楽器演奏における「余計な音を鳴らさない技術」の重要性
耳で聴くうちやま作曲教室
ということでやってきますが、
私がギターを弾き始めたのが中学校2年生の頃で、
自分の兄のね、兄貴の影響でギターを弾いているのを見て、
兄貴が弾いているのを見て、かっこいいなと思って始めたんですけど、
そこからもう30年ぐらいギターを弾き続け、いろんなことを覚えて今に至るんですけど、
長くやってきて感じるのが、ギターが上手い人って、
もちろん早弾きができるとか、いろんなコードをパッと瞬時に抑えられるとか、
そういうのはもちろんあるんですけど、
出すべき音をきちんと出すし、出さない音、出しちゃいけない音をきちんと出さないようにするのが上手いなってすごい思うんですよね。
だから余計な音を鳴らさない技術みたいな。
これギターに限らず全楽器に言えることだと思うんですけど、
今ギターを弾いているとか、これから上手くなりたいとか、ギターに限らず何かしらの楽器をやっていて上手になっていきたいみたいな人が心がけるべきは、
多分ですけど、余計な音を鳴らさない技術ですね。
ギターに関して言えばもう完全にそうですね。
もう30年以上弾いてきた経験者のみが言えることとして本当にそう感じる。
弦楽器特有の共鳴とミュートの実践
ギターって結構弦楽器ならではと思うんですけど、
例えば1本の弦を、そうですね、1本の弦だけを鳴らしている状態。
1弦の5フレットとかをピーンって弾いて鳴らすときに他の6から2弦が鳴るんですよ、一緒に共鳴しちゃうというか。
自分はその1弦の5フレットしか鳴らしたくないのに、他の弦が鳴らしたときの振動なのか音の何なのかわかんないですけど、
なんかそのゴワゴワで一緒になっちゃうっていうのがあるんですよね。
だからやってることは1弦5フレを押さえて鳴らしながら、残った指でそれ以外の弦に触れてるんですよね。
触れて、鳴らないようにしてるっていうか。
弦楽器って指で触っちゃえばもうそこから振動はなくなるんで、
グッと押さえると押さえたフレットの振動が鳴るんですけど、それ以外のところは優しく触る感じにすれば弦は揺れなくなって音鳴らないんで、
押さえてるフレットだけを鳴らすようにして、押さえてない本来鳴らすべきではない音をミュートするっていう。
それを今は1弦5フレットだけをピーンと鳴らすみたいなのを例に挙げてましたけど、
実際フレージングでもやってるんですよね。
タラリラリみたいななだらかな音の流れを演奏していながら、
そのタラリラリの中で他の音が鳴らないような押さえ方でそれをタラリラリを押さえてるんですよね。
で、それは左手の話じゃないですか。
右手も同じで狙った弦を弾きながらピック持ってる手とか、
指弾きとかそうですけど、弾いてる指、ピック以外のとこで他の弦に触ってるんですよね。
触って振動しないように止めてるんですよね、動きをね。
だからよくそれはギターのね、ギター弾く人の中では腹ミュートって言われるんですけど、
指の腹でミュートをするっていう。
だから6弦とか5弦って弦に手を覆いかぶすようにして弾くんですけど、
その時にその狙った弦以外のところにあえて触るようにして、指の腹とかで。
で、その狙った弦以外の音を振動しないようにする、揺らせないようにする。
ってやるとその共鳴がなくなる、空気の振動がなくなるっていうことが言えるんですよね。
だからそれはギターの話で、ベースとかももう完全にそうですね。
ベースなんかさらに単音楽器っていうか、コードを弾いたりはあんまりしないんで、
だから一本一本をしっかり鳴らしていく必要があるんで、
その一本一本弾くたんびにしっかりその腹ミュートをやったり、右手でミュートしたり。
弾いちゃう時はどうなんだろうな。
でもそれでも他の空いてる指でミュートしますからね、右手も。
左手で狙ったところを押さえて他を鳴らさないようにミュートをする。
で、右手は右手で狙った弦を弾きながらそれ以外のところはしっかりミュートするっていうかね。
だからなんかノイズ処理みたいな感じですよね、簡単に言えばね。
他の楽器における余計な音の抑制
だからそういうことを考えて楽器を演奏すると、うまく聞こえるっていうか、うまい人の演奏に多分なっていくと思うんですよね。
それは今弦楽器の話だけど。
あとハーモニカを私吹くんですけど、ハーモニカも同じで、狙った穴だけをしっかり吹くようにする。
それ以外のところはちょっと口をうまくすぼめて、息がそっちに行かないようにするとか、そういうのが大事。
レバーの操作も、クロマチックハーモニカはレバーがあるんですけど、レバーの操作もレバーの操作がなるべく少なく済むような吹き方を考えるとか、
レバーをやるとその分指が動くんで、余計なノイズにつながりやすいとか。
ピアノとかもそうなんですけど、ピアノは指が滑っちゃうとかそういうのがあるのかな。
ちょっとピアノはそこまでね、自分はすごい弾き込んでるわけじゃないんで、コード弾きぐらいしかやんないんであれなんですけど、
でもピアノもね、その余分な音は鳴らさないっていうのはもちろんあると思うし。
だからその辺はやっぱ考えてやっていくですね。
録音によるノイズ確認と上達への応用
で、プロの、特にギタリストの人なんかも、結構グワーンって鳴ってるんだけど、そのグワーンっていう音以外のノイズはしっかりミュートしてるっていうことが言えるんですよね。
だから早弾きなんかの場合も、早く弾いてるだけのように見せて、実は早くミュートしてるっていうことが言える。
狙った音だけがどうしても耳に入ってくるんで、その狙った音の音だけが鳴らっている状態で上手いなと我々は判断するんですけど、
その上手さの原因がそれ以外の音が鳴っていないっていう、余計な音が鳴っていないっていうところに上手さがあると言えるんですよね。
だからギターなんかはアンプに繋いで、ノイズが乗りやすい状態とかで一回弾いたりするとね、すごいそれがわかるんですよね。
なんか、サーとかジーとかね、それはもうすぐ乗ってくるんで、その余計な音鳴ってるとね。
だからなるべくそういうところ、でそれやっぱ部屋でぺちぺち弾いてるだけだと、なかなかそれに気づけなかったりするっていうのがありますね。
だから自分のギターを一回録音してみるとか、アンプに繋いで演奏できればね、それが一番いいんですけど、
録音するっていうのはやっぱり、そういう音の、出音のノイズがいかに乗ってるかっていうのを確認するっていう意味でも結構大事だったりするんで、
そういう意味でもね、おすすめですね。
生ギターでアホギとかで弾くのも、それはわかったりするかな。
弦楽器は全般。ベースなんかは結構気づきづらいんですけど、
ベースは特にやっぱプラグインしてアンプが乗った状態で弾いた方がノイズには気づきやすいか。
ですかね。
どうしてもちょっとギター寄りの話ばっかりになっちゃうんですけど、それ以外の楽器もね。
管楽器なんかも同じことが言える。アコースティックな構造を持ってるものほど同じことが言えると思うんで、
余計な音が鳴らないような意識をする。
上手に演奏するっていうことだけじゃなくて、上手に他の音をカットするということに意識を向けながら演奏すると、
上手く聞こえますよっていうか上手くなっていきますよみたいなね。そんな話です。
余計な音を意識した練習の勧め
ちょっと楽器の話に今回なっちゃいましたけど、今楽器を練習してるとか、これからやっていきたいとかいう人は、
その今言った余計な音が鳴らないことを意識するっていうか。
そういう感じでやってもらうとうまく上達していけると思いますので、
そのあたりをぜひちょっと心がけてみていただければと思います。
そんなわけで、今回は楽器が上手い人は余計な音を鳴らさないことが上手いみたいな話をしてみました。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。