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2023-09-29 12:05

Day2. 29匹の犬猫を飼い継いできた実家から

虫の声が聞こえる実家の庭からお届けしています。実家ではこれまで両親が29匹の犬猫を飼い継いできました。その記憶をお話ししています。

サマリー

東京のマンションで虫の声を聞くことはありませんが、実家の窓から聞こえてくる虫の声を聴くと秋を感じます。実家では以前、29匹の犬と猫を飼っていましたが、父と母は70歳で飼い続けることをやめ、4匹の猫を残して亡くなりました。私はそれらの猫を東京に連れてきて、5匹の猫が仲良く暮らしています。

実家からの虫の声
皆様こんにちは。 如月サラのA Day in the Life
今日も実家からお届けしています。 私の実家は一軒家なので、今庭に面した窓のところでお話ししているんですけれども、
チーッという虫の声が聞こえるでしょうか。 もうさすがにね、どんなに日中暑いといっても季節は秋ですから。
こうやって虫の声が聞こえてくる季節になりましたね。
私は東京ではマンションに住んでいるので、こういった虫の声を聞くということが、もう長年なくなってしまったんですが、
聞いていると、あぁ秋がきたんだなぁという感じはやっぱりあるというところを考えると、
昔の記憶というのはすぐに蘇ってくるもんなんでしょうね。 あと私の実家はね、
昔は通っていなかった幹線道路がそうだなぁ、もう 十何年前でしょうかね。近くに通ってしまったので時々車の走行音も結構大きく聞こえてきます。
このあたりもね、やはり東京のマンションはかなり密閉されていますので、 道が近くにあっても車の走行音はそんなに届いてこないんですが、
やはり実家のね、 この何て言うんですか。ガラガラの音が聞こえます?
このいかにも古い感じの サッシの音。
これだとね全くね、車の音を遮ることはできません。 まあねそれも味ということで滞在しています。
今日は実家の猫たちの話をしようかな。 猫たちって言うと犬にも怒られちゃうからね。
実家の犬猫の数
実家に昔いた犬や猫の話をちょこっとしてみようと思うんですけれども 実はね私の実家には犬猫表
というのかなこれ表組が貼り出してあります。今ちょっと移動してきました。 猫はね26匹
犬は13匹 これがね私の実家で飼い継いできた犬と猫の数です。
すごくないですか。足すと39匹ですね。
これどうしてねこんなことになったかというと 父と母がね
ちょっとある意味保護猫活動していたんですね
ことの始まりは私が大学の時に 大学から野良猫を拾ってきてどうしても飼いたいといったことに始まるんですけれども
トムと名付けたねとっても頭のいいね雌猫がいたんですが トムが来たことを皮切りにもともと動物が好きな母がね
もう1匹も2匹も一緒でしょう2匹も3匹も一緒でしょう3匹も4匹も一緒でしょう ということで最大同時に10匹猫がいたことがありましたね
犬も同じ感じで犬はねもっと前からいたんですよ
犬は私が小学生の頃から1匹いまして それから
1匹1匹と増えていて一番多い時6匹ぐらい同時にいたことがあるのかな どうしてこうなったかというとすべての猫がね
拾い猫か持ち込まれ猫か捨て猫なんです 私の家にたくさんの犬や猫がいるということを
近所の人にはわかりますよねするとね飼えなくなったからお願いしますって書いて 箱に入れた猫が玄関の前に置いてあったり
いつの間にか庭の片隅で猫がミーミー鳴いてたりこれは多分連れてこられた方がいらっしゃる と思うんですよね
あと近所の子どもたちが公園で鳴いてたからと言って子猫を連れてきたりとそういった ことがたくさん起きました
その都度ね母は全部を受け入れて すべての犬猫に不妊手術を
施して 当時はね猫を家の中で飼うとか
そういう観念は日本全体的になかったので家の中と外を行ったり来たりしながら猫たちが みんな暮らしておりました
私が大学を卒業して家を出てからも その傾向が続いていて
私自身がもうあまり記憶のない猫の名前もこの表組の中にはあるんですがみんなね 初期の頃はね
交通事故で亡くなっている場合も割とあるんですよね これは家の外に出て行ってそのまま車にひかれちゃうみたいな
本当にかわいそうなことをしたねと後年母と話したことがあるんですけれども それからここ15年ぐらいは猫を家の外に出さなくなったと思います
犬は またねこれも持ち込まれたり拾ってきたり
預かってくれと言われてそのままになったりというような感じでどんどんどんどん増えて いったというふうに母から聞いておりますね
こんなに犬猫を飼ってどうするんだっていうようなことは 彼らは思わなかったのだろうか思わなかったんですよね
犬猫がいる生活っていうのが当たり前になって私も実家に帰ってくるたびにそういう犬猫と遊んだり
撫でたり飛びかかられたりして 楽しんでいたものだったんですけれども
70歳になった時に父と母は受け入れをやめたんですね犬猫の もう自分たちの寿命が尽きるが早いか今いる猫たちが先に死ぬかというような
ことを考えるようになって
4匹の猫を連れて東京へ
でもね母は今施設に入りましたし父親は急死しまして 猫が4匹残されてしまいました
1週間ね4匹の猫がうちの父が亡くなって見つかるまで1週間 真冬だったんですけどね
1週間かかったんですがその間猫たちに餌をやる人はおらず お腹を減らし段ボールを食いちぎってねその段ボールの
食いちぎった紙が部屋中に散乱していたというふうにおばが言ってましたけれども 猫たちが生き延びることができたのが
水がねすごく大きいバケツに入れておいてあったんですよね 水だけはあったというところで生き延びたんじゃないかなぁと思うんですがその
残された4匹の猫を私は今東京に連れてきて もともと家にいた猫2匹と一緒に6匹飼い始めたんです
本当にねその4匹の残されたこれはもう老猫ですよ全て10歳以上の猫だったんですが どうしようかどうしようかとかなり悩みまして
急死した父親の葬儀を出したりちょうどその頃母親も退院して家に帰ってくるのか 施設に入るのかみたいな話がありましたからね
施設を探したりしながら同時にこう猫のこともどうするなんて私もパニックになって いたんですが
いろんな動物の保護団体のこの地元の方に聞いてみたりとか友達を当たったりとか してみたんですがなかなかやっぱりねあの老猫の引き取り手っていないんですね
私の実家は熊本県熊本市と先ほど申し上げましたでしょうか 皆様も覚えていらっしゃるかもしれませんが熊本地震ですとか
あと水害もあったんですね それで保護猫施設保護犬施設はその時に迷子になってしまった猫や犬を飼うので今精一杯
だというようなお話も 聞きました
そこで悩みに悩んだ挙句私はその4匹の猫を東京に引き取ってきて マンションで6匹と1人の暮らしが始まったわけです
そのうち1匹の猫はね残念ながら去年ねまあ老衰と言いますか猫といえばね 飼っている人はご存知の通りで腎臓の病気にかかってしまう確率が非常に高くて
老いて腎臓の病気にかかってしまって そのままだんだん
衰退してかなり治療もしてみたんですが
去年なくなっちゃったんですね6月ぐらいだったかな なので今私の東京の家には5匹の犬猫が
犬はいない5匹の猫たちがいます なんかね最初はねこの熊本の広々とした実家から東京の私の狭いねーマンションに
来て大丈夫かな あともともと私が飼ってた猫たちとの相性はどうかなともこれもかなり悩みの
種でね 部屋を区切ることがなかなか難しい作りになっているんですがそこでなんとかこう
2組を分けて半年間飼ってね
ようやく半年経って その6匹を一緒の空間で飼い始めたんですけれども
今5匹になってみんな仲良くしててよかったなぁというふうに思っています
歴代の猫たちのね 写真を非常に父が熱心に撮っておりましたので写真立てに入れて今飾ってあります
今日の トップ写真はその写真なんですけれども
一匹一匹見ると私もまだ実家にいた時にこの猫がこうだったなぁとか そういったことを思い出しますね
だから父親が亡くなってねまぁ本当に一人でいわゆる世間でいう孤独死だったんです けれども
このことを 日経さんでね記事として私が書いたものが
載ったんですけれどもコメントにねこんなに猫を可愛がっていた ご両親だからお父さんの黄泉路は絶対に猫たちが守ってくれてますよってコメントが入ったのが
本当に私の心の救いになりました 鳩の声が聞こえてきましたね
じゃあ今日はねあの短い 実家の滞在でこれからもう空港に向かってしまうんですけれども
この庭の音虫の声なんかを聞きながら皆様にこの番組をお届けできてよかったなぁと思い ました
何を話しようかなって決めてなくていつもお話ししてみるんですけれども今日はね 猫の写真立てがいっぱいある部屋からお届けしたので
私の実家の犬と猫の思い出話を皆様にお裾分けさせていただきました 今日もお聞きいただいてありがとうございました
良い1日をお過ごしください
12:05

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