軟骨の重要性って、皆さん考えたことありますかね?
骨の進化とかって、実は軟骨から始まったんじゃないかっていう説とかがありまして、
サメとかエイとかって、軟骨魚類っていう種類なんですけど、
ああいうものって全身の骨格、軟骨でできてるんですけど、僕たち陸上に生きてる脊椎動物とかも、
祖先はもともと軟骨の骨格を持っていたっていう、そういう説があるんですよね。
実際、人の成長していく過程において、最初から硬い骨があるわけじゃなくて、
最初の段階は、軟骨によってまず全身の骨格の、なんていうんですかね、模型みたいなものができて、
で、成長に伴って徐々に硬い骨に置き換わっていくっていうのが分かってると。
なんで、めっちゃ軟骨って重要なんですよね。なんで今日は軟骨の話します。
ということで、この番組サイエンスポットは最新の科学技術にスポットライトを当てるポッドキャストです。
ホストはサイエントークのレンです。ということで、今回ちょっとリクエストがありまして、
軟骨回になっております。
一応今、前回ぐらいにお知らせしたと思うんですけど、サイエントークラボというコミュニティをやってまして、
そちらの中で、ぜひ軟骨について取り上げてほしいっていうオファーがありまして、
ちょっとやってみようかなと思いました。で、そのきっかけになっている論文っていうのが一応ありまして、
スタンフォード大学のヘレン・ブラウ博士とニディ・ブータニ博士らの研究チームが、
サイエンスに報告されていて、なんか最近たぶんX科なんかでバズってたみたいなんですよね。
これちょっと一つだけ言っておきたいんですけど、この論文別に新しくなくってそんなに、
出たのが2025年の11月なんですよね。で、それがたぶんAIで作られたのかなっていうアカウントが拡散しているみたいな感じで、
で、最近本当にこれのパターン多くて、おそらくAIの自動生成によるXの投稿文が作られて、
で、それをひたすら発信しているアカウントがあって、それがどんどん拡散されていくっていうパターンなのかなって思うんですよね。
まあまあこれちょっといろんな人がね、たぶんポストしていると思うんですけど、
割と僕これ懸念してて、一つはチェックされてないというのが一つですよね。
マジで間違ったことがAIがそのまま使って拡散しているっていう例は結構あります。
で、なんかすごい極端な言い方をしています、いつも。
っていうアカウントは、割とマジで気をつけない方がいいというか、間に受けない方がいいです。
衝撃みたいな感じ、衝撃の事実が明らかにありましたみたいなやつって、
だいたいそんな衝撃じゃないです、中身ちゃんと見ると。
で、結構小さい発見でもすごいでかく言っちゃったりするんですよね。
で、たぶんAIのプロンプトでそういう指示をしてるんで、事実ねじ曲がったりしてるんですよね。
っていうのを僕は結構観測していて、
前はちょこちょここれ違うみたいなの言ってたんですけど、
最近ちょっとそこまで見れてないっていうのもあるんですけど、
これ切りないし意味ないなって思ってあんまやってないんですね。
ただ、そればっかり拡散されてるのは、たぶんそのうち問題になる気がしますというか、
たぶんそろそろなるんじゃないかな、そういう質悪いポストとか、
AIでバンバン作れるやつって、たぶんなんか長くは持たないですよね。
たぶん3年後ぐらいになくなってんじゃないかなって気はしてるんですけど、そういう人たちはね。
ごめんなさい、めっちゃ文句みたいになっちゃったけど、
そういうアカウントがあったりするんで、
ただね、興味の入り口になってるっていう意味ではいいのかもしれないけど、
僕は反対派っすね。
そこであった軟骨のポストが紹介していたっていうので、
これについて本当に詳しく気になってますっていう依頼がありました、コミュニティの中で。
で、ちょっと調べてみたりとか、
あと若干これちょっと調べたことが昔あったりもしたんで、
軟骨についてですけども、前段長いですね。
軟骨って非常に重要で、膝とか関節のクッションになってるっていう役割もあるんですよね、柔らかい部分が。
で、どんどん歳を取るとすり減っていって痛みが出てしまうっていうのが非常に問題というか、
メジャーな病気でして、
例えば変形性関節症とか言うんですけど、
これ世界で5億人以上いるらしいんですよね。
そうなっちゃってるっていう人が。
で、今までって一度すり減った軟骨は、
もう自然には再生しないよっていうのが結構医学界の常識でしたよっていうのがあって、
なんで、痛くなっちゃったら痛みを抑える薬を使うとか、
最終的に本当にどうしようもないってなったら、
金属とかプラスチックの人工関節ってやつに置き換える手術とか、
そういったものしか治療法がなかったんですよね。
で、最近の研究とかによって、
これがもしかしたら再生できるかもしれないっていう話なんですよね。
で、じゃあそもそもなんで軟骨は一回すり減っちゃうと治らないのかっていう。
体って普通に怪我したら治ったりすると思うんですけど、
軟骨はそういう感じで復活しないのっていう話で、
なんでかっていうと血管が通ってないっていうのが一番大きい原因ですね。
関節の軟骨って血管が通っていないので、
怪我みたいに血が出てそこを修復する細胞とかがいて、
傷を治すみたいなのがあるんですけど、
軟骨ってその自己修復の能力がゼロじゃないんですけど、
そこがすごく乏しいっていうところですね。
基本的には再生が無理だと。
で、もう一つ、軟骨が関節を動かしたりして負荷がかかってすり減りました。
そうなると炎症が起きるんですけど、
この炎症が起きた時っていうのは何が起きているかっていうと、
物質的にはプロスタグランジンE2っていうPGE2ってやつなんですけど、
その物質、これ非常に有名な物質で、
これが痛みを引き起こしているって考えられてたのはあったんですよね。
昔から。
で、病院で処方される痛み止めとかって、
このプロスタグランジン、プロスタグランジンと呼びますけど、
プロスタグランジンが作られるのをストップするっていう薬が多いです。
で、これ絶対悪者かっていうと、そうじゃなくて、
実はこれ痛みを起こすっていう作用もあるんですけど、
組織を再生して修復するっていう役割も持っていると。
厳密に言うとそれがきっかけになっていろいろな細胞が働いてとかなんですけど、
そのきっかけになってるよっていうのもあって、
痛み止めでプロスタグランジンを完全になくしちゃうみたいなことがあると、
痛みは消えるんですけど、
同時にここを直せっていうシグナルを消しちゃうみたいなことが起きてるんですよね。
だから炎症って意味がないわけじゃなくて、
ちゃんと直そうっていう信号にある意味になっていると。
それ消しちゃっていいの?っていう話ですね。
で、じゃあどうすれば痛みを抑えつつ、
軟骨を再生させるっていう方向に持っていけるのかっていうと、
これが最近結構、
なんで年を取るとどんどんどんどん衰減っちゃうのかっていうのは分かってきてまして、
一つが酵素ですね。
略してこういう名詞覚えなくていいんですけど、
15PGDHっていう酵素がありまして、
これが何かというと、
年を取ると体の中で増えていくっていうのは分かってます、この酵素。
で、この酵素がさっきのプロスタグランジンっていうのを
分解しちゃうっていう働きがあるんですよね。
そういうスタンフォードのチームとかが中心に
組織の修復を邪魔するっていうことになっていて、
そういう酵素をジェロザイムっていう、
日本語で言うと多分老化酵素とかになるんだと思うんですけど、
そういう厄介な酵素がいますよっていうのが分かりました。
つまり年を取るとこういう老化酵素みたいなものが増えてきて、
今までは炎症を起こしたりとか修復するのに必要だって言われてた
プロスタグランジンがどんどん壊されてしまうんで、
ちゃんとした修復みたいなものが機能してなかったと。
じゃあこの酵素をブロックするっていうことをやれば、
もしかしたらちょっとずつでも軟骨って再び再生したり
若返ったりするんじゃないのっていう仮説ですね。
これ最初マウスでやってますけど、
年を取ったマウスで実際に軟骨がすり減って薄くなっている
お年寄りのマウスっていうのがいるんですけど、
これに対してこの酵素をストップさせる薬っていうのを注射してみると。
そうすると関節のところをちゃんと観察してみると、
薄くなってた軟骨がちょっとずつ分厚くなっていくっていうのが確認されたんですよね。
これちゃんとよく修復時に、修復した風みたいな、
繊維軟骨みたいなの言うんですけど、
そういったものじゃなくて、
ちゃんと丈夫な軟骨として再生してるよっていうのも確認していて、
痛みがちゃんと増幅されたりとかもなくて、
歩けるようになるみたいなのがマウスで研究されてわかってきていて、
これすごいなと思うんですけど、
じゃあなんで血管もないのに新しい軟骨増えたのっていうところもあるんですけど、
それもちゃんと調べられていて、
細胞一つ一つの遺伝子とかを調べる技術っていうのがあるんですけど、
シングルセルRNAシーケンスっていう。
それを調べてみると、
軟骨、細胞分裂どんどんして修復されたよっていうわけじゃなくて、
関節の中にもうすでにいた、
言ったら老いぼれた軟骨細胞みたいなやつがいるんですけど、
それの遺伝子のスイッチが切り替わって、
どんどん再生するっていうモードに切り替わったみたいなイメージですね。
これリプログラミングみたいなの言うんですけど、
だから軟骨細胞って死んで除去されてたわけじゃなくて、
残ってるやつもいて、
その残ってる老化した細胞が酵素を出して、
どんどん老化していくみたいなことが起きていたと。
なので、この酵素をブロックしてあげると、
細胞が自力で再生するっていう能力を持ってたっていうことですね、本来。
ちょっとややこしいかもしれないですけど、
要は軟骨再生のきっかけを作ってあげるみたいなことをしてます、この薬は。
あとあれだな、
今週面白いこととしては、
いろんなとこに出てます。
例えば先週言ってなかったけど、
ポッドキャスト総研という、
ポッドキャストのプロですね。
クロニクルっていうスタジオの野村貴文さんという方と、
あとは源頭者のしだらゆうすけさんという方がやられているポッドキャスト。
これポッドキャスト界隈では非常に有名な番組なんですけど、
そこに再演トーク2人で出演させていただきました。
東京行った時に収録してきました。
あとは、
再演トークの方でフービーという、
これもポッドキャストスタジオですね、
プロのところにちょっと遊びに行かせてもらって、
その代表の西山直也さんとお話した回も上がっております。
この2本は、
マジで、
ポッドキャストやってる人は絶対聞いた方がいいですね。
割と再演トーク、
本当に何のコネクションもないところから、
結構コツコツやってるんで、
結構最初の方から聞いたら、
個人ポッドキャスターってこういう感じになるんだみたいなのが、
ちょっとわかるかもしれないなって最近思いました。
別に偉そうなこと言ってるわけじゃなくて、
なかなかそういった人たちと話せるのも、
個人ポッドキャスターとしては多分珍しい方だと思うんで、
そういったストーリーになってるかなと思います。
それもぜひ聞いてほしいっていうのと、
あとは朝日新聞ポッドキャストさんにも出演させていただいて、
あとは再演トークの方でもゲスト回が上がります。
これも科学を開くという科学番組とのコラボ。
これはメディアというかどっちかというと、
本当に科学番組としてコラボして、
結構ガッツリ科学記者の話みたいなところを聞いたりとか、
僕らも化け学の面白さがこういうところにあるよねみたいな話を、
朝日新聞ポッドキャストのニュースの現場からという番組の方で話してます。
そちらもぜひ聞いてほしいです。
あと面白いのが、
アンアンっていう雑誌があって、
これ多分結構有名ですよね。
僕本当に雑誌とか全然読まなくて、
商業的な雑誌っていうのはわかんない。
学術雑誌はめちゃくちゃ読んでるんですけど、
普通の雑誌全然読んでないですよね。
読んだことある雑誌なんだろう。
紙切ってもらうときに置いてあるやつ見たりはするんですけど、
ダイムとかは読んだことあるんですけど、
親が読んでて、ガジェット系の雑誌とかダイムとかは読んだりしたことあったんですけど、
あんまり雑誌知らなくて、
アンアンってそんな僕でも知ってるぐらいめちゃくちゃ有名なファッション雑誌っていうんですかね。
ファッション雑誌だったかな。
だと思うんですよね。
そこにサイエントーク掲載していただきました。
これはめちゃくちゃビビりましたね。
多分結構珍しいと思うし、
そんなバカでかく特集されたわけじゃもちろんないんですけど、
本当にちっちゃくちょっとポッドキャストの特集があって、
そこにサイエントーク掲載してもらってるって感じなんですけど、
なんだっけな、スキルアップ特集みたいな感じかな。
なんで、ポッドキャストでもこういう学ぶのできますよみたいなやつにサイエントークが入ってるっていう感じです。
で、なんか続けてたらこういうこともあるんだっていう、
なんか面白い例だなとは思って、
嬉しいなというふうに思ってます。
もし、多分いろんなところで売ってると思うんですよね。
アンアン。
アンアンだよね。アンアン。
読んでみてください、ぜひ。
コンビニとかでも売ってるんじゃないかな、きっと。
と思います。
なんかこういう雑誌とかメディアの人、
ほんとどんどんポッドキャスト特集、
もっとやってほしいですよね。
これ声に題、声お題にして言いたいけど、
結構知られてないけど面白い番組いろいろあるし、
ポッドキャスト特集やったらこう界隈も盛り上がるし、
売上もちょっと伸びるんじゃないかなとか思うんですけど、
わかんないですけど、
多分結構いい効果あるんじゃないかなっていう。
メディア関係の人、ぜひポッドキャスト特集やってください、
やってほしいなというふうに思ってます。
はい。
という感じです。
今回はちょっとあれですね、
一回喋り始めると長くなっちゃうんですけど、
ちょっとまた時間があるときに更新したいなというふうに思います。
ありがとうございました。