなが等しく持ってるわけじゃなくて、
寿命が長い生物ほどいっぱい持ってるっていう傾向があるんですよ。
36:01
SciEn TALK
じゃあ、象とかって人間より寿命長いっけ?
サイエントークレン
象は長いね。
SciEn TALK
そういうのはさ、もっと持ってるのかな?
サイエントークレン
象はパッとデータはないんだけど、
例えばゴリラとかシンパンジーとか、
これだいたい寿命5、60年ぐらいなんだけど、
だいたい人の3分の2ぐらいの量のさっきの酵素を持ってるって言わせて、
例えば、もっとちっちゃいリスザルとか、
結構これ霊長類の中で比べてるんだけど、
リスザルとか寿命が短いもの、20年ぐらいのものだと、
それに相関するように下毒する酵素の量は少ない。
あと一応これ銅を使うタイプと、
あとは鉄を使う分解する酵素っていうのもあったりするんだけど、
とりあえず金属が必要ってことですよね。
SciEn TALK
なるほどね。
サイエントークレン
だから、この辺が結構進化の過程で、
他の金属を使ってるっていうのも、
なんか関係してるんじゃないかっていう。
銅もちょっと使われてる。
鉄はもっと昔からめっちゃ使われてる。
だから、人間が銅を使う、鉄を使うの前に、
分子レベルではとっくにたくさん使ってたっていうことなんですよね。
SciEn TALK
じゃあ先に鉄を使い始めて、
そのあと進化の過程で銅も増えてきたみたいな感じかな。
体内の反応というか酵素とかの中で。
サイエントークレン
って考えられてるんじゃないかな。
あそこちょっと曖昧だけど、
基本鉄が一番使われてるんで、
たぶん鉄の方が根源的なところじゃないかな。
利用されてるの。
SciEn TALK
もしそうだとしたらさ、
今後もっとさ、
金属、今使われてないような金属も体の中で使われていったりするのかもしれないね。
サイエントークレン
金とかってこと?
SciEn TALK
わかんない。
サイエントークレン
しないか。
順番で言ったら、
逆順で言ったら次銀とか金かなみたいな。
SciEn TALK
アルミニウムは?
いっぱいあるけど。
サイエントークレン
一応アルミニウムは酵素の中とかで使われてるわけじゃないけど、
現代人の体には30から40ミリグラムぐらいアルミニウムが安定して存在してるって言われてて。
SciEn TALK
どこにいるんだ?
サイエントークレン
主に肺とか骨。
わずかに血液とか脳にも存在している。
ただ、働きは全然はっきりとわかってなくて、
食べ物とか飲み物とかに混ざって結構入ってくる。
SciEn TALK
混ざりそう。
サイエントークレン
で、体の中に存在はしてるけど、
さっき言ったような酸素運びますとか、そういう使われ方じゃない。
SciEn TALK
結果的にいるだけみたいな感じかもしれないし、もしかしたら働きを持ってるかもしれないしみたいな。
サイエントークレン
そうだね、まだわかってないのかな。
っていう感じですね。
日本アルミニウム協会でそういうことらしい。
確かにね、いっぱいあるのにあんま使われなかったってことは、性質的なところじゃないかな。
SciEn TALK
そうだね、やっぱり鉄はじゃあいっぱいあるだけじゃなくて、酸素とくっつきやすかったり離れやすかったりするっていう、
39:06
SciEn TALK
その性質がぴったりはまって使われるようになったね。
サイエントークレン
そうね、うまいことできてる。
SciEn TALK
うまいことできてるね。
サイエントークレン
というわけで、今回の話ざっくりまとめますと、
人間、石器時代から最初は川底で金を見つけ、いろいろ金属探したら銅が結構使いやすいっていうのがわかり、
そっから鈴を混ぜた精銅を使い、そっから鉄を使うようになったという流れがあったっていう話でしたけど、
そうですね。
これ結構ね、シーズン1のガラスの歴史の話とか、
ガラスとかも結構この精銅とか鉄が使われてるような時代にできてきてるもので、そこともリンクしたりして、
結構物だいぶあふれてきますよね、人間の歴史の中でこうなってくると、金属を使っていくと。
で、やっとじゃあもっといい金属作ろうかみたいな錬金術の始まりみたいなのがもうちょっと出てくるっていう感じですね。
かなりこれ化学の誕生としてはゼロから今話してる感じなんですけど。
SciEn TALK
金属がやっぱりかなりのスタート地点というか。
サイエントークレン
そうそうそう。今まで見てきた人間の進化の中にも金属って実はずっと寄り添ってきててみたいな。
それをどうやって使いこなすのかっていうのは化学ではあるんで。
着実にその化学実験みたいなところに近づいてますよね。
SciEn TALK
そうですね。
サイエントークレン
だから多分金属使えないと実験器具作れないよ。
SciEn TALK
それガラスの時も言ってたね。
サイエントークレン
そう、ガラスもそうだし。
道具作りみたいな話ですね。
それができてやっとケミストリーの体系ができるみたいな感じなんで、まだもうちょっと長いですけど。
SciEn TALK
なんか器具にも使われるし、なんか触媒みたいなのにも使われてるイメージだからやっぱり金属がなきゃ全然化学は発展しない。
サイエントークレン
そうですね。さっきの体の中の鉄も結局やってることは触媒みたいなことなんで。
いろんな使い方してますね。
身の回り金属だらけじゃない?現代社会。
SciEn TALK
お金も金属だしね。
お金もそうだし。
サイエントークレン
スマホとかにも入ってるよね、きっと。
SciEn TALK
入ってる入ってる。
サイエントークレン
バラバラの中にも入ってるしね。
電子機器で金属全部入ってるでしょ。
SciEn TALK
確かに。
冒頭でさ、金、銅、鉄の好きな順番が変わりますよとか言ってたけど。
銅、鉄とか銅ちょっと好きにならん。
そういう意図で。
そう?
サイエントークレン
いや、なんか金だけもてはやされるみたいなとこあると思う。
それに比べたら銅とかってちょっと地味じゃない?みたいな。
地味だね。
鉄も鉄棒ですか?みたいな感じだけど。
SciEn TALK
国の発展とか考えたらやっぱ銅とか鉄とかって欠かせないよね。
42:02
SciEn TALK
それがなかったら今の私たちないし、科学技術もないし。
サイエントークレン
ないない。
やっぱ戦争に勝てないっていうのも結構でかいしね。
切れないもん。
SciEn TALK
逆にさ、銅と鉄がさ、この世に存在しなかったら今の世の中どうなってたんだろう。
サイエントークレン
いやー、こんな進んでないんじゃない?
だって全部のものを使い捨てみたいな感じになるでしょ。
SciEn TALK
そうなの?
サイエントークレン
だって、石あるんだったらまだ石だけど、全部石だったらさ、石なんてちょっとずつ欠けてくるしさ。
SciEn TALK
とかさ、今の電子機器ってさ、何が使われてるんだろう?金属。
サイエントークレン
鉄とか銅以外?
SciEn TALK
鉄とか銅もやっぱりいっぱい使われてるのかな。
サイエントークレン
それは使われてるんじゃない?
SciEn TALK
で、鉄とか銅以外でまかなわなきゃいけない?
サイエントークレン
だって木とかじゃ無理じゃん。
SciEn TALK
木とかじゃ無理だよね。
サイエントークレン
木とか石とかじゃ無理だよね。そんな丈夫さがないよね。
SciEn TALK
電気とか通らなさそう。
サイエントークレン
発電とかもできてないよ。
SciEn TALK
発電も鉄とか銅。
サイエントークレン
じゃない?だって電気作って送るのもさ、銅線とか金属線じゃないとさ、まず電気送ることもできないしさ。
無理じゃないかな?
SciEn TALK
じゃあもう、鉄と銅に使ってなかったら、私たち今の生活ないね。
サイエントークレン
石器時代じゃないですか。
SciEn TALK
でなったら、もう金よりも重要ですね。
サイエントークレン
だよね。金だけだったらね、そうなってないからね。足りないもん、金だったら量。
SciEn TALK
だから、私たちは銅と鉄があるからこそ、金こんだけもてはやしてるというか、今の生活が当たり前だと思って、それにプラスで金いいなみたいな感じだけど、そもそも金だけだったら、こんな生活すら手に入らないね。
だから、みんな銅とか鉄をもっとほめてあげようっていうことですね。
サイエントークレン
ほめてあげましょう。
目的達成されたってことで、じゃあいいですか。
だいぶ無理やりだけどね。
じゃあ最後にお便り1個紹介して終わります。
はい。
LINEでいただきました。
SciEn TALK
LINEか。
サイエントークレン
斉藤のレアさん。
斉藤のレアさん。
わかんない、ちょっとどっちか。
こんにちは。高3、浪人時代からめちゃくちゃ聞かせていただいていました。現在大学2年生の理系女子です。
最近は大学生活が忙しくなり、完璧に追いかけることはできていないのですが、お二人の話もレンさんの再演マニアも興味深く楽しく聞いています。
今回はゲーム実況の提案をさせていただきたいです。
ある回でレンさんが結合男子の話をしていましたが、いよいよ発売となりました。
そうなんだ。
SciEn TALK
え?その時は発売されてなかったの?
サイエントークレン
まだね、発売前だった。
このゲームの内容もあり、私がいつも見ているゲーム実況者さんはこのゲーム実況をやらないと思います。たぶん。
そこで、科学知識豊富なレンさんたちで解説実況のようなものをやってほしいなと思いました。
45:00
SciEn TALK
面白そう。
サイエントークレン
お二人も忙しいと思うので、ぜひ検討してほしいなという感じです。これからも配信楽しみにしています。ということでいただきました。
SciEn TALK
私は科学知識があまりないので、レンさんが一人で実況したらいいんじゃないかと。私も聞きますわ。
サイエントークレン
いやいやいや。一人しんどいな。一人でゲームに向かって喋り続けるの。結構実況者の人とかすごいなって思うよ、あれ。
SciEn TALK
すごいよね。
サイエントークレン
ゲーム実況ね、一応似たようなこと言われたことはあって。
SciEn TALK
そうなんだ。
サイエントークレン
そう、そういうのやらないんですか?みたいな。
SciEn TALK
でもさ、ゲーム実況でさ、多分君がさ、ゲームするじゃん。私は横から見てる人じゃん。
うんうん。
で、横から見てる人も一緒にさ、実況するっていうパターンある?
サイエントークレン
あると思うよ。
SciEn TALK
あるんだ。
サイエントークレン
それは見たことある。
確かになんなら君操作すればいいじゃん。
SciEn TALK
そうだね。
サイエントークレン
で、俺は横からチャチャ入れるっていう形が一番いいんじゃない?
SciEn TALK
あー、なるほどね。
サイエントークレン
ちょっとまだ結合男子別に買ってすらもないですけど。
SciEn TALK
結合男子は何?
えーと、
えーと、
ウィー、ウィーとかじゃなくてなんだ?
サイエントークレン
いや、いつの時代の話してんの?
久々に聞いたよ、ウィー。
SciEn TALK
ウィーで止まってんの?
えーと、なんだ?えーと。
サイエントークレン
スイッチで?
SciEn TALK
あ、そうそう、スイッチで。
サイエントークレン
うちにスイッチはありますね。
SciEn TALK
そうそう。
びっくりしたよ。
サイエントークレン
ウィーってもう2コマ円ぐらいじゃない?
SciEn TALK
ウィーって体動かすやつだっけ?
サイエントークレン
えーと、リモコンのやつ。
リモコンのやつ、あのウィーリモコン、細長いリモコン持ってやるやつ。
SciEn TALK
やばい、ババア発言しちゃった。
サイエントークレン
いやー、まあ同じような感覚の人いるかもしれないけど、
まあでも結構もうスイッチも前ですけどね、発売されたら。
SciEn TALK
今は何?最新のやつがスイッチじゃないの?
サイエントークレン
今最新はスイッチですね。
SciEn TALK
おー、じゃあ。
もう結構前だけど。
サイエントークレン
ウィー、もういつ?
10年前ぐらい。
SciEn TALK
10年前じゃない?
15年前ぐらいかな。
サイエントークレン
相当前だと思う。
まあね、機会があったらというか、ちょっと忙しい時期抜けたら検討したい。
SciEn TALK
そうだね。
サイエントークレン
今ちょっとね、忙しくてね。
SciEn TALK
忙しいですね、今。
サイエントークレン
諸々の式典の準備とかがありまして。
SciEn TALK
また検討しますか。
サイエントークレン
そうね、新しいパソコン買ったんで、
たぶん収録したり編集したりはできる。
無駄にゲーム実況もサクサクできるみたいなパソコンにはなってるんで。
SciEn TALK
スペックのいいやつね。
スペックいいやつ。
サイエントークレン
ちょっとね、検討します。
SciEn TALK
そうですね。
サイエントークレン
まあでも結構昔から聞いてくれてるってことでね。
ありがたいね。
ありがたいですよね。
しかも受験生の時に聞いてくれて。
ありがとうございます。
SciEn TALK
ありがとうございます。
サイエントークレン
ちょっと受験の役にはあんま立てないかもしれないですけど。
SciEn TALK
まあ、科学の好奇心満たせるからいいんじゃない?
サイエントークレン
そうですね。
ゲーム実況、ポッドキャストと相性いいかもな。
SciEn TALK
ゲーム実況するポッドキャストってある?
サイエントークレン
ありはするけど、あんまメジャーじゃないと思うよ。
SciEn TALK
それこそさ、YouTubeと同時配信みたいなのできそうだね。
サイエントークレン
できると思うね。
いいかもしれないですね。
SciEn TALK
いいね。
サイエントークレン
声だけだし。
48:00
SciEn TALK
そうね。
サイエントークレン
今後もよろしくお願いしますってことで。
SciEn TALK
お願いします。
サイエントークレン
というわけで、今回も鉄と銅の話ありがとうございました。
SciEn TALK
自分で言ってんの?
してくれてありがとうございましたって。
サイエントークレン
違う違う違う。
聞いてくれてありがとう。
SciEn TALK
今回も僕ありがとうっていう。
サイエントークレン
聞いてくれてありがとうございましたってことよ。
当たり前じゃん。
SciEn TALK
だって鉄と銅の話ありがとうございましたって言ってたから。
サイエントークレン
聞いてくれてありがとうございました。
次回予告だけ一応しておくと、
次回はちょっと金属一旦離れまして、
同じような時代に発展したワインの話が出てきます。
SciEn TALK
ワインですね。
サイエントークレン
そして、僕たちは出張収録をしました。
SciEn TALK
初出張収録ではないか。
朝日新聞の次、2回目だけど、
個人のポッドキャストさんで出張っていうのは初めてだね。
サイエントークレン
そうだね。
個人のポッドキャスターさんの家兼店みたいなところに行って、
ワインの話。
SciEn TALK
ワイン飲みながら。
サイエントークレン
ワイン飲みながらワインの話しました。
SciEn TALK
楽しかったね。
サイエントークレン
それが次回上がると思いますんで、
それも合わせて聞いていただけたら嬉しいです。
SciEn TALK
ぜひお楽しみください。
サイエントークレン
ありがとうございました。
SciEn TALK
ありがとうございました。
49:48

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