00:05
皆さま、おはようございます。さきみきです。
本日は、私が今学んでいる薬膳の知識をアウトプットする会の第5回目をお届けいたします。
春の特徴とその影響
今日のテーマは薬膳と春についてです。
春っていつなの?というところと、春の特徴、さらに春に負傷が現れやすい部位、どんな症状かというところについてお話ししていきます。
では早速なんですけれども、まず薬膳の考え方の中に天人合一という中国古代の思想があります。
漢字は天は天国の天、人は人、合は合言葉とかないですね。
その意味は、人も自然界の一部であって、自然の変化の影響を受けるというような考え方になります。
季節もそうですよね。そういうふうに季節に順応することが健康の秘訣だよというような考えになります。
なのでこれから、今ですね、春の時期はその春に合わせた対策をしていこうよというような考えになります。
で、じゃあ春っていつなの?というところなんですけど、立春、立つ春から立夏、立つ夏の前までを指します。
具体的には2月の初めから5月の初め頃までを指します。
最初の頃に陰陽理論といって、陰、暗い影と陽、明るい太陽の陽という、すみませんちょっとメールが鳴ってしまいました。
陰陽理論というのがあるよというお話をしたと思うんですけれども、だんだん陽が増えていく時期になります。
これは結構わかりやすいんじゃないかなと思うんですけども、だんだん日が伸びてきている感じがしますよね。
日が昇るのも早くなっているし、夜も暗くなるのがだんだん遅くなっていくというような感じで、だんだん陽が増えていく時期になります。
春はですね、あらゆるものが活発に動き始める時期なので、夏に向けて活動を準備しているというような時期にあたります。
冬は蓄える方の時期だったので、デトックスに向かないというか溜め込む方だったんですけど、
今春は逆にデトックスに向いている時期で、ダイエットにも最適だよと言われている時期になります。
春の特徴なんですけれども、3つあります。
まず一つ目、老廃物が溜まっている。
これは直前にもお話ししたんですけれども、冬は溜め込む季節、エネルギーを貯蔵するような季節になっているので、
その老廃物がまだ春は体内に残りやすくなっております。
症状でいうと、水分が体の中に溜まっているようなむくみだとか、便秘、ニキビや吹き出物、
体の中に余分な脂質とか油分が溜まっていて、そういうのが出やすくなっているというような感じになります。
なので、先ほどもお伝えしたように、デトックス、体内をきれいに流していくことが必要になります。
春の特徴の2つ目、風が多く吹く時期と言われております。
春の蛇気の特徴として、風蛇と言われるものがあります。風蛇というのは風で、蛇は蛇気の蛇なんですけれども、
これは体に入って風のような悪さをすると言われております。
1年中いるとされているんですけれども、特に春に多くて、体の中に入ると風のように動きが早くて、症状がコロコロ変わると言われております。
風というのは下から上に吹いていくので、上半身に不調が出やすいと言われているのが春の時期の風の特徴になります。
なので、症状としては頭痛、くしゃみ、のぼせ、あとは鼻トラブルみたいなことになります。
春の特徴の3つ目、感情の変化が激しい季節と言われております。
これの理由としては、薬膳とはちょっとまた違うところになるんですけれども、新生活、どうしても日本では4月から新休だったり、新学だったりみたいなところだとか、
あと会社が変わるとか、転勤みたいな、そういうのもありますけれども、それが重なるのとプラスして薬膳の最初の頃にお伝えした五行理論というのがあるんですけれども、
その五行理論の中で春になりやすい感情として怒りがあると言われております。この怒りという感情はですね、肝臓の肝、肝を痛めやすい感情と言われております。
ただこの肝というのは、我々が想像する肝臓の働きとはまたちょっと違うイメージなんですけれど、イメージというか役割なんですけれども、肝を痛めるということをちょっとここでまずお伝えしますね。
この後その肝の特徴についてお話ししていきます。
で、その春になりやすい感情が怒りであって、その怒りっていうのが肝を痛めるっていうので負のループのような感じになってるわけですね。
イライラ怒りっぽくなって、その感情で肝を痛めてしまって、肝が痛められてしまったからまたイライラしてみたいな感じになります。
で、あとはさらに春になるとね、さっきも初めの頃に言ったように活動量が増えていく時期になります。
そうすると肝臓は気の巡りを管理してるんですけれども、その肝臓に負担がかかりやすくなって、自律神経の不調が起こりやすくなると言われております。
ここまでが春の特徴になります。
肝の働きと関連する感情
で、ではその肝についてですね、この春に影響を受けやすい肝の特徴についてお話ししていきます。
肝はですね、この我々がいつもイメージする西洋医学的な肝臓っていうのとはちょっとまた違う役割を指しております。
なんか私たちがパッと思いつくんだと肝臓って言うとなんかお酒の飲みすぎみたいな、そういうイメージだと思うんですけれども、
注意学的にはですね、全身の気の巡りを調整して精神や感情の安定に深く関わると言われております。
で、肝臓の働きは大きく分けて2つあります。
今もお伝えしたように、まず1つ目、祖節と言って気の巡りをコントロールしてくれております。
これは肺と一緒にね、全身の巡りをコントロールしております。
で、この気の巡りっていうのはですね、精神をゆったりさせる働きがあります。
肝臓の働きが異常になると、その気の巡りに異常が生じて、気が巡らないっていうことは体の中を流れている血ですね、血とか心液、水分みたいなものなんですけど、
血とか心液の巡りも異常になって、全身のものが停滞する、滞りやすくなるみたいなイメージになります。
肝の働きの2つ目、臓血と言って、血を蓄えておいて、必要な時に必要な量を全身に送るということです。
これは心臓と一緒に血の量を調節していると言われております。
なので、この異常があると血が足りないということで貧血やめまいが生じやすくなったり、あとは出血ですね、鼻血や女性の方だと生理の時の血の量の過不足、
あとは栄養が全身に運べなくなるので、手足がだるいみたいな症状につながっていきます。
はい、今日お伝えしたい内容はここまでとなります。
私なりに簡単にというか、わかりやすくまとめると、春に大事な臓器は肝ですね。
この肝というのは、我々が想像する西洋医学的な肝臓の働きとはちょっと違う役割を薬膳では考えています。
その役割というのが、気の巡りをコントロールしているというところが大事になってきます。
気の巡りが異常になると血、血とか心液、水分の巡りも異常になるので、全身のものが停滞してしまうというところになります。
全身のものが停滞してしまうということは、だるくなるとか貧血やめまいみたいな症状になったり、
精神的な面でいうと怒りっぽくなる、イライラする、うつうつとする、不安になるみたいな症状になってきちゃうというところですね。
ちょうど春の時期というのは、日本では学年が上がって進学、進級だったり、入学とか入園みたいなところだったり、
あとは社会人になりますとか会社で異動がありますとか、そういうタイミングがちょうど春ですよね。
なので、そういう外的要因も相まって、余計滞りやすくなるというか、精神的にも不安、イライラみたいになりやすくなるのが春の特徴かなと思います。
今後の学びと挑戦
春はどういうふうな対策をしていったらいいのというところは、また次回お伝えできればと思います。
しばらくこの薬膳のアウトプットについて、スタイフでお話ししてなかったんですけれども、Xの方では一応なるべく毎日頑張って一投稿していたんですけれども、
気づけば100日間チャレンジももうあとちょっとで終わってしまうというところで、100日間チャレンジが終わったら私どうやっていこうかななんて悩んでいる最近です。
一応今まで薬膳講座というのをスタイフでもチャンネルを持っていらっしゃいます佐紀さんから学ばせていただいて、それは一旦終わったんですよね。
佐紀さんのリンクも概要欄に貼っておきますので、よろしければお聞きいただければと思います。
その講座は私が自分とか家族のために役立てる知識みたいな感じで学んだんですけれども、
ここから先は資格取得のための佐紀さんの講座を受けて、できれば年内に受験というか試験を受けたいななんて思っているところです。
はい、では今日も最後までお聞きくださった方ありがとうございました。
今日が人生で一番若い日、今日という何気ない一日がいい感じに過ごせますように佐紀美希でした。