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【特別収録】革職人が語る "良いもの" とは?「PG-01」から考える洋服トーク
2026-09-04 17:00

【特別収録】革職人が語る "良いもの" とは?「PG-01」から考える洋服トーク

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今週は、9月12日にリリースする「PG-01」と銘打ったレザーベルトについて。制作してくれた革職人 ghoeの田岡氏とアイテムを制作するうえでの秘話や良い革製品とはどんなものか?そんな話をアレコレと今夜もバックヤードからお届けします。


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サマリー

革職人の田岡氏とブランド「ペインテッドブランク」の岡崎氏が、10年ぶりにコラボレーションしたレザーベルト「PG-01」について語る。田岡氏がオリジナルで製作したバックルと、ベイカー社の伝統的な製法で作られた上質な革が特徴。ベルトだけでなく、田岡氏が作るカバンについても触れ、40歳までに一人前のカバン職人になるという目標や、長く愛用できる革製品の魅力について熱く語っている。長く使うほどに味わいが増し、使う人の個性を映し出す革製品の素晴らしさを伝えている。

PG-01ベルトの誕生秘話
今回、僕がやっているペインテッドブランクというブランドと、 徳島のゴエという仲の良い革職人ブランドとコラボでベルトを作らせていただいたんですけど、
ちょっと今日はそのベルトの話を諸々していきたいんですけどね。 お願いします。心よく引き受けていただいてありがとうございます。
10年前に革職人が作るベルト。 セミオーダーという形で、お客さんのウエストサイドに合わせて穴を開けて、その場で穴を開けて、20、30本かな。
そうですね。20何本。
で、店頭で販売して、2日間でほぼほぼ完売。
完売でしたね。ビックリしました。
そこから10年経った今ね。お客さんの入れ替わりというのも起こっているから、田岡くんのベルトを持っていない、そういうイベントがあったことすら知らないお客さんが多くなってきた中で、
僕としてもやっぱりブランドとして、1から10まで説明できるものを作っていくというコンセプトをもとにやっていて、
田岡くんはもう完全に自分一人の手で製品を作っているじゃん。だからこれはもうタイミングかなと。
10年経ったし。
ありがとうございます。
実際この商品について、田岡くんが心がけたことというか、特徴的なことを軽く説明していただきたいんですけど。
まず一つ大きなのは、バックルを金具を初めて自分がオリジナルで作れたというのが大きくて、
前からずっと作りたかった形で、ようやくそれが形になって、そのタイミングで岡崎さんにお声掛けをいただいて、今回こういう話になったのかなと思っています。
革ですよね。結構いろんな革を吟味した上で、今回はイギリスの南の方にあるタンナーさんで、ベイカーというところの革を選びました。
なんで選んだかというと、見てもらったらわかるんですけど、非常に伝統的な舐めしをしている舐めし屋さんで、
オークバーグといって菓子の木の革で、2000年とか前からそういう舐めしをしているみたいで、その会社自体は160年とか70年とかの会社なんですけど、
すごい自然な表情、素朴で上品で、革自体も繊維が密で非常に丈夫で、という革です。
ペインテッドブランクのブランドの感じとも合っている革じゃないかなと思います。
サンプルをまず一本作っていただいた時に、率直に僕も感じたのは、革の質感というか、ガチッと硬いのではなくて、
すごいしなやかで柔らかさもあって、最初触った時はすごいビヨビヨ伸びちゃうんじゃないかなという感想だったんですけど、
程よく伸びて程よく馴染むというのが、使っていてすごい心地いい、つけ心地のいい革だなというのが僕も思っていて。
プラス、10年越しにタオカ君にベルトをやってみようと言ったのは、タオカ君がずっと作りたがっていたバックル。
その話を僕も随分前から聞いていて、タオカ君がこれだと思ったベルトのバックルが、僕の中ではど真ん中ストライクだったという。
僕が例えば、ベルトを作ろうとなって、バックルを1から作りましょうとなっても、こういう形になるんじゃないかなという。
本当にすごい、どこにもないけど、うまく説明できないけど、理想的な形をしていたから、フォルム。
だから、このまま革だけを変えて、しっかりもろもろ詰め込んでやっていきたいという、率直な意見。
嬉しいです。
ベルトって、10年前にも言った気がするけど、タオカ君は普段からずっとベルトを作っているから、あんまり感覚的にもあれかもしれないけど。
結構一般的に、洋服がすごい好きでも、ベルトはあんまりいいのを持っていないという人って結構いるから。
見えないからこそ、手を抜けるって思っている方もいるけど、見えない部分だからこそ、いいものを使ってほしいという僕の意見もあって。
だから本当に今回いいのができたなっていう。
普段使いにも使いやすいと思いますし、テンション上がりますよね。
そうやね、このフォルムだったら、ある程度のフォーマルなシーンでも全然使えるし、
それこそ、スーツ、営業でスーツを着ているような方でも全然使ってもらえるし。
よかったです。
あとは10年前と同じく、やっぱり職人がハンドメイドで作るっていうこともあるから、
ベルトの穴の位置っていうのを既成のサイズフリーじゃなくて、
今回に関しては田岡くんにあらかじめビョンって長いのを作ってもらっているから、
自分のウエストサイズにぴったり合わせたものを作れる。
納期が1ヶ月半から2ヶ月、数によって前後はもちろんするけどね。
良い革製品とは
僕は既に使わせてもらっているけど、
こういう長く使うことを前提に、
やっぱり経年も含めて楽しんでいけるようなものっていうのが、
やっぱり革の魅力だし、
田岡くんみたいなずっと革を触っている人の手が入るっていうのは、
やっぱり本当に良いものの醍醐味として僕は本当に、
やっぱり長く長くずっと使ってほしいなっていうのがあるから。
特に感じていただきやすいと思うんですね、ベルトって。
そうよね。
ダイレクトに体に触れるものなので。
最初は多少張りはありますけど、
本当に気持ちよく馴染んでいく革なので、
1年後、2年後とかテンションの上がるものとして
可愛がってもらいたいなと。
ここだけなのに、革がドーンって来たときを見させてもらって、
白いローみたいなのがブワって付いていて、
もう完全にブライドルじゃんみたいな感じで思ってたんよね。
けど田岡くんから後日聞くと、ブライドルではないと。
ではない。ローの成分は入っていなくて、
油脂ですね。
油脂をしっかり。
油脂をしっかり入れているので、
その油脂が表面で白く見えているっていうような革です。
その効果もあって、より柔らかくて馴染みやすいという革です。
ある程度汗とかにも強いよね。
そうですね。
ベルト向きな革だと思います。
カバン職人としての田岡氏
徳島っていうところでずっとやられているし、
僕もお店は徳島だから、
何かあったときに直せたり。
もちろん。
そういうのが職人さんが近くにいてくれるっていうのは、
僕としても心強いです。
ペインティッドブランクが、
初めてそういうコラボって形で作るけど、
本当にこれは、
僕がこれから作っていく洋服にもバッチリはまるし。
ありがとう。
どんなスタイルを選ばずね、使ってもらえるから。
皆さんに届いたらいいね。
そうですね。
結構そこまで数はないけど、
作れないけど、革が限られているから。
でもある程度の数は作れるから、
ぜひぜひって感じです。
これもベルトの話、ちょっと離れるけど、
田岡くんこれから革職人っていうの?
なんていうの?
革職人?
カバン職人ですかね。
もうどれくらいかだろう。
シリアって10年は経つよね。
そうですね。10年は経ちますね。
明らかに全然上からでもなく、
客観的に近いところから見てると、
カバンの作る技術みたいなものが
圧倒的に上がっていってる感じが、
見て取れるというか、
最近出したの、
トートバッグ。
あれ最高にかっこいいもんね。
ありがとうございます。
ついついオーダーしたけど。
だからカバン職人として、
目標みたいなのある?
目標は40歳までに、
今38なんですけど、
2年後ね。
40歳までに1人前のカバン屋さん、
カバン職人、
いいカバンを作れる人になりたいなっていうので、
この何年かずっとやってて、
もうなりつつある。
いいね。
男性向け革製品の選択肢
今まで職人さんのインタビューとか
いろいろ見たけど、
そこまで強気な職人さんもなかなかいないけど。
でもいいと思う。
でも本当に一流のカバンとして、
全然胸を張って打ち出していけるんじゃない?
もう結構9号目まで来たぞと。
9号とは言わないですけど、
当初描いてたラインには足しつつある。
なるほどね。
もちろんまだまだ頑張っていきたいし、
登っていきたいんですけど、
間に合うなって。
間に合うなっておもろいけど。
正直、僕自身がバック難民なんですよ。
女性ってさ、
俗に言うハイブランドバックが選択肢に結構入る。
でも、ことメンズにおいて、
こういうメンズレディースって話するのも
ナンセンスなのかもしれんけど、今の時代ね。
けど明確に体格も違いますし。
男性が長く使える革のバックってなったときの選択肢って
本当にないのよ。
これは僕自身がバックどうしようって常に思ってて、
その取扱いのブランドのバックなんか使ってるけど、
じゃあここから離れて革のバック。
もう本当に一生使い続けるぞって決めれるようなバックって
本当に少ないよ。
職人が本当に一から作るバックであり、
なんか品のある。
ちょっと妖艶なフォルムっていうか、
ちゃんと職人のブランドだけど、
しっかりトレンドというか、
今僕は持ちたい形を作ってる感じがするから、
そこら辺も感覚的に若干取り入れてるんかなっていう時もあるし。
自然と特に意識してはないんですけどね。
長く愛用できる革製品の価値
田岡くんの作るトートバックなんかは、
本当に男性のこれから頑張っていくぞっていう
30代、40代、50代の男性には是非お勧めしたい。
嬉しい。
本当に。
常に毎日仕事だろうが持つバックだからこそね。
ああいうバックを持つことでやっぱりテンション上がるし。
やっぱり仕事頑張るぞっていう気持ちになるしね。
鎌の良さって、
お一人お一人で経年変化の仕方が違うんですよね。
それって長い年月ともにして、
どんどんその人のパーソナルなところになっていくというか。
鎌の良さだと思うので。
特に良い鎌使ってると経年変化も綺麗なので、
そういうのを邪魔しないというか、
鎌の良さを引き立たせる仕立てっていうのをしていきたいなと思いますね。
自分が思い描いてた一流の鎌職人って、
どういう人だと思う?
どういうものを…なんて言うんだろうな。
デザインとかは、もちろんオーダーメイドもやってるから
お客さんに合わせてっていう部分もあるけども、
そういう人が作るバックって、
やっぱり他の大量にある既製品と何が違う?
カバーへの理解がまず深いっていうのが大事で、
技術への理解。
こうしたらこういう変化をするんだっていう。
そういうのを全部合わせて必然性のある形というか、
そういうものづかりができたらいいなと思いますね。
それはカバーのデザイナーさんとかにはできないことなので、
職人、実際に手を動かしてる人ならではのカバーの見方。
デザインもそうですけど。
そういうカバーを作れるようになりたいですね。
それがもうほぼほぼできつつある?
スタート地点に立ちつつある。
ある程度の基準をクリアするのが、
あと2年後ぐらいじゃないですか。
そこから真ん中。
いいですね。本当に楽しみですし。
そういう長く使えるものだからこそ、
そういう手の入ったもの。
みんながみんな買えるものじゃないけど、
でもやっぱり何個も持つものでもない気がしてて。
考えたら誰しもが本当に頑張って買ってもいいんじゃないかなとか、
持っていいんじゃないかなって僕は個人的に思っている。
それによってその人の生活はテンションが上がったらいいなって思いますね。
確実に豊かにはなるよね。
はい。
今後の展開と情報発信
そんな感じで今回作らせていただいていると。
もろもろ詳細はスランズステディのインスタグラムとかで発信していくので、
チェックしていただけたらと思います。
こんな感じで。ありがとうございました。
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