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こんにちは、パリのアパルトマンからお届けします。
フランス読書が好きなフリーランスのSAKIです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
このラジオを、友人が聞いてくれて、言われたことがありまして、
最初のキャッチコピー、何たらかんたら言ってるんですけど、
その後に、そのよそゆきの声から、普通のいつもの声に戻るのが早すぎるみたいなの言われて、
ちょっと面白かったんですけど、最初だけよそゆきしてるんですけど、
10秒しか持たないっていう感じで、結構ゆるくこのラジオはやっております。
10分くらいの内容で毎回やってるんですけれども、
なるべくその10分の間で、せっかく聞いてもらっている方の時間をもらっているので、
有益な情報とか何か一つでも気づきがあればと思って喋るようにしてます。
今日ビジネスに関係する話をちょっとしようと思ってまして、
テーマは中国を見れば世界の最先端がわかるが、
しかし日本は早すぎると誰もついてこれないので、
つかんでる情報が最先端だったら、ちょっと寝かして、さあ行こうかぐらいのスピードが最適解。
っていうテーマです。
長いですね。
結論をまず最初に言おうと思ったんですよ。
なんか話がいろいろ例えとかを持ってきたくなる、なりそうやなと思ったんで。
こういう話をちょっと今日したいんですね。
で、どうしてこの話を今日したいかって言ったら、
一つの本を読みましてですね、
コーミックさんという方が最近出された、
TikTok最強のSNSは中国から生まれるという本で、
すごく面白くて、この方のマーケティングの目線ですとか、
ロジカルなすごくわかりやすい説明お話とかが、
本当に興味深く読みました。
フランスという移民国家に住んでいるので、
そういう他の国だとか、中国とかの動きっていうのは、
肌で感じることは日々ありまして、
フランスでも中国の方めちゃくちゃいっぱい住んでいます。
人口が多いので、世界のいろんな国に出られている数も、
そもそも母数が多いんですけど、めちゃくちゃいらっしゃいます。
中国の友人もいますし、
お店とかレストランとかで見かけることもめちゃくちゃ多いです。
その友人とかから話、中国の国内の話とかを聞いていると、
もうすごいんですよ。
全然状況が日本と違います。
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フランスとも違いますね。
どういうことが特にびっくりしたかっていうと、
2年前ぐらいに聞いた話なんですけど、
その時すでにLINE的なアプリが中国にもあって、
WeChatって言うんですけど、
そのアプリで決済ができるんですね。
いろんなレストランとか、物を買う時とか、
その普及がほぼ全国民に普及されているんですよ。
だからおじいちゃんとか子供とかも、
そのアプリで決済して、
しかもその払い先のレストランとかお店とかが、
Amazonとかそういうオンライン系とか、
大きいレストランとかだけじゃなくて、
もう八百屋さんとか地域で出てる小さい商店とか、
そういうところまで全部普及してるんですよ。
それで皆さん決済するから、もう現金を持ってないということを、
中国の方から何人か友人から聞いたので、
すごくびっくりしました。
それ2年前なんですよね。
その当時、私はもうフランスに住んでて、
フランスも結構カード、
ヨーロッパとかアメリカとか欧米の中では、
使えない方かもしれないんですけど、
それでもほとんどのお店でクレジットは使えるので、
現金を普段持ち歩いてないですね。
ちっちゃいお金5ユーロとか4ユーロとかでも、
基本的にカード払いできますし、
クレジットカードなり、もしくは、
フランスで銀行の口座開けたら、
カードがもらえると思うんですけど、口座の。
それがデビットカードで、
だいたいそれでピッと決済できるんですね。
そのピッて払う方法も、
カードをカードキーに入れて、
暗証番号を打つとかじゃなくて、
フランス語で言ってソンコンタクトっていう機能なんですけど、
カードの機械にピッて近づけたら、
1秒かからないぐらい。
0.5秒ぐらいで決済ができるんですよ。
めちゃくちゃ早くて便利なんで、
普段それで払ってます。
逆にその日本に帰った時に、
結構まだ現金文化じゃないですか、
病院とか電車の切符とか、
自動販売機とか、
レストランとかちっちゃい商店とか、
あんまりカード使えないですよね、まだ。
ICカードは最近ちょっと普及してるのを、
帰国した時に見ましたけど、
なので結構、
現金持ち歩いてない習慣になってるので、
お店でご飯とか食べた時に、
あ、現金持ってませんみたいな感じで、
あって気づいちゃって、
お店の人は何この人みたいな、
目で見られて気まずいっていうのを、
帰国するたびに4,5回やってます。
はい、すごいどんくさいんですけど、
マネリテラシーが全然違うんですよね。
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でも中国はめちゃくちゃ早いっていう、
そういうお金の部分でも感じますし、
あと他に私が日常で感じることといえば、
バイヤーもやってるんですけども、
店舗に買い付けに行く時に、
中国人のバイヤーっぽい方もよく見かけるんですね。
で、私たちこのバイヤー界隈、
バイヤー市場の中だったら、
ネットショップを持ってたら、
その商品の画像なり写真なりを載せないといけないですね、
ネットショップに。
その写真が、
綺麗な画像を何とかフォトショップとかで
加工して出すものでも、もちろん売れるんですけど、
店舗に置いてある商品の実物画像を撮るっていうのが、
結構リアル感があって、
購買意欲につながるので、
割と手法としてはいいっていう感じなんですね。
よく売れるみたいな。
だから、なるべくこうやった方がよくて。
で、日本の店舗って結構写真NGみたいなところが多いと思うんですけど、
フランスだったら全然、とか他のヨーロッパの国とか、
全然撮ってOKみたいな感じなんですね。
店員さんとかに聞いたりとか。
まあ気にしてない店員さんもめっちゃ多いんですけど。
ちょっといいって言ってもらいながらも、
気を使って写真を2,3個とか撮ってる横で
中国人のバイヤーさんもバシャバシャ10点くらい持ってきてまで撮りまくってて、
なんなら動画でライブ配信とかしながら、
その商品を売ってて。
さらにその店員さん、
ハイブランドの店員さんとかにカバンを持ってもらったりして、
動画を撮ったりとか写真を撮ったりして、
自分の画面の先の中国にいるお客さんに、
この商品どうですか?みたいな感じで売ってるっていう感じなんですよ。
だからメンタルブロックが何もないっていう。
まあ容赦ないって感じですね。
グイグイ行くので、
そのブロックがない分めちゃくちゃ新しいものが普及するのが早くて、
なのでそのお金の決済の方ですとか、
動画での販売とかっていうのもめちゃくちゃ早く普及してるんですよ。
さっきの本のタイトルのTikTokも動画配信アプリですけども、
そういうのも流行るのが爆発的に早くて。
日本でも若い世代、10代とか20代の方結構TikTok使われてると思うんですけど、
やっぱりまだ30代40代50代の人が日常使いというのはしてないと思うんですね。
何でも新しいものが出たりしたら、
中国の人が普及するのはすごく早くて、
だからそこを見ると数年後に日本に来る流行りがわかるっていうことをこの本は提唱されてて、
確かにすごいその通りだなって思います。
めちゃくちゃ面白いです。
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ぜひ興味があったら、もし読まれてみたらいいかなと思います。
それを踏まえて内容の紹介だけじゃなくて、
私なりの自分でのビジネス経験も踏まえて、
意見というか話したいなと思ったんですけど、
中国の人ってそのメンタルブロックがあんまりないんですよね。
何でもこうグイグイいける。
そのお金残ったりとか動画配信アプリとか新しいテクノロジーとかサービスに関して
やってみるとかっていう気持ちがすごく多くて、
そういう人たちをビジネスのマーケティングの専門用語とかで言ったら
アーリーアダプターとかイノベーターって言うんですね。
いわゆるiPhoneとか出たらめちゃくちゃ先に買う方っているじゃないですか。
Appleとかが最初に来た時にすごく早く買った方って日本でも何パーセントかいると思うんですね。
日本は早めに飛びつくっていう人が結構少ない市場だと思うんですね。
アーリーアダプター。
なのでクレジットカードっていうのも抵抗ある方もいまだに年齢が高い方だったら多いですし、
動画とかも普及が結構ちょっとずつって感じだと思うんですよ。
今中国だったらコーミックさんが書かれている本によると動画アプリとかのサービスがもう130個ぐらいあるんですね。
でも日本だったら数えられるぐらいが今有名になっているもので4,5個だと思います。
使っている方も結構若者層に限られてるって思います。
来年動画に関して言うと5Gという回線がやってくると思うんですよね。
今4Gじゃないですかネットって。
2Gとか3Gに比べたら早くなってますけど、
5Gが来たらもう鬼のように早いということを読んだ本とか聞いた情報には書いてまして、
来年の日本は春かなぐらいに普及するんですよね予定では。
その5Gって早い早いって言うけどどういう風に早いかというと、
動画とかで結構重かったら詰まったりするじゃないですかダウンロードとか見るのとか、
それが一切ないっていう。
だからもっともっと快適になる分できるサービスの幅も広がるし、
見る人たちもハードル下がってもっともっと日常の中で動画を見る時間が増えると思うんですよ。
だからサービスとかをやってる方に関しては動画だったりですとか、
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こういうネットを使っての仕事っていうのは増やしていくと早く市場を取れるっていうことはすごく思います。
なので中国を見ると世界の最先端を見るっていうのはめちゃくちゃ肌で体感するし思います。
このラジオで私が特に言いたいことは、
日本でそれをやろうと思ったらもちろん最先端でできるんですけど、
ちょっとそのアーリーアダプターの割合、早めに飛びつく人が少ないんで結構警戒する人が多いから、
もし自分がそのお仕事とかしてる方、自営業で仕事してる方とかで掴んでる情報が、
もうこれは世界最先端だっていう自負があるんだったら、
そのサービスをすぐやるよりもちょっと寝かして若干時間を置いて、
さあそろそろ行こうかぐらいが日本でサービスをやるときに成功する最適解のスピード感かなっていうのを私は思っています。
何でもそうだと思うんですけど、海外のものを日本に入れたい、これはいいって思ってやるのって、
海外出てる方だったりとか海外の情報してる方だったらよく思うと思うんですね。
新しい情報を得たら自分の中でもアップデートされたりするので、
ただその聞いた情報だけを持ってきても、
肝心のお客さんとなる日本にいる方っていうのは、
そういう知識だったりとかメンタリティとかブロックとかが追いついてないから、
あまりにも早すぎたらサービスを警戒して使わない人が多いと思うんですよね。
何でもそうです。
AppleとかInstagramとかTikTokとかこういうラジオ配信とかも何でも。
だんだん使う人が増えてきたらみんな使い出すじゃないですか。
そのいい具合のスピード感を取るために、
まずは世界最先端の情報をなるべく持つということ。
日本語だけでも情報を取れますけど、英語とかフランス語とか情報を取ることができたら、
いろんな角度で日本語になってない情報ってめちゃくちゃいっぱいあるので取り入れといて、
それをじゃあどのスピードで出すと、
お客さんとなるこの市場のメンタリティがついてこれるのかっていうのを考えながらサービスをやると、
自営業をやっている方とかはうまく波に乗れるんじゃないかなっていうのは思います。
仕事をやるときって、アイデアとやり続ける努力、才能をかける努力っていうのはすごく大切だと思うんですね。
それにかける必要なのがタイミングだと思うんですよ。
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タイミングに早く乗れた人って成功するじゃないですか。
どんな市場でも。
なのでタイミングをうまく見定めるには、
海外と日本とのギャップをうまく取り入れながらも、
いいタイミングで出すっていうところをつかむのが結構大事なんじゃないかなと思ってて、
それが今日のこのラジオで一番言いたいことですね。
タイミングを見計らう、最適解スピードを探すっていうところ。
そのスピードを探すためには早めに情報をとっておくっていうことはすごく重要なんですけども、
それを思って今日ラジオを撮りたいなと思いました。
全然10分じゃないですね。
15分経ちましたけど、熱弁しました。
何か自分で仕事してみたいなとか、そうじゃなくてもいろんなことにこれ当てはまると思うので、
何か参考になったりとか気づきがあったら嬉しいなって思います。
じゃあ今日もいい1日をお過ごしください。ではでは。