第109回配信!
第3回「教育系ポッドキャストの日」が始まりました。共通テーマは「宿題」。主催として、今回は宿題についての研究を紹介します。
種本はジョン・ハッティ『教育の効果』の、第9章「宿題」の3ページ分です。宿題全体の効果量は0.29ですが、この平均値だけを見ると大事なものを見落とします。小学生と高校生では、同じ「宿題」でも中身がまるで違うこと。反復や練習には比較的向くけれど、深い学習には向かないこと。そして、自力で学習できない生徒には逆効果になりうること。この三つを、効果量の読み方に注意しながら整理しました。
※なお、ハッティがここで参照しているのは1980年代末から2000年代初頭の研究です。2026年時点の宿題研究を網羅したものではないので、そこは割り引いてお聞きください。
▼タイムスタンプ
宿題は本当に効果があるのか
教育系ポッドキャストの日「宿題」
教員が宿題の出し方に頭を悩ませる理由
ハッティ『教育の効果』と効果量の注意
生徒発達段階の差
反復には向くが深い学習には向かない中身
苦手な生徒に宿題を出すと逆効果になる
今日の論点を軽くまとめと授業づくり
生成AIで宿題はどう変わるか
教員自身の経験バイアスを疑う視点
エンディング
▼参考書籍
ジョン・ハッティ 著/山森光陽 監訳『教育の効果 メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化』(図書文化社/2018年2月20日 初版第1刷発行)
※本編で扱ったのは第9章「指導方法要因の影響Ⅱ」pp.248-250「宿題」の箇所です。
※本編で名前を挙げたクーパー(1989)、トラウトヴァインほか(2002)、リチャード・ルッソの引用は、いずれもハッティが本書の中で参照しているものです。今回は原論文には当たっていない、いわゆる孫引きですので、その点は割り引いてお聞きください。個々の効果量や研究結果を厳密に検討する場合は、ハッティが挙げている原研究およびその後の研究をご確認ください。
▼第3回 #教育系ポッドキャストの日
・開催期間:2026年8月24日(月)〜8月30日(日)
・共通テーマ:「宿題」
・参加方法:ハッシュタグ #教育系ポッドキャストの日 をつけて、Xで番組名と一緒に参加表明をポスト!
▼デジ国の番組サイト
https://digikoku.com/
▼Voicy「デジタル時代の国語教育ラジオ」
https://r.voicy.jp/Rp9pGLnqmGP
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